カテゴリー「製作ハウツー ピーチ エアバスA320」の記事一覧
- 2016/12/05 【りょかくき!】ピーチ エアバスA320をピッカピカにつくるよ!その7【完成!】
- 2016/11/27 【りょかくき!】ピーチ エアバスA320をピッカピカにつくるよ!その6
- 2016/11/09 【りょかくき!】ピーチ エアバスA320をピッカピカにつくるよ!その4
- 2016/11/01 【りょかくき!】ピーチ エアバスA320をピッカピカにつくるよ!その3
- 2016/10/24 【りょかくき!】ピーチ エアバスA320をピッカピカにつくるよ!その2
Posted on 20:58:55 «edit»
今年もあっという間で12月。残すところ1ヶ月を切りました。
皆さんやり忘れている事はありませんか?
どうも、後悔いっぱい杉山です。
ではでは、後悔なきよう今回でpeach完成させちゃうよ!
ってことで、前回はウレタンコートまでやりましたね。
硬化してピッカピカになりました。良いですね。


ただ、吹きっぱなしだとデカールの段差やゴミや塗装面の波打ちが大変気になります。
で、本来ならここでウレタンの研ぎ出しを行うのですが、前回お話したとおりやりません。
まずは、デカールや塗装の段差をとるため1000〜1500番のペーパーで段差を取って行きます。
大まかな段差がとれたら、塗装面の波打ちを消す為に全体に1500番のペーパーで均一に均して行きます。
表面が綺麗に見えてもペーパーをあてればこのとおり。

意外とデコボコしているものです。

このくらい均せれば十分でしょう。
エッジ部分やモールド周りはウレタンコートが薄くなりやすく簡単に地が出てしまうので注意しましょう。
磨き残し無くペーパーをあてなければいけないというものではありません。あまり目立たない所や磨きにくい所はやる必要はありませんよ。
どのみち均した後もう一度仕上げ用にウレタンコートするので全く問題無いのです。
全体を均し終わったら仕上げ用のウレタンコートといきましょう。
ウレタンの吹き方は基本的には一緒ですが、私はウレタンを混ぜる際の混合比を少し変えています。
仕上げ用ですので「しっかりコートする」というよりは「研ぎ出しの必要の無いくらいの綺麗なコート面をつくる」ことが目的ですから、なんとか薄く吹き上げたいのです。
1回目吹いたときは主剤10:硬化剤1(今の時期は硬化剤2)で希釈剤をほんの少量で作りましたが、仕上げ用には希釈剤を通称の3倍くらい入れています。といっても比率で言うと10:1:2〜3くらいのものです。
ただあまり希釈剤を入れすぎると吹きやすくなり吹いた直後は非常に綺麗にみえるのですが、硬化時に希釈剤のシンナー分が揮発してしまいウレタン特有の光沢感が出なくなってしまいますので注意しましょう。
吹く際はなるべくゴミを乗せないようにしましょう。
さて2回目(仕上げ用)のウレタンが吹き終わりました。

お、いい感じですね〜。これなら研ぎ出しの必要はなさそうですね!
硬化後


と思ったのですがやっぱりゴミって乗りますね。どんなに気をつけても乗っちゃいます。
乗っちゃったら仕方が無いのでその部分のみ研ぎ出して綺麗にしましょう。
2000番のペーパーを使います。


ゴミが乗った箇所の周辺と馴染ませる感じでペーパーをあてます。力を入れずに撫でるようなイメージです。
光に当ててやるとよく見えます光沢の段差が無くなればOK。コンパウンドで磨いて綺麗にします。
コンパウンドの磨き方はこちらを参考にしてみてください。


はい、綺麗に消えました。
これを目立つとこ全部にやっていきます。全部と言っても気にし始めるとキリが無く、気づいたら全体磨いてました!となりかねないので程々に。
そしたらランディングギアなど細かいパーツを付けて行きましょう。

そうそう、脚の格納部はこタイミングで塗装します。先に塗ってもいいのですがマスキングも面倒ですし、どのみちウレタン後に光沢を落とす必要があるのでこのタイミングで問題ありません。ただ奥まっていてエアブラシで塗装しにくいので注意しましょう。

ベースも出来ました。
前回製作した支柱を立てて結構様になってるでしょ。
色は無難に黒で。
(「おっしゃ、ベースはピーチカラーっしょ!」とピンク色にしたら本体を付けた時にベースと一体化しちゃってダサいことになったというのは内緒)
さていよいよ完成です!

いかがでしょうか。
なかなか面倒なキットでしたが頑張った甲斐がありました。
大変なのは塗りわけくらいだと思っていたのに、パーツが合わなかったり、合わなかったり・・あと合わなかったり。
苦労した分完成時の感動も一入です。



表面が広い分、ウレタンコートがかなり利いていますね。
実機はここまでピカピカではありませんが、模型映えというやつっでしょうか。
ディスプレイモデルはこのくらい光沢がある方がカッコいいと思うのは私だけではないはず。
カーモデルだけじゃない旅客機のウレタン仕上げも全然有りだと思います!
皆さんも是非挑戦してみて下さいね。
さあ、次は何を作ろうか!お楽しみに!
筆者:杉山

NAGAEアートプロダクションはこちらから
皆さんやり忘れている事はありませんか?
どうも、後悔いっぱい杉山です。
ではでは、後悔なきよう今回でpeach完成させちゃうよ!
ってことで、前回はウレタンコートまでやりましたね。
硬化してピッカピカになりました。良いですね。


ただ、吹きっぱなしだとデカールの段差やゴミや塗装面の波打ちが大変気になります。
で、本来ならここでウレタンの研ぎ出しを行うのですが、前回お話したとおりやりません。
まずは、デカールや塗装の段差をとるため1000〜1500番のペーパーで段差を取って行きます。
大まかな段差がとれたら、塗装面の波打ちを消す為に全体に1500番のペーパーで均一に均して行きます。
表面が綺麗に見えてもペーパーをあてればこのとおり。

意外とデコボコしているものです。

このくらい均せれば十分でしょう。
エッジ部分やモールド周りはウレタンコートが薄くなりやすく簡単に地が出てしまうので注意しましょう。
磨き残し無くペーパーをあてなければいけないというものではありません。あまり目立たない所や磨きにくい所はやる必要はありませんよ。
どのみち均した後もう一度仕上げ用にウレタンコートするので全く問題無いのです。
全体を均し終わったら仕上げ用のウレタンコートといきましょう。
ウレタンの吹き方は基本的には一緒ですが、私はウレタンを混ぜる際の混合比を少し変えています。
仕上げ用ですので「しっかりコートする」というよりは「研ぎ出しの必要の無いくらいの綺麗なコート面をつくる」ことが目的ですから、なんとか薄く吹き上げたいのです。
1回目吹いたときは主剤10:硬化剤1(今の時期は硬化剤2)で希釈剤をほんの少量で作りましたが、仕上げ用には希釈剤を通称の3倍くらい入れています。といっても比率で言うと10:1:2〜3くらいのものです。
ただあまり希釈剤を入れすぎると吹きやすくなり吹いた直後は非常に綺麗にみえるのですが、硬化時に希釈剤のシンナー分が揮発してしまいウレタン特有の光沢感が出なくなってしまいますので注意しましょう。
吹く際はなるべくゴミを乗せないようにしましょう。
さて2回目(仕上げ用)のウレタンが吹き終わりました。

お、いい感じですね〜。これなら研ぎ出しの必要はなさそうですね!
硬化後


と思ったのですがやっぱりゴミって乗りますね。どんなに気をつけても乗っちゃいます。
乗っちゃったら仕方が無いのでその部分のみ研ぎ出して綺麗にしましょう。
2000番のペーパーを使います。


ゴミが乗った箇所の周辺と馴染ませる感じでペーパーをあてます。力を入れずに撫でるようなイメージです。
光に当ててやるとよく見えます光沢の段差が無くなればOK。コンパウンドで磨いて綺麗にします。
コンパウンドの磨き方はこちらを参考にしてみてください。


はい、綺麗に消えました。
これを目立つとこ全部にやっていきます。全部と言っても気にし始めるとキリが無く、気づいたら全体磨いてました!となりかねないので程々に。
そしたらランディングギアなど細かいパーツを付けて行きましょう。

そうそう、脚の格納部はこタイミングで塗装します。先に塗ってもいいのですがマスキングも面倒ですし、どのみちウレタン後に光沢を落とす必要があるのでこのタイミングで問題ありません。ただ奥まっていてエアブラシで塗装しにくいので注意しましょう。

ベースも出来ました。
前回製作した支柱を立てて結構様になってるでしょ。
色は無難に黒で。
(「おっしゃ、ベースはピーチカラーっしょ!」とピンク色にしたら本体を付けた時にベースと一体化しちゃってダサいことになったというのは内緒)
さていよいよ完成です!

いかがでしょうか。
なかなか面倒なキットでしたが頑張った甲斐がありました。
大変なのは塗りわけくらいだと思っていたのに、パーツが合わなかったり、合わなかったり・・あと合わなかったり。
苦労した分完成時の感動も一入です。



表面が広い分、ウレタンコートがかなり利いていますね。
実機はここまでピカピカではありませんが、模型映えというやつっでしょうか。
ディスプレイモデルはこのくらい光沢がある方がカッコいいと思うのは私だけではないはず。
カーモデルだけじゃない旅客機のウレタン仕上げも全然有りだと思います!
皆さんも是非挑戦してみて下さいね。
さあ、次は何を作ろうか!お楽しみに!
筆者:杉山

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Posted on 23:40:25 «edit»
どうも、杉山です!
寒さで朝起きるのがつらくなって参りました。
さてさて今回もpeachを楽しく進めていきましょう。
前回はデカール貼りの途中まで進めましたね。まずはデカールを貼りきりましょう。
前回同様どんどん貼っていきましょう。どうもこのデカールはキットに合わせて作られていないのではないかというくらいの合わなさ具合です。
とりあえず貼り終えました。

強引に貼った場所も多々ありますので、タッチアップが必要です。



作った色を使ってタッチアップしていきます。デカールがほんの少しですが透けているので直接塗ると色が違って違和感が出てしまいます。色がぴったりになるように各部分に合わせて調色しながら塗っていきます。


タッチアップが終わったらいよいよウレタンコートです。
ウレタンを吹くと後から修正がかなり困難になってきます。ウレタン前のチェック(汚れやタッチアップ漏れ、ゴミ等)を必ず行いましょう。
弊社ではこの精密屋のウレタンを使用しています。

主材と硬化剤を10;1で混ぜて吹きますが、冬の時期ですと気温の影響で硬化が遅れたり、硬化不良を起こしたりする場合がありますので寒い時期は硬化剤を多め(10;2〜3くらい)に入れて良く混ぜ合わせて使います。精密屋のウレタンは他社の製品より比較的粘性が弱く硬化後も柔らかめです。希釈剤はほんの少量でかまいません。
今回はカーモデルの時のようにウレタンを吹いても研ぎだしをしません。飛行機は凹凸が多く自動車の様に研ぎだしがきれいにできません。そこでウレタン吹きっぱなしによる光沢仕上げを目指します。
かといって一度のウレタンコートではどうしてもデカールや塗り分けのラインが残ってしまいます。そこでウレタンを2回に分けて吹くことによりデカールや塗り分けの段差を消していきます。
まず1度目のウレタンです。硬化後に全体にペーパーをあてデカール等の段差をとるのが目です。
ですので全体まんべんなくウレタンを乗せつつ、デカールを貼った箇所や塗り分けのライン等、段差が出やすくなっている部分を気持ち多めにかける様に心がけましょう。特にタッチアップを多くやりました尾翼周辺はそれなりの段差が出ているはずですので少し多めにかけてやりましょう。
全体としては薄すぎず厚すぎず、3周ぐるっと全体にかけるイメージでしょうか。
2回目をかけることも考えて、吹き過ぎには注意が必要です。

さてウレタン吹きが完了しました。
いい感じのぬらぬら具合です。硬化にはどんなに短くても丸一日、この時期ですと2日は置いときたいところです。硬化には時間がかかりますので乾燥ブースを用意したり箱で囲ったりしてゴミ等乗らないように注意しましょう。
さてウレタンを吹いたら2度目のウレタンをかけるまで硬化時間が結構あります。
その間に展示に使う支柱を自作してみましょう。(飛行状態で展示するためです)
用意するものは、1mmプラ版と2mm真鍮線で簡単に作ることができます。
まずは支柱の高さを決めましょう。

この作業はできれば本体があった方がイメージしやすいのでウレタンを吹く前か硬化後に行うのがよいでしょう。
今回は1/144スケールと完成モデルとしては少し大きめですので、支柱も高めに12cmで作りたいと思います。

まずプラ版にどんな形にするか、ペンであたりをつけます。一個切り出しが終わればそれをガイドに、同様に4枚同じ形に切り出します。

4枚貼り合わせて支柱にするのですが、そのまま貼り合わせたのでは厚さが4mmあるとはいえ強度に問題が出てしまいます。
そこで中に2mmの真鍮線を入れて強度を増します。

まず1枚下に敷いたらその上に2本真鍮線を並べます、強度増の目的の他に飛び出た部分を飛行機本体とベースに刺さる軸にしてしまう算段です。
飛び出た部分がだいたい形状の辺から直角に出るようにあらかじめ曲げてやるのがポイントです。
下に敷いた1枚に真鍮線を接着固定します。次に真鍮線の隙間をカットしたプラ版で埋めていきます。最終的に重ねた断面はパテ埋め&ペーパー掛けでならしますのである程度適当で大丈夫です。真鍮が2mmですのでプラ版2枚分ですね。


埋め終わったら最後の1枚で蓋をしてやります。

接着が乾燥しましたら、断面にアルテコを盛って段差を埋めてペーパーで処理をしてやれば支柱は完成です。
いよいよ次回完成までもっていきます。お楽しみに!
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…**…*…*…*…*…*…*

11月限定で、製作代行をご依頼頂いたお客様に特注のアクリルケースをプレゼントするキャンペーンを始めました!
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筆者:杉山

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寒さで朝起きるのがつらくなって参りました。
さてさて今回もpeachを楽しく進めていきましょう。
前回はデカール貼りの途中まで進めましたね。まずはデカールを貼りきりましょう。
前回同様どんどん貼っていきましょう。どうもこのデカールはキットに合わせて作られていないのではないかというくらいの合わなさ具合です。
とりあえず貼り終えました。

強引に貼った場所も多々ありますので、タッチアップが必要です。



作った色を使ってタッチアップしていきます。デカールがほんの少しですが透けているので直接塗ると色が違って違和感が出てしまいます。色がぴったりになるように各部分に合わせて調色しながら塗っていきます。


タッチアップが終わったらいよいよウレタンコートです。
ウレタンを吹くと後から修正がかなり困難になってきます。ウレタン前のチェック(汚れやタッチアップ漏れ、ゴミ等)を必ず行いましょう。
弊社ではこの精密屋のウレタンを使用しています。

主材と硬化剤を10;1で混ぜて吹きますが、冬の時期ですと気温の影響で硬化が遅れたり、硬化不良を起こしたりする場合がありますので寒い時期は硬化剤を多め(10;2〜3くらい)に入れて良く混ぜ合わせて使います。精密屋のウレタンは他社の製品より比較的粘性が弱く硬化後も柔らかめです。希釈剤はほんの少量でかまいません。
今回はカーモデルの時のようにウレタンを吹いても研ぎだしをしません。飛行機は凹凸が多く自動車の様に研ぎだしがきれいにできません。そこでウレタン吹きっぱなしによる光沢仕上げを目指します。
かといって一度のウレタンコートではどうしてもデカールや塗り分けのラインが残ってしまいます。そこでウレタンを2回に分けて吹くことによりデカールや塗り分けの段差を消していきます。
まず1度目のウレタンです。硬化後に全体にペーパーをあてデカール等の段差をとるのが目です。
ですので全体まんべんなくウレタンを乗せつつ、デカールを貼った箇所や塗り分けのライン等、段差が出やすくなっている部分を気持ち多めにかける様に心がけましょう。特にタッチアップを多くやりました尾翼周辺はそれなりの段差が出ているはずですので少し多めにかけてやりましょう。
全体としては薄すぎず厚すぎず、3周ぐるっと全体にかけるイメージでしょうか。
2回目をかけることも考えて、吹き過ぎには注意が必要です。

さてウレタン吹きが完了しました。
いい感じのぬらぬら具合です。硬化にはどんなに短くても丸一日、この時期ですと2日は置いときたいところです。硬化には時間がかかりますので乾燥ブースを用意したり箱で囲ったりしてゴミ等乗らないように注意しましょう。
さてウレタンを吹いたら2度目のウレタンをかけるまで硬化時間が結構あります。
その間に展示に使う支柱を自作してみましょう。(飛行状態で展示するためです)
用意するものは、1mmプラ版と2mm真鍮線で簡単に作ることができます。
まずは支柱の高さを決めましょう。

この作業はできれば本体があった方がイメージしやすいのでウレタンを吹く前か硬化後に行うのがよいでしょう。
今回は1/144スケールと完成モデルとしては少し大きめですので、支柱も高めに12cmで作りたいと思います。

まずプラ版にどんな形にするか、ペンであたりをつけます。一個切り出しが終わればそれをガイドに、同様に4枚同じ形に切り出します。

4枚貼り合わせて支柱にするのですが、そのまま貼り合わせたのでは厚さが4mmあるとはいえ強度に問題が出てしまいます。
そこで中に2mmの真鍮線を入れて強度を増します。

まず1枚下に敷いたらその上に2本真鍮線を並べます、強度増の目的の他に飛び出た部分を飛行機本体とベースに刺さる軸にしてしまう算段です。
飛び出た部分がだいたい形状の辺から直角に出るようにあらかじめ曲げてやるのがポイントです。
下に敷いた1枚に真鍮線を接着固定します。次に真鍮線の隙間をカットしたプラ版で埋めていきます。最終的に重ねた断面はパテ埋め&ペーパー掛けでならしますのである程度適当で大丈夫です。真鍮が2mmですのでプラ版2枚分ですね。


埋め終わったら最後の1枚で蓋をしてやります。

接着が乾燥しましたら、断面にアルテコを盛って段差を埋めてペーパーで処理をしてやれば支柱は完成です。
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筆者:杉山

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Posted on 20:24:39 «edit»
どうも、12月まで暖房は我慢の男、杉山です!
11月に入って一週間、早くも暖房の誘惑に負けそうです。
さてさて、本日もpeachの続きですよ。
えー、前回までで羽根の塗装が終わって、いよいよ今回はメインの本体塗装に入って行く訳です。
まず取り出したりますはこちら、デカールです。

いえいえまだデカールを貼る訳ではないですよ。
何に使うかと言いますと、塗装するには色を作らねばなりません。というわけでこのデカールを参考に色を調色します。
もちろん本物の写真も参考にしますが、垂直尾翼にこのデカールを貼る訳ですが本体と色が違ったらおかしいですよね。
こちらが調色した本体に使う4色です。

いずれの色も使用したのは、Mr.カラーのピンク、パープル、ホワイト、蛍光ピンクと調整にMr.色の素のシアンとマゼンタを使用しました。色の素は純色の色ですので変な色が混じっている事も無いので調整には重宝しております。
調色が終わったらマスキングです。
まずは白を残す部分をマスキングです。前の方と後ろの下の部分ですね。
曲線が難しいマスキングです。細いマスキングテープで気合い一発でマスキングラインを作るのも良いですが、今回は誰でも簡単に上手くいく方法をご紹介します。
準備しますは組立て説明書の塗装解説面です。


塗りわけラインや、細部の色指示、デカール指示が記載されています。ここに印刷と模型本体の比率が記載されています。
使うのは上面と下面です。70%縮小となっていますので実寸大に拡大コピーをとります。
コピーがとれました。

コピーがとれたらマスキングする箇所にテープを貼り、マスキングラインに沿ってカッターで慎重に切って行きます。
この手のマスキングは上面、下面の曲線の交わる部分と左右の曲線具合が肝になってきます。
この方法を使うとその一番肝心な部分を簡単にクリア出来るという訳です。


切り終わったら、紙から慎重に剥がし本体に貼ります。左右ズレないように、上手く貼れるまで何度もトライです。
上下が貼り終わったら、側面を細めのマスキングテープで自然になるように繋ぎます。
あっという間にマスキング完了です。

まずは明るいピンクから。
しっかり乾かして、白部分と同様にピンクの部分をマスキングしてパープルを塗装します。
ここでも塗装は白吹きの時の要領でツヤツヤになるようにしましょう。

因みにこのマスキング方法は、戦闘機等の迷彩塗装の時によく使用される方法です。
最初は慣れが必要ですが、マスターすれば色んな場面で使えるテクニックですね。
さて2色吹き終わりませたので乾燥後、マスキングを剥がします。
なかなかビビットなコントラストですね。・・・ん!?

どうやら下の色が乾ききっていないのにマスキングをしてしまった様で、テープの跡が残ってしまいました。
迂闊でした。もう乾いただろ〜♪なんてマスキングするとこんな感じになります。寒くなると乾燥が遅くなりますからね。
でも大丈夫!度合いにもよりますが綺麗に直りますよ。
クリアーコート(光沢)をスプレーでかけるだけです。(場所や状態によってはエアブラシをおススメします)

ご覧の通り、分からなくなりましたね。
結構誰でも焦って作業するとやりがちなミスなので、この方法は覚えといて損はない!はず!
マスキングを剥がしたら、マスキングラインをチェックしてみて下さい。

写真だと分かりにくいかもしれませんがマスキングしたラインに沿って塗装の段差が出来ています。
触るとすぐ分かると思います。厚吹きしすぎると段差が大きくなってしまうので、薄く(特にマスキングラインは)塗装する様心がけましょう。
それでも、多少は段差は出てしまいます。多少の段差であればエナメルシンナーを含ませた綿棒で軽く擦ってやると気にならなくなります。

今回の場合はマスキングしたラインに線状のデカールを貼りますので、多少のはみ出しやギザギザは気にしなくてよさそうですね。

うん、我ながら良いピンクだ。
次回は細部塗装とデカール貼りです。お楽しみに!
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…**…*…*…*…*…*…*

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筆者:杉山

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11月に入って一週間、早くも暖房の誘惑に負けそうです。
さてさて、本日もpeachの続きですよ。
えー、前回までで羽根の塗装が終わって、いよいよ今回はメインの本体塗装に入って行く訳です。
まず取り出したりますはこちら、デカールです。

いえいえまだデカールを貼る訳ではないですよ。
何に使うかと言いますと、塗装するには色を作らねばなりません。というわけでこのデカールを参考に色を調色します。
もちろん本物の写真も参考にしますが、垂直尾翼にこのデカールを貼る訳ですが本体と色が違ったらおかしいですよね。
こちらが調色した本体に使う4色です。

いずれの色も使用したのは、Mr.カラーのピンク、パープル、ホワイト、蛍光ピンクと調整にMr.色の素のシアンとマゼンタを使用しました。色の素は純色の色ですので変な色が混じっている事も無いので調整には重宝しております。
調色が終わったらマスキングです。
まずは白を残す部分をマスキングです。前の方と後ろの下の部分ですね。
曲線が難しいマスキングです。細いマスキングテープで気合い一発でマスキングラインを作るのも良いですが、今回は誰でも簡単に上手くいく方法をご紹介します。
準備しますは組立て説明書の塗装解説面です。


塗りわけラインや、細部の色指示、デカール指示が記載されています。ここに印刷と模型本体の比率が記載されています。
使うのは上面と下面です。70%縮小となっていますので実寸大に拡大コピーをとります。
コピーがとれました。

コピーがとれたらマスキングする箇所にテープを貼り、マスキングラインに沿ってカッターで慎重に切って行きます。
この手のマスキングは上面、下面の曲線の交わる部分と左右の曲線具合が肝になってきます。
この方法を使うとその一番肝心な部分を簡単にクリア出来るという訳です。


切り終わったら、紙から慎重に剥がし本体に貼ります。左右ズレないように、上手く貼れるまで何度もトライです。
上下が貼り終わったら、側面を細めのマスキングテープで自然になるように繋ぎます。
あっという間にマスキング完了です。

まずは明るいピンクから。
しっかり乾かして、白部分と同様にピンクの部分をマスキングしてパープルを塗装します。
ここでも塗装は白吹きの時の要領でツヤツヤになるようにしましょう。

因みにこのマスキング方法は、戦闘機等の迷彩塗装の時によく使用される方法です。
最初は慣れが必要ですが、マスターすれば色んな場面で使えるテクニックですね。
さて2色吹き終わりませたので乾燥後、マスキングを剥がします。
なかなかビビットなコントラストですね。・・・ん!?

どうやら下の色が乾ききっていないのにマスキングをしてしまった様で、テープの跡が残ってしまいました。
迂闊でした。もう乾いただろ〜♪なんてマスキングするとこんな感じになります。寒くなると乾燥が遅くなりますからね。
でも大丈夫!度合いにもよりますが綺麗に直りますよ。
クリアーコート(光沢)をスプレーでかけるだけです。(場所や状態によってはエアブラシをおススメします)

ご覧の通り、分からなくなりましたね。
結構誰でも焦って作業するとやりがちなミスなので、この方法は覚えといて損はない!はず!
マスキングを剥がしたら、マスキングラインをチェックしてみて下さい。

写真だと分かりにくいかもしれませんがマスキングしたラインに沿って塗装の段差が出来ています。
触るとすぐ分かると思います。厚吹きしすぎると段差が大きくなってしまうので、薄く(特にマスキングラインは)塗装する様心がけましょう。
それでも、多少は段差は出てしまいます。多少の段差であればエナメルシンナーを含ませた綿棒で軽く擦ってやると気にならなくなります。

今回の場合はマスキングしたラインに線状のデカールを貼りますので、多少のはみ出しやギザギザは気にしなくてよさそうですね。

うん、我ながら良いピンクだ。
次回は細部塗装とデカール貼りです。お楽しみに!
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筆者:杉山

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Posted on 20:26:39 «edit»
早いもので11月になりました。今年も残すところあと2ヶ月ですね。
秋を感じる間もなくあっという間に冬になった様な気がします。一番好きな季節の秋ですが年々短くなっているじゃないかと思ってしまうぐらいですよ。
早いと言えば私杉山、先日誕生日を迎えまして、32歳になりました。
まだまだ若いつもりですが、30越えてから更に年が経つのが加速しているような・・・。
さてさて私事はおいといて、今週もピーチ進めて行きましょう。
前回表面処理が終わってサフ状態までやりましたね。今日から塗装です。
まず、全体を白で塗装しましょう。
とその前に、全体を一度1000番くらいのペーパーでサーフェイサーのザラつきや、のってしまったゴミを綺麗にならしてやりましょう。
あくまでペーパーは均すだけです。サーフェイサー面を通り越してプラの地を出してしまうと、サフの効果が無くなってしまいもう一度サフを吹く事になってしまいます。地を出さない様に注意しましょう。
均しが終わったらいよいよ白塗装です。ボディに白い部分がありますし、鮮やかなピンクを塗装しようと思うと下がグレーだと沈んだ色になってしまいます。全体をムラなくしっかり塗装します。

弊社ではガイアノーツのEXホワイトを使用しています。様々の白の塗料を使ってきましたが、ガイアノーツの白が一番発色が良いと感じます。発色の良さは、「如何に薄い塗膜でしっかり色がのるか。」という部分で非常に大事になってきます。

吹き上がりました。塗装後はこのぐらいのツヤツヤ感が出るのがベストです。
部分的にザラついたり、ゴミがのった場合は先程の白吹き前の処理を参考にペーパーをあてて均してやり、再度塗装しましょう。

ペーパーをかける際はしっかり乾燥したのを確認してから行いましょう。触って指紋がついたり、最悪塗膜をペーパーが引っ張って大惨事になりかねませんからね。特に白は乾燥が遅いので、塗装の状態や気温によりますが最短でも1時間は乾燥させましょう。
(写真を撮って気づきましたが先端部分の接着面が処理できてなかった様なのでこっそり修正しました。)
本体を先に塗るか羽根を先に塗るかで悩みましたが、羽根を先に塗る事にします。何となく羽根を先に塗った方が後々マスキングが楽かなと思ったからです。
スケールから考えてグレーの色は指定色だと少し濃い気がしたのでそれぞれ少しずつ白を混ぜて色を薄めにしてみました。
パネルラインに沿ってマスキングです。まず大まかにマスキングテープを貼ったら切るラインに沿って爪楊枝でなぞります。

カッターを使ってラインにそってテープを切って行きます。どの作業の時でもそうですが特にこの作業のときはカッターの刃はよく切れる状態にしておきましょう。引っかかって上手く切れないという方はカッターの角度を寝かせると上手くいきますよ。
なかなか模型に直にカッターを入れるというのは最初は抵抗があるかもしれませんがマスキング面の境にマスキングテープの重なりが出にくいため綺麗はラインでマスクする事が出来ます。それでもやりたくないという方は、マスキングテープを細切りにして貼るのも手ですね。テープの重なり部分に塗装が入りやすいのでしっかり押さえましょう。

羽根の塗り分けが完了しました。
タッチアップ後一度薄めにクリアーでコートしておきます。


これでいよいよ次回からメインディッシュの本体のピンク塗装です。お楽しみに。
そうそう塗装するのに持ち手が必要です。という事で下に穴を開けて持ち手を刺しています。
穴なんか開けて大丈夫かって?大丈夫です。最終的に飛行状態で完成としますのでベースに刺す穴にしようと考えています。

1/144のキットには飛行状態の展示台が付いていないので自作するしかないか。がんばります。
筆者:杉山

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秋を感じる間もなくあっという間に冬になった様な気がします。一番好きな季節の秋ですが年々短くなっているじゃないかと思ってしまうぐらいですよ。
早いと言えば私杉山、先日誕生日を迎えまして、32歳になりました。
まだまだ若いつもりですが、30越えてから更に年が経つのが加速しているような・・・。
さてさて私事はおいといて、今週もピーチ進めて行きましょう。
前回表面処理が終わってサフ状態までやりましたね。今日から塗装です。
まず、全体を白で塗装しましょう。
とその前に、全体を一度1000番くらいのペーパーでサーフェイサーのザラつきや、のってしまったゴミを綺麗にならしてやりましょう。
あくまでペーパーは均すだけです。サーフェイサー面を通り越してプラの地を出してしまうと、サフの効果が無くなってしまいもう一度サフを吹く事になってしまいます。地を出さない様に注意しましょう。
均しが終わったらいよいよ白塗装です。ボディに白い部分がありますし、鮮やかなピンクを塗装しようと思うと下がグレーだと沈んだ色になってしまいます。全体をムラなくしっかり塗装します。

弊社ではガイアノーツのEXホワイトを使用しています。様々の白の塗料を使ってきましたが、ガイアノーツの白が一番発色が良いと感じます。発色の良さは、「如何に薄い塗膜でしっかり色がのるか。」という部分で非常に大事になってきます。

吹き上がりました。塗装後はこのぐらいのツヤツヤ感が出るのがベストです。
部分的にザラついたり、ゴミがのった場合は先程の白吹き前の処理を参考にペーパーをあてて均してやり、再度塗装しましょう。

ペーパーをかける際はしっかり乾燥したのを確認してから行いましょう。触って指紋がついたり、最悪塗膜をペーパーが引っ張って大惨事になりかねませんからね。特に白は乾燥が遅いので、塗装の状態や気温によりますが最短でも1時間は乾燥させましょう。
(写真を撮って気づきましたが先端部分の接着面が処理できてなかった様なのでこっそり修正しました。)
本体を先に塗るか羽根を先に塗るかで悩みましたが、羽根を先に塗る事にします。何となく羽根を先に塗った方が後々マスキングが楽かなと思ったからです。
スケールから考えてグレーの色は指定色だと少し濃い気がしたのでそれぞれ少しずつ白を混ぜて色を薄めにしてみました。
パネルラインに沿ってマスキングです。まず大まかにマスキングテープを貼ったら切るラインに沿って爪楊枝でなぞります。

カッターを使ってラインにそってテープを切って行きます。どの作業の時でもそうですが特にこの作業のときはカッターの刃はよく切れる状態にしておきましょう。引っかかって上手く切れないという方はカッターの角度を寝かせると上手くいきますよ。
なかなか模型に直にカッターを入れるというのは最初は抵抗があるかもしれませんがマスキング面の境にマスキングテープの重なりが出にくいため綺麗はラインでマスクする事が出来ます。それでもやりたくないという方は、マスキングテープを細切りにして貼るのも手ですね。テープの重なり部分に塗装が入りやすいのでしっかり押さえましょう。

羽根の塗り分けが完了しました。
タッチアップ後一度薄めにクリアーでコートしておきます。


これでいよいよ次回からメインディッシュの本体のピンク塗装です。お楽しみに。
そうそう塗装するのに持ち手が必要です。という事で下に穴を開けて持ち手を刺しています。
穴なんか開けて大丈夫かって?大丈夫です。最終的に飛行状態で完成としますのでベースに刺す穴にしようと考えています。

1/144のキットには飛行状態の展示台が付いていないので自作するしかないか。がんばります。
筆者:杉山

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Posted on 21:33:21 «edit»
10月ももう終わりですね。
どうも、最近iphonデビューした杉山です。
如何せんアナロガーなもので、全く慣れずいまいち使いこなせていません。
色々出来るんだろうけれども宝の持ち腐れ状態です。
さて今回も前回に引き続き「peach」作っていきたいと思います。
今回は機体の組立て、様面処理と塗装の前段階まで進めたいと思います。
まずは組立てにあたっての加工です。

本機には写真の丸で印が付いている部分が不要なため切除します。
カッターで切除した後、ペーパーで均しモールドが途切れている部分を彫り直します。
パーツごとに塗装して組立て、という工程がプラモデルでは一般的ですが、飛行機の塗装はほとんどの部分を先に組立て接着してから塗装という手順で進めて行きます。
機体本体に主翼(どちらも前回継ぎ目消しのため先に貼り合わせていたパーツです)を接着します。接着する前に仮に合わせて見ます。

全く合いません。ちくしょー!


どうも主翼側のこの丸印の箇所が大きく干渉しているようです。ズレ防止のためなんでしょうが、全く逆効果です。思い切って切除します。
干渉も無くなってピッタリはまりました。と思ったら・・・

上面側に1mm以上の隙間が開いてしまいました。ちくしょー!(パート2)
左右共に開いてしまっているのでどうしようもありません。パテ埋めします。

この辺の合いの悪さはやはり海外キットだな、と諦めましょう。

ちなみに水平尾翼側にも同様の隙間があります。塗りわけを考えると、塗装後に最後に接着といきたいところですが、無理な様です。塗りわけが大変になりますがここも先に接着をして隙間を埋める事にします。
一通り組立て&隙間埋めが終わったらいよいよサーフェイサーを吹きます。

後ほど詳しく説明しますが1回目のサーフェイサーはしっかり吹き付けることはありません。少し足りないかな、という程度で大丈夫です。
機体や主翼の継ぎ目の部分は問題無い様です。が、

何となく分かっていましたが前回窓をパテで埋めていた部分が一週間たって思いっきりヒケていました。泣く泣く全てアルテコSSPを使って埋め直します。
1回目は足りないくらいでいいと言いましたが、サーフェイサーを吹く意味としては上から塗装をした際に塗料の食い付きを良くするという意味の他に、細かい傷を埋めたり表面の状態を見やすくするという意味もあります。
ただ、本作の様に飛行機モデルは特になのですがサーフェイサーを吹きすぎると折角の細かいモールドが埋ってしまいます。とにかく吹き過ぎない様に薄く、また回数も2回で仕上がる様に1回目のサーフェイサーの後は全体を細かく確認し表面を整える様に注意しましょう。
パテ盛り後のヒケや、成型のヒケ、埋ったモールドの彫り直し、不要な段差等々細かく確認します。

各部モールドと翼部のラダー(翼後ろの動く部分)のモールドの太さが同じだったのでラダー部分のモールドのみ深く彫り直す事にしました。

細かく確認が終わったら2回目のサーフェイサーを吹きます。
間違っても垂れなど起こさない様に薄く吹いていきます。今回は缶スプレータイプのサーフェイサーを使用しましたが、薄く吹く自信の無い方はエアブラシを使ってビン入りタイプのサーフェイサーを使うのも手ですよ。


なんとか上手くいきました。窓のヒケも綺麗に消えていますね。
そういえば完成形を決めてませんでした。デスクトップモデルで作ろうと思うので足(ライディングギア)は出して飛行状態で製作したいと思います。
さあ次回からいよいよ塗装作業に入っていきます。お楽しみに!
筆者:杉山

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どうも、最近iphonデビューした杉山です。
如何せんアナロガーなもので、全く慣れずいまいち使いこなせていません。
色々出来るんだろうけれども宝の持ち腐れ状態です。
さて今回も前回に引き続き「peach」作っていきたいと思います。
今回は機体の組立て、様面処理と塗装の前段階まで進めたいと思います。
まずは組立てにあたっての加工です。

本機には写真の丸で印が付いている部分が不要なため切除します。
カッターで切除した後、ペーパーで均しモールドが途切れている部分を彫り直します。
パーツごとに塗装して組立て、という工程がプラモデルでは一般的ですが、飛行機の塗装はほとんどの部分を先に組立て接着してから塗装という手順で進めて行きます。
機体本体に主翼(どちらも前回継ぎ目消しのため先に貼り合わせていたパーツです)を接着します。接着する前に仮に合わせて見ます。

全く合いません。ちくしょー!


どうも主翼側のこの丸印の箇所が大きく干渉しているようです。ズレ防止のためなんでしょうが、全く逆効果です。思い切って切除します。
干渉も無くなってピッタリはまりました。と思ったら・・・

上面側に1mm以上の隙間が開いてしまいました。ちくしょー!(パート2)
左右共に開いてしまっているのでどうしようもありません。パテ埋めします。

この辺の合いの悪さはやはり海外キットだな、と諦めましょう。

ちなみに水平尾翼側にも同様の隙間があります。塗りわけを考えると、塗装後に最後に接着といきたいところですが、無理な様です。塗りわけが大変になりますがここも先に接着をして隙間を埋める事にします。
一通り組立て&隙間埋めが終わったらいよいよサーフェイサーを吹きます。

後ほど詳しく説明しますが1回目のサーフェイサーはしっかり吹き付けることはありません。少し足りないかな、という程度で大丈夫です。
機体や主翼の継ぎ目の部分は問題無い様です。が、

何となく分かっていましたが前回窓をパテで埋めていた部分が一週間たって思いっきりヒケていました。泣く泣く全てアルテコSSPを使って埋め直します。
1回目は足りないくらいでいいと言いましたが、サーフェイサーを吹く意味としては上から塗装をした際に塗料の食い付きを良くするという意味の他に、細かい傷を埋めたり表面の状態を見やすくするという意味もあります。
ただ、本作の様に飛行機モデルは特になのですがサーフェイサーを吹きすぎると折角の細かいモールドが埋ってしまいます。とにかく吹き過ぎない様に薄く、また回数も2回で仕上がる様に1回目のサーフェイサーの後は全体を細かく確認し表面を整える様に注意しましょう。
パテ盛り後のヒケや、成型のヒケ、埋ったモールドの彫り直し、不要な段差等々細かく確認します。

各部モールドと翼部のラダー(翼後ろの動く部分)のモールドの太さが同じだったのでラダー部分のモールドのみ深く彫り直す事にしました。

細かく確認が終わったら2回目のサーフェイサーを吹きます。
間違っても垂れなど起こさない様に薄く吹いていきます。今回は缶スプレータイプのサーフェイサーを使用しましたが、薄く吹く自信の無い方はエアブラシを使ってビン入りタイプのサーフェイサーを使うのも手ですよ。


なんとか上手くいきました。窓のヒケも綺麗に消えていますね。
そういえば完成形を決めてませんでした。デスクトップモデルで作ろうと思うので足(ライディングギア)は出して飛行状態で製作したいと思います。
さあ次回からいよいよ塗装作業に入っていきます。お楽しみに!
筆者:杉山

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