カテゴリー「1/600 重機動メカ ドグマック」の記事一覧
- 2019/12/05 【よろしくっ!】ドグ・マック製作日記④
- 2019/11/23 【よろしくっ!】ドグ・マック製作日記③
- 2019/11/11 【よろしくっ!】ドグ・マック製作日記②
- 2019/10/27 【よろしくっ!】ドグ・マック製作日記
Posted on 12:00:00 «edit»
まいどっ!
尊敬するタレントは高田純次のはじめちゃんです。
お笑い関係の人では中々出て来ない様なウィットに富んだ切り返しが非常に好きです。
一般人に街角で声を掛けられた際に写真撮影に応じ、最後に
「これで美味しい物でも食べなさい」と鞄からお小遣いでは無く割り箸をだしてプレゼントしたとか!
本当かどうか知りませんが、こういったエピソードは大好物です。
さて今回はドグマック製作の最終回です。
前回まではこちら
下地処理の残りとサフ吹き、それから目の蛍光ピンクを塗装した所まででした。
早速続けていきます!!

前回塗装した目をマスキングして、たまたま手元にあったそれっぽい紫で塗装しました。
紫系の色って写真で撮ると色味が変わるから嫌な色ですよね。

続いて細部の塗装へと移ります。
腕の蛇腹を塗装するのですが、発色諸々の関係で紫の次にメタリックを吹きます。
メタリック系塗料はそのままマスキングするとメタリックの粒子がテープで取れちゃうんですよね。
マスキングの手間を考えるとメタリック→紫と塗装したいところですが
ここは手間でもセオリー通りに塗装します。
写真は蛇腹の境をマスクする為にポンチで切り抜いたマステです。
蛇腹の径より少し大きめのポンチで切り抜いて、一部に切れ目を入れてあります。

そのマステを使ってマスキングします。
切れ目のいづれか片方を始点として巻いていくだけなのですが
こういった古いキットの場合は真円が出ていない事が大半なので
現物合わせでマスクせざるを得ませんので此の様にマスクします。
幸いマステもある程度は形状に沿って曲がってくれるので
際を見定めてマスクすれば意外と簡単にマスクできますYo

続いて左手のハサミの塗装へ移ります。
箱絵ではザクの斧の様に熱せられている様に見えますので
白を基本にグラデーション塗装をしてそれっぽく仕上げてみます。
その前段階として先ず白を塗装しました。

蛍光グリーンでグラデーション塗装をしたところです。
刃の背の部分から塗装を始めて
パーツの角度を変えて刃の横面半分位迄塗料が掛かる様に調整して塗装します。
フィギュアの影色を塗装するのとは違いますので、あまり細吹きが得意で無い方も
塗料の噴出量さえ気をつければ塗装出来るので無いでしょうか。
是非お試しアレ!

続いてはカニで言うところの腹の塗装です。
股関節パーツを先に全て接着しておりますが、塗装の便を考えると
塗装後の接着にすればよかったと激しく後悔しております。
何気にマスキングって効率よくやらないと凄く時間を食うんですよね…

基本部分の塗装が完了しましたので細部の筆塗りをします。
写真はガイアさんのエナメル塗料の蛍光グリーンです。
2年くらい前に発売されたと記憶しておりますが
エナメル塗料ってスミ入れやらなんやらで結構使う塗料なのですが
調色にクセがあると言いますか、販売されてる塗料だけでイメージする色が作り難い塗料でした。
そんなエナメル塗料界に革命を起こしたとかいないとか!
ガイアさんから蛍光系カラーと純色が発売されたんですね。
いままで作るのが難しかったパステルな色が造りやすくなりましたし
メカ物等に蛍光色でスミ入れが出来る時代になりました。
この蛍光グリーンがあれば∀ガンダムのオデコも難なく塗装出来てしまいますよ!
ビバ文明の利器

てな訳で目の内側の縁に蛍光グリーンを塗装しました。




そんな訳でドグマック完成です。
良く知らない作品のメカを見よう見真似で作りました。
こんな色味じゃない!とかご意見はあるでしょうが
生暖かい目でみてやって下さいます様お願いいたします。
最新のキットも勿論良いですが、古いキットも味があって好きです。
今回はパーツが合わないとか、色々言われているキットの内容がどんなものか
知る為に製作した側面もありました。
結論を言うとこの位の時代のキットなんてこんなもんじゃないの?ってことです。
ガンプラも当時のキットは合わないとか隙間が空くとかそんな物でしたよね。
あ、古い方のザクも持ってたっけなぁ…
それではまた次回のブログでお逢いしましょう。
さよならっ
さよならっ
さよならっ
筆者:神宮司

NAGAEアートプロダクションはこちらから
↓はじめちゃんのやる気スイッチです。
尊敬するタレントは高田純次のはじめちゃんです。
お笑い関係の人では中々出て来ない様なウィットに富んだ切り返しが非常に好きです。
一般人に街角で声を掛けられた際に写真撮影に応じ、最後に
「これで美味しい物でも食べなさい」と鞄からお小遣いでは無く割り箸をだしてプレゼントしたとか!
本当かどうか知りませんが、こういったエピソードは大好物です。
さて今回はドグマック製作の最終回です。
前回まではこちら
下地処理の残りとサフ吹き、それから目の蛍光ピンクを塗装した所まででした。
早速続けていきます!!

前回塗装した目をマスキングして、たまたま手元にあったそれっぽい紫で塗装しました。
紫系の色って写真で撮ると色味が変わるから嫌な色ですよね。

続いて細部の塗装へと移ります。
腕の蛇腹を塗装するのですが、発色諸々の関係で紫の次にメタリックを吹きます。
メタリック系塗料はそのままマスキングするとメタリックの粒子がテープで取れちゃうんですよね。
マスキングの手間を考えるとメタリック→紫と塗装したいところですが
ここは手間でもセオリー通りに塗装します。
写真は蛇腹の境をマスクする為にポンチで切り抜いたマステです。
蛇腹の径より少し大きめのポンチで切り抜いて、一部に切れ目を入れてあります。

そのマステを使ってマスキングします。
切れ目のいづれか片方を始点として巻いていくだけなのですが
こういった古いキットの場合は真円が出ていない事が大半なので
現物合わせでマスクせざるを得ませんので此の様にマスクします。
幸いマステもある程度は形状に沿って曲がってくれるので
際を見定めてマスクすれば意外と簡単にマスクできますYo

続いて左手のハサミの塗装へ移ります。
箱絵ではザクの斧の様に熱せられている様に見えますので
白を基本にグラデーション塗装をしてそれっぽく仕上げてみます。
その前段階として先ず白を塗装しました。

蛍光グリーンでグラデーション塗装をしたところです。
刃の背の部分から塗装を始めて
パーツの角度を変えて刃の横面半分位迄塗料が掛かる様に調整して塗装します。
フィギュアの影色を塗装するのとは違いますので、あまり細吹きが得意で無い方も
塗料の噴出量さえ気をつければ塗装出来るので無いでしょうか。
是非お試しアレ!

続いてはカニで言うところの腹の塗装です。
股関節パーツを先に全て接着しておりますが、塗装の便を考えると
塗装後の接着にすればよかったと激しく後悔しております。
何気にマスキングって効率よくやらないと凄く時間を食うんですよね…

基本部分の塗装が完了しましたので細部の筆塗りをします。
写真はガイアさんのエナメル塗料の蛍光グリーンです。
2年くらい前に発売されたと記憶しておりますが
エナメル塗料ってスミ入れやらなんやらで結構使う塗料なのですが
調色にクセがあると言いますか、販売されてる塗料だけでイメージする色が作り難い塗料でした。
そんなエナメル塗料界に革命を起こしたとかいないとか!
ガイアさんから蛍光系カラーと純色が発売されたんですね。
いままで作るのが難しかったパステルな色が造りやすくなりましたし
メカ物等に蛍光色でスミ入れが出来る時代になりました。
この蛍光グリーンがあれば∀ガンダムのオデコも難なく塗装出来てしまいますよ!
ビバ文明の利器

てな訳で目の内側の縁に蛍光グリーンを塗装しました。




そんな訳でドグマック完成です。
良く知らない作品のメカを見よう見真似で作りました。
こんな色味じゃない!とかご意見はあるでしょうが
生暖かい目でみてやって下さいます様お願いいたします。
最新のキットも勿論良いですが、古いキットも味があって好きです。
今回はパーツが合わないとか、色々言われているキットの内容がどんなものか
知る為に製作した側面もありました。
結論を言うとこの位の時代のキットなんてこんなもんじゃないの?ってことです。
ガンプラも当時のキットは合わないとか隙間が空くとかそんな物でしたよね。
あ、古い方のザクも持ってたっけなぁ…
それではまた次回のブログでお逢いしましょう。
さよならっ
さよならっ
さよならっ
筆者:神宮司

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↓はじめちゃんのやる気スイッチです。
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Posted on 20:40:42 «edit»
まいどっ!
はじめちゃんです。
最近になってまた昔の曲を聞き直しております。
昔好きだった曲が今聴くと、アレ?なんで当時あんなに好きだったんだろう…って話を以前したかと思いますが
逆のパターンもありますよね。
最近聴いているのはMy bloody valentineです。
昔はあのノイズや音程の外れた様なギターの音が気持ち悪かったんですが
何故か今は聴けますね。
歳を取ると色んな趣味趣向が変わったりしますが音楽もそうなのかしら…
さて今回もドグマックの続きです。
前回はこちら
マステ固定なしで自立するようになった所までです。
では早速続きをば!

挟み込み挟み込みで組立てる都合上、接着→乾燥→合わせ目消し→接着→乾燥→合わせ目消しの
連続です。最後のスネまで接着した所でしたので早速ここの処理をします。
といっても特別な事は何もないので、合わせ目の周囲にペーパーを当てて
地道に合わせ目を消します。

事後の写真ですが
頭のど真ん中に合わせ目を跨いでモールドがあります。
ただの線ならカッターや目立てヤスリでなぞって終わりなのですが
ここは0,5mm程の幅のモールドなので、カッター等ではちと処理し難いです。

そこで、こいつの出番です。
スジボリ堂さんのタガネ
色々な幅のタガネの中から今回はピッタリサイズの合う0,5をチョイスしました。
これを使ってゆっくりなぞってやるとモールドが復活する訳です。
力を入れすぎるとタガネが折れますのでくれぐれも優しく優しくね♪

そんな訳で下地の処理が終わりました。
足の関節はポーズ固定なので接着して固めてしまいました。
その方がちゃんと自立しますしね♪

サフを吹いて傷のチェックです。
幸い毛を噛み込んだくらいでパテを盛る様な傷はありませんでしたので
一色目の塗装に入ります。

目?カメラ?よく分かりませんが蛍光ピンクで塗装しました。
グレーのサフの上からでは綺麗に発色しませんので、ピンクサフを吹いてから
蛍光ピンクで塗装しました。
蛍光色は乾燥が非常に遅いので今回はここ迄です。
次回は本体の塗装と細部の塗装へ進みます。
次回もぜってぇ見てくれよなっ!!!!!!!1
筆者:神宮司

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はじめちゃんです。
最近になってまた昔の曲を聞き直しております。
昔好きだった曲が今聴くと、アレ?なんで当時あんなに好きだったんだろう…って話を以前したかと思いますが
逆のパターンもありますよね。
最近聴いているのはMy bloody valentineです。
昔はあのノイズや音程の外れた様なギターの音が気持ち悪かったんですが
何故か今は聴けますね。
歳を取ると色んな趣味趣向が変わったりしますが音楽もそうなのかしら…
さて今回もドグマックの続きです。
前回はこちら
マステ固定なしで自立するようになった所までです。
では早速続きをば!

挟み込み挟み込みで組立てる都合上、接着→乾燥→合わせ目消し→接着→乾燥→合わせ目消しの
連続です。最後のスネまで接着した所でしたので早速ここの処理をします。
といっても特別な事は何もないので、合わせ目の周囲にペーパーを当てて
地道に合わせ目を消します。

事後の写真ですが
頭のど真ん中に合わせ目を跨いでモールドがあります。
ただの線ならカッターや目立てヤスリでなぞって終わりなのですが
ここは0,5mm程の幅のモールドなので、カッター等ではちと処理し難いです。

そこで、こいつの出番です。
スジボリ堂さんのタガネ
色々な幅のタガネの中から今回はピッタリサイズの合う0,5をチョイスしました。
これを使ってゆっくりなぞってやるとモールドが復活する訳です。
力を入れすぎるとタガネが折れますのでくれぐれも優しく優しくね♪

そんな訳で下地の処理が終わりました。
足の関節はポーズ固定なので接着して固めてしまいました。
その方がちゃんと自立しますしね♪

サフを吹いて傷のチェックです。
幸い毛を噛み込んだくらいでパテを盛る様な傷はありませんでしたので
一色目の塗装に入ります。

目?カメラ?よく分かりませんが蛍光ピンクで塗装しました。
グレーのサフの上からでは綺麗に発色しませんので、ピンクサフを吹いてから
蛍光ピンクで塗装しました。
蛍光色は乾燥が非常に遅いので今回はここ迄です。
次回は本体の塗装と細部の塗装へ進みます。
次回もぜってぇ見てくれよなっ!!!!!!!1
筆者:神宮司

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Posted on 17:46:59 «edit»
まいどっ!
はじめちゃんです。
先日胃腸炎を煩ってしまい、連日お粥やら豆腐やら消化に良さそうな物しか口にできませんでした。
普段何気なく過ごしており健康の大事さって病気になってから気付く事が多いけど
気付いた時はもう遅いんですよね。
日々色んな事に感謝しながら生きていきたいなと思います。
さて今回もドグマックの続きです。
前回まではこちら
マスキングテープでペタペタと仮組みしたところ迄です。
今回は組立てて行きたいと思います。

まずは胴体から
とりあえずバラしていきます。

今回手を加えるのがこの腕の接続です。
今のメカ系キットの関節はポリキャップ接続が主流ですが
このキット発売の82年当時では関節は挟み込みの時代だったんですね。
胴体の整形の都合上、挟み込みでは綺麗に整形し難いので
ここにポリキャップを挟んでみたいと思います。
ポーズ固定で製作する場合は引っかかりを切ってしまえば簡単なのですが…

某B社のガンプラ組立後のあまりのポリキャップです。
B社と伏せてるのにね…
ロボット系のプラモによくあるのですが、シリーズ内で共通のポリキャップを使う都合上
必ずと言っていいほどポリキャップが余ります。
捨てずに取っておくと別のキットの組立時に紛失した際に役立つのですが
こういった昔のキットの改造をする際にも役立つ事が多いので捨てずに保管しています。
コトブキヤやウェーブからもポリキャップセットが販売されていますので持っていると役に立つ事が多いです。
小耳に挟んだ情報では、昔はポリキャップだけの販売ってなかったそうで
改造したりとかでポリキャップが必要になった場合の確保する手段として
ポリキャップ目当てで当時バンダイから発売されていたバイファムのキットが売れたそうです。
バーニアパーツを大量に必要とする際はガンプラMSVシリーズのサイコミュ試験ザクが売れたそうです。
現在はバーニアパーツもそれ単体で様々な径の物が販売されていますね。
便利な世の中だぁ

手持ちの中で都合良さそうなものをチョイスしましたが、そのままでは厚みが邪魔で仕込めません。

丁度中央にパーティングラインがありましたので、そこで2つに割ってみました。

ダボを切り取って挟み込んでみました。
見難いですが、足取付け基部パーツと干渉する事無く収まっております。


ピンぼけですいません。
何が説明したいかというとですね…
ポリキャップ等軟質パーツってグニャグニャしてて処理し難いですよね。
接着する手前少しでも断面を綺麗にしたいので、磨き難い素材ではありますが根気を入れて磨けば磨けます。
写真は磨きの前後の写真だったのです。
え…?ポリキャップを接着するって??

磨いたポリキャップを仮置きしてみました。
問題無く入りますが、隙間が開いております。
ここを埋めます。

隙間が大体0.5mmだったので0.5mmプラ板をポンチで打ち抜いた物を用意しました。

ポリキャップと一緒に挟んだ様子です。
しっかりと隙間が埋まりました。

で、接着します。
タミヤさんの瞬間接着剤プライマー!
PP PE POMといった難接着素材を接着出来る様にする下塗り材です。
こいつをポリキャップに塗布してから瞬間接着剤で接着すると接着出来るんですな!

接着してから穴開け加工をしましたが、バイスを使ってこじっても剥がれませんでした。
ビバ文明の利器!

プラ側は流し込み、ポリキャップ側は更にプライマー塗布からの瞬間接着剤で胴体に取付けました。

やはり足基部パーツとも干渉しませんね。
よかったよかった

胴体側の加工は終わったので、腕側の加工です。
写真は挟まれる側の軸部分です。
この抜け止めの●が整形の邪魔者なんですね。

おりゃー!と叫び声は必要ありませんが軸を切り飛ばします。
その後軸のあった場所に新たにポリキャップの内径と同じ太さの棒を設置すれば作業は完了です。
先ずはドリルで穴を開けるのですが、その手始めに針で当りを取ります。
目見当で十分だぜ!って人は飛ばして結構なのですが、回転するパーツの軸はセンターに無ければ綺麗に
回ってくれませんので、ドリルで穴開けの印をうちます。

前回に引き続きお役立ちアイテムの紹介です。
以前は印つけ専用のニードルを用意していたのですが、用途外の使用法により先端が折れてしまいました。
それで場繫ぎで手持ちのアイテムを組み合わせて作ってみたのですが
ピンバイスに頭を飛ばした虫ピンの針を咥えさせただけです。
基本はピンバイスなので刺したあとにクルクルと回せます。
ぐっと差し込むと対象面が割れたり針がずれたりしましたが、回して押し込む分対象面に幾分か優しい様で
割れたりずれたりと言った事故は減りました。
小さくて軽いので変に力が入る事も無く使いやすいアイテムです。

新しい軸を設置した状態です。
今回軸に使用したのは3mm径のプラ棒です。
元あった軸の位置に3mmの穴を開けてプラ棒を接着しただけですが
それだけだと強度に不安があるので
プラ棒のセンターあたり(適当)に1mmの穴を貫通させて腕パーツと軸を金属線で繋いで補強してあります。

最後に一手間
軸のポリキャップに入る口の部分は角を面取りしておくとスムーズに抜き差しできますので
面取りを忘れずにしておきます。

まるで何も加工してないかの様に胴体にくっ付きました。

ハサミの部分は特段整形の邪魔もありませんでしたのでそのまま挟み込みで組立てております。

続いて足の組立です。
挟んでからでは処理し難い関節は先にペーパーがけを済ませてそれから接着していきます。
この後更に挟み込む必要があるので、接着剤が乾燥したら合わせ目の処理をして更に挟み込みます。

数時間後…
先程の接着箇所を処理して更に挟み込み接着しました。
昔のキットはこういった手間がかかるキットでしたよね。
子供の頃は早く完成させて飾りたいから、ガシガシ接着して組立てていました。
合わせ目消しなんて知らない当時はそれで良かったんですよね。
いやー懐かしい


そんなこんなで全パーツ接着まで完了しました。
前回は仮組みだったのでマスキングテープでべたべたでしたが
今回はテープはおろか、補助無しで自立しております。
地味〜な作業ばかりの回でしたが、何かの参考になればと思い手を入れてみました。
次回は合わせ目消しの残っている胴体とスネを処理して塗装へと移りたいと思います。
それではまた次回!!
ぜぇってぇ見てくれよなっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1
筆者:神宮司

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はじめちゃんです。
先日胃腸炎を煩ってしまい、連日お粥やら豆腐やら消化に良さそうな物しか口にできませんでした。
普段何気なく過ごしており健康の大事さって病気になってから気付く事が多いけど
気付いた時はもう遅いんですよね。
日々色んな事に感謝しながら生きていきたいなと思います。
さて今回もドグマックの続きです。
前回まではこちら
マスキングテープでペタペタと仮組みしたところ迄です。
今回は組立てて行きたいと思います。

まずは胴体から
とりあえずバラしていきます。

今回手を加えるのがこの腕の接続です。
今のメカ系キットの関節はポリキャップ接続が主流ですが
このキット発売の82年当時では関節は挟み込みの時代だったんですね。
胴体の整形の都合上、挟み込みでは綺麗に整形し難いので
ここにポリキャップを挟んでみたいと思います。
ポーズ固定で製作する場合は引っかかりを切ってしまえば簡単なのですが…

某B社のガンプラ組立後のあまりのポリキャップです。
B社と伏せてるのにね…
ロボット系のプラモによくあるのですが、シリーズ内で共通のポリキャップを使う都合上
必ずと言っていいほどポリキャップが余ります。
捨てずに取っておくと別のキットの組立時に紛失した際に役立つのですが
こういった昔のキットの改造をする際にも役立つ事が多いので捨てずに保管しています。
コトブキヤやウェーブからもポリキャップセットが販売されていますので持っていると役に立つ事が多いです。
小耳に挟んだ情報では、昔はポリキャップだけの販売ってなかったそうで
改造したりとかでポリキャップが必要になった場合の確保する手段として
ポリキャップ目当てで当時バンダイから発売されていたバイファムのキットが売れたそうです。
バーニアパーツを大量に必要とする際はガンプラMSVシリーズのサイコミュ試験ザクが売れたそうです。
現在はバーニアパーツもそれ単体で様々な径の物が販売されていますね。
便利な世の中だぁ

手持ちの中で都合良さそうなものをチョイスしましたが、そのままでは厚みが邪魔で仕込めません。

丁度中央にパーティングラインがありましたので、そこで2つに割ってみました。

ダボを切り取って挟み込んでみました。
見難いですが、足取付け基部パーツと干渉する事無く収まっております。


ピンぼけですいません。
何が説明したいかというとですね…
ポリキャップ等軟質パーツってグニャグニャしてて処理し難いですよね。
接着する手前少しでも断面を綺麗にしたいので、磨き難い素材ではありますが根気を入れて磨けば磨けます。
写真は磨きの前後の写真だったのです。
え…?ポリキャップを接着するって??

磨いたポリキャップを仮置きしてみました。
問題無く入りますが、隙間が開いております。
ここを埋めます。

隙間が大体0.5mmだったので0.5mmプラ板をポンチで打ち抜いた物を用意しました。

ポリキャップと一緒に挟んだ様子です。
しっかりと隙間が埋まりました。

で、接着します。
タミヤさんの瞬間接着剤プライマー!
PP PE POMといった難接着素材を接着出来る様にする下塗り材です。
こいつをポリキャップに塗布してから瞬間接着剤で接着すると接着出来るんですな!

接着してから穴開け加工をしましたが、バイスを使ってこじっても剥がれませんでした。
ビバ文明の利器!

プラ側は流し込み、ポリキャップ側は更にプライマー塗布からの瞬間接着剤で胴体に取付けました。

やはり足基部パーツとも干渉しませんね。
よかったよかった

胴体側の加工は終わったので、腕側の加工です。
写真は挟まれる側の軸部分です。
この抜け止めの●が整形の邪魔者なんですね。

おりゃー!と叫び声は必要ありませんが軸を切り飛ばします。
その後軸のあった場所に新たにポリキャップの内径と同じ太さの棒を設置すれば作業は完了です。
先ずはドリルで穴を開けるのですが、その手始めに針で当りを取ります。
目見当で十分だぜ!って人は飛ばして結構なのですが、回転するパーツの軸はセンターに無ければ綺麗に
回ってくれませんので、ドリルで穴開けの印をうちます。

前回に引き続きお役立ちアイテムの紹介です。
以前は印つけ専用のニードルを用意していたのですが、用途外の使用法により先端が折れてしまいました。
それで場繫ぎで手持ちのアイテムを組み合わせて作ってみたのですが
ピンバイスに頭を飛ばした虫ピンの針を咥えさせただけです。
基本はピンバイスなので刺したあとにクルクルと回せます。
ぐっと差し込むと対象面が割れたり針がずれたりしましたが、回して押し込む分対象面に幾分か優しい様で
割れたりずれたりと言った事故は減りました。
小さくて軽いので変に力が入る事も無く使いやすいアイテムです。

新しい軸を設置した状態です。
今回軸に使用したのは3mm径のプラ棒です。
元あった軸の位置に3mmの穴を開けてプラ棒を接着しただけですが
それだけだと強度に不安があるので
プラ棒のセンターあたり(適当)に1mmの穴を貫通させて腕パーツと軸を金属線で繋いで補強してあります。

最後に一手間
軸のポリキャップに入る口の部分は角を面取りしておくとスムーズに抜き差しできますので
面取りを忘れずにしておきます。

まるで何も加工してないかの様に胴体にくっ付きました。

ハサミの部分は特段整形の邪魔もありませんでしたのでそのまま挟み込みで組立てております。

続いて足の組立です。
挟んでからでは処理し難い関節は先にペーパーがけを済ませてそれから接着していきます。
この後更に挟み込む必要があるので、接着剤が乾燥したら合わせ目の処理をして更に挟み込みます。

数時間後…
先程の接着箇所を処理して更に挟み込み接着しました。
昔のキットはこういった手間がかかるキットでしたよね。
子供の頃は早く完成させて飾りたいから、ガシガシ接着して組立てていました。
合わせ目消しなんて知らない当時はそれで良かったんですよね。
いやー懐かしい


そんなこんなで全パーツ接着まで完了しました。
前回は仮組みだったのでマスキングテープでべたべたでしたが
今回はテープはおろか、補助無しで自立しております。
地味〜な作業ばかりの回でしたが、何かの参考になればと思い手を入れてみました。
次回は合わせ目消しの残っている胴体とスネを処理して塗装へと移りたいと思います。
それではまた次回!!
ぜぇってぇ見てくれよなっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1
筆者:神宮司

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↓はじめちゃんのやる気スイッチです。
Posted on 16:50:50 «edit»
まいどっ!!
はじめちゃんです。
毎度毎度ブログの順番が回ってくる度に頭を悩ませる
場合によっては本文より時間が掛かるのがこの挨拶と本文の繋ぎのパートです。
時事ネタ等で繋いでおりますが、これがどうして中々思い浮かばない事もあります。
情報のアンテナをもっと拡げていかんと駄目ですね。
そんな訳で今回はちょっとしたお役立ちアイテムの紹介をしたいと思います。

シモムラアレックさんの三方向隅出し治具
其の名も’隅三’!!
プラ板の箱組みは勿論、本体はアルミ製なので金属板のハンダづけにも
全く問題無く使用出来るアイテムです。
コレを使って箱組みをするとスクラッチの技術が上がったのでは?!と錯覚するレベルで工作できます。
元々のプラ板の切り出しの技術を磨かないと駄目なんですけどね(笑
箱組みの精度でお悩みの方は一度お試しあれっ!!
前回でR−1は完成しましたので今回から新しいキットを製作していきたいと思います。

アオシマ 1/600重機動メカ ドグマック
ワンフェスの会場ではレジン製フィギュアキットのディーラー以外にも
色々な人が出展しておりまして、手作りのアクセサリーを販売している人や模型製作の道具を販売している人もいます。
中古のプラモデルを販売している人もおりまして、このキットはそちらで購入させて頂きました。
町の中古プラモ屋でも見ないような珍しいキットを販売している人もいて
毎回楽しみにしております。
何故このキットを買ったかというと、なんとも言えないデザインに惹かれてしまったからなのです。
右手が鞭左手がハサミですよ!
ネット上のレビューを見ると、貼り合わせてもパーツが合わないだとか
散々言われておりまして実際どんなものか見てみたかったってのもあります。
大型加粒子砲とミサイルランチャー4基装備との記載もありますが、鞭と鋏で接近戦も出来るという
豪華な仕様のメカです。
見た所ハサミの方の腕はメッチャ短いんですが…
あれか!鞭で相手を搦め捕って押さえつけた上でハサミでチョキン…
無粋な事は止めておきましょう。
それでは中身から見ていきましょう。

青一色のランナーが3枚入っております。
この時代のキャラ物のプラモってキャラの中で一番面積の広い色で成形されてますよね。
ザクだと緑ガンダムだと白って具合に。
足りない色だけ塗ってもそれなりの仕上がりになりますよって事なんでしょうか。

組立説明書と塗装指示書です。
実際に塗られている色と説明に相違があるのはご愛嬌でしょうか。
インディブルー60%とコバルトブルー40%とかって表記されている事がありますが
実は塗装見本を作った人が、後から思い出して指示書を作っているので比率は適当らしいです。
其の通り混ぜても全然違う色になった!って経験ありませんか?
調色は経験と直感じゃないかと思います。
指示書に引っ張られないで思った色を混ぜて調色してみると
イメージに近い色が作れるかもしれませんよ。

アンケートハガキです。
今だとバンダイのキットで見かけるくらいになりましたが
私らの意見が今後の製品に反映されると嬉しいですよね。
MGでゾックをだしてください!

で、最後は懐かしい一品。
そう!接着剤です。
昔のキットって非常に使い難い接着剤が同梱されてましたよね。
同梱の接着剤を使うと大抵、接着剤が回っちゃいけないところがくっついてしまって
泣きを見るという…

あとはコレです。
勝手にランナーから部品が取れてるケース。
内袋の取れた部品があったのでよかったのですが
昔って初めっから入っていなかったケースも多々見受けられました。
手作業で袋詰めしてたんでしょうね。

頭を早速仮で組んでみました。
ネット上で言われる程、精度も悪くない様に思えます。
古いガンプラより精度はいい気がします。

3本ある脚のパーツです。
時代を感じさせる挟み込み関節です。
今回は箱絵にある座っている姿勢で作ろうと思いますので
関節は全部接着してしまってもいいですね。

靴のパーツです。
貼り合わせパーツの場合接着後に接着面に隙間が開くことがありますが
接着前に面を均しておくと、比較的綺麗に接着できますよ。

脚やらロケット噴射口やらを仮で取付けてみました。
古いキットは説明書の順番通りに作ると処理しにくかったり、塗装し難かったりしますので
まず全体を仮で組んでみてから各部をどのように処理するか考えて作ると
仕上がりも綺麗にいく気がします。
次回からは本組みにかかります。
次回もぜぇってぇ見てくれよなっ!!!!!!!!!!!!!!1
筆者:神宮司

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↓はじめちゃんのやる気スイッチです。
はじめちゃんです。
毎度毎度ブログの順番が回ってくる度に頭を悩ませる
場合によっては本文より時間が掛かるのがこの挨拶と本文の繋ぎのパートです。
時事ネタ等で繋いでおりますが、これがどうして中々思い浮かばない事もあります。
情報のアンテナをもっと拡げていかんと駄目ですね。
そんな訳で今回はちょっとしたお役立ちアイテムの紹介をしたいと思います。

シモムラアレックさんの三方向隅出し治具
其の名も’隅三’!!
プラ板の箱組みは勿論、本体はアルミ製なので金属板のハンダづけにも
全く問題無く使用出来るアイテムです。
コレを使って箱組みをするとスクラッチの技術が上がったのでは?!と錯覚するレベルで工作できます。
元々のプラ板の切り出しの技術を磨かないと駄目なんですけどね(笑
箱組みの精度でお悩みの方は一度お試しあれっ!!
前回でR−1は完成しましたので今回から新しいキットを製作していきたいと思います。

アオシマ 1/600重機動メカ ドグマック
ワンフェスの会場ではレジン製フィギュアキットのディーラー以外にも
色々な人が出展しておりまして、手作りのアクセサリーを販売している人や模型製作の道具を販売している人もいます。
中古のプラモデルを販売している人もおりまして、このキットはそちらで購入させて頂きました。
町の中古プラモ屋でも見ないような珍しいキットを販売している人もいて
毎回楽しみにしております。
何故このキットを買ったかというと、なんとも言えないデザインに惹かれてしまったからなのです。
右手が鞭左手がハサミですよ!
ネット上のレビューを見ると、貼り合わせてもパーツが合わないだとか
散々言われておりまして実際どんなものか見てみたかったってのもあります。
大型加粒子砲とミサイルランチャー4基装備との記載もありますが、鞭と鋏で接近戦も出来るという
豪華な仕様のメカです。
見た所ハサミの方の腕はメッチャ短いんですが…
あれか!鞭で相手を搦め捕って押さえつけた上でハサミでチョキン…
無粋な事は止めておきましょう。
それでは中身から見ていきましょう。

青一色のランナーが3枚入っております。
この時代のキャラ物のプラモってキャラの中で一番面積の広い色で成形されてますよね。
ザクだと緑ガンダムだと白って具合に。
足りない色だけ塗ってもそれなりの仕上がりになりますよって事なんでしょうか。

組立説明書と塗装指示書です。
実際に塗られている色と説明に相違があるのはご愛嬌でしょうか。
インディブルー60%とコバルトブルー40%とかって表記されている事がありますが
実は塗装見本を作った人が、後から思い出して指示書を作っているので比率は適当らしいです。
其の通り混ぜても全然違う色になった!って経験ありませんか?
調色は経験と直感じゃないかと思います。
指示書に引っ張られないで思った色を混ぜて調色してみると
イメージに近い色が作れるかもしれませんよ。

アンケートハガキです。
今だとバンダイのキットで見かけるくらいになりましたが
私らの意見が今後の製品に反映されると嬉しいですよね。
MGでゾックをだしてください!

で、最後は懐かしい一品。
そう!接着剤です。
昔のキットって非常に使い難い接着剤が同梱されてましたよね。
同梱の接着剤を使うと大抵、接着剤が回っちゃいけないところがくっついてしまって
泣きを見るという…

あとはコレです。
勝手にランナーから部品が取れてるケース。
内袋の取れた部品があったのでよかったのですが
昔って初めっから入っていなかったケースも多々見受けられました。
手作業で袋詰めしてたんでしょうね。

頭を早速仮で組んでみました。
ネット上で言われる程、精度も悪くない様に思えます。
古いガンプラより精度はいい気がします。

3本ある脚のパーツです。
時代を感じさせる挟み込み関節です。
今回は箱絵にある座っている姿勢で作ろうと思いますので
関節は全部接着してしまってもいいですね。

靴のパーツです。
貼り合わせパーツの場合接着後に接着面に隙間が開くことがありますが
接着前に面を均しておくと、比較的綺麗に接着できますよ。

脚やらロケット噴射口やらを仮で取付けてみました。
古いキットは説明書の順番通りに作ると処理しにくかったり、塗装し難かったりしますので
まず全体を仮で組んでみてから各部をどのように処理するか考えて作ると
仕上がりも綺麗にいく気がします。
次回からは本組みにかかります。
次回もぜぇってぇ見てくれよなっ!!!!!!!!!!!!!!1
筆者:神宮司

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