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ご愛願頂き有り難うございます! 模型製作代行NAGAEアートプロダクションの話題をいち早くお届け致します。

 

NAGAEアートプロダクション公式ブログ

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Posted on 01:30:08 «edit»

Category:模型総合病院

【模型総合病院】フィギュアの色剥げのリペイント【その19】 

どうも杉山です。
今回も作業時間の問題で模型総合病院をお送り致します。

今回ご紹介するのは、弊社の修理件数の中でかなり多い色剥げの修理です。
S.H.Figuartsの仮面ライダークウガの色剥げです。
ご覧の通り胸の部分と背中の部分に色剥げがあります。
DSCN9795_2.jpg
DSCN9796_2.jpeg

擦れて剥げ部分が窪んだ様になっています。
弊社に来るリペイント系の修理の中ではダントツでこのタイプが多いですね。

一箇所一箇所の剥げた所は1mm程度の小さい色剥げですが、以外と塗膜が厚くそのまま色を塗ったくらいでは窪みが残ってしまいます。
この程度であれば窪みがなくなる様にペーパーをかけて窪みを平滑にしてから塗装を行います。
窪みが酷いときはパテ盛りが必要な場合もあります。

この修理の一番の要、調色です。
今回の色は微妙にメタリックの粒子が入っており調色の調整に時間がかかりました。
少しでも色が違うと目立ってしまうので、何度も調整して同じになる様にします。

最後に光沢具合を合わせて完成です。

DSCN9826_2.jpeg
DSCN9827_2.jpeg

どこが修復した場所か分かりませんね。
色移りや色剥げのリペイントのご紹介でした。

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Posted on 18:00:01 «edit»

Category:模型総合病院

【模型総合病院】ポリストーン製スタチュー破損の修理【その18】 

どうも杉山です。
先日から一気に冷え込んできまして、先週まで半袖で過ごせていたのに昨日今日と外出時は上着を着る様になりました。
暖房はまだ我慢しています。
こう気温差があると体がまいってしまいますね。

さて今回は久しぶりに模型総合病院です。

今回ご紹介するのはこちら

DSCN9975_20191019174421753.jpeg


サイドショー製のベノムのバストアップスタチューです。
30cm弱くらいありポリストーン製なので結構重量があります。

修理前の写真がこちら

DSCN0079_2019101917441765c.jpg

下の歯が折れてしまっています。

この手のポリストーン製のフィギュアは非常に折れやすい素材です。
写真の様に断面が白くなっているのがポリストーン製品の特徴です。
陶器の様に硬く、弾力がないのでこういう細く尖った部分(毛先や角等)は非常に折れやすく弊社でも多く修理しています。

今回は折れた先の部分は紛失してしまったとの事でしたのでパテで造形しています。
再度折れない様に中に金属線を入れて補強してから周りをパテで造形します。

造形が終わったら塗装です。
歯のアイボリーを塗った後歯茎のピンクをグラデーションで塗装します。

DSCN0080_20191019174418bc9.jpg

DSCN0081_2019101917442073f.jpg

造形もそうですが、特に塗装は他の歯と違和感が出ない様に何度も確認しながら色を作りました。

どの歯が折れていた歯か分かりませんね!

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Posted on 15:55:31 «edit»

Category:模型総合病院

【模型総合病院】3Dプリンタ出力フィギュアの修理【その17】  

随分ご無沙汰になってしまいましたが、「模型総合病院」です。
破損してしまった作品を修理したり、塗装剥げ、経年劣化による変色のリペイント等を行い作品を元に戻すサービスを行っております。
日頃よりかなり多くの修理を受けさせて頂いておりますが、腕のなるご依頼がありましたのでご紹介させて頂きおます。

まずは先に修理が終わった完成写真から見て頂きましょう。

DSCN0123.jpg

こちらの作品ですが3Dプリンタを用いてカラー出力されたフィギュアです。素材は石膏系のものと思われます。
これが修理前どうなっていたかと言うと・・・

DSCN0104_20190818145217f7b.jpg

こうなっていました。
落として破損させてしまったそうなのですが、中が中空になっている事もあり「折れた」というより「割れた」という感じでしょうか。
割れた部分の破片も一緒にお預かりしたのですが、落とした場所が屋外という事で破片全て揃っておりませんでした。

DSCN0105_20190818145218999.jpg

割れた部分に破片を合わせて接着して、パテ埋めをします。
中空のためパテが中に入り込んでしまわない様に裏打ちしながら作業を進めます。

DSCN0106_20190818145220ca3.jpg

接着した継ぎ目が消えるまで磨きます。
元の石膏の部分と埋めたパテの部分で素材の硬度が違うので段差を消すのに苦労しました。
白の大きい面積の部分は破片が足りなくてパテで成形した部分です。

また3D出力品の特徴として積層ピッチという細かい線状の凸凹があります。
修復成形した部分はどうしてもツルっと均されてしまうので目立ってしまいます。
そこで、溶いたパテを筆で塗る事により積層ピッチを再現しました。

成形が終わったら本体と同色を調色をして本体と色が馴染む様に塗装して完成です。

DSCN0125.jpg


DSCN0126_20190818145224ce4.jpg

3Dプリンタ出力品というこれまでにないご依頼でしたがどこが壊れていたか分からないくらいに修復できました。
しっかり裏打ちしてあるので補強もバッチリです。
このように一般的な、ポリストーンやレジン、プラスチック以外の素材でも修理可能です。
修理は無理かも、と思っている作品でも先ずはご相談下さい。素材や仕様に合わせた修理方法をご提案致します。

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Posted on 21:13:23 «edit»

Category:模型総合病院

【模型総合病院】透明パーツ、破損してしまったら・・・?【その15】 

模型総合病院、おかげさまで大好評を頂いております! 形ある物のほとんどをどこが壊れていたか分からないくらい綺麗に直す当サービスですが、実はそのままでは元通りに直せない物がございます。それは透明な部品です。
ガラスやアクリル、プラやレジン等の透明部品は、表面に細かなキズが入ってしまったという症状であれば磨いて直せる可能性がありますが、ひびが入ってしまったり割れてしまった物に関しては元の透明な部品に戻す事は出来ません。
透明パーツが破損したご相談については、基本的には下記をご提案しています。

1,破損箇所を直した上で透明レジンで複製する。
2,破損箇所を目立たないように薄く塗装をかけてぼかす。
3,破損箇所と同様の部品をご用意頂いて取付ける。

弊社でお問い合わせを頂く修理品はメーカーで対応出来なかった事例が多くを占めている為、3で対処出来ない状況がほとんどです。1ですとキズがない状態に戻りますが、透明レジンは時間の経過で黄変してしまい長い間綺麗に保つ事が困難です。
今回は2で対応した事例をご紹介します。

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商品はコトブキヤ製「遊★戯★王」登場の蒼眼の白龍(ブルーアイズホワイトドラゴン)です。この製品は非常に人気が高い一方で、造形が繊細である故に端が折れ易い事と、重量があるため長期間飾っていると自重に負けて折れてしまうことがあるようで、弊社での修理お問い合せフィギュアの中でも群を抜いて多いのです。

CIMG0040.jpg
シルバーカラーも色の調整が難しく修理の難易度が高くなりますが、その点については相当な経験を重ねてきましたので問題ありません。問題はこの次です。

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台座と繋がっているクリスタルの部分ごと、足首が折れてしまっています。ここと羽の破損が多い様で、弊社で請けた修理は全てどちらかが破損していました。
先程の説明通り透明度を維持しての修理は不可能という事で、上から色を被せてぼかす方法で対処しました。

CIMG0043.jpg
上から白をかぶせることで、透明感のイメージを損なわない範囲で破損部分をぼかしました。破損した箇所を補強する為、金属線で繋いでいる都合上折れた箇所よりも広い範囲でぼかしを入れています。また、なるべく自然に見える様に真っ白ではなくて乳白色を乗せています。

CIMG0041.jpg
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他の所は普段通りにどこが破損したか分からない仕上がりに! メタリック色も限りなく直して修理します。

今回の様に「元通りの仕上がり」というのが難しい状態もあります。それでも破損した状態から最も綺麗に見える修理方法をご提示致しますので、これは難しい・・・と思う様な破損でも一度ご相談下さい。

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Posted on 20:29:45 «edit»

Category:模型総合病院

【模型総合病院】大迫力フィギュアを修理!【その16】 

皆様のお悩みを解決する、模型総合病院のお時間です!
今回はもはや本コーナーでおなじみとなりました、ポリストーン製フィギュアの修理です。おなじみと言っても破損の状態や修理方法等は毎回異なりますので、絶対同じ修理方法とはなりません。増して大きさまで変わってくると一筋縄ではいかず…!?


DSCN8599.jpg
ということで、今回はこちら。全長70センチの大きなサメ、ジョーズ! 作品とキャラクターについては説明するまでもない超有名なサメですね。
こちらの画像をご覧頂ければ分かると思いますが、あちこちが割れてしまっています。

DSCN8600.jpg
どのフィギュアも共通して、尖っている所や薄く造形された所が壊れ易くなっています。今回は右胸びれが付け根からばっきりと折れてしまいました。


DSCN8602.jpg
背びれも先端部がご覧の状態に。恐ろしいジョーズもあちこち壊れてしまっていてかわいそうです…。

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今回は輸送中に破損してしまったそうで、箱の中で部品が暴れた痕跡が全体の至る所に残されていました。

このジョーズ、折れた部分が大きいためそこを補強して繋ぎ直す加工も大変なのですが、今回最も悩んだのはジョーズの表面の塗装状況です。
画像をご覧頂けると伝わると思いますが、皮膚の雰囲気を再現するため全体が石の様にも見える塗装仕上げになっているのです。通常このくらいのキズや剥げは比較的容易に修理可能なのですが、このままボディのグレーだけを吹くと、このぶつぶつが消えてしまって明らかにそこだけ直したとバレてしまいます。
どうこの調子を表面に付けていくか、悩みながらの勝負となりました…。

そして復活した姿がこちらとなります!

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かわいそうな事になっていたジョーズが、新品同様の姿に復活です!
※フィギュアが大きいため弊社の撮影ブースに入らず、卓上で撮影した画像の掲載となります。ご了承下さい。

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部分的に折れてしまった尾びれはこの通り、自然に繋がりました。

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最も損傷が激しかった胸びれも、最初の状態が思い出せなくなる程自然に修理致しました。
大きさが大きさなので、ひれだけでも結構な重量となります。この箇所には金属線を複数本通して、元の強度以上になる様にしっかりと固めました。

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もちろん全身の至る所にあったキズや色剥げも全て修理済みです。
先にボディのグレーを吹いてから、濃度を濃くした塗料をエアブラシに入れてわざと粒状になった塗料が飛び散る様に調節して散らしました。もうどこにキズがあったかなんて分かりませんね。

DSCN9585.jpg
今度こそ破損しない様厳重に梱包し、お客様の手元へ戻りました。
重さにして5キロ以上の大変ビッグなフィギュアでしたが、同じ所が破損しない様強度を計算しながらの修理となりました。NAGAEアートプロダクションは小さなものから大きなものまで、様々な立体物を修理出来ます! コレは無理かな…と躊躇してしまっている模型も、もしかしたら元通りに直るかもしれません。是非一度お問い合わせ下さい!


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