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ご愛願頂き有り難うございます! 模型製作代行NAGAEアートプロダクションの話題をいち早くお届け致します。

 

NAGAEアートプロダクション公式ブログ

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Posted on 19:03:50 «edit»

Category:製作ハウツー 飯田線

【いいだせん!】Nゲージで飯田線を作ってみようその12(最終回) 

乗秀です。
飯田線、いよいよクライマックスです! 最後の仕上げに入ります。

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全ての塗装工程を終えたボディは、表面の保護を兼ねてより質感をリアルにする為のクリアコートを施します。今回はボディ側面を半光沢に、屋根及び床下をツヤ消しで仕上げます。
今回は部品の合いの都合上屋根を接着している為、全体を半光沢でコートした後に側面をマスキングし、ツヤ消しで屋根を仕上げます。

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最後の組立です。ガラスはキットに付属している物を使用します。接着剤は樹脂系であれば何でも良いと思いますが、コニシ製のGボンドクリアーですと接着した際にはみ出してもその部分だけ簡単に剥がす事が出来ますので、ガラスの様な極力綺麗に仕上げたい物を相手にする際はおすすめです。

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クハユニおよびクモニは保護柵が印刷されたガラスを使用しますが、クハユニは扉のみに保護柵がついているので、間違わない様に気をつけましょう。

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ガラスを貼り終えたら、後はライトレンズです。テールライト及び側面表示灯は初期に製作した部品を取付けるだけですが、ヘッドライト再現でちょっと面白いアイテムを使用します。
ガイアノーツから発売中の、UVクリアジェルというアイテムがこういう時に役立ちます。こちらの商品の正体は光硬化式のクリアレジンでして、付属のペンライトをあてることですぐに固める事が出来ます。

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この商品が優れている所は、先に固めたレジンの上から更に乗せても透明感が損なわない所です。今回はレンズらしい盛り上がった雰囲気を出す為、2〜3回に分けて盛りつけて再現しています。
今回は直接付けて固めていますが、例えばクラフトテープにちょんちょんとたらして固めると、サイズ自由のレンズパーツとして使用出来ますので、非常に使い勝手が良い商品です。不透明のグレータイプも商品化されていますので、是非活用しましょう!


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そんなこんなで…とうとう完成!! いやー、長かったですね!
Nゲージはとてもコンパクトなアイテムですが、5輛も並ぶとボリュームがあり壮観です。


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クモニ83101。

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クモハ51069。

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クモハ53000。

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クハユニ56004。

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クハ68038。

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雰囲気が出ている画像を数点!

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そんなこんなで、これにて飯田線シリーズは終了となります。
かなりの長期連載となりましたが、最後までお付き合い下さいまして本当に有り難う御座いました! 完成画像はまだまだ御座いますので、後日弊社ギャラリーにてご紹介致します。
これまでご依頼で様々な材質の模型に触れてきましたが、実はグリーンマックス製のエコノミーキットは製作した経験が無く、あちこちで手を焼きながらもとても新鮮で最後まで楽しく製作出来ました。途中の記事でも言及しましたが、今回製作したセットは作られた時期が微妙に異なるキットを集めた物なので、同社の造形技術の進歩が垣間見える点でも優れたキットだと思います。
現在では入手が難しくなってしまいましたが、もし店頭で見かける機会が御座いましたら是非一度手に取って頂ければと思います。また、今回製作にあたり使用したテクやマテリアルは他の車輌でも使える物ばかりですので、改造をする際に参考にして頂ければ幸いです。
それでは、次回は別のキットでお会いしましょう!


筆者:乗秀

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Posted on 21:05:56 «edit»

Category:製作ハウツー 飯田線

【いいだせん!】Nゲージで飯田線を作ってみようその11 

乗秀です。
飯田線もいよいよ終わりが見えてきました。と、ここでちょっと欲が出てきたので、当初予定に加えていなかった工程を挟もうと思います。

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一通りの塗装及び修正を終えた5輛です。と、さらっと書きましたが、5輛とも形がバラバラな車輌を纏めて作業すると混乱してきて大変です。HOゲージになると作業面積も増えるのでなおさら大変! 飯田線シリーズを製作する際の宿命です。

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パンタグラフを乗せると、これまで苦労して作った配管に一気に説得力が増して、完成イメージにグッと近づきます。
でもまだ組立てに入っていないのにパンタグラフ? これには意図があります。

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飯田線と言えば歴戦の勇士が集った路線として有名です。どの車輌も幾度も改装を重ねて整備が行き届いていましたが、使い込まれた雰囲気は強く残っていました。いや、むしろその雰囲気こそが飯田線の良さとも言えます。
弊社でのご依頼では美しい完成品をご希望されるお客様が多い為、実は使い込まれた雰囲気を出す為のウェザリングを施す機会は多くありません。なので、折角ブログでご紹介しているのですから、ここはちょちょいとウェザリングを施した作例に仕上げたいと途中で思ったのです。もちろんパンタグラフも汚れてなきゃおかしいので、このタイミングでセットしたのです。

ウェザリングはパステルや各種類の塗料等様々な道具を、仕上げたい雰囲気に合わせて選びます。今回はエナメル塗料を使用してウェザリングを施します。使用する色は画像に映っている4色です。


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エナメル塗料を含ませた筆から水分をある程度ふき取り、こすりつける様にベンチレータ周辺に塗り付けます。この後塗った色を伸ばしますので、ドライブラシ並みにかさかさにしない様に調整します。

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色を乗せたら、そのままベンチレータ周辺から放射状に色を伸ばしていきます。ベンチレータから垂れた雨水等の汚れがそのまま残った様なイメージでこすりつけます。
鉄道模型はウェザリングを施す方向が大事で、基本的に進行方向に沿って汚れが付着する様に汚しを入れます。運用されている環境や速度等も加味してあげると、より実車感が増します。
今回製作している飯田線はあまりガンガンに運用されていた編成ではないそうですので、駐車している時間の間に汚れが蓄積していったイメージで汚しを加えます。

DSCN7585.jpg
一通り色を伸ばしました。この段階で十分汚しが加えられましたが、ちょっと調整をします。

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ベンチレータの上面に薄くエナメル溶剤を含ませたティッシュでなでて、軽く汚れを落とします。あまり汚しをキツくやるとただ汚いだけになってしまいますし、ベンチレータよりも屋根の方が汚れが付着しやすいので、より実車らしい雰囲気にする為に汚れ具合を調整しました。

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調整が完了しました。汚れ具合も落ち着き、いよいよ実車っぽさが出てきました。ボディの側面は常に綺麗にされていたため、汚しは屋根のみにとどめます。
今回はエナメル塗料で説明していますが、もちろん他の塗料やパステル等でも要領は同じですので、参考にして頂ければと思います。

DSCN7588.jpg
どの車輌でも必ず汚れていく、足回りも施します。ここは前途の通り進行方向を意識して入れて行きます。さらに車輪から巻き上げられた土屋泥が付着するイメージも盛り込むと、よりそれらしくなります!

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ここで以前解説が漏れていた、カプラー交換についてちょっと触れます。
Nゲージの標準的なカプラーはアーノルドカプラー(左)で、世界共通規格となっている為生産国や生産時期を問わず連結出来、またしっかり噛み合うため機能的には申し分ありません。…が、ご覧の通り見た目がいかつすぎて、実車のカプラーとはほど遠い形状になってしまっています。おまけに今回再現する飯田線は密連形という、現在国内で一般的に使用されているタイプのカプラーですので、形状がそもそも合っていません。
そこで各メーカーでは、連結機能を損なわずよりリアルな形状を目指したカプラーが販売されています。製品によっては標準で取付けられている物もあり、現在ではそれらの方が主流になりつつあります。カプラーは形状や用途に応じて様々な種類が用意されており、組み合わせれば大概の車輌の外観を再現出来る様になっています。
今回は密連カプラーの製品の中でも扱いやすい、KATOカプラー(右)を選択しました。

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一通り汚しを加えた所で、全体のバランス確認の為に一度ボディと台車をセットします。ここで汚しを足すか減らすか、塩梅を調整していきます。「あれ、こっちの方が汚れが薄いかな」と汚しを増やし続けて、ドロドロにしすぎない様にだけ注意しましょう。

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そんなこんなでウェザリングが終了しました。まだガラス等の細かなパーツがついていませんが、もう殆ど出来た様な気分になりますね! 
次回、いよいよ歴戦の飯田線が完成します! お楽しみに!!


筆者:乗秀

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Posted on 16:47:29 «edit»

Category:製作ハウツー 飯田線

【いいだせん!】Nゲージで飯田線を作ってみようその10 

乗秀です。飯田線、続きます。

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前回で青の塗り分けまで終わりました。塗り分けは単純な物ですが、5輛もあると大変!
今回で主要な塗り分けに決着をつける予定です。

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まず屋根の塗り分けです。ぐるっとテープを回して終わりですので、最も簡単な箇所かも知れません。
配管が跨ぐ部分は色漏れが起こりやすいので、前回のカット戦法を駆使して漏れを極力抑えます。

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屋根はガイアノーツ製のダークグレーで塗り分けます。鉄道模型の塗料と言えばグリーンマックスカラーかマッハカラーかとお考えの方が多くいらっしゃる様ですが、同社では灰色9号やねずみ色1号と言った鉄道屋根及び床下機器の主要なカラーが揃っていますので、是非押さえておきましょう。もちろん他にも便利な色が沢山出ていますよ!

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続いてパンタ車のランボードをマスキングして、ねずみ色1号で塗り分けます。

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ほかの機器も同色で塗り分けますが、マスキングするには厄介な形状ですので、筆塗りで対応します。

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屋根の塗り分けが完了しました。
これで塗装終わりだーい! と言いたい所ですが、一見綺麗に塗り分けられた様に見えても良くチェックすると・・・

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テープで押さえきれなかった、モールドの隙間に青の色漏れが! 次に塗り分ける箇所がすぐそばなので、先にこの色漏れを修正します。このような箇所は筆で直します。

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たまにマスキングテープの境目にゴミが咬んでいて、剥がすとごみごと塗膜の一部を持っていかれてしまう事があります。こんな時も慌てずに修正しましょう。

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カドをきっちり押さえていても、中にはこのように忍び込んでしまう事も・・・もちろん筆でちょんと色を挿して修正!

これ以外に、直線がずれてしまったり色漏れが起こってしまった場合は、筆でなく再度マスキングしてエアブラシで吹き直した方が綺麗に仕上がります。要所に合わせて道具を使い分けましょう!

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残すは乗降扉と前後面にある、窓枠に入ったHゴムの塗り分け! 小さく規則的ですが、意外と形が崩れやすく難しい塗り分けポイントです。その上殆どの鉄道車輌に存在しますから、なるべく綺麗に仕上げられる様になりたい所ですね。
中でもカドのアール部分のマスキングは合わせ難いので、今回は革製品等に穴を開けるポンチを用いて円形のマスキングテープを切り出しました。

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ポンチで抜いた円を中心に十字にカットして、それぞれのカドのアールに合わせて貼ります。これだけで綺麗なHゴムが一発で表現出来るのです!

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直線部分は普通にマスキングテープを貼りますが、必ず端をカットしてから使います。マスキングテープは一見綺麗に縁が切られている様に見えて、実は結構ガタガタなのです。もちろん他の箇所でも大変有効です!

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マスキングを終えた状態です。部分的な塗装とはいえ、エアブラシから出る塗料は見た目以上にあちこち飛び散りますので、マスキングする範囲は大きめに取っておいた方が安全です。

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ここからは「ポンチなんか無いよ」という方向けの方法です。
直線を押さえる所は同じですが、カドの部分は色が乗らない様にわざと隠して、エアブラシをさっと吹きます。極力塗膜で段差を作らない様に気をつけましょう。

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テープを剥がしてから、色が欠けたカドの部分だけを筆で挿してカドを形作ります。直線から筆で引こうとするよりも簡単に仕上げられます。塗った後に塗膜の段差が目立ってしまった場合は、そこを細かい番手のサンドペーパーで磨いてからもう一度筆でなぞれば綺麗になります。

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ここまででボディの塗り分けが終了! ここでようやく、裏側から貼り込んでいたテープを剥がします。

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テープで押さえられていた部分の塗膜が、ガビガビになっています。裏側を塗装する際避けては通れない問題ですので、さっと対処します。

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大きなガビガビはカッターでこそぎ落とします。内側をなぞる様に刃を当てて、極力力を加えない様にそっとカットします。

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小さなガビガビは爪楊枝でぐるっと擦るだけで綺麗に落ちます。プラですとカッターで造形を切ってしまいかねませんので、大きな箇所以外はこの方法で処理した方が安全ですね。

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そんなこんなで、とうとう塗り分けが完了しました!
次回、いよいよ床板と合体! ・・・の前に、ちょっとした作業を挟もうか悩んでいます。
いずれにせよ終わりが見えてきましたので、ラストスパートに向けてがんばります!


筆者:乗秀

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Posted on 19:36:28 «edit»

Category:製作ハウツー 飯田線

【いいだせん!】Nゲージで飯田線を作ってみようその9 

乗秀です。ちょっと時間かかってしまいましたが飯田線を進めます!

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前回の記事との間で、ベンチレータのパーツ等の処理も合わせて、ボディの下地処理仕上げを行っていました。Nゲージとはいえ、5輛分有るとなかなか時間がかかります。
ということで、今回からは塗装パートへ入ります!
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さぁボディに本体色を塗って〜・・・とする前に。より実車の雰囲気を出す為、室内の色を先に塗装します。HOゲージでは完成品でもちらほら塗装されているモデルが有りますが、Nゲージでは知っている限りでは殆ど有りません。照明を入れないとあまり分かり辛い部分では有りますが、やるかやらないかで雰囲気が変わりますのでおすすめです。

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室内色を塗った後はボディ外側を塗装します。内側から窓をマスキングしなければなりませんが、よほど複雑な形状でない限りは簡単なマスキングですので、そこまで神経を遣う作業では有りません。

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貼り終えるとこんな感じに。窓以外に、裾部分や屋上機器の穴等色が吹き込むと困る部分は全て抑えましょう。

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さぁいよいよボディの塗装です! カラーは長年弊社で使われてきた専用の横須賀色(スカ色)を株分けした物を使用します。市販のカラーよりも実車らしい雰囲気に合わせた色味に調整してあります。
ここでご注意して頂きたいのは、「実車に塗られた色そのまま」に合わせている訳ではない、という所です。模型のスケールに合わせて、「このサイズで適切に見える色」を作っています。実車で使用されている色をそのまま再現すると、完成品が遠目から眺めたイメージとは異なる事が有るのです(最も露骨に出るのはぶどう色)。

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先ずはクリーム色をドバー! 発色の問題や乾燥云々で一番時間がかかったパートです。

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塗装の際に避けて通れないのが、埃やハウスダストの問題です。こればかりはいくら気をつけていても、不意に飛んできて付着してしまいます・・・。
埃が付着して、塗膜に入り込んでしまった場合は無理に取ろうとせず、乾燥後に目の細かいサンドペーパーで磨き取りましょう。その後に薄く希釈した塗料をさっとひと吹きすれば、埃もペーパー跡も綺麗に消えます。

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埃の除去が確認出来たら、塗り分けに入ります。
この後の行程の説明の為、いきなりべたーっとマスキングテープを乗せています。

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この様にテープを乗せると、当然凹凸に追従しませんので隙間だらけになります。
鉄道模型は直線の塗り分けが非常に多いので、綺麗にマスキングしたい所です。しかしここでこのテープを力任せに押さえ込んで、凹凸に合わせようとすると、弾力で浮いてきてしまったり長さが足りず抑える事すら出来なかったりもします。

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そこでおすすめなのが、端っこカット作戦です。段差になる凹凸部分に合わせて、テープの端をカットします。

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カットした部分をぴったり貼り込み、切った隙間を小さなマスキングテープで塞ぎます。これだけで密着性は格段に上がり、何もせず押さえ込むよりもしっかり抑えてくれます!

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手すり部分は手すりの長さに合わせた隙間を作る様にしてカット、隙間から手すりが出てくる様に貼り込みます。その上から先程と同様に小さなテープで覆ってあげれば、塗装漏れの可能性をぐっと抑える事が出来ます。

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側面から覗き込んでみると、無理無く密着しているのが分かるかと思います。塗装の前に念のため軽く抑え直せばより確実です!

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そして塗り分けた物がこちらになります。色が漏れがちな隙間部分もくっきり! この方法はどのジャンルの模型にも応用出来ますので、是非活用してください。

次回は屋根やゴム周りの塗り分けを攻めていく予定です。

筆者:乗秀

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Posted on 12:21:39 «edit»

Category:製作ハウツー 飯田線

【いいだせん!】Nゲージで飯田線を作ってみようその8 

乗秀です。
飯田線、塗装に入ろうか迷いましたが、先に準備する部品ややり残し等が出てきましたので先にそちらを処理してから塗装に入る事にしました。
先ずはこのキットを作るに際してとても重要な点を(今更ですが)押さえます。

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このキットには台車や動力と言った「走行に際して必要な」部品の一切が抜けております。またパンタグラフも無い為それぞれを揃えなければならず、購入当時は「こんな昔の部品まだ市場に出回っているのかな」と少々心配でしたが、さすがはGREEN MAX製! ほぼ全て指定の部品を揃えられました。
(ほぼについての詳細は後ほど解説します。)


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何輛かは指定の台車が2つ有り、購入当時はどちらの仕様にするか決めていなかったので、両方用意しています。DT13、TR23という台車なのですが、一見殆ど違いがありません。よく見ると画像で記述している通り車輪周りに若干の差異があり、調べた限りではDT13を履いていたのが原形であり、飯田線に入線後の改装でTR23に交換された様です。
飯田線晩年の仕様再現ですので、本製作ではTR23に統一して使用します。

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床下機器はキットに付属しており、説明書通りに取付ければ問題ありません。「水タンクが付く方がクハ用」と覚えておけば間違えないですね。(水タンクにすごいヒケが出来てますね・・・。)

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接着の際は接着面を平らにならす事が大事です。歪んだまま接着すると接地面が足りず走行中に外れてしまう事がありますので、ここはしっかりくっつけておきたい所。

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走行時の粘りを上げる為、どのキットも共通で重りを入れます・・・が、この重り抑えが大体綺麗にはまりません。

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原因はこのピン跡! 初期にも苦しめられましたが、これまたすごい厚さです。一瞬どこかにはめ込むのかと思ってしまったくらいです。これをカットすればぴったりはまりますので、カッターでさくっと取ってしまいましょう。

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台車は床板にぱちんとはめるだけですので、とても簡単です。同じ行程を4輛行えば、足回りは完成です。
カプラーはTNカプラーに換装予定ですので外してあります・・・。

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後は動力台車の用意で、これは本当にはめるだけで終わりという代物なのですが、ここで先程の「ほぼ」が出てきます。
乗秀が部品を揃えた当時、動力車をクハユニ83と定めて黒のDT16台車を履いた動力車を探したのですが、完全一致する物が市場に残っておらず止むなくグレーのDT16台車を履いた動力車で代用しました。形状・機能においては全く問題ありませんが、色が違うのはネックです。

DSCN9721.jpg
なので、バラしてリペイントする事にします。
台車は動力部から簡単に外せる様になっています。

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前後の爪で引っかかっている部分を外すと、ギアと金属製の受けと車輪とでばらけますので、絶対に部品をなくさない様に保管します。

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そしてリペイントですが、ここで活躍するのがそめQミッチャクロン! Nゲージの台車はABSやPOMで作られており、そのままラッカー系塗料で塗装すると剥がれてしまいます。先にミッチャクロンで下地を作っておく事で、割れない塗膜を作る事が出来ます。

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組立て直せば、バッチリ黒台車になりました。色が合わない! という時はこのように対応すれば確実です。

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いよいよボディとの合体ですが、説明書に加工と記載されていない場合でも、そのままでは入らない場合があります。その際は合う様に切り取る等して加工しなければなりません。Nゲージに限らず鉄道模型は「市販部品がそのまま入るとは限らない」が普通の世界ですので、この様な加工は要所要所で要求されます。

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あと最初の頃に触れ忘れてしまいましたが、この台車が入る様にボディ裏側の台車受けを加工する必要があります。これは車種毎に加工箇所が異なり、クハユニ83はちょうど段差が付く所あたりを5mmほどカットすると綺麗にはまる様になりました。

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そんなこんなで、動力車の方も準備ができました。後は塗装を進めるのみ!

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・・・と行きたい所ですが、どうしても気になる箇所が出てきたためそこをなんとかします。
クモハ車の前面ステップは屋根と一体成型になっており、四角い固まりになっています。ここまで加工したのに、ここだけいかにもプラって言う状態のまま仕上げるのはちょっと・・・。

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という事で、ボナファイデプロダクト製の屋上ステップを用意しました!
穴を開けて取付けるだけで、シャープな屋上ステップになる優れものです。

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モールドされたステップを削り取り、取付け加工をします。ここまで金属に変わると、なんだかHOゲージっぽくなってくる様な気もしますね!

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作業が必須だったのはクモハ車2輛でしたが、それ以外の2輛だけプラパーツのままというのもあれですので、全部交換! これにてボディの加工も(何か他に見つからない限りは)終了!

次回作業でいよいよ塗装に突入! 完成が楽しみですね。ただそろそろ絵日記も久しぶりにやりたいとも思っていますので、間にそっちを挟むかもしれません。宜しくお願いします!

筆者:乗秀

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