FC2ブログ
Admin * New entry * Up load * All archives 

ご愛願頂き有り難うございます! 模型製作代行NAGAEアートプロダクションの話題をいち早くお届け致します。

 

NAGAEアートプロダクション公式ブログ

07«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»09
Posted on 15:55:31 «edit»

Category:模型総合病院

【模型総合病院】3Dプリンタ出力フィギュアの修理【その17】  

随分ご無沙汰になってしまいましたが、「模型総合病院」です。
破損してしまった作品を修理したり、塗装剥げ、経年劣化による変色のリペイント等を行い作品を元に戻すサービスを行っております。
日頃よりかなり多くの修理を受けさせて頂いておりますが、腕のなるご依頼がありましたのでご紹介させて頂きおます。

まずは先に修理が終わった完成写真から見て頂きましょう。

DSCN0123.jpg

こちらの作品ですが3Dプリンタを用いてカラー出力されたフィギュアです。素材は石膏系のものと思われます。
これが修理前どうなっていたかと言うと・・・

DSCN0104_20190818145217f7b.jpg

こうなっていました。
落として破損させてしまったそうなのですが、中が中空になっている事もあり「折れた」というより「割れた」という感じでしょうか。
割れた部分の破片も一緒にお預かりしたのですが、落とした場所が屋外という事で破片全て揃っておりませんでした。

DSCN0105_20190818145218999.jpg

割れた部分に破片を合わせて接着して、パテ埋めをします。
中空のためパテが中に入り込んでしまわない様に裏打ちしながら作業を進めます。

DSCN0106_20190818145220ca3.jpg

接着した継ぎ目が消えるまで磨きます。
元の石膏の部分と埋めたパテの部分で素材の硬度が違うので段差を消すのに苦労しました。
白の大きい面積の部分は破片が足りなくてパテで成形した部分です。

また3D出力品の特徴として積層ピッチという細かい線状の凸凹があります。
修復成形した部分はどうしてもツルっと均されてしまうので目立ってしまいます。
そこで、溶いたパテを筆で塗る事により積層ピッチを再現しました。

成形が終わったら本体と同色を調色をして本体と色が馴染む様に塗装して完成です。

DSCN0125.jpg


DSCN0126_20190818145224ce4.jpg

3Dプリンタ出力品というこれまでにないご依頼でしたがどこが壊れていたか分からないくらいに修復できました。
しっかり裏打ちしてあるので補強もバッチリです。
このように一般的な、ポリストーンやレジン、プラスチック以外の素材でも修理可能です。
修理は無理かも、と思っている作品でも先ずはご相談下さい。素材や仕様に合わせた修理方法をご提案致します。

NAGAEart_logo.jpg
NAGAEアートプロダクションはこちらから
スポンサーサイト



tb: (0)     com: (0)

go page top

Posted on 21:13:23 «edit»

Category:模型総合病院

【模型総合病院】透明パーツ、破損してしまったら・・・?【その15】 

模型総合病院、おかげさまで大好評を頂いております! 形ある物のほとんどをどこが壊れていたか分からないくらい綺麗に直す当サービスですが、実はそのままでは元通りに直せない物がございます。それは透明な部品です。
ガラスやアクリル、プラやレジン等の透明部品は、表面に細かなキズが入ってしまったという症状であれば磨いて直せる可能性がありますが、ひびが入ってしまったり割れてしまった物に関しては元の透明な部品に戻す事は出来ません。
透明パーツが破損したご相談については、基本的には下記をご提案しています。

1,破損箇所を直した上で透明レジンで複製する。
2,破損箇所を目立たないように薄く塗装をかけてぼかす。
3,破損箇所と同様の部品をご用意頂いて取付ける。

弊社でお問い合わせを頂く修理品はメーカーで対応出来なかった事例が多くを占めている為、3で対処出来ない状況がほとんどです。1ですとキズがない状態に戻りますが、透明レジンは時間の経過で黄変してしまい長い間綺麗に保つ事が困難です。
今回は2で対応した事例をご紹介します。

CIMG0038.jpg
商品はコトブキヤ製「遊★戯★王」登場の蒼眼の白龍(ブルーアイズホワイトドラゴン)です。この製品は非常に人気が高い一方で、造形が繊細である故に端が折れ易い事と、重量があるため長期間飾っていると自重に負けて折れてしまうことがあるようで、弊社での修理お問い合せフィギュアの中でも群を抜いて多いのです。

CIMG0040.jpg
シルバーカラーも色の調整が難しく修理の難易度が高くなりますが、その点については相当な経験を重ねてきましたので問題ありません。問題はこの次です。

CIMG0039.jpg
台座と繋がっているクリスタルの部分ごと、足首が折れてしまっています。ここと羽の破損が多い様で、弊社で請けた修理は全てどちらかが破損していました。
先程の説明通り透明度を維持しての修理は不可能という事で、上から色を被せてぼかす方法で対処しました。

CIMG0043.jpg
上から白をかぶせることで、透明感のイメージを損なわない範囲で破損部分をぼかしました。破損した箇所を補強する為、金属線で繋いでいる都合上折れた箇所よりも広い範囲でぼかしを入れています。また、なるべく自然に見える様に真っ白ではなくて乳白色を乗せています。

CIMG0041.jpg
CIMG0042.jpg
他の所は普段通りにどこが破損したか分からない仕上がりに! メタリック色も限りなく直して修理します。

今回の様に「元通りの仕上がり」というのが難しい状態もあります。それでも破損した状態から最も綺麗に見える修理方法をご提示致しますので、これは難しい・・・と思う様な破損でも一度ご相談下さい。

NAGAEart_logo.jpg
NAGAEアートプロダクションはこちらから

tb: (0)     com: (0)

go page top

Posted on 20:29:45 «edit»

Category:模型総合病院

【模型総合病院】大迫力フィギュアを修理!【その16】 

皆様のお悩みを解決する、模型総合病院のお時間です!
今回はもはや本コーナーでおなじみとなりました、ポリストーン製フィギュアの修理です。おなじみと言っても破損の状態や修理方法等は毎回異なりますので、絶対同じ修理方法とはなりません。増して大きさまで変わってくると一筋縄ではいかず…!?


DSCN8599.jpg
ということで、今回はこちら。全長70センチの大きなサメ、ジョーズ! 作品とキャラクターについては説明するまでもない超有名なサメですね。
こちらの画像をご覧頂ければ分かると思いますが、あちこちが割れてしまっています。

DSCN8600.jpg
どのフィギュアも共通して、尖っている所や薄く造形された所が壊れ易くなっています。今回は右胸びれが付け根からばっきりと折れてしまいました。


DSCN8602.jpg
背びれも先端部がご覧の状態に。恐ろしいジョーズもあちこち壊れてしまっていてかわいそうです…。

DSCN8603.jpg
今回は輸送中に破損してしまったそうで、箱の中で部品が暴れた痕跡が全体の至る所に残されていました。

このジョーズ、折れた部分が大きいためそこを補強して繋ぎ直す加工も大変なのですが、今回最も悩んだのはジョーズの表面の塗装状況です。
画像をご覧頂けると伝わると思いますが、皮膚の雰囲気を再現するため全体が石の様にも見える塗装仕上げになっているのです。通常このくらいのキズや剥げは比較的容易に修理可能なのですが、このままボディのグレーだけを吹くと、このぶつぶつが消えてしまって明らかにそこだけ直したとバレてしまいます。
どうこの調子を表面に付けていくか、悩みながらの勝負となりました…。

そして復活した姿がこちらとなります!

DSCN9578.jpg
かわいそうな事になっていたジョーズが、新品同様の姿に復活です!
※フィギュアが大きいため弊社の撮影ブースに入らず、卓上で撮影した画像の掲載となります。ご了承下さい。

DSCN9580.jpg
部分的に折れてしまった尾びれはこの通り、自然に繋がりました。

DSCN9582.jpg
最も損傷が激しかった胸びれも、最初の状態が思い出せなくなる程自然に修理致しました。
大きさが大きさなので、ひれだけでも結構な重量となります。この箇所には金属線を複数本通して、元の強度以上になる様にしっかりと固めました。

DSCN9586.jpg
もちろん全身の至る所にあったキズや色剥げも全て修理済みです。
先にボディのグレーを吹いてから、濃度を濃くした塗料をエアブラシに入れてわざと粒状になった塗料が飛び散る様に調節して散らしました。もうどこにキズがあったかなんて分かりませんね。

DSCN9585.jpg
今度こそ破損しない様厳重に梱包し、お客様の手元へ戻りました。
重さにして5キロ以上の大変ビッグなフィギュアでしたが、同じ所が破損しない様強度を計算しながらの修理となりました。NAGAEアートプロダクションは小さなものから大きなものまで、様々な立体物を修理出来ます! コレは無理かな…と躊躇してしまっている模型も、もしかしたら元通りに直るかもしれません。是非一度お問い合わせ下さい!


NAGAEart_logo.jpg
NAGAEアートプロダクションはこちらから

tb: (0)     com: (0)

go page top

Posted on 14:59:07 «edit»

Category:模型総合病院

【模型総合病院】製品に無いカラーリングを再現!【その15】  

弊社サービス【模型総合病院】では、修理の他に完成品のリペイントや改造も承っています。もちろんそちらの方面も掲載しきれない程沢山ご依頼を頂いておりまして、小さな部分の色挿しから全体のカラー変更まで多岐にわたって請けて参りました。
今回は塗装替えの案件で最も多い鉄道模型から、作例をご紹介します!


DSCN9125_20180211142647e34.jpg
お預かりした車輌はこちら、EH500系電気機関車です。国内屈指の牽引力を誇る、日本の物流を支える重要な電気機関車ですね。
今回はお客様のご希望により、こちらをEH800系のカラーにリペイント致します! 外見上は似ている箇所が多い両機ですが、塗装は全くと言っていい程異なっており、全塗装は必須です。
更に今回はプラスチック製の車輌ですので、金属製の車輌よりも塗膜の剥離が難しく、扱いを間違えてしまうとボディを溶かしてしまったり破損してしまったりする、色落とし一つをとっても技術と経験が必要な作業となります。そしてボディに入る銀とグレーのラインは塗装での再現が非常に困難…お預かりした段階から手強い案件だとわかる内容でした。

そうした難しさを把握した上で、これまで培ってきた技術を注ぎ込みます!

DSCN9732.jpg
そして完成した車輌がこちらです! 全く異なる雰囲気に変わった事が一目で分かりますね。

DSCN9733.jpg
白帯は塗装で、銀帯(返っている箇所はグレー)をデカールで印刷して貼り込み、EH800のカラーを再現しました。部位ごとに最適な表現方法を選ぶ事が重要です。

DSCN9734.jpg
JRFマークと号車番号もデータを作成して再現しました。インレタやデカールとして一般販売されていないマークも弊社におまかせ頂ければ、ご覧の通りに再現致します!

DSCN9735.jpg
DSCN9736.jpg
手すりは金属に置き換えて再現。PSモデル(プレステージモデル。一部に金属を使用したTOMIX製のハイエンド製品)の様なシャープさも出ました。

DSCN9741.jpg
弊社におまかせ頂ければ、今回の様な大規模なリペイントもご覧の通りの仕上がりでご提供致します!
もちろん鉄道模型だけでなく、ミニカーやフィギュア等でも「この色があればな…」と思うお品物が御座いましたら、是非お気軽にお問い合わせ下さい!


NAGAEart_logo.jpg
NAGAEアートプロダクションはこちらから

tb: (0)     com: (0)

go page top

Posted on 18:27:09 «edit»

Category:模型総合病院

【模型総合病院】修正が上手くいかなかった部分も安心!【その14】 

弊社にくる修理のご相談は年々増えております。
その中で非常に多いのが、「気になる所を自力で直そうとしたら、ますます気になる様になってしまった」という案件です。ちょっとだけなら出来そう……と思うお気持ちは十分に分かりますが、正直に申し上げますと修理は未組立のキットよりも経験や技術が要求される難しいものです。破損が生じた模型は、極力それ以上触らず弊社にご相談下さい。
しかし、万が一自力で試みて失敗してしまった模型でも、そこも含めて弊社はキレイに直す事が出来ます! それでは今回の事例をご紹介します。


DSCN8178_20180112205038d71.jpg
DSCN8181_20180112205041661.jpg
タイガーマスクシリーズのフィギュアを数体お預かり致しました。
色が剥げてしまった部分をお客様が自力で修復を試みたものの、画像の様にかえって目立ってしまう様になってしまいました。特にフィギュアの様な、原色ではなく微妙な色味に調色されている部分は、塗料を扱い慣れていないと上手くいかないのです。

DSCN8183.jpg
DSCN8185.jpg
もう一体ご紹介します。こちらは先に紹介した物よりも範囲は狭いものの、グラデーションにまたがる非常に難しい部分です。特に手の紫は胴体の影の紫と色味が異なる為、ますます色が合わせ難く熟練したモデラーでもてこずりそうな手強い色です。

このような凹凸も出来てしまった表面を、新品同様に修理します!

DSCN8316_20180112205050fc0.jpg
DSCN8319_2018011220505418f.jpg
まずは先にご紹介した方から。べったり付いてしまった塗料が完全に無くなり、どこを直したか分からない程自然な姿に戻りました!
目の細かいサンドペーパーで凹凸を丁寧に磨き取り、ソフビ用塗料Vカラーでリペイントします。ソフビやPVCには必ずソフビ専用カラーを使用しないと、色が定着せずまた剥がれてしまう為です。

DSCN8321_201801122050572a0.jpg
DSCN8322_20180112205059907.jpg
後に紹介した方もこの通り!
手首の紫グラデーションはもう片方に合わせた色味と範囲でリペイントし、写真では分かりませんが握った拳の奥に塗料が入り切っていない製品状態も忠実に再現して(!)、両手比べても同じ様な仕上がりにしました。

DSCN8315_20180112205048fde.jpg
こうして2体とも元の状態にバッチリと戻れたのでした。
直そうとして収集がつかなくなってしまった模型も、殆どのケースでしたら弊社にお任せ頂ければこのように綺麗に戻せますので、諦める前に是非お問い合わせ下さい!(出来れば触る前にご相談下さい!)



NAGAEart_logo.jpg
NAGAEアートプロダクションはこちらから

tb: (0)     com: (0)

go page top