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NAGAEアートプロダクション公式ブログ

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カテゴリー「製作ハウツー 名鉄パノラマスーパー」の記事一覧

    

Posted on 21:33:52 «edit»

Category:製作ハウツー 名鉄パノラマスーパー

【めいてつ!】悲願!パノラマスーパーを完成させます! 第二回 

乗秀です。名鉄パノラマスーパー8輛の作業を引き続き行います!
色の剥離ひとつとっても8輛分もあるとかなりの時間を要します。そういう点では進捗状況の割に更新回数が多くなる傾向になってしまいそうですが、どうかご容赦下さい。
それでは本日の作業に入りましょう。

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前回は車体のみの作業でしたので、今回は下回りも平行して進めます。と言ってもこちらは塗装されていない状態での保管でしたので、新品と変わらない作業になります。
ホワイトメタルのパーツを磨いていきます。これは表面を美しく仕上げる為だけでなく、型から抜く際の離形剤(ろう)が表面に付着しており、このまま塗装すると擦るだけで色が剥がれてしまう為です
ウェイトの様な単純な面のパーツはサンドペーパーで磨きます。

DSCN9753.jpg
床下機器等の複雑な形状のパーツは、前回色剥がしでも使用したワイヤーブラシで磨きます。表面を撫でる程度で十分です。当て過ぎると形状が変わってしまいますので要注意!

DSCN9743_20180223210401957.jpg
一通りホワイトメタルを磨き終えたら、前回色落としした車体とセットで洗浄を行います。
洗浄にはマッハ製のブラスクリーンを使用し、表面に付着している汚れや錆の元を落とします…が、この洗浄液は模型用の洗浄剤の中でもかなり臭いがキツい方に入ります。換気はもちろんの事、周囲に配慮して使用しましょう。

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洗い方は簡単、薬液にパーツを浸けて柔らかな毛の筆で表面を撫でるだけです。この撫でる行為が重要で、軽く触る程度で十分洗浄力を発揮するのです。

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ホワイトメタルのパーツもじゃらじゃら入れて洗っていきます。筆にあたっていない部分は表面の汚れが落ちませんので要注意! ちなみに暫く浸けておくと薬液と反応して金属地がくすんでくる場合がありますが、塗装には問題ありませんのでご安心を。

DSCN9748.jpg
この作業をするとどの位綺麗になるかと言いますと、このくらい綺麗になります。今回はかなり分かり易い写真が撮れましたが、洗浄前の金属地の状態次第で見た目が大きく変わりますので、あくまで目安という事でお願いします…。

DSCN9759.jpg
洗浄が完了し、乾燥しましたらいよいよ塗装…の前のプライマーがけです。プライマーはフジモデルやマッハ模型のシールプライマーを使用します。プライマーの中でもかなり強力な塗膜を作り上げますので、鉄道模型の塗装には必須と言っても過言ではありません!

ちなみに弊社でも何度かお問い合わせ頂きましたが、シールプライマーは通常の模型用ラッカーシンナーで希釈すると、成分が分離して悲しい事になります。そこで画像で並べているガイアノーツ製ツールウォッシュのような強力なシンナーで希釈すると、成分が壊れる事無くしっかり希釈出来ます。是非覚えておきましょう!

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車体が大きいので一部分だけですが、まず表面のプライマーがけが終わりました。写真では分かり辛くなっちゃいましたが、シールプライマーには黄色の着色がうっすらされているので、一目でプライマーを吹いたかどうか分かるのも有り難いポイントです。

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プライマーがけの際よく行っているのは、ハンダ付け等でできた継ぎ目処理部分に厚めにかける事です。このシールプライマーは強固な塗膜を作ってくれるので、その粘度で細かなキズを埋める効果があります。ちょっと厚めに吹く事で、継ぎ目をしっかり消す補助をしてくれる訳ですね。

DSCN9758.jpg
そんなこんなで裏側もプライマーがけした後に内装色で塗装し終えました。色味は実写資料に合わせた淡めのクリーム色です。
裏側の塗装の際の注意点は、アングルの周辺にしっかり色を乗せる事です。特に意識せずにさーっと吹いていくと、吹き難い角度(特に上面)に色が乗らず、組立てた後に窓から色が乗ってない部分が見えてしまう…なんて事があります。裏側だから適当でも良いや…と妥協せず、しっかり塗装しましょう。

今回は以上となります。次回はいよいよ外側の塗装に入ります! 平行して下回りもどんどん進めて行きますので、よろしくお願いします。

筆者:乗秀

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Posted on 19:40:03 «edit»

Category:製作ハウツー 名鉄パノラマスーパー

【めいてつ!】悲願!パノラマスーパーを完成させます! 第一回 

乗秀です。
先日予告していた名鉄パノラマスーパーの作業にいよいよ取りかかります!
不足していたパーツ網羅で揃えてもらい、万全な態勢で臨みます! いっくぞー!
もう逃げられない

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まずは数年前に中途半端に塗られた塗装を剥離します。シンナーが反応しない素材(ポリ系)のケースに車輌を入れてシンナーに漬け込みますが、このケースは100円均一なんかですぐ手に入るようなタッパーで十分です。

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漬け込んで数分した後に、歯ブラシでごしごし擦りながら塗膜を剥がしていきます。通常の塗料で塗装していると、剥がすというより溶けるイメージで簡単に取れていきますね。
ここで重要なのは、塗料と塗装方法です。
仮にこの塗膜が弊社お得意のウレタンクリアーでコートされていた場合ですと、こんな簡単には剥がせません。ウレタンそのものはシンナーにも強く表面に薄いウレタン樹脂の膜を作っていますので、ただ漬け込むだけですとなかなか落ちないのです。そんなときは表面にカッターで薄く切り込みを入れると、その隙間からシンナーが入り込んで浮かす様にして塗膜が剥がせる様になります。
もう一つ、こちらは鉄道模型では採用されている事が多い焼き付け塗装の場合です。塗膜自体が強力に定着している為、綺麗に塗られているとシンナー程度ではびくともしません。この場合はシンナーではなく、専用の剥離剤を用意して剥がさなければ綺麗に落とせないのです。

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今回は表面保護前の通常通りラッカー塗装している為、十分も擦ればほぼブラス地むき出しになりました。
先の画像は多数の車輌の色を剥がしてきた年季あるシンナーですが、ある程度落としたらそれよりも汚れていない(もちろん新品でもOK)シンナーで漱ぐ様にして細かい所の塗膜残りを取っていきます。

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ひとまず先頭車4輛が剥がし終わりました…。流石に数があると単純作業もキツいですね。
でもこれでもう怖いものは無し! いよいよ再塗装に入るぞ!!

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と勢いづく前に、再度表面を確認します。塗装された状態ではあまり気にしていなかった、キズや段差があちこちに見えてきます。この塗装剥離作業で気をつけたいのは、こういった塗膜の下に隠れているキズやパテで一度処理したキズが容赦なく露出してしまう事です。色を落としたらすぐ塗装したい! という衝動をグッと抑えて、今改めて車輌をじっくり確認しましょう。

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こうしたキズは組立時に入ったものだけではなく、キットを開封する前からついている事も多いです。
特にロストワックス製の部品……今回は前面周辺をよく見てみると、レジンキットの様な気泡や凹凸が見えてきます。もちろんこんな所も見落とさず処理をします!


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処理と言ってもパテを充填させて表面を均すだけですので、簡単に終わります…1輛だけならば。
パーツの継ぎ目にあたる部分は特に分割線や段差が目立ち易い部分です。粗めのペーパーで一気に削ってから目の細かいペーパーで仕上げていくのがベターですね。

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ひとまず面倒な4輛から処理を仕上げていきます。ここで気をつけたいのは、パテを盛った箇所が分かり辛くなってしまうので、目だけでなく指でなぞる等して処理し忘れが無いか確認する事です。

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そんなこんなで仕上がりました! ここから更にブラス洗浄、プライマーがけが残っていますので、次回はそこから始めようと思います。
写真枚数は大した数ありませんが、8回も同じ作業をしているとそれなりの作業量になりますので、思う様に進まなくてもどかしくなります。それでもかっこいい完成品目指して引き続き頑張って参ります!!

筆者:乗秀

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Posted on 20:20:18 «edit»

Category:製作ハウツー 名鉄パノラマスーパー

【めいてつ!】悲願!パノラマスーパーを完成させます! 序章 

乗秀です。まず始めにお詫びをしなければならない事がございます。
現在製作中の富山地鉄ですが、全車輌の再現に際して一部必要な部品の市場在庫が無く、年末年始の間に探していました。しかし現在でも全ての部品が揃っておらず、現状では塗装に入れない状態になってしまいました。
(その間のブログが絵日記続きだったのは部品探しをしている為でした…。)
大変申し訳御座いませんが、富山地鉄は部品が揃い次第再開という運びを取らせて頂かざるを得なくなりました。代表と約束した手前もあり必ず完成させるつもりですので、どうかしばしお待ち下さいませ…。

……という状況を説明した所、「じゃあこれやって!」とにっこりと渡された車輌がこちら!

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名鉄1000系パノラマスーパーです!!
日車夢工房から発売された本キットは、4輛ずつの併結編成が楽しめる内容となっており、キット組立・塗装共に相当なレベルを要求される上級者向けです。
しかしなぜこのキットが抜擢されたかと言いますと……

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画像の通り、途中で作業が止まってしまっていた為です。私が入社した頃からこの状態で停滞しており、倉庫の奥深くに眠ったままになってしまっていたのです。
理由は様々あるそうですが、一番は塗装が難しすぎたせいかも知れません……。

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もちろん中間車を含む8輛全て組立が完了しており、車輌ごとに異なるパンタグラフ配管も忠実に再現。この状態で止まっているのが勿体ない完成度です。

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妻面はキットの指示そのままですとつんつるてんなのですが、当時の代表が可能な限り実車に近づけてディティールアップを施してあります。こうした妻面をリアルに作り込むか否かで、完成時の印象が大きく変わります!

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他の部品も無事に発掘し、一通りの部品をチェックし直しました。ハンダづけが必要な工程は全て完了しており、あとは塗装するだけ! という状態で彼らは毎日暗い箱の中でじっと待っていたのです…。

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そんなわけで、富山地鉄よりも遥かに難易度が高い重要なキットを仕上げる事になりました。
こちらもこちらで長期間挑戦になることが確実な内容ですので、じっくりかかりたいと思います。
今後は進行状況によりますが、富山地鉄の部品が揃い次第そちらを優先して仕上げていこうと考えておりますので、日によってあっち作ってこっち作ってとせわしない記事連載になってしまう事を予めご了承下さい。

本格的な作業は次回から入ります! それまでに必要な資料を集めてきます!

筆者:乗秀

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