カテゴリー「 製作ハウツー 1/200シュミット ネダーランド」の記事一覧
- 2017/09/17 【ひきふねっ!】タグボートを作る その⑤
- 2017/09/09 【ひきふねっ!】タグボートを作る その④
- 2017/08/26 【ひきふねっ!】タグボートを作る その③
- 2017/08/16 【ひきふねっ!】タグボートを作る その②
- 2017/08/06 【ひきふねっ!】タグボートを作る その①
Posted on 21:46:49 «edit»
まいどっ!!
突然ですがテンションの上がる曲ってありますか?
私のテンション上げ上げ曲はこれ
ヴェルディの歌劇椿姫の「乾杯の歌」です。
何を歌ってるのかイタリア語は分かりませんが、テンションが上がるんですよね。
で、最近ハマっているのがこちらミュージカルのRENTからseasons of love
ハーモニーがすごく印象的な曲で聞くとテンションが上がります。
最近気づいたのですが、私どうも主旋律よりハモりの方に耳が行くようで
鼻歌でもハモりの方を歌っております。
他にハーモニーが素晴らしいなと思うのが、邦楽ではチャゲ&飛鳥です。
有名な曲はいっぱいありますが、つい口ずさむのはやはりチャゲの方で…
音楽の秋を満喫しつつあるはじめちゃんです。
さて今回はタグボート最終回です。
前回まではこちら
台座から船体まで塗装が終わった所まででした。
今回はいよいよデッキから上と細部の残ったディテールアップです。

デッキ等白で塗装をする場所に白を塗装してあります。

続いて、甲板のウインチの固定台座を黒く塗装するのでマスキングしていきます。
前回同様、カッターで切り出して断面をしっかり出したテープを使用します。

黒を吹いた状態です。

同じタイミングで黒く塗装するパーツも塗装しました。

白と黒が乾く間に次のオレンジを塗装しました。

続いて、アンテナ等のクリームイエロー。
前回の船体の内側と同じ色味なので、前回済ませておけば
1工程省略できましたね。

続いてブルグデッキに入るラインを塗装します。
ここも同様に切り出したマスキングテープできっちりとラインを出します。

黄色を塗装して乾燥後に再度マスキングしてインディーブルーを塗装しました。

デッキの階段を甲板と同じ色で塗装しました。

ライト等をグレーで塗装しました。

現状で取付けても問題の無いパーツを取付けます。
パーツの管理やツヤの調整時の為に出来るだけバラのパーツは減らしておきたい所です。

前の写真とあまり変化ありませんが、手すりを塗装してあります。
ここは筆で塗装しました。

これで塗装は全て終わりましたので、小細工へと移ります。
用意したのは手芸用の糸です。
ケバケバと見た目が粗い物を選びました。
これでウインチのロープを再現します。

緩めに溶いたマホガニーに糸を浸しました。

乾燥した様子です。
見事に染まっておりますね。

こいつをウインチに巻いていきます。

ロープの先端はそれっぽく後部のバーに巻いてみました。

続いてはこちら。
手芸品店で入手した自作ネックレス用のチェーンです。

アンカーのチェーンに見立てて取付けました。
取り付け部は事前に開口してありましたのですんなりとセット出来ます。

次はこれです。
0.3mmの針金
これをタイヤの固定ロープの再現に使います。

タイヤに針金を通して捻り、今度は予め開けておいた船体の穴に通して捻って固定します。
固定後に擦れて剥げてしまったタイヤのタッチアップとロープを茶色で塗装して完了です。



最後はかなり駆け足で進みましたがネダーランドの完成です。
全長15cm程度の小さな船ではありますが、写真で見ると大きく見えるのは気のせいでしょうか。
小さい身体で力持ちのかわいいお船ですね。
途中で辛い所もありましたが、完成するとすべて吹っ飛びます。
次回はバイクを予定しております。
次回もまた見てくれよなっっっ!!!!1
筆者:神宮司

NAGAEアートプロダクションはこちらから
突然ですがテンションの上がる曲ってありますか?
私のテンション上げ上げ曲はこれ
ヴェルディの歌劇椿姫の「乾杯の歌」です。
何を歌ってるのかイタリア語は分かりませんが、テンションが上がるんですよね。
で、最近ハマっているのがこちらミュージカルのRENTからseasons of love
ハーモニーがすごく印象的な曲で聞くとテンションが上がります。
最近気づいたのですが、私どうも主旋律よりハモりの方に耳が行くようで
鼻歌でもハモりの方を歌っております。
他にハーモニーが素晴らしいなと思うのが、邦楽ではチャゲ&飛鳥です。
有名な曲はいっぱいありますが、つい口ずさむのはやはりチャゲの方で…
音楽の秋を満喫しつつあるはじめちゃんです。
さて今回はタグボート最終回です。
前回まではこちら
台座から船体まで塗装が終わった所まででした。
今回はいよいよデッキから上と細部の残ったディテールアップです。

デッキ等白で塗装をする場所に白を塗装してあります。

続いて、甲板のウインチの固定台座を黒く塗装するのでマスキングしていきます。
前回同様、カッターで切り出して断面をしっかり出したテープを使用します。

黒を吹いた状態です。

同じタイミングで黒く塗装するパーツも塗装しました。

白と黒が乾く間に次のオレンジを塗装しました。

続いて、アンテナ等のクリームイエロー。
前回の船体の内側と同じ色味なので、前回済ませておけば
1工程省略できましたね。

続いてブルグデッキに入るラインを塗装します。
ここも同様に切り出したマスキングテープできっちりとラインを出します。

黄色を塗装して乾燥後に再度マスキングしてインディーブルーを塗装しました。

デッキの階段を甲板と同じ色で塗装しました。

ライト等をグレーで塗装しました。

現状で取付けても問題の無いパーツを取付けます。
パーツの管理やツヤの調整時の為に出来るだけバラのパーツは減らしておきたい所です。

前の写真とあまり変化ありませんが、手すりを塗装してあります。
ここは筆で塗装しました。

これで塗装は全て終わりましたので、小細工へと移ります。
用意したのは手芸用の糸です。
ケバケバと見た目が粗い物を選びました。
これでウインチのロープを再現します。

緩めに溶いたマホガニーに糸を浸しました。

乾燥した様子です。
見事に染まっておりますね。

こいつをウインチに巻いていきます。

ロープの先端はそれっぽく後部のバーに巻いてみました。

続いてはこちら。
手芸品店で入手した自作ネックレス用のチェーンです。

アンカーのチェーンに見立てて取付けました。
取り付け部は事前に開口してありましたのですんなりとセット出来ます。

次はこれです。
0.3mmの針金
これをタイヤの固定ロープの再現に使います。

タイヤに針金を通して捻り、今度は予め開けておいた船体の穴に通して捻って固定します。
固定後に擦れて剥げてしまったタイヤのタッチアップとロープを茶色で塗装して完了です。



最後はかなり駆け足で進みましたがネダーランドの完成です。
全長15cm程度の小さな船ではありますが、写真で見ると大きく見えるのは気のせいでしょうか。
小さい身体で力持ちのかわいいお船ですね。
途中で辛い所もありましたが、完成するとすべて吹っ飛びます。
次回はバイクを予定しております。
次回もまた見てくれよなっっっ!!!!1
筆者:神宮司

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Posted on 22:18:27 «edit»
まいどっ!!
はじめちゃんです。
音楽が好きだというネタは以前お話しましたが、最近気になるアーティストがいるんです。
このアーティスト
Bruno marsという人です。
アメフトのハーフタイムショーでの一コマです。
動画を見て貰えると一目瞭然なのですが、ダンスがキレッキレです。
来年4月に日本公演を予定しているそうなので、一度生で彼の歌声とダンスを見てみたいです。
ちなみに…VIP SS席のお値段は10万円!!
行くなら是非VIP SS席で見てみたい物です。
私の予定は今の所まだ開いているので…とこん平みたいな事は言わない様にします。
さて今回はタグボートの塗装編です。
前回まではこちら
下地処理、ディテールアップと完了した所まででした。

船体の塗装からはじめます。
前回までで船体のパーティングラインを消した訳ですが
場所によってはかなりペーパーを当てた箇所もありますので
傷埋め次に塗装する色の為にサフを吹いてあります。
流石に黒の上に明るい色は発色しませんので。

艦底の色は艦底色をそのまま吹いてみました。
戦艦の場合はこの色をベースに赤を混ぜて調色いた色を吹いたりしますが
実物の写真を見て色のイメージが錆び止め剤の様な色味でしたので
艦底色をそのまま使用しました。
決して楽をする為ではありません!(笑)

艦底色が乾燥するまでの間に内側の色を塗装します。
クリームイエローですが、サフのグレーのに白を引かずに塗装しています。
実物ではあまり鮮やかな黄色ではなかった為です。

艦底色が乾いたようなので、次の色を塗装します。
キットにはうっすらと塗り分けのラインがモールドされていますので
そのラインに沿ってマスキングをするのですが、
途中で緩いカーブを描いているかと思えば、後ろでは急激に立ち上がったりと
ラインは真っすぐではありません。
そこで、今回はタミヤさんの曲面追従マスキングテープを使用してみます。
柔らかいビニールテープのような感じのテープで柔らかく、
かなりのアールでも問題なく追従してくれる優れものです。
ピーっと引っ張りながら貼るのでテープの際が綺麗に面に密着しますので
塗料の漏れも起こり難い利点もあります。
ただし…失敗して何度も貼り直すと一気に粘着力が弱くなりますので
ご注意をください。

ぐるっと一周、テープを貼った状態です。
写真の右側、アンカーの窪みは別途切り出した通常のメスキングテープでカバーしています。

デッキの縁の部分には隙間がありますので、塗料が吹き込まないように裏側からマスクしてあります。

2色目のグレーを吹いた状態です。
ネービーブルーの様な暗い青っぽいグレーです。

2色目が乾燥する間にデッキの塗装をします。
ここはマスキングも必要ないので、イメージ合わせたグレーグリーンを吹きました。


2色目が乾いたので白いラインを入れていきます。
写真は長めに切り出したマスキングテープを定規を使って真っすぐカットしている所です。
鉄道模型等で見られるラインの塗装の際に気をつける箇所なのですが、
買ってきた状態のマスキングテープの縁はよく見るとガビガビです。
このまま使用すると折角のラインもガビガビになってしまいますので
ラインの塗装をする際は予め必要な長さをカットして使用します。

先程のカットしたテープを白ラインの上側のマスキングに使いました。
途中途中で開いているスリットの上端から上端を結ぶ様に貼り込みました。
写真は下側のラインのマスキングをしている所です。
塗り分けラインを綺麗に出す為に、一度大まかにマスキングテープを貼って
塗り分けラインを爪楊枝等先の尖った物でなぞり、カッターでカットしていけば
ラインがきちっと出ます。
力を入れ過ぎて下地を傷つけない様にだけは注意してください。
ポイントは皮一枚だけカットする事です。
カッターの刃先からテープを切るジャリジャリとした感覚を感じながら
切れば失敗のリスクは少なくなります。


下端のラインのマスキングも終わったのでスリットの部分のマスキングをしました。
ここは小さく切ったテープをスリット内部の端端に貼って間を大きめのテープを貼って終わりです。

ラインの白を塗装した状態です。
この後にマスキングを剥がしていくのですが、
マスキング塗装で一番ドキドキする作業です。
きっちりマスキングされていれば何も問題は無いのですが、
そこはやはり人間の作業です。
結構な頻度で漏れや、塗り忘れがあるものです。
万が一失敗していたら、そこは適宜修正しましょう。
今回は珍しく失敗がなかったようなので先に進みます。

白の乾燥を待つ間にスクリューの塗装をしました。
こちらも乾燥しましたので、取付けてあります。
今、気づきましたが底の部分をピンセットで引っ掻いてしまって
塗膜に傷が…ガビーン;;
後で修正しておきます…

先に塗装を済ませてあった台座とネームプレートも乾燥しているようです。

台座に船体をセットしてみました。
小さいながらなんか立派に見えてきました。
今回はここまでです。
次回は上のデッキや小物類を塗装して完成へと向かいます。
まだ紹介していないディテールアップも待っていますので
乞うご期待!!
次回もまた見てくれよなっ!!!!1
筆者:神宮司

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はじめちゃんです。
音楽が好きだというネタは以前お話しましたが、最近気になるアーティストがいるんです。
このアーティスト
Bruno marsという人です。
アメフトのハーフタイムショーでの一コマです。
動画を見て貰えると一目瞭然なのですが、ダンスがキレッキレです。
来年4月に日本公演を予定しているそうなので、一度生で彼の歌声とダンスを見てみたいです。
ちなみに…VIP SS席のお値段は10万円!!
行くなら是非VIP SS席で見てみたい物です。
私の予定は今の所まだ開いているので…とこん平みたいな事は言わない様にします。
さて今回はタグボートの塗装編です。
前回まではこちら
下地処理、ディテールアップと完了した所まででした。

船体の塗装からはじめます。
前回までで船体のパーティングラインを消した訳ですが
場所によってはかなりペーパーを当てた箇所もありますので
傷埋め次に塗装する色の為にサフを吹いてあります。
流石に黒の上に明るい色は発色しませんので。

艦底の色は艦底色をそのまま吹いてみました。
戦艦の場合はこの色をベースに赤を混ぜて調色いた色を吹いたりしますが
実物の写真を見て色のイメージが錆び止め剤の様な色味でしたので
艦底色をそのまま使用しました。
決して楽をする為ではありません!(笑)

艦底色が乾燥するまでの間に内側の色を塗装します。
クリームイエローですが、サフのグレーのに白を引かずに塗装しています。
実物ではあまり鮮やかな黄色ではなかった為です。

艦底色が乾いたようなので、次の色を塗装します。
キットにはうっすらと塗り分けのラインがモールドされていますので
そのラインに沿ってマスキングをするのですが、
途中で緩いカーブを描いているかと思えば、後ろでは急激に立ち上がったりと
ラインは真っすぐではありません。
そこで、今回はタミヤさんの曲面追従マスキングテープを使用してみます。
柔らかいビニールテープのような感じのテープで柔らかく、
かなりのアールでも問題なく追従してくれる優れものです。
ピーっと引っ張りながら貼るのでテープの際が綺麗に面に密着しますので
塗料の漏れも起こり難い利点もあります。
ただし…失敗して何度も貼り直すと一気に粘着力が弱くなりますので
ご注意をください。

ぐるっと一周、テープを貼った状態です。
写真の右側、アンカーの窪みは別途切り出した通常のメスキングテープでカバーしています。

デッキの縁の部分には隙間がありますので、塗料が吹き込まないように裏側からマスクしてあります。

2色目のグレーを吹いた状態です。
ネービーブルーの様な暗い青っぽいグレーです。

2色目が乾燥する間にデッキの塗装をします。
ここはマスキングも必要ないので、イメージ合わせたグレーグリーンを吹きました。


2色目が乾いたので白いラインを入れていきます。
写真は長めに切り出したマスキングテープを定規を使って真っすぐカットしている所です。
鉄道模型等で見られるラインの塗装の際に気をつける箇所なのですが、
買ってきた状態のマスキングテープの縁はよく見るとガビガビです。
このまま使用すると折角のラインもガビガビになってしまいますので
ラインの塗装をする際は予め必要な長さをカットして使用します。

先程のカットしたテープを白ラインの上側のマスキングに使いました。
途中途中で開いているスリットの上端から上端を結ぶ様に貼り込みました。
写真は下側のラインのマスキングをしている所です。
塗り分けラインを綺麗に出す為に、一度大まかにマスキングテープを貼って
塗り分けラインを爪楊枝等先の尖った物でなぞり、カッターでカットしていけば
ラインがきちっと出ます。
力を入れ過ぎて下地を傷つけない様にだけは注意してください。
ポイントは皮一枚だけカットする事です。
カッターの刃先からテープを切るジャリジャリとした感覚を感じながら
切れば失敗のリスクは少なくなります。


下端のラインのマスキングも終わったのでスリットの部分のマスキングをしました。
ここは小さく切ったテープをスリット内部の端端に貼って間を大きめのテープを貼って終わりです。

ラインの白を塗装した状態です。
この後にマスキングを剥がしていくのですが、
マスキング塗装で一番ドキドキする作業です。
きっちりマスキングされていれば何も問題は無いのですが、
そこはやはり人間の作業です。
結構な頻度で漏れや、塗り忘れがあるものです。
万が一失敗していたら、そこは適宜修正しましょう。
今回は珍しく失敗がなかったようなので先に進みます。

白の乾燥を待つ間にスクリューの塗装をしました。
こちらも乾燥しましたので、取付けてあります。
今、気づきましたが底の部分をピンセットで引っ掻いてしまって
塗膜に傷が…ガビーン;;
後で修正しておきます…

先に塗装を済ませてあった台座とネームプレートも乾燥しているようです。

台座に船体をセットしてみました。
小さいながらなんか立派に見えてきました。
今回はここまでです。
次回は上のデッキや小物類を塗装して完成へと向かいます。
まだ紹介していないディテールアップも待っていますので
乞うご期待!!
次回もまた見てくれよなっ!!!!1
筆者:神宮司

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Posted on 16:00:31 «edit»
まいどっ!!
はじめちゃんです。
猛暑の後半戦が始まりましたね。
大物の下処理や塗装は工房の外のテラスで行うのですが、
連日の暑さで汗をかいてビショビショの状態で冷房の効いた工房と外を往復しているうちに
軽い風邪引いてしまいました。
今年の夏風邪はバカでも引くようです。
気化熱って恐ろしいですね。
それでは本題に移りたいと思います。
今回もタグボートの続きです。
前回まではこちら
接着した箇所の合わせ目消し・下地処理と手すりのディテールアップまででした。
今回は更にディテールアップをしていきたいと思います。

トップデッキの窓の上に突起がありますよね。
この突起は何なのか現物の写真と見比べた結果
明かり取り(?)の窓のようでしたので、ここも開口し本物っぽくしていきます。

窓のモールドの幅を測ったら1mmでしたので、手持ちの1mmのタガネを使って
開口していきたいとおもいます。
行程としては、削り過ぎの防止の意味合いでモールドの周囲を軽くケガキ針やカッターでなぞります。
当たりが出来たら、タガネで彫り込んで開口していきますが
力を入れすぎてタガネを滑らせて指を怪我しないように注意してくださいね。
本当に注意してくださいね!!
でないと私みたいに人差し指に突き刺さります(笑)

向こう側まで貫通しました。
じっくり気をつけて掘りましたが、それでも開口部の周囲が荒れていますので
後ほどペーパーを当てて綺麗にします。

前面の窓も開口しました。

全てくり抜いてみて窓と窓の間の部分が汚かったので、思い切って全てつなげました。
ここは整形後に枠を再生します。

開口部の整形を済ませましたので、ブラ棒で枠の再生をします。
丁度の長さで切ったつもりでも意外と切れていないことがあるので、
プラ棒を台形にカットし接着剤で断面を溶かして柔らかくしながら
押し込んではめ込みました。
面が揃わず飛び出た箇所は接着剤の乾燥後に均して完了です。
続いてトップデッキ横の梯子がキットでは省略されていましたので
こちらを作成します。
キットの手すりにくっ付いていますので、キットの手すりの径と揃えてつくります。
手すりの径は0.8mmでしたので、0.8mmの真鍮線を使用します。

先ずは、梯子のステップからはじめます。
キットの手すりの省略されている切れ目の間隔と同じ長さに真鍮線を切り出すのですが
複数本同じ長さで切り出すのは相当難しいもので、定規にガイドを取付けて同じ長さで切り出しても
中々上手く同じ長さに揃ってくれませんでした。
何か良い手はないかと試行錯誤して思いついたのが上の写真の方法です。
3.5mmの厚さのプラ板に0.8mmの貫通穴を開けてそこに適度な長さに切り出した
真鍮線を差し込んで、ヤスリで均して仕上げます。


長さがほぼ揃いました。

切り出した真鍮線を梯子の外枠部分に取付けました。

梯子とトップデッキの手すりの間の手すりも取付けてみました。
接続部は接着後にヤスリで均して継ぎ目を消してあります。
デッキのディテールアップは以上です。

最後にもう一カ所ディテールアップします。
船体にタイヤを括り付けるロープ用の穴が開いているのですが
キットではリベット様のモールドしかありませんでしたので
0.5mmの穴を開けてあります。
塗装後にタイヤをただ接着するのではなく、ロープで取付けてある様に
表現するための加工です。
今回の作業はここまでです。
ディテールアップも早々に塗装に移って、完成と行きたかった所ではありますが
気になってしまうと、手を出さずに居られなくなってしまい
途中でやらなければよかったかな(笑)と思いながらも
黙々と作業をしておりました。
次回こそは塗装に移れると思いますので、もう暫くお付き合いの程を何卒宜しくお願い致します。
次回もまた見てくれよなっっっっっ!!!1
筆者:神宮司

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はじめちゃんです。
猛暑の後半戦が始まりましたね。
大物の下処理や塗装は工房の外のテラスで行うのですが、
連日の暑さで汗をかいてビショビショの状態で冷房の効いた工房と外を往復しているうちに
軽い風邪引いてしまいました。
今年の夏風邪はバカでも引くようです。
気化熱って恐ろしいですね。
それでは本題に移りたいと思います。
今回もタグボートの続きです。
前回まではこちら
接着した箇所の合わせ目消し・下地処理と手すりのディテールアップまででした。
今回は更にディテールアップをしていきたいと思います。

トップデッキの窓の上に突起がありますよね。
この突起は何なのか現物の写真と見比べた結果
明かり取り(?)の窓のようでしたので、ここも開口し本物っぽくしていきます。

窓のモールドの幅を測ったら1mmでしたので、手持ちの1mmのタガネを使って
開口していきたいとおもいます。
行程としては、削り過ぎの防止の意味合いでモールドの周囲を軽くケガキ針やカッターでなぞります。
当たりが出来たら、タガネで彫り込んで開口していきますが
力を入れすぎてタガネを滑らせて指を怪我しないように注意してくださいね。
本当に注意してくださいね!!
でないと私みたいに人差し指に突き刺さります(笑)

向こう側まで貫通しました。
じっくり気をつけて掘りましたが、それでも開口部の周囲が荒れていますので
後ほどペーパーを当てて綺麗にします。

前面の窓も開口しました。

全てくり抜いてみて窓と窓の間の部分が汚かったので、思い切って全てつなげました。
ここは整形後に枠を再生します。

開口部の整形を済ませましたので、ブラ棒で枠の再生をします。
丁度の長さで切ったつもりでも意外と切れていないことがあるので、
プラ棒を台形にカットし接着剤で断面を溶かして柔らかくしながら
押し込んではめ込みました。
面が揃わず飛び出た箇所は接着剤の乾燥後に均して完了です。
続いてトップデッキ横の梯子がキットでは省略されていましたので
こちらを作成します。
キットの手すりにくっ付いていますので、キットの手すりの径と揃えてつくります。
手すりの径は0.8mmでしたので、0.8mmの真鍮線を使用します。

先ずは、梯子のステップからはじめます。
キットの手すりの省略されている切れ目の間隔と同じ長さに真鍮線を切り出すのですが
複数本同じ長さで切り出すのは相当難しいもので、定規にガイドを取付けて同じ長さで切り出しても
中々上手く同じ長さに揃ってくれませんでした。
何か良い手はないかと試行錯誤して思いついたのが上の写真の方法です。
3.5mmの厚さのプラ板に0.8mmの貫通穴を開けてそこに適度な長さに切り出した
真鍮線を差し込んで、ヤスリで均して仕上げます。


長さがほぼ揃いました。

切り出した真鍮線を梯子の外枠部分に取付けました。

梯子とトップデッキの手すりの間の手すりも取付けてみました。
接続部は接着後にヤスリで均して継ぎ目を消してあります。
デッキのディテールアップは以上です。

最後にもう一カ所ディテールアップします。
船体にタイヤを括り付けるロープ用の穴が開いているのですが
キットではリベット様のモールドしかありませんでしたので
0.5mmの穴を開けてあります。
塗装後にタイヤをただ接着するのではなく、ロープで取付けてある様に
表現するための加工です。
今回の作業はここまでです。
ディテールアップも早々に塗装に移って、完成と行きたかった所ではありますが
気になってしまうと、手を出さずに居られなくなってしまい
途中でやらなければよかったかな(笑)と思いながらも
黙々と作業をしておりました。
次回こそは塗装に移れると思いますので、もう暫くお付き合いの程を何卒宜しくお願い致します。
次回もまた見てくれよなっっっっっ!!!1
筆者:神宮司

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Posted on 19:27:18 «edit»
まいどっ!
はじめちゃんです。
蝉がミンミンと鳴くと夏を感じますよね。
先週だったかと思いますが、通勤途中のアスファルトの上で蝉が死んでおりました。
踏まれてぺっちゃんこになっており、羽も捥げていたのですが
ふと、目をやるとその羽だけが動いていたんです。
羽だけ動くなんておかしな話ですが、
よく見たら1匹の蟻が一所懸命にその羽を運んでいました。
巣穴に持って帰って食料にでもするんでしょうね。
働き蟻ってかっこいいなぁ。
自分も見習わなければ!!
さて今回はタグボートの第二回です。
前回まではこちら
接着出来るパーツの接着まで終わらせたところでした。
今回は地味な下地処理に入ります。
下地処理は特に特別な事はしておりませんので要所要所を紹介いたします。

先週組立てたデッキです。
古いキットのようで、箱に組んだ合わせ目がガッツりと見えておりますので隙間を埋めます。
パテで埋めてもいいのですが、扉のモールド等邪魔になるモールドがありますので
隙間に沿って瞬間接着剤を適量流し込んでパテ代わりに埋めました。


反対側も同様に処理してあります。
所々穴が開いているのが確認出来ると思いますが
これ基の状態では窓のモールドがあっただけでしたので
穴の径に合わせて開口してあります。
完成組立時に裏側から透明プラ板を貼って窓ガラスの再現をします。

下地処理の終わったデッキです。
ここで大変な事に気づきました。
上記作業前にトップデッキの床板が接着されていませんでしたので
いけないいけないと思い接着したのですが、実はこの部品は塗装の際
色味が違う部品なのですね。
マスキングの都合で接着していなかったのに、忘れて接着しちゃいました。てへへ
笑ってる場合じゃありませんよね。
急いで外さなければなりません。
どうやって外すかなぁ…
無理矢理外すとパーツを破損しかねないし…
カッターを隙間に突っ込んでも破損しそうだし…
困った困った。

解決法はこれ!
もう一度接着剤を流してプラを溶かせばいいのです!
プラモデル用の接着剤の性質を考えれば至極当然のことですよね。

無事外せました。
気を取り直して進めていきたいと思います。

デッキに手すりを取付けました。
実物と見比べて省略されている箇所がありますので、手を入れていきたいと思います。

トップデッキの手すりに0.3mmの穴を開けていきます。


仮に真鍮線を刺してみました。
まっすぐしすぎている気がします。
0.3mmの真鍮線でも太い気もします。
別の方法に変更します。


柔らかい針金や銅線も試しましたがしっくりこないので
釣り用のテグスを使ってみました。
これでバッチリですね。
その他の細かい部品も切り出して処理が完了しております。
それぞれ違う色で塗装するので、塗装までの保管には気をつけないといけません。

今回はここまでです。
次回はトップデッキ横のはしごの追加と塗装です。
乞うご期待!
筆者:神宮司

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はじめちゃんです。
蝉がミンミンと鳴くと夏を感じますよね。
先週だったかと思いますが、通勤途中のアスファルトの上で蝉が死んでおりました。
踏まれてぺっちゃんこになっており、羽も捥げていたのですが
ふと、目をやるとその羽だけが動いていたんです。
羽だけ動くなんておかしな話ですが、
よく見たら1匹の蟻が一所懸命にその羽を運んでいました。
巣穴に持って帰って食料にでもするんでしょうね。
働き蟻ってかっこいいなぁ。
自分も見習わなければ!!
さて今回はタグボートの第二回です。
前回まではこちら
接着出来るパーツの接着まで終わらせたところでした。
今回は地味な下地処理に入ります。
下地処理は特に特別な事はしておりませんので要所要所を紹介いたします。

先週組立てたデッキです。
古いキットのようで、箱に組んだ合わせ目がガッツりと見えておりますので隙間を埋めます。
パテで埋めてもいいのですが、扉のモールド等邪魔になるモールドがありますので
隙間に沿って瞬間接着剤を適量流し込んでパテ代わりに埋めました。


反対側も同様に処理してあります。
所々穴が開いているのが確認出来ると思いますが
これ基の状態では窓のモールドがあっただけでしたので
穴の径に合わせて開口してあります。
完成組立時に裏側から透明プラ板を貼って窓ガラスの再現をします。

下地処理の終わったデッキです。
ここで大変な事に気づきました。
上記作業前にトップデッキの床板が接着されていませんでしたので
いけないいけないと思い接着したのですが、実はこの部品は塗装の際
色味が違う部品なのですね。
マスキングの都合で接着していなかったのに、忘れて接着しちゃいました。てへへ
笑ってる場合じゃありませんよね。
急いで外さなければなりません。
どうやって外すかなぁ…
無理矢理外すとパーツを破損しかねないし…
カッターを隙間に突っ込んでも破損しそうだし…
困った困った。

解決法はこれ!
もう一度接着剤を流してプラを溶かせばいいのです!
プラモデル用の接着剤の性質を考えれば至極当然のことですよね。

無事外せました。
気を取り直して進めていきたいと思います。

デッキに手すりを取付けました。
実物と見比べて省略されている箇所がありますので、手を入れていきたいと思います。

トップデッキの手すりに0.3mmの穴を開けていきます。


仮に真鍮線を刺してみました。
まっすぐしすぎている気がします。
0.3mmの真鍮線でも太い気もします。
別の方法に変更します。


柔らかい針金や銅線も試しましたがしっくりこないので
釣り用のテグスを使ってみました。
これでバッチリですね。
その他の細かい部品も切り出して処理が完了しております。
それぞれ違う色で塗装するので、塗装までの保管には気をつけないといけません。

今回はここまでです。
次回はトップデッキ横のはしごの追加と塗装です。
乞うご期待!
筆者:神宮司

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Posted on 19:48:16 «edit»
まいどっ!
まじめちゃんです。
暑い日が続きますね。
おつかいやら何やらで日中にバイクに乗らないといけない日があります。
バイクに乗るのは好きですが、メットを被って
直ぐに額から汗が吹き出るのは堪りません。
それからこの時期に多いにわか雨。
先日、横浜の方に行く用事がありましたが帰りに思いっきり降られましたね。
雨でビショビショの状態で風に当たるものですから、体温を奪われて
夏なのに寒気を感じました。風邪引きかけたぜ…
それでもバイクって面白い乗り物だなぁと思いました。
さて!今回から新しい模型を製作致します。

アオシマ ワールドシップシリーズNo1
1/200 シュミット ネダーランド
こちらを製作していきたいと思います。

先ずはパーツ全景をば。
ランナー2枚に船体のパーツとデカールが入っております。
パーツ数は少なめですので、前回の零戦同様にサクっと終わりそうですね。
先ずは船体固定用の台座から製作していきます。
気になった箇所はこちら。

よくある押しピンの跡があります。
わかりやすい様にマジックで塗ってあります。
こちらをアルテコで埋めます。

固定用の柱と受けを接着して台座は終わりです。
続いて船体の下地処理に移ります。


写真を見て頂くとお分かりの様にパーティングラインが走っておりますので
こいつを処理していきます。
ただ、場所によっては細かなモールドがありますので
間違って削ってしまわない様にご注意ください。

船体の下地処理が完了しました。
浜に打ち上げられたクジラではありません。

続いて、接着→合わせ目消しの必要なパーツを先に組み立てます。
煙突のパーツとリールのパーツは噛み合わせがよろしくありませんでしたので
接着前にダボを削り飛ばして、接着面で擦り合わせをしてありますので
ピタっとくっつきました。
今回はここまでです。
次回はその他の細かいパーツの下地を処理していきます。
ディテールアップする箇所はどこかなぁっと探しておきますので
そちらもついでにご紹介する予定です。
次回もまた見てくれよなっっっ!!!
筆者:神宮司

NAGAEアートプロダクションはこちらから
まじめちゃんです。
暑い日が続きますね。
おつかいやら何やらで日中にバイクに乗らないといけない日があります。
バイクに乗るのは好きですが、メットを被って
直ぐに額から汗が吹き出るのは堪りません。
それからこの時期に多いにわか雨。
先日、横浜の方に行く用事がありましたが帰りに思いっきり降られましたね。
雨でビショビショの状態で風に当たるものですから、体温を奪われて
夏なのに寒気を感じました。風邪引きかけたぜ…
それでもバイクって面白い乗り物だなぁと思いました。
さて!今回から新しい模型を製作致します。

アオシマ ワールドシップシリーズNo1
1/200 シュミット ネダーランド
こちらを製作していきたいと思います。

先ずはパーツ全景をば。
ランナー2枚に船体のパーツとデカールが入っております。
パーツ数は少なめですので、前回の零戦同様にサクっと終わりそうですね。
先ずは船体固定用の台座から製作していきます。
気になった箇所はこちら。

よくある押しピンの跡があります。
わかりやすい様にマジックで塗ってあります。
こちらをアルテコで埋めます。

固定用の柱と受けを接着して台座は終わりです。
続いて船体の下地処理に移ります。


写真を見て頂くとお分かりの様にパーティングラインが走っておりますので
こいつを処理していきます。
ただ、場所によっては細かなモールドがありますので
間違って削ってしまわない様にご注意ください。

船体の下地処理が完了しました。
浜に打ち上げられたクジラではありません。

続いて、接着→合わせ目消しの必要なパーツを先に組み立てます。
煙突のパーツとリールのパーツは噛み合わせがよろしくありませんでしたので
接着前にダボを削り飛ばして、接着面で擦り合わせをしてありますので
ピタっとくっつきました。
今回はここまでです。
次回はその他の細かいパーツの下地を処理していきます。
ディテールアップする箇所はどこかなぁっと探しておきますので
そちらもついでにご紹介する予定です。
次回もまた見てくれよなっっっ!!!
筆者:神宮司

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