2016年10月の記事一覧
- 2016/10/30 【UFO!】3杯目 美味い! 太い! 大きい! それは焼きそばの方やないか! の巻
- 2016/10/28 【目指せRGテイスト!】ガンダムMk-II VS ガルバルディベータを作ります! 第四回
- 2016/10/26 製作代行って何?とのご質問から…
- 2016/10/24 【りょかくき!】ピーチ エアバスA320をピッカピカにつくるよ!その2
- 2016/10/22 【UFO!】2杯目 美味い! 太い! 大きい! それは焼きそばの方やないか! の巻
- 2016/10/20 【目指せRGテイスト!】ガンダムMk-II VS ガルバルディベータを作ります! 第三回
- 2016/10/18 【真田幸村の兜に決定!!】第ニ回
- 2016/10/16 【りょかくき!】ピーチ エアバスA320をピッカピカにつくるよ!その1
- 2016/10/14 【UFO!】美味い! 太い! 大きい! それは焼きそばの方やないか! の巻
- 2016/10/10 【目指せRGテイスト!】ガンダムMk-II VS ガルバルディベータを作ります! 第ニ回
Posted on 17:47:53 «edit»
まいどっ!
好きな女優さんは真矢みき様のはじめちゃんです。
だんだんと肌寒くなってまいりましたがまだ10月なんですよね…
寒暖の差が激しいと身体が付いて来ない今日この頃です。
それはそうと明日はハロウィン!
毎年ハロウィンが来ると自分の誕生日を思い出してしまいます。
去年1年間でどれだけ成長したのか…毎年物思いにふける日でもあります。
前回までのUFOは…こちら
仮組み→下地処理→外装部の下地黒塗装まででした。
続けて行きたいと思います。
まずは操縦席の塗装から。
操縦席の床の中心部と柱の根元は濃いグレーで塗装します。

塗装が済んだ状態です。
続いて、床の周りの部分は中心部より薄めのグレーで塗装します。
ここはマスキングが必要なのでマスキングをします。

先程塗装した濃いグレー部をマスキングします。
床の丸いモールドに沿ってカッターでマスキングテープを切って行きます。
下地のプラッチックを傷つけないように、慎重に切っていきます。

床の薄いグレーを塗装し終えた状態です。
次いで、室内の機器類の塗装に移ります。
室内の壁、機器類等はシルバーで塗装します。
この箇所は塗りわけはありませんので、一気にシルバーで塗装しました。

シルバーの塗装が済んだ状態です。
このあと、左上のモニターのような部品は縁を黒で塗る必要があるのですが
シルバー等メタリック塗料はそのままマスキングをすると
メタリックの粒子がマスキングテープをはがした時に持って行かれてしまうので
クリアーで表面を保護しておきます。
次はいよいよ外装部の塗装にはいります。

外装部の塗装にはこれをつかいます。
クレオスさんのメッキシルバーNEXT!
ツヤ有りの黒下地の上に吹くとメッキのようなキラキラのシルバーになる
素晴らしい塗料です。
綺麗なシルバーを実現する為に下地の黒の光沢に拘ったのでした。

メッキシルバーを吹いた状態です。
実は、前回で2回黒を吹いていたのですが
今回改めて見てみるとまだゴミが乗っていたので
更に磨いて計3回黒を塗装してあります。
次は操縦席のデカール貼りです。


指定通りのデカールを指定通りの位置に貼るだけです。
ここで本体下部の金色の塗装を忘れていましたので
金色の塗装に移ります。


使用するのはこちら
模型店や文具店で見かけるサークルカッターです。
最小半径5mmからの円を切り抜けるスグレモノです。
これを使って半径14mmの円を切り出します。
使用するマスキングテープはこちら

ホームセンター等で入手可能な幅5cmのマスキングテープです。
普段あまり出番はありませんが、広い箇所のマスキング等で
いざ!という時に持っていると重宝します。

切り抜いたのがこちら。
これを使ってマスキングします。

テープの外に塗料が吹きこぼれない様慎重に塗装します。
心配な場合はもっと広範囲にマスキングしてもいいでしょう。
面倒臭がり屋の私は、最低限の範囲でやってしまっています(笑)
次はクリアーが乾いたモニター(?)の縁の黒の塗装です。

モニターの周囲に塗料が漏れないようにマスキングをしました。

マスキングを剥がした状態です。
塗料が漏れないようにマスキングしましたが
漏れないどころか足りてない箇所がありましたので
筆でタッチアップします。

タッチアップの済んだ状態です。
先程の黒が足りていない箇所が分からなくなりました。
ついで周囲の配管(?)も筆で塗装してしまいます。

これでこのパーツは完了です。

ベースも塗装してみました。
これで全ての塗装は完了です。






途中に挟んだ小人
これはキット付属のものでは無く
ハセガワのボイジャーに付いていたものです。
スケールは偶然1/48と同じでしたので一緒にしてみました。
以上で完成です。
筆者:神宮司

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好きな女優さんは真矢みき様のはじめちゃんです。
だんだんと肌寒くなってまいりましたがまだ10月なんですよね…
寒暖の差が激しいと身体が付いて来ない今日この頃です。
それはそうと明日はハロウィン!
毎年ハロウィンが来ると自分の誕生日を思い出してしまいます。
去年1年間でどれだけ成長したのか…毎年物思いにふける日でもあります。
前回までのUFOは…こちら
仮組み→下地処理→外装部の下地黒塗装まででした。
続けて行きたいと思います。
まずは操縦席の塗装から。
操縦席の床の中心部と柱の根元は濃いグレーで塗装します。

塗装が済んだ状態です。
続いて、床の周りの部分は中心部より薄めのグレーで塗装します。
ここはマスキングが必要なのでマスキングをします。

先程塗装した濃いグレー部をマスキングします。
床の丸いモールドに沿ってカッターでマスキングテープを切って行きます。
下地のプラッチックを傷つけないように、慎重に切っていきます。

床の薄いグレーを塗装し終えた状態です。
次いで、室内の機器類の塗装に移ります。
室内の壁、機器類等はシルバーで塗装します。
この箇所は塗りわけはありませんので、一気にシルバーで塗装しました。

シルバーの塗装が済んだ状態です。
このあと、左上のモニターのような部品は縁を黒で塗る必要があるのですが
シルバー等メタリック塗料はそのままマスキングをすると
メタリックの粒子がマスキングテープをはがした時に持って行かれてしまうので
クリアーで表面を保護しておきます。
次はいよいよ外装部の塗装にはいります。

外装部の塗装にはこれをつかいます。
クレオスさんのメッキシルバーNEXT!
ツヤ有りの黒下地の上に吹くとメッキのようなキラキラのシルバーになる
素晴らしい塗料です。
綺麗なシルバーを実現する為に下地の黒の光沢に拘ったのでした。

メッキシルバーを吹いた状態です。
実は、前回で2回黒を吹いていたのですが
今回改めて見てみるとまだゴミが乗っていたので
更に磨いて計3回黒を塗装してあります。
次は操縦席のデカール貼りです。


指定通りのデカールを指定通りの位置に貼るだけです。
ここで本体下部の金色の塗装を忘れていましたので
金色の塗装に移ります。


使用するのはこちら
模型店や文具店で見かけるサークルカッターです。
最小半径5mmからの円を切り抜けるスグレモノです。
これを使って半径14mmの円を切り出します。
使用するマスキングテープはこちら

ホームセンター等で入手可能な幅5cmのマスキングテープです。
普段あまり出番はありませんが、広い箇所のマスキング等で
いざ!という時に持っていると重宝します。

切り抜いたのがこちら。
これを使ってマスキングします。

テープの外に塗料が吹きこぼれない様慎重に塗装します。
心配な場合はもっと広範囲にマスキングしてもいいでしょう。
面倒臭がり屋の私は、最低限の範囲でやってしまっています(笑)
次はクリアーが乾いたモニター(?)の縁の黒の塗装です。

モニターの周囲に塗料が漏れないようにマスキングをしました。

マスキングを剥がした状態です。
塗料が漏れないようにマスキングしましたが
漏れないどころか足りてない箇所がありましたので
筆でタッチアップします。

タッチアップの済んだ状態です。
先程の黒が足りていない箇所が分からなくなりました。
ついで周囲の配管(?)も筆で塗装してしまいます。

これでこのパーツは完了です。

ベースも塗装してみました。
これで全ての塗装は完了です。






途中に挟んだ小人
これはキット付属のものでは無く
ハセガワのボイジャーに付いていたものです。
スケールは偶然1/48と同じでしたので一緒にしてみました。
以上で完成です。
筆者:神宮司

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Posted on 10:46:24 «edit»
乗秀です。
前回でガンダムが出来ましたので、今回からいよいよ敵側(作業的にはこちらが本番)を作っていきます!
前回の最後にもご紹介しましたが、改めてこちらが今回製作するガルバルディベータとなります。


キットの構成はRGを見た後だととてもシンプルに感じます。この頃(1985年)のガンプラではごく標準的なパーツ数です。


仮組みをした姿がこちら。流石に古いキットなので色分けしているとは言いがたいパーツ分割ですが、プロポーションはアニメのイメージにかなり近く当時のモデルの中でも出来が良い方に入ります。
足首がほとんど動かない事を除いては、欠点らしい欠点がないキットです。モノアイ(目玉)の別パーツ化や、後述でも取り上げるコクピットハッチの開閉再現(選択式)など、細かな所で拘りを感じる逸品です!

しかしRGと比べてしまうと古くささはどうしても拭えず、とても並べて飾れる密度感ではありません。
このキットを、RGと並べても遜色が無いように改造をするのが今回最大の目的です!
それでは、かなりの長丁場を覚悟して改造作業に入りましょう!
ステップ1 関節


目には目を、RGにはRGをという事で、関節パーツの表現はRGのザクを踏襲する事にしました。理由はMk-IIより古い時代のMSと設定されているからでもありますが、2016年10月現在RGでの敵MSがザクとシナンジュしか出ていないからです・・・。体型的にはゲルググかギャンが近いので、いずれかがRGで発売されたらそちらを使用した方が更に雰囲気が合いそうです。

ザクのフレームだけ組立てました。ガンダムよりも少し丸っぽく造形されており、Mk-IIとの違いを表すには十分そうです。

ガルバルディと並べてみると・・・ちょっと小さい様に見えます。しかし実際組み込んでみないとどの程度フィットするのかが分からないので、まずは作業を進めていく事にします。

ちなみにこのフレームにはコクピットの造形も施されており、設定通り左胸にシートがあるのですが・・・実はガルバルディも左胸の色が濃い部分がコクピットなのです!(正確にはザクは左胸から乗り込めてシートが右側に動くそうです)
流石にキットとの部品の位置関係は違うのでそのまま再現は出来なさそうですが、この偶然の一致に少しテンションが上がります。

まずは加工しない状態で胴体と合わせて見ます。どこが干渉しているかを把握しましょう。
旧キットの利点は内部がほとんど空洞なので、こうした大規模な改造がやりやすい点ですね。

干渉部位を割り出したら、躊躇無くカットしていきます。もし切りすぎてしまっても後で調整が出来るので、まずは関節を入れる事を第一に作業!

干渉部位を切り飛ばして、とりあえず部品が入る様になりました。
むむ、予想以上にピッタリ入ります。首のボールジョイントが埋まりすぎている点以外は、少々の可動範囲調整でモノになりそうです。

関節を入れる度に、全体のプロポーションを確認します。はじめに並べた段階では小さめに見えましたが、実際に組み込んでみると思いの外綺麗に収まることが分かりました。足首を少し高く出来る様にすれば、関節はそのまま活かせそうで安心しました。RGの関節は非常に複雑に出来ているので、あまり加工はしたくないのです・・・。

次は旧キットには無かった腹部の可動を追加します。これもRGのフレームに合わせてカットしますが、現状の位置が分割したいポイントと完全に一致している為、切り離すだけでOKそうです!

腹部の造形は若干傾斜が掛かっているのでノコで切ると造形を巻き込んでしまいますが、後々造形は相当いじる事になるので、現状は造形を無視して切ってしまいます。

上半身と下半身で分割出来ました。腹部やスカート部分の分割も増やしていきたい所ですが、その辺りは全体のバランスを確認してから入ろうと思います。

現状でパーツを被せ、どの程度曲がるか確認します。胴体が回転するようになり、現状でも少しひねりが加えられる様になりました。もっと動く様にしたいですね!

胴体の関節が仕込めたので、次は腕に入ります。ガンプラはMSのデザインだけでなく、その時代の流行によって関節の位置や手足の長さが変わることがある為、どこをカットするかしっかりシミュレーションします。
無改造の腕と並べてみると、肘の関節解釈が大分異なることが分かりましたので、この辺りはRGに合わせて加工を進めます。

こちらも胴体と同じく干渉部位を切り飛ばしていきますが、胴体ほどスペースに余裕が無いので、状況によっては部品の幅を広げなければならないかもしれません。さて、どうなるか・・・。

まずは上腕の関節位置を決めます。嵌めてみると、なんとこちらも長さがフレームとぴったりと言うことが分かりましたので、本来関節を入れる位置にRGフレームの関節が来る様に調整しました。
中身がほぼ空洞といえども、当然ポリキャップを嵌める部分はちゃんと作られています。こういった部分は切り飛ばしてもいいのですが、位置決めや部品固定等に利用出来る場合は積極的に活用しましょう!

腕全体が入る様に加工しました。懸案だった上腕のスペースは、ぎりぎり無加工で収まったので助かりました。手首が埋まり気味な印象なので、この部分は要修正ですね。
他の部分はいい具合に収まったと思います。

とりあえず関節を入れた現段階で曲げてみると、既に旧キットの可動範囲から大幅に広がっている事が判明! 前腕側の肘関節があまり活かせていないので、前腕の切り欠きを更に増やしてもっと広げていこうと思います。
今回はここまで! 上半身の関節を仕込んでいきましたが、予想以上に順調に作業が進みました。その分下半身は加工箇所が多い様な気がしますが、果たして・・・!?
一応予定では7回程度で完成する配分で考えております。アクシデントが発生しない事を願い、次回に向けて作業を進めていきます!
筆者:乗秀

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前回でガンダムが出来ましたので、今回からいよいよ敵側(作業的にはこちらが本番)を作っていきます!
前回の最後にもご紹介しましたが、改めてこちらが今回製作するガルバルディベータとなります。


キットの構成はRGを見た後だととてもシンプルに感じます。この頃(1985年)のガンプラではごく標準的なパーツ数です。


仮組みをした姿がこちら。流石に古いキットなので色分けしているとは言いがたいパーツ分割ですが、プロポーションはアニメのイメージにかなり近く当時のモデルの中でも出来が良い方に入ります。
足首がほとんど動かない事を除いては、欠点らしい欠点がないキットです。モノアイ(目玉)の別パーツ化や、後述でも取り上げるコクピットハッチの開閉再現(選択式)など、細かな所で拘りを感じる逸品です!

しかしRGと比べてしまうと古くささはどうしても拭えず、とても並べて飾れる密度感ではありません。
このキットを、RGと並べても遜色が無いように改造をするのが今回最大の目的です!
それでは、かなりの長丁場を覚悟して改造作業に入りましょう!
ステップ1 関節


目には目を、RGにはRGをという事で、関節パーツの表現はRGのザクを踏襲する事にしました。理由はMk-IIより古い時代のMSと設定されているからでもありますが、2016年10月現在RGでの敵MSがザクとシナンジュしか出ていないからです・・・。体型的にはゲルググかギャンが近いので、いずれかがRGで発売されたらそちらを使用した方が更に雰囲気が合いそうです。

ザクのフレームだけ組立てました。ガンダムよりも少し丸っぽく造形されており、Mk-IIとの違いを表すには十分そうです。

ガルバルディと並べてみると・・・ちょっと小さい様に見えます。しかし実際組み込んでみないとどの程度フィットするのかが分からないので、まずは作業を進めていく事にします。

ちなみにこのフレームにはコクピットの造形も施されており、設定通り左胸にシートがあるのですが・・・実はガルバルディも左胸の色が濃い部分がコクピットなのです!(正確にはザクは左胸から乗り込めてシートが右側に動くそうです)
流石にキットとの部品の位置関係は違うのでそのまま再現は出来なさそうですが、この偶然の一致に少しテンションが上がります。

まずは加工しない状態で胴体と合わせて見ます。どこが干渉しているかを把握しましょう。
旧キットの利点は内部がほとんど空洞なので、こうした大規模な改造がやりやすい点ですね。

干渉部位を割り出したら、躊躇無くカットしていきます。もし切りすぎてしまっても後で調整が出来るので、まずは関節を入れる事を第一に作業!

干渉部位を切り飛ばして、とりあえず部品が入る様になりました。
むむ、予想以上にピッタリ入ります。首のボールジョイントが埋まりすぎている点以外は、少々の可動範囲調整でモノになりそうです。

関節を入れる度に、全体のプロポーションを確認します。はじめに並べた段階では小さめに見えましたが、実際に組み込んでみると思いの外綺麗に収まることが分かりました。足首を少し高く出来る様にすれば、関節はそのまま活かせそうで安心しました。RGの関節は非常に複雑に出来ているので、あまり加工はしたくないのです・・・。

次は旧キットには無かった腹部の可動を追加します。これもRGのフレームに合わせてカットしますが、現状の位置が分割したいポイントと完全に一致している為、切り離すだけでOKそうです!

腹部の造形は若干傾斜が掛かっているのでノコで切ると造形を巻き込んでしまいますが、後々造形は相当いじる事になるので、現状は造形を無視して切ってしまいます。

上半身と下半身で分割出来ました。腹部やスカート部分の分割も増やしていきたい所ですが、その辺りは全体のバランスを確認してから入ろうと思います。

現状でパーツを被せ、どの程度曲がるか確認します。胴体が回転するようになり、現状でも少しひねりが加えられる様になりました。もっと動く様にしたいですね!

胴体の関節が仕込めたので、次は腕に入ります。ガンプラはMSのデザインだけでなく、その時代の流行によって関節の位置や手足の長さが変わることがある為、どこをカットするかしっかりシミュレーションします。
無改造の腕と並べてみると、肘の関節解釈が大分異なることが分かりましたので、この辺りはRGに合わせて加工を進めます。

こちらも胴体と同じく干渉部位を切り飛ばしていきますが、胴体ほどスペースに余裕が無いので、状況によっては部品の幅を広げなければならないかもしれません。さて、どうなるか・・・。

まずは上腕の関節位置を決めます。嵌めてみると、なんとこちらも長さがフレームとぴったりと言うことが分かりましたので、本来関節を入れる位置にRGフレームの関節が来る様に調整しました。
中身がほぼ空洞といえども、当然ポリキャップを嵌める部分はちゃんと作られています。こういった部分は切り飛ばしてもいいのですが、位置決めや部品固定等に利用出来る場合は積極的に活用しましょう!

腕全体が入る様に加工しました。懸案だった上腕のスペースは、ぎりぎり無加工で収まったので助かりました。手首が埋まり気味な印象なので、この部分は要修正ですね。
他の部分はいい具合に収まったと思います。

とりあえず関節を入れた現段階で曲げてみると、既に旧キットの可動範囲から大幅に広がっている事が判明! 前腕側の肘関節があまり活かせていないので、前腕の切り欠きを更に増やしてもっと広げていこうと思います。
今回はここまで! 上半身の関節を仕込んでいきましたが、予想以上に順調に作業が進みました。その分下半身は加工箇所が多い様な気がしますが、果たして・・・!?
一応予定では7回程度で完成する配分で考えております。アクシデントが発生しない事を願い、次回に向けて作業を進めていきます!
筆者:乗秀

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Posted on 14:00:28 «edit»
こんにちは〜最後の親知らずを抜いたよこぽんです!(どうでもいいよね、すいません><)
寒さもどんどん厳しくなりましたが、皆様体調崩されない様お気をつけ下さいね。
私達は、日々製作に元気に取り組んでおりますのでご安心下さい。
さて、本日は趣味という分野でちょっと変わった弊社にまつわる業務内容を報告させて頂きますね。
実は、まだまだ製作代行って何?というお客様が沢山いらっしゃいます。
一重に、製作代行だからといっても弊社の場合は、プラモデルやガレージキット等を替わりに製作するだけではありません。
時には「雑誌の様な作例に合わせて改造して下さい」とか、「全く0から形を作って世界にたったひとつの自分だけの模型を作って下さい」等さまざまです。
具体的な内容は弊社ギャラリーに掲載した作例が参考になりますので、ご覧下さい。

「機動戦士Zガンダム」より キュベレイ
月刊ホビージャパン2016年4月号掲載作例を基に製作
雑誌掲載されたモデルに合わせて、同じ工程を踏んで製作したモデルです。

「さらば あぶない刑事」より 日産R-35 GT-R Premium Edition
月刊model cars 2016年3月号 (No.238) 掲載作例
こちらは弊社で製作した作麗ですが、同様のモデルの製作依頼を多く頂きます。
その中でも、ジオラマ(大小含めて)や1mを越える様な商品の修理等もお問い合せ頂く業務の中でも結構あるんですよ。

上毛電鉄大胡駅
RM MODELS 2011年7月号 (No.191) 掲載作例
雑誌企画で製作した、巨大なジオラマです! 現地に赴き、デフォルメを加えつつ再現しております。

「天空の城ラピュタ」より ロボット兵 園丁バージョン
アニメのワンシーンをジオラマで表現したモデルです。

「花の慶次」より 前田慶次(クリックで修理後をご覧頂けます。)
画像の様な状態から、見事にもとの姿へ復元した例です。
そのような、いろいろな業務を進めて行くうちに模型に限らずほとんどの修理も出来る様になりました。
ただ作るだけなら、経験を積めば積む程うまくなりますよね。
そこで一番大事な事は、そのキャラクターや実車が持つ質感を表現(再現)することがプロと呼ばれる由縁なのです。

すーぱーそに子 水着ver
露出が多いモデルは特に、肌の質感表現を第一に仕上げます。

「艦隊これくしょん」より 大和型戦艦一番艦 大和
女の子の柔らかさと、武器の硬さの表現を両立させたモデルです。

model cars 2015年6月号 (No.231) 掲載作例
マクラーレンMP4/5B
外側はもちろんの事、内部の詳細に至るまで実車に限りなく近づけました。

「ファイブスター物語」より L.E.D.ミラージュV3
巨大のメカの迫力と、半透明装甲の設定を活かした美しい仕上がりを両立させてあります。

国鉄485系特急電車 いなほ
金属製の鉄道模型も、組立てはもちろん改造を施して本物に近づけます。

咸臨丸
木製キットもお手の物! 実物の帆船と同様の手順をふんで、ロープを張ってあります。
題材や素材に合わせて、様々な手法を駆使して素晴らしい完成品に仕上げている事がご理解頂けたでしょうか?
弊社も皆様からのご支援のおかげで22年目に突入しております。
本当に心より感謝しております。
まだまだNAGAEアートプロダクションは突っ走っていきますので、今以上のご声援・ご指導よろしくお願い致します。
筆者:横山

NAGAEアートプロダクションはこちらから
寒さもどんどん厳しくなりましたが、皆様体調崩されない様お気をつけ下さいね。
私達は、日々製作に元気に取り組んでおりますのでご安心下さい。
さて、本日は趣味という分野でちょっと変わった弊社にまつわる業務内容を報告させて頂きますね。
実は、まだまだ製作代行って何?というお客様が沢山いらっしゃいます。
一重に、製作代行だからといっても弊社の場合は、プラモデルやガレージキット等を替わりに製作するだけではありません。
時には「雑誌の様な作例に合わせて改造して下さい」とか、「全く0から形を作って世界にたったひとつの自分だけの模型を作って下さい」等さまざまです。
具体的な内容は弊社ギャラリーに掲載した作例が参考になりますので、ご覧下さい。

「機動戦士Zガンダム」より キュベレイ
月刊ホビージャパン2016年4月号掲載作例を基に製作
雑誌掲載されたモデルに合わせて、同じ工程を踏んで製作したモデルです。

「さらば あぶない刑事」より 日産R-35 GT-R Premium Edition
月刊model cars 2016年3月号 (No.238) 掲載作例
こちらは弊社で製作した作麗ですが、同様のモデルの製作依頼を多く頂きます。
その中でも、ジオラマ(大小含めて)や1mを越える様な商品の修理等もお問い合せ頂く業務の中でも結構あるんですよ。

上毛電鉄大胡駅
RM MODELS 2011年7月号 (No.191) 掲載作例
雑誌企画で製作した、巨大なジオラマです! 現地に赴き、デフォルメを加えつつ再現しております。

「天空の城ラピュタ」より ロボット兵 園丁バージョン
アニメのワンシーンをジオラマで表現したモデルです。

「花の慶次」より 前田慶次(クリックで修理後をご覧頂けます。)
画像の様な状態から、見事にもとの姿へ復元した例です。
そのような、いろいろな業務を進めて行くうちに模型に限らずほとんどの修理も出来る様になりました。
ただ作るだけなら、経験を積めば積む程うまくなりますよね。
そこで一番大事な事は、そのキャラクターや実車が持つ質感を表現(再現)することがプロと呼ばれる由縁なのです。

すーぱーそに子 水着ver
露出が多いモデルは特に、肌の質感表現を第一に仕上げます。

「艦隊これくしょん」より 大和型戦艦一番艦 大和
女の子の柔らかさと、武器の硬さの表現を両立させたモデルです。

model cars 2015年6月号 (No.231) 掲載作例
マクラーレンMP4/5B
外側はもちろんの事、内部の詳細に至るまで実車に限りなく近づけました。

「ファイブスター物語」より L.E.D.ミラージュV3
巨大のメカの迫力と、半透明装甲の設定を活かした美しい仕上がりを両立させてあります。

国鉄485系特急電車 いなほ
金属製の鉄道模型も、組立てはもちろん改造を施して本物に近づけます。

咸臨丸
木製キットもお手の物! 実物の帆船と同様の手順をふんで、ロープを張ってあります。
題材や素材に合わせて、様々な手法を駆使して素晴らしい完成品に仕上げている事がご理解頂けたでしょうか?
弊社も皆様からのご支援のおかげで22年目に突入しております。
本当に心より感謝しております。
まだまだNAGAEアートプロダクションは突っ走っていきますので、今以上のご声援・ご指導よろしくお願い致します。
筆者:横山

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Posted on 21:33:21 «edit»
10月ももう終わりですね。
どうも、最近iphonデビューした杉山です。
如何せんアナロガーなもので、全く慣れずいまいち使いこなせていません。
色々出来るんだろうけれども宝の持ち腐れ状態です。
さて今回も前回に引き続き「peach」作っていきたいと思います。
今回は機体の組立て、様面処理と塗装の前段階まで進めたいと思います。
まずは組立てにあたっての加工です。

本機には写真の丸で印が付いている部分が不要なため切除します。
カッターで切除した後、ペーパーで均しモールドが途切れている部分を彫り直します。
パーツごとに塗装して組立て、という工程がプラモデルでは一般的ですが、飛行機の塗装はほとんどの部分を先に組立て接着してから塗装という手順で進めて行きます。
機体本体に主翼(どちらも前回継ぎ目消しのため先に貼り合わせていたパーツです)を接着します。接着する前に仮に合わせて見ます。

全く合いません。ちくしょー!


どうも主翼側のこの丸印の箇所が大きく干渉しているようです。ズレ防止のためなんでしょうが、全く逆効果です。思い切って切除します。
干渉も無くなってピッタリはまりました。と思ったら・・・

上面側に1mm以上の隙間が開いてしまいました。ちくしょー!(パート2)
左右共に開いてしまっているのでどうしようもありません。パテ埋めします。

この辺の合いの悪さはやはり海外キットだな、と諦めましょう。

ちなみに水平尾翼側にも同様の隙間があります。塗りわけを考えると、塗装後に最後に接着といきたいところですが、無理な様です。塗りわけが大変になりますがここも先に接着をして隙間を埋める事にします。
一通り組立て&隙間埋めが終わったらいよいよサーフェイサーを吹きます。

後ほど詳しく説明しますが1回目のサーフェイサーはしっかり吹き付けることはありません。少し足りないかな、という程度で大丈夫です。
機体や主翼の継ぎ目の部分は問題無い様です。が、

何となく分かっていましたが前回窓をパテで埋めていた部分が一週間たって思いっきりヒケていました。泣く泣く全てアルテコSSPを使って埋め直します。
1回目は足りないくらいでいいと言いましたが、サーフェイサーを吹く意味としては上から塗装をした際に塗料の食い付きを良くするという意味の他に、細かい傷を埋めたり表面の状態を見やすくするという意味もあります。
ただ、本作の様に飛行機モデルは特になのですがサーフェイサーを吹きすぎると折角の細かいモールドが埋ってしまいます。とにかく吹き過ぎない様に薄く、また回数も2回で仕上がる様に1回目のサーフェイサーの後は全体を細かく確認し表面を整える様に注意しましょう。
パテ盛り後のヒケや、成型のヒケ、埋ったモールドの彫り直し、不要な段差等々細かく確認します。

各部モールドと翼部のラダー(翼後ろの動く部分)のモールドの太さが同じだったのでラダー部分のモールドのみ深く彫り直す事にしました。

細かく確認が終わったら2回目のサーフェイサーを吹きます。
間違っても垂れなど起こさない様に薄く吹いていきます。今回は缶スプレータイプのサーフェイサーを使用しましたが、薄く吹く自信の無い方はエアブラシを使ってビン入りタイプのサーフェイサーを使うのも手ですよ。


なんとか上手くいきました。窓のヒケも綺麗に消えていますね。
そういえば完成形を決めてませんでした。デスクトップモデルで作ろうと思うので足(ライディングギア)は出して飛行状態で製作したいと思います。
さあ次回からいよいよ塗装作業に入っていきます。お楽しみに!
筆者:杉山

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どうも、最近iphonデビューした杉山です。
如何せんアナロガーなもので、全く慣れずいまいち使いこなせていません。
色々出来るんだろうけれども宝の持ち腐れ状態です。
さて今回も前回に引き続き「peach」作っていきたいと思います。
今回は機体の組立て、様面処理と塗装の前段階まで進めたいと思います。
まずは組立てにあたっての加工です。

本機には写真の丸で印が付いている部分が不要なため切除します。
カッターで切除した後、ペーパーで均しモールドが途切れている部分を彫り直します。
パーツごとに塗装して組立て、という工程がプラモデルでは一般的ですが、飛行機の塗装はほとんどの部分を先に組立て接着してから塗装という手順で進めて行きます。
機体本体に主翼(どちらも前回継ぎ目消しのため先に貼り合わせていたパーツです)を接着します。接着する前に仮に合わせて見ます。

全く合いません。ちくしょー!


どうも主翼側のこの丸印の箇所が大きく干渉しているようです。ズレ防止のためなんでしょうが、全く逆効果です。思い切って切除します。
干渉も無くなってピッタリはまりました。と思ったら・・・

上面側に1mm以上の隙間が開いてしまいました。ちくしょー!(パート2)
左右共に開いてしまっているのでどうしようもありません。パテ埋めします。

この辺の合いの悪さはやはり海外キットだな、と諦めましょう。

ちなみに水平尾翼側にも同様の隙間があります。塗りわけを考えると、塗装後に最後に接着といきたいところですが、無理な様です。塗りわけが大変になりますがここも先に接着をして隙間を埋める事にします。
一通り組立て&隙間埋めが終わったらいよいよサーフェイサーを吹きます。

後ほど詳しく説明しますが1回目のサーフェイサーはしっかり吹き付けることはありません。少し足りないかな、という程度で大丈夫です。
機体や主翼の継ぎ目の部分は問題無い様です。が、

何となく分かっていましたが前回窓をパテで埋めていた部分が一週間たって思いっきりヒケていました。泣く泣く全てアルテコSSPを使って埋め直します。
1回目は足りないくらいでいいと言いましたが、サーフェイサーを吹く意味としては上から塗装をした際に塗料の食い付きを良くするという意味の他に、細かい傷を埋めたり表面の状態を見やすくするという意味もあります。
ただ、本作の様に飛行機モデルは特になのですがサーフェイサーを吹きすぎると折角の細かいモールドが埋ってしまいます。とにかく吹き過ぎない様に薄く、また回数も2回で仕上がる様に1回目のサーフェイサーの後は全体を細かく確認し表面を整える様に注意しましょう。
パテ盛り後のヒケや、成型のヒケ、埋ったモールドの彫り直し、不要な段差等々細かく確認します。

各部モールドと翼部のラダー(翼後ろの動く部分)のモールドの太さが同じだったのでラダー部分のモールドのみ深く彫り直す事にしました。

細かく確認が終わったら2回目のサーフェイサーを吹きます。
間違っても垂れなど起こさない様に薄く吹いていきます。今回は缶スプレータイプのサーフェイサーを使用しましたが、薄く吹く自信の無い方はエアブラシを使ってビン入りタイプのサーフェイサーを使うのも手ですよ。


なんとか上手くいきました。窓のヒケも綺麗に消えていますね。
そういえば完成形を決めてませんでした。デスクトップモデルで作ろうと思うので足(ライディングギア)は出して飛行状態で製作したいと思います。
さあ次回からいよいよ塗装作業に入っていきます。お楽しみに!
筆者:杉山

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Posted on 19:10:38 «edit»
まいどっ!
最近のお気に入りBGMはオペラ歌曲のはじめちゃんです。
椿姫の乾杯の歌がお気に入りで、気づくと鼻歌を歌ってたりします。
イタリア語は良く分かりません(笑)
イタリア語会話の勉強をしてみたくもなりました。
UFO第2回です。
前回は仮組みまで進めました。
完成のイメージがムクムクと涌いてきて、早く完成させたい気持ちで
一気に下地処理を終わらせました。

下地処理を終わらせてサーフェイサーを吹いた状態です。
屋外で吹いたのですが、悲しい事に何カ所かに埃やゴミが乗っかってしまいました。
ヒケの酷い箇所が外板に何カ所かありましたので
デッケルFP1の時と同様にアルテコSSPを使い埋めて均してあります。
ヒケの箇所やパテを盛った箇所は#400の紙ヤスリを当て
その後、全体を#600→#1000と紙ヤスリを当てて下地を仕上げてあります。
この後更に磨くので多少の埃やゴミは気にしません!

表面の埃やゴミを#2000の紙ヤスリで磨いて下地を整えた状態です。
この後はツヤ有りの黒を下地に吹くので、この時点である程度ツルツルになる様に
なおかつ下地を出さない様に気をつけて磨きました。

先程作った下地の上にツヤ有りの黒を吹いた状態です。
問題無ければこの次のシルバーの塗装へ進めるのですがそうは問屋が卸しません。
写真では見にくいのですが、肉眼では塗装表面にゴミや埃が乗ってしまっています。
塗料が乾燥してからゴミを#2000の紙ヤスリで磨き取って
黒を吹き付けます。

ゴミ、埃を取り除き2回目の黒を吹いた状態です。
全体を#2000のペーパーで均した状態で黒を吹いてあるので
1回目よりもライトの映り込みが綺麗です。
これでほぼほぼゴミや埃がなくなり綺麗な黒下地が出来ましたので
次回はいよいよ外板の本塗装と室内の塗装へと移りたいと思います。
次回で完成の予定ですので次回も見てくれよなっっっ!!
筆者:神宮司

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最近のお気に入りBGMはオペラ歌曲のはじめちゃんです。
椿姫の乾杯の歌がお気に入りで、気づくと鼻歌を歌ってたりします。
イタリア語は良く分かりません(笑)
イタリア語会話の勉強をしてみたくもなりました。
UFO第2回です。
前回は仮組みまで進めました。
完成のイメージがムクムクと涌いてきて、早く完成させたい気持ちで
一気に下地処理を終わらせました。

下地処理を終わらせてサーフェイサーを吹いた状態です。
屋外で吹いたのですが、悲しい事に何カ所かに埃やゴミが乗っかってしまいました。
ヒケの酷い箇所が外板に何カ所かありましたので
デッケルFP1の時と同様にアルテコSSPを使い埋めて均してあります。
ヒケの箇所やパテを盛った箇所は#400の紙ヤスリを当て
その後、全体を#600→#1000と紙ヤスリを当てて下地を仕上げてあります。
この後更に磨くので多少の埃やゴミは気にしません!

表面の埃やゴミを#2000の紙ヤスリで磨いて下地を整えた状態です。
この後はツヤ有りの黒を下地に吹くので、この時点である程度ツルツルになる様に
なおかつ下地を出さない様に気をつけて磨きました。

先程作った下地の上にツヤ有りの黒を吹いた状態です。
問題無ければこの次のシルバーの塗装へ進めるのですがそうは問屋が卸しません。
写真では見にくいのですが、肉眼では塗装表面にゴミや埃が乗ってしまっています。
塗料が乾燥してからゴミを#2000の紙ヤスリで磨き取って
黒を吹き付けます。

ゴミ、埃を取り除き2回目の黒を吹いた状態です。
全体を#2000のペーパーで均した状態で黒を吹いてあるので
1回目よりもライトの映り込みが綺麗です。
これでほぼほぼゴミや埃がなくなり綺麗な黒下地が出来ましたので
次回はいよいよ外板の本塗装と室内の塗装へと移りたいと思います。
次回で完成の予定ですので次回も見てくれよなっっっ!!
筆者:神宮司

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Posted on 19:35:07 «edit»
乗秀です。
前回はガンダムMk-IIの全体塗装まで行きました。残りは部分的な塗り分けとスミ入れ、デカール! 今回は細かな作業がずっと続きます。
ステップ8 塗り分け
メインとなるカラーを塗装し終えたパーツですが、今度は色分けしきれていない部分を塗っていきます。
・・・・と言いたい所だったのですが、RGのMk-IIは成型色で完璧に色分けされていて、説明書通りに作るとマスキングする所がありません。すげー!!
なので、今回は個人的なこだわりでちょっとだけ塗りわけました。

爪先パーツです。RGでの色指示は赤一色なのですが、実はアニメの設定画では爪先部分はグレーで色分けされています。ここをマスキングテープでちょちょいと覆ってエアブラシでピンポイントに塗りわけます。貼った縁の部分やテープが重なった箇所に隙間が出来ていると、色が漏れてしまい修正が必要になりますので、塗装前に必ず爪楊枝等で押さえ直してから挑みましょう。
ここの他に、後述のメタルシールで色分けされている部分の中で主張が強いと感じた部分のみ、明るいグレーで塗りわけています。
ステップ9 スミ入れ

ガンプラと言えばスミ入れ! 全体の塗装はした事が無いけれど、スミ入れはチャレンジした事ある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はスタンダードにエナメル塗料を使用します。エナメル塗料は先に塗装したラッカー塗料の表面を侵しにくく、綺麗に拭き取れるからです。エナメル塗料は大瓶に入っているスミ入れ様に色や濃度が調整されたカラーも発売されていますので、お好みで選びましょう。
スミ入れ作業の前に、気をつけて欲しい点があります! エナメル塗料と言えばタミヤ製の物が一番ポピュラーですが、シンナー分が多くなると塗料の浸透力が上がり、プラの部品を壊すことがあります。塗装している面に流す分には問題ありませんが、継ぎ目をたどって部品を嵌めているピンや関節等に流れてしまうと、力が掛かっている所からヒビが走ってしまうことがあります。
対策として、ガイアノーツ製のエナメルシンナーはプラを侵しにくい成分に調整されている為、そちらで希釈する事をおススメします。タミヤ製と組み合わせても問題無く希釈出来ます! 今年からは同社から待望のエナメルカラーが発売開始されたので、そちらと組み合わせて使うのも良いですね。
今回はベタ塗りなので塗装した上からいきなりスミを流していますが、グラデーションを施した部品は必ず表面をクリアーコートで保護してからスミを流しましょう。エナメルシンナーといえどもグラデーションのごく薄い色は簡単に剥がしてしまうからです。

筆に塗料を含ませて、線を引くのではなくモールドにそっと筆を置きます。すると塗料がモールドに沿ってツツーッと走っていきます。塗料が途切れた所から再度筆を置いて、モールド全体に塗料を行き渡らせます。

暫く乾燥をさせて(今回は晴れの日で2時間程度)、はみ出した所のみをほんの少しシンナーを含ませた綿棒で優しく擦ります。シンナーを含ませすぎるとモールドの中のスミまで取れてしまうことがありますので、ちょっと染み込ませるだけで十分です。

スミの濃さや太さが偏ってないか、特に左右対称のパーツは必ず比較した上で仕上げていきましょう。
今回のMk-IIのツヤは全体的に半光沢で仕上げると決めていたので、パーツを組んでからクリアーコートを施しました。パーツ管理がらくちん♪
ステップ10 デカール貼り

デカール貼りと書きましたが、RGはキットにデカールは付属しておらず、極薄のシールを貼る様指示されています。お手軽にかっこ良く仕上げられる反面、薄くてもどうしてもシールの厚みは出てしまう為、塗装派にはちょっと考えものです。
そんなモデラーの意図が汲み取られ、MGやRGキットの中には別売で水転写式デカールが用意されているものがあります。デカールは簡単に言うとフィルム並みに薄いシールで、台紙ごと水に浸けて浮かせてから部品に貼り込みます。飛行機やカーモデルではもちろん、ガンプラでも初期のキットには付属しているものが多くプラモデルには無くてはならない存在です。
まずは貼り込む工程を解説します。

台紙からデカールを切り離す所から始まりますが、この時力を入れずに切り込みを入れていきます。紙の半分位を切るイメージです。

切り込んだ間にピンセットを通して、上面だけを剥がします。一見難しそうですが、貫通させずに切れていれば簡単に剥がれます!
台紙ごと切り出してもデカールは使えますが、これを繰り返すと段々デカールが穴だらけになってしまい、いずれ台紙がバラバラになってしまいます。最後までしっかりした台紙を維持してデカールを使い切る為のNAGAEアート流の使用法です!

切り出したデカールは、水に5秒程度浸けてから引き上げて、30秒程度置いておきます。メーカーの説明書によってこの辺のやり方がまちまちなのですが、水に長時間浸けてしまうとノリが流れ出してしまい定着しなくなってしまうので、なるべく短い時間で引き上げます。前途の切り出し方ですと台紙のほうが水を吸い込みやすくなっていて、ちょっと水に浸けただけでもちゃんとデカールの隅々まで水分が広がってくれるのです。

台紙からデカールがズレる様になったら、いよいよ部品にのせます。台紙ごとのせて、ゆっくりとデカールをずらして部品に置きましょう。位置をしっかり決めるのはこの時です!

位置が決まったら、綿棒やティッシュは使わずに筆でしっかり水気をかき出していきます。綿棒やティッシュは埃を発生させてしまう事と、特に綿棒は意外と硬くデカールの表面を傷つけてしまうことがあるからです。
図の通り、デカールの外側に向けて水をかき出します。面積が広いデカールは、中心から放射状に広げる様にしてまんべんなく水分を出してあげましょう。

筆は画像の様に先から半分程まっすぐにカットしたものが使いやすいです。薄いデカールや小さなデカールは毛が柔らかいもの、デカールが厚かったり馴染みにくい硬さのものは毛が硬めなもの・・・と言う要領で、大きさや毛の硬さ等のバリエーションを何パターンか作っておくと、どんなときでも適切に対処出来ます。

デカールの水気が無くなったら、軟化剤のマークソフターを少量塗ってすぐに伸ばし馴染ませます。デカールは貼った直後はしっかり食い付いている様に見えますが、時間が経つと浮いて来てしまうものがあります。デカールを表面に完璧に馴染ませる為に、マークソフターでデカール自身を柔らかくして食い付かせるのです。
ここで注意! マークソフターで馴染ませたデカールは塗膜に食い付いているので、簡単に剥がせなくなります。もしも貼った位置がずれていた! なんて時でも馴染ませた後ですと修正が利かなくなってしまいますので、必ず貼った面や位置が完璧である事を確認してからソフターを塗りましょう。また塗りすぎたり拭き取り忘れると、ヒビが割れたり裂けたりする場合があります。
ソフターを塗ってから完全乾燥させ(晴れの日でも最低1時間はおきたいところ)、仕上げのクリアーでコートして表面を保護します。

ここで余談です。
塗装派には嬉しいこのガンダムデカールですが、実は印刷が粗めで近くで見ると色のドットが見えてしまいます。ラインや小さなマークではあまり気になりませんが、大きなマークや極小の文字等はドットが目立って見えることがあります。
キット付属のシールのほうが印刷精度が高いので、場合によってはシールの余白ギリギリまでカットして貼った方が綺麗な事もあります。状況に応じて使い分けていきましょう!
(MG ver.Kaに付属しているデカールは印刷精度が申し分ない程高いので、別売のガンダムデカールも同水準で欲しいところですね・・・。)

RGの特徴としては、アクセントでキラリと光るメタルシールが付属している事です。好みが分かれる所ですが、これもRGらしさという事で前途の目立ちすぎるポイント以外はメタルシールを貼り込みました。
メタルシールは硬めなので馴染みにくかったり、折ってしまうとスジになって残り目立ってしまう等、少し扱いを慎重にした方がいいアイテムです。ピンセットで優しく扱いましょう。

そんなこんなで、これにてMk-II完成! 基本的にキットなりに作りましたが、RGの素性の良さから十分カッコ良く仕上がりました。
さて、引き続きガルバルディベータを・・・。

あっ! 顎の赤いのが無い!!
作業中に何処かへ飛んでいってしまった様です・・・何たる痛恨のミス!
こう、肝心な所でしまらない所が僕らしい所なのかもしれませんが、ガルバルディベータと並べるまでにはちゃんとした顔にします・・・。
以上、RGのストレート組みを前提とした作業解説はこれにて終了とさせて頂きます。RGには無かったけれど、他のキットでは必須になる工作は他にも幾つかあります。そういった点は今後別の作業中にご紹介致します!
ここまでお付き合い頂きましてありがとうございました。分かりにくい所や端折ってしまった所等ございましたら、コメント欄にてご質問頂けると助かります。
次回からはいよいよ改造を交えた解説が始まりますので、そちらも是非よろしくお願い致します!


次回から入るキットを先行公開! RGの後ですとものすごく部品が少なく見えますね!
このキットが、どうRGに近づいていくのか・・・次回をお楽しみに!!
筆者:乗秀

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前回はガンダムMk-IIの全体塗装まで行きました。残りは部分的な塗り分けとスミ入れ、デカール! 今回は細かな作業がずっと続きます。
ステップ8 塗り分け
メインとなるカラーを塗装し終えたパーツですが、今度は色分けしきれていない部分を塗っていきます。
・・・・と言いたい所だったのですが、RGのMk-IIは成型色で完璧に色分けされていて、説明書通りに作るとマスキングする所がありません。すげー!!
なので、今回は個人的なこだわりでちょっとだけ塗りわけました。

爪先パーツです。RGでの色指示は赤一色なのですが、実はアニメの設定画では爪先部分はグレーで色分けされています。ここをマスキングテープでちょちょいと覆ってエアブラシでピンポイントに塗りわけます。貼った縁の部分やテープが重なった箇所に隙間が出来ていると、色が漏れてしまい修正が必要になりますので、塗装前に必ず爪楊枝等で押さえ直してから挑みましょう。
ここの他に、後述のメタルシールで色分けされている部分の中で主張が強いと感じた部分のみ、明るいグレーで塗りわけています。
ステップ9 スミ入れ

ガンプラと言えばスミ入れ! 全体の塗装はした事が無いけれど、スミ入れはチャレンジした事ある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はスタンダードにエナメル塗料を使用します。エナメル塗料は先に塗装したラッカー塗料の表面を侵しにくく、綺麗に拭き取れるからです。エナメル塗料は大瓶に入っているスミ入れ様に色や濃度が調整されたカラーも発売されていますので、お好みで選びましょう。
スミ入れ作業の前に、気をつけて欲しい点があります! エナメル塗料と言えばタミヤ製の物が一番ポピュラーですが、シンナー分が多くなると塗料の浸透力が上がり、プラの部品を壊すことがあります。塗装している面に流す分には問題ありませんが、継ぎ目をたどって部品を嵌めているピンや関節等に流れてしまうと、力が掛かっている所からヒビが走ってしまうことがあります。
対策として、ガイアノーツ製のエナメルシンナーはプラを侵しにくい成分に調整されている為、そちらで希釈する事をおススメします。タミヤ製と組み合わせても問題無く希釈出来ます! 今年からは同社から待望のエナメルカラーが発売開始されたので、そちらと組み合わせて使うのも良いですね。
今回はベタ塗りなので塗装した上からいきなりスミを流していますが、グラデーションを施した部品は必ず表面をクリアーコートで保護してからスミを流しましょう。エナメルシンナーといえどもグラデーションのごく薄い色は簡単に剥がしてしまうからです。

筆に塗料を含ませて、線を引くのではなくモールドにそっと筆を置きます。すると塗料がモールドに沿ってツツーッと走っていきます。塗料が途切れた所から再度筆を置いて、モールド全体に塗料を行き渡らせます。

暫く乾燥をさせて(今回は晴れの日で2時間程度)、はみ出した所のみをほんの少しシンナーを含ませた綿棒で優しく擦ります。シンナーを含ませすぎるとモールドの中のスミまで取れてしまうことがありますので、ちょっと染み込ませるだけで十分です。

スミの濃さや太さが偏ってないか、特に左右対称のパーツは必ず比較した上で仕上げていきましょう。
今回のMk-IIのツヤは全体的に半光沢で仕上げると決めていたので、パーツを組んでからクリアーコートを施しました。パーツ管理がらくちん♪
ステップ10 デカール貼り

デカール貼りと書きましたが、RGはキットにデカールは付属しておらず、極薄のシールを貼る様指示されています。お手軽にかっこ良く仕上げられる反面、薄くてもどうしてもシールの厚みは出てしまう為、塗装派にはちょっと考えものです。
そんなモデラーの意図が汲み取られ、MGやRGキットの中には別売で水転写式デカールが用意されているものがあります。デカールは簡単に言うとフィルム並みに薄いシールで、台紙ごと水に浸けて浮かせてから部品に貼り込みます。飛行機やカーモデルではもちろん、ガンプラでも初期のキットには付属しているものが多くプラモデルには無くてはならない存在です。
まずは貼り込む工程を解説します。

台紙からデカールを切り離す所から始まりますが、この時力を入れずに切り込みを入れていきます。紙の半分位を切るイメージです。

切り込んだ間にピンセットを通して、上面だけを剥がします。一見難しそうですが、貫通させずに切れていれば簡単に剥がれます!
台紙ごと切り出してもデカールは使えますが、これを繰り返すと段々デカールが穴だらけになってしまい、いずれ台紙がバラバラになってしまいます。最後までしっかりした台紙を維持してデカールを使い切る為のNAGAEアート流の使用法です!

切り出したデカールは、水に5秒程度浸けてから引き上げて、30秒程度置いておきます。メーカーの説明書によってこの辺のやり方がまちまちなのですが、水に長時間浸けてしまうとノリが流れ出してしまい定着しなくなってしまうので、なるべく短い時間で引き上げます。前途の切り出し方ですと台紙のほうが水を吸い込みやすくなっていて、ちょっと水に浸けただけでもちゃんとデカールの隅々まで水分が広がってくれるのです。

台紙からデカールがズレる様になったら、いよいよ部品にのせます。台紙ごとのせて、ゆっくりとデカールをずらして部品に置きましょう。位置をしっかり決めるのはこの時です!

位置が決まったら、綿棒やティッシュは使わずに筆でしっかり水気をかき出していきます。綿棒やティッシュは埃を発生させてしまう事と、特に綿棒は意外と硬くデカールの表面を傷つけてしまうことがあるからです。
図の通り、デカールの外側に向けて水をかき出します。面積が広いデカールは、中心から放射状に広げる様にしてまんべんなく水分を出してあげましょう。

筆は画像の様に先から半分程まっすぐにカットしたものが使いやすいです。薄いデカールや小さなデカールは毛が柔らかいもの、デカールが厚かったり馴染みにくい硬さのものは毛が硬めなもの・・・と言う要領で、大きさや毛の硬さ等のバリエーションを何パターンか作っておくと、どんなときでも適切に対処出来ます。

デカールの水気が無くなったら、軟化剤のマークソフターを少量塗ってすぐに伸ばし馴染ませます。デカールは貼った直後はしっかり食い付いている様に見えますが、時間が経つと浮いて来てしまうものがあります。デカールを表面に完璧に馴染ませる為に、マークソフターでデカール自身を柔らかくして食い付かせるのです。
ここで注意! マークソフターで馴染ませたデカールは塗膜に食い付いているので、簡単に剥がせなくなります。もしも貼った位置がずれていた! なんて時でも馴染ませた後ですと修正が利かなくなってしまいますので、必ず貼った面や位置が完璧である事を確認してからソフターを塗りましょう。また塗りすぎたり拭き取り忘れると、ヒビが割れたり裂けたりする場合があります。
ソフターを塗ってから完全乾燥させ(晴れの日でも最低1時間はおきたいところ)、仕上げのクリアーでコートして表面を保護します。

ここで余談です。
塗装派には嬉しいこのガンダムデカールですが、実は印刷が粗めで近くで見ると色のドットが見えてしまいます。ラインや小さなマークではあまり気になりませんが、大きなマークや極小の文字等はドットが目立って見えることがあります。
キット付属のシールのほうが印刷精度が高いので、場合によってはシールの余白ギリギリまでカットして貼った方が綺麗な事もあります。状況に応じて使い分けていきましょう!
(MG ver.Kaに付属しているデカールは印刷精度が申し分ない程高いので、別売のガンダムデカールも同水準で欲しいところですね・・・。)

RGの特徴としては、アクセントでキラリと光るメタルシールが付属している事です。好みが分かれる所ですが、これもRGらしさという事で前途の目立ちすぎるポイント以外はメタルシールを貼り込みました。
メタルシールは硬めなので馴染みにくかったり、折ってしまうとスジになって残り目立ってしまう等、少し扱いを慎重にした方がいいアイテムです。ピンセットで優しく扱いましょう。

そんなこんなで、これにてMk-II完成! 基本的にキットなりに作りましたが、RGの素性の良さから十分カッコ良く仕上がりました。
さて、引き続きガルバルディベータを・・・。

あっ! 顎の赤いのが無い!!
作業中に何処かへ飛んでいってしまった様です・・・何たる痛恨のミス!
こう、肝心な所でしまらない所が僕らしい所なのかもしれませんが、ガルバルディベータと並べるまでにはちゃんとした顔にします・・・。
以上、RGのストレート組みを前提とした作業解説はこれにて終了とさせて頂きます。RGには無かったけれど、他のキットでは必須になる工作は他にも幾つかあります。そういった点は今後別の作業中にご紹介致します!
ここまでお付き合い頂きましてありがとうございました。分かりにくい所や端折ってしまった所等ございましたら、コメント欄にてご質問頂けると助かります。
次回からはいよいよ改造を交えた解説が始まりますので、そちらも是非よろしくお願い致します!


次回から入るキットを先行公開! RGの後ですとものすごく部品が少なく見えますね!
このキットが、どうRGに近づいていくのか・・・次回をお楽しみに!!
筆者:乗秀

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Posted on 16:21:33 «edit»
こんにちは〜そろそろモコモコ、ヌクヌクの季節ですね〜
厚着にこたつ…みかんに…そうすると、クリスマスやお正月が〜
時が経つのがものすごく早く感じてしまうよこぽんです!
さて、本日はいよいよ塗装編に入ります〜
まずは、プラ用のサーフェサーで塗装します。もちろん缶スプレーを使います。

エアブラシで吹く事も出来ますが、吹き付けるパーツ数が多いことと吹き付けた後のエアブラシのお掃除等を考えると缶スプレーはとても便利ですよ。
エアブラシをもっと練習するぞ〜という方以外は、是非覚えておいて欲しいですね!
次に、それぞれのパーツの塗装に入ります。
まずは、最も多い赤部分の基本色を吹き付けます。

今回も、画像等でいろいろ調べました真田幸村兜の一番私がしっくりくる実物を模造した画像より抜粋して調色しております。
(私は、自分で分かりやすい様に蓋の上に調色した塗料をちょっとつけておくのが癖となっております。へたをすると乾く前に蓋を触ってしまって手についちゃうなんてことも…たまにあるので気をつけておりますww)

次に、ヒゲの白、布紐のコバルト系の青、角根元の木色表現を一気に塗装します。



そして、角の塗装です。
木っぽい色と金色の中間色を基本色としてつくり、0.3mmのエアブラシで吹いて、マホガニー系の色でグラデーションを0.2mmのエアブラシで吹き付けます。
角の先は、実際は擦れて色が剥げたりしている事を想定して、ちょっと白っぽく表現をしてみました。

角の継ぎ目等をさらに濃い黒茶系の色にてグラデーションをかけて角の塗装表現は出来上がりです。
もちろん、左がグラデーションを入れる前、右が入れた後となります。
全然、雰囲気が違いますでしょう!

角の根元部分のパーツやメインとなる赤の兜部分のグラデーションも入れていきます。
角の根元部分のパーツは同じ様に、右がグラデ後となりますが赤の兜のグラデ後は下の画像となります。




以上で、塗装も完了です。
こちらが全体画像になります。

次回は、墨入れの後にウレタンコートをしますのでその画像をご紹介しますね。
その後は、もちろん質感を出す為に少々汚しも考えております。
それでは、本日はこの辺で失礼致しますね〜
筆者:横山

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厚着にこたつ…みかんに…そうすると、クリスマスやお正月が〜
時が経つのがものすごく早く感じてしまうよこぽんです!
さて、本日はいよいよ塗装編に入ります〜
まずは、プラ用のサーフェサーで塗装します。もちろん缶スプレーを使います。

エアブラシで吹く事も出来ますが、吹き付けるパーツ数が多いことと吹き付けた後のエアブラシのお掃除等を考えると缶スプレーはとても便利ですよ。
エアブラシをもっと練習するぞ〜という方以外は、是非覚えておいて欲しいですね!
次に、それぞれのパーツの塗装に入ります。
まずは、最も多い赤部分の基本色を吹き付けます。

今回も、画像等でいろいろ調べました真田幸村兜の一番私がしっくりくる実物を模造した画像より抜粋して調色しております。
(私は、自分で分かりやすい様に蓋の上に調色した塗料をちょっとつけておくのが癖となっております。へたをすると乾く前に蓋を触ってしまって手についちゃうなんてことも…たまにあるので気をつけておりますww)

次に、ヒゲの白、布紐のコバルト系の青、角根元の木色表現を一気に塗装します。



そして、角の塗装です。
木っぽい色と金色の中間色を基本色としてつくり、0.3mmのエアブラシで吹いて、マホガニー系の色でグラデーションを0.2mmのエアブラシで吹き付けます。
角の先は、実際は擦れて色が剥げたりしている事を想定して、ちょっと白っぽく表現をしてみました。

角の継ぎ目等をさらに濃い黒茶系の色にてグラデーションをかけて角の塗装表現は出来上がりです。
もちろん、左がグラデーションを入れる前、右が入れた後となります。
全然、雰囲気が違いますでしょう!

角の根元部分のパーツやメインとなる赤の兜部分のグラデーションも入れていきます。
角の根元部分のパーツは同じ様に、右がグラデ後となりますが赤の兜のグラデ後は下の画像となります。




以上で、塗装も完了です。
こちらが全体画像になります。

次回は、墨入れの後にウレタンコートをしますのでその画像をご紹介しますね。
その後は、もちろん質感を出す為に少々汚しも考えております。
それでは、本日はこの辺で失礼致しますね〜
筆者:横山

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Posted on 20:07:45 «edit»
先週から急に冷え込んで参りました。
どうも、衣替えが全く間に合っていない杉山です。
先週まで暑い、ジメジメすると言っていたのに・・・。先週まで半袖だったのに・・・。
もう上着を着ないと、朝夕は厳しい気温になって参りました。
皆さん、風邪等ひかれてませんでしょうか。
さてさて、前回完成致しました華麗丸ですが、なかなかご盛況頂いけたようです。ありがとうございます。
調子に乗りやすい杉山ですのでまたチャレンジしてみようと思います。
さて何を作ろうかと押し入れのキット達と睨めっこしておりましたが、作りたいものばかりでなかなか決まりません。
そんな中で決めたのがこちら、

ハセガワさんの1/144 peach AIRBUS 320 (ピーチ エアバス A320)です。
デコトラの次は旅客機ですよ!旅客機!
ちなみにこのキット、購入時にその塗装の塗り分けの難しさから「絶対作る事は無いだろうな。」と思っていたキットです。
peachは関西空港を拠点とし、国内初のLCCとして大変注目されています。
この鮮やかピンクの機体をディスプレイモデルとして、ピカピカに仕上げたいと思います。
まずはキットを見てみましょう。

大きいランナーが2枚と窓のクリアーパーツのみです。
ごくごく一般的な、飛行機のパーツ割りですね。

こちらがデカールですが、ラインと垂直尾翼のロゴマーク。見ての通り機体の塗り分けがほとんどマスキングによるものというのが一目瞭然です。
ハセガワのそんなに古くもないキットなので安心していたのですが、パーツを良く見てみると・・・


な、なんだと!?
ハセガワさんにしてはあり得ない程のバリの量です。
まさかと思いパーツをよく見ると・・・ありました。「Revell」のロゴマーク。

やられた!商品はハセガワ製、でも中身はRevell製というキットでした。
早速、不安になってまいりました。バリは気になりますが、全体的なプロポーションやモールドは綺麗に細かく入ってますので大丈夫そうです。がんばります!
それでは早速作って参りましょう。
まずなにをやるか。まずこの窓を埋めます。

え!?と思われる方もいるかと思いますが、はっきり言ってこのスケールだと窓の穴は無いほうがよいです。
もう少し大きいスケールのキットですと、裏側から窓のクリアーパーツをはめ込むといった構造のキットがありますが、30cm足らずの本キットではただ穴が開いているだけです。このまま作ると完成時に機体横に窓があるように見えません。
穴をパテ埋めして、窓はデカールで再現しましょう。その為に、付属デカールの中には窓のデカールがあるんですよ。
穴を埋める前に裏側に抜けない様に、プラ板を細く切ったものを貼付けます。プラ板が余っていたので使いましたが、蓋が出来ればなんでもいいですよ。テープだって構いません。

それができれば早速パテ埋めです。パテはWAVEさんが出している「モリモリ」というポリエステルパテ。通称ポリパテを使用しました。チューブ状の主剤に硬化剤を混ぜて使います。ペースト状になりますので穴埋めにはもってこいです。

窓の周りにはモールドも沢山ありますのではみ出してモールドを埋めてしまわない様に一個一個慎重に行います。
このポリパテ、化学反応で固まる際に、パテの中のシンナー分を揮発させて固まる性質があります。固まる際にヒケ(かさが減る)が起こりますので少し盛り上げ気味に盛っていきましょう。

固まって作業が出来るまでには、2、3時間掛かります。更に完全硬化までは数日掛かります。完全硬化まではヒケが続きますので慌てずじっくり待ちましょう。

パテの硬化を待ってる間に進められる所は進めます。
飛行機模型で一番最初にやる事、それは機体の継ぎ目消しです。戦闘機ですと操縦席周りや機体内部色の塗装など機体で挟み込むパーツの作業がありますが、旅客機にはそれがありません。(もっと大きいスケールの機体ですとある場合があります)
この継ぎ目消しの作業も接着剤の硬化に時間がかかりますので、先にやっておきたい作業です。
大体の場合、機体が左右に真っ二つに割られていることがほとんどです。まずここを接着します。
写真に見える様に小さいダボが機体内部各所に数カ所あります。接着の際のズレ防止の為についているのですが、たまにこのダボ自体がズレていることがあり、信じて接着をすると痛い目をみることがあります。実際私も何度もあったことがあります。

接着剤を塗る前にパーツを合わせ、ズレが無いかよく確認しましょう。ズレが出るようであれば、ダボを全部切り飛ばして接着します。今回は大きなズレは無かったものの機体先端のダボのハマりが悪かったのでここのみ切除しました。
接着でズレてしまったという失敗談をよく耳にします。私もよく失敗しました。そこで私は接着の際には全体の数カ所をマスキングテープで仮固定し、流し込みの接着剤で接着していきます。これでズレる心配はありませんね。

接着剤の硬化に一晩置きました。

接着は完了してますが、全周ヒケてますのでパテ埋めしていきます。ここで使用するのがSSP瞬間接着パテです。このパテは先程紹介したポリパテと違い、揮発しませんのでヒケが起こりません。成分が瞬間接着剤なのですぐに固まります。

この薄ピンクの部分がSSPを盛った所です。固まると非常に硬くなり加工がややしにくくなりますので、盛り過ぎに注意です。
全周盛り終わった頃には、最初のほうに盛った部分は固まっています。カッターで大まかに削り、ペーパーヤスリでならしていきます。曲線を意識して面になってしまわない様に気をつけましょう。

全周これをやるという事は、何カ所かモールドを消してしまう事になります。マスキングテープをガイドにカッターで彫り直してやります。

本体同様に、主翼のパーツもこの時点で接着します。硬化時間がかかるものを最初に進めておくと、後々作業がスムーズに進みます。

今作のメインはなんと言っても塗装ですので、次回で塗装前の段階までサクっと進めたいと思います。
それでは、次回おたのしみに!
筆者:杉山

NAGAEアートプロダクションはこちらから
どうも、衣替えが全く間に合っていない杉山です。
先週まで暑い、ジメジメすると言っていたのに・・・。先週まで半袖だったのに・・・。
もう上着を着ないと、朝夕は厳しい気温になって参りました。
皆さん、風邪等ひかれてませんでしょうか。
さてさて、前回完成致しました華麗丸ですが、なかなかご盛況頂いけたようです。ありがとうございます。
調子に乗りやすい杉山ですのでまたチャレンジしてみようと思います。
さて何を作ろうかと押し入れのキット達と睨めっこしておりましたが、作りたいものばかりでなかなか決まりません。
そんな中で決めたのがこちら、

ハセガワさんの1/144 peach AIRBUS 320 (ピーチ エアバス A320)です。
デコトラの次は旅客機ですよ!旅客機!
ちなみにこのキット、購入時にその塗装の塗り分けの難しさから「絶対作る事は無いだろうな。」と思っていたキットです。
peachは関西空港を拠点とし、国内初のLCCとして大変注目されています。
この鮮やかピンクの機体をディスプレイモデルとして、ピカピカに仕上げたいと思います。
まずはキットを見てみましょう。

大きいランナーが2枚と窓のクリアーパーツのみです。
ごくごく一般的な、飛行機のパーツ割りですね。

こちらがデカールですが、ラインと垂直尾翼のロゴマーク。見ての通り機体の塗り分けがほとんどマスキングによるものというのが一目瞭然です。
ハセガワのそんなに古くもないキットなので安心していたのですが、パーツを良く見てみると・・・


な、なんだと!?
ハセガワさんにしてはあり得ない程のバリの量です。
まさかと思いパーツをよく見ると・・・ありました。「Revell」のロゴマーク。

やられた!商品はハセガワ製、でも中身はRevell製というキットでした。
早速、不安になってまいりました。バリは気になりますが、全体的なプロポーションやモールドは綺麗に細かく入ってますので大丈夫そうです。がんばります!
それでは早速作って参りましょう。
まずなにをやるか。まずこの窓を埋めます。

え!?と思われる方もいるかと思いますが、はっきり言ってこのスケールだと窓の穴は無いほうがよいです。
もう少し大きいスケールのキットですと、裏側から窓のクリアーパーツをはめ込むといった構造のキットがありますが、30cm足らずの本キットではただ穴が開いているだけです。このまま作ると完成時に機体横に窓があるように見えません。
穴をパテ埋めして、窓はデカールで再現しましょう。その為に、付属デカールの中には窓のデカールがあるんですよ。
穴を埋める前に裏側に抜けない様に、プラ板を細く切ったものを貼付けます。プラ板が余っていたので使いましたが、蓋が出来ればなんでもいいですよ。テープだって構いません。

それができれば早速パテ埋めです。パテはWAVEさんが出している「モリモリ」というポリエステルパテ。通称ポリパテを使用しました。チューブ状の主剤に硬化剤を混ぜて使います。ペースト状になりますので穴埋めにはもってこいです。

窓の周りにはモールドも沢山ありますのではみ出してモールドを埋めてしまわない様に一個一個慎重に行います。
このポリパテ、化学反応で固まる際に、パテの中のシンナー分を揮発させて固まる性質があります。固まる際にヒケ(かさが減る)が起こりますので少し盛り上げ気味に盛っていきましょう。

固まって作業が出来るまでには、2、3時間掛かります。更に完全硬化までは数日掛かります。完全硬化まではヒケが続きますので慌てずじっくり待ちましょう。

パテの硬化を待ってる間に進められる所は進めます。
飛行機模型で一番最初にやる事、それは機体の継ぎ目消しです。戦闘機ですと操縦席周りや機体内部色の塗装など機体で挟み込むパーツの作業がありますが、旅客機にはそれがありません。(もっと大きいスケールの機体ですとある場合があります)
この継ぎ目消しの作業も接着剤の硬化に時間がかかりますので、先にやっておきたい作業です。
大体の場合、機体が左右に真っ二つに割られていることがほとんどです。まずここを接着します。
写真に見える様に小さいダボが機体内部各所に数カ所あります。接着の際のズレ防止の為についているのですが、たまにこのダボ自体がズレていることがあり、信じて接着をすると痛い目をみることがあります。実際私も何度もあったことがあります。

接着剤を塗る前にパーツを合わせ、ズレが無いかよく確認しましょう。ズレが出るようであれば、ダボを全部切り飛ばして接着します。今回は大きなズレは無かったものの機体先端のダボのハマりが悪かったのでここのみ切除しました。
接着でズレてしまったという失敗談をよく耳にします。私もよく失敗しました。そこで私は接着の際には全体の数カ所をマスキングテープで仮固定し、流し込みの接着剤で接着していきます。これでズレる心配はありませんね。

接着剤の硬化に一晩置きました。

接着は完了してますが、全周ヒケてますのでパテ埋めしていきます。ここで使用するのがSSP瞬間接着パテです。このパテは先程紹介したポリパテと違い、揮発しませんのでヒケが起こりません。成分が瞬間接着剤なのですぐに固まります。

この薄ピンクの部分がSSPを盛った所です。固まると非常に硬くなり加工がややしにくくなりますので、盛り過ぎに注意です。
全周盛り終わった頃には、最初のほうに盛った部分は固まっています。カッターで大まかに削り、ペーパーヤスリでならしていきます。曲線を意識して面になってしまわない様に気をつけましょう。

全周これをやるという事は、何カ所かモールドを消してしまう事になります。マスキングテープをガイドにカッターで彫り直してやります。

本体同様に、主翼のパーツもこの時点で接着します。硬化時間がかかるものを最初に進めておくと、後々作業がスムーズに進みます。

今作のメインはなんと言っても塗装ですので、次回で塗装前の段階までサクっと進めたいと思います。
それでは、次回おたのしみに!
筆者:杉山

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Posted on 19:27:07 «edit»
まいどっ!
一番好きな季節は秋のはじめちゃんです。
秋は暑くなく寒くなく過ごしやすい季節ですよね。
食べ物の秋最高です!
つい先日、柿と梨を食べて秋だなぁとしみじみと感じております。
今回から模型製作を再開したいと思います。
前回のデッケルFP1の最後に次回は迷彩にするかメタリックにするかと
明言しておりましたが、覚えておられる方は何の事??って感じですよね。
今回製作するのはこちらです。

Wave 1/48 空飛ぶ円盤アダムスキータイプ
アダムスキーとはなんぞや…
ポーランドからアメリカに移住したジョージ・アダムスキーさんが
1946年に望遠鏡で葉巻型飛行物体を目撃し、以降継続的に観測していた中
1952年にモハーベ砂漠付近で母船から飛んで来た偵察型の空飛ぶ円盤に
乗って来た金星人オーソンと直接出会いを果たしたと公言したそうです。
そのアダムスキーさんに因んで名付けられたのが
このアダムスキー型空飛ぶ円盤だそうです。
マシーネンクリーガーで有名な横山宏先生のパッケージアートが目を引きますね。
実は同じ金型で1/72のナチスドイツが開発していたのではないかという
架空の円盤型戦闘機ハウニブというものもwaveさんから発売されておりまして、
迷彩かメタリックか決めかねていたのは、そのどちらを作るかという点だったのでした。
では早速製作していきたいと思います。
①操縦室の組立て

円盤の中央に位置する操縦室の組立てです。
ここは組立てに際し、デカールを貼る指示がありますが
塗装してからデカールを貼りますので現段階では貼っておりません。
同様にクリアーパーツは完成時の組立てまで使用しませんので
パーツの紛失を防ぐ為に切り出してもおりません。
②ポールの組立て

ここでも①と同様にデカールの貼り指示がありますが
塗装完了まで我慢します。
天井部を支える意味合いなのか、ポールを作る項ですが
異星人の乗り物にこんな柱が必要なんですね。
③ボディ下部の組立て

円盤の円盤たるデザインの大事な部分の組立てです。
同じ形状の部品を3枚切り出して組み合わせるだけですね。
ひっくり返して底の部品を取付けます。
④操縦室と本体下板組立て

①②で作った操縦室と円盤下部パーツのドッキングです。
すでにワクワクしてきました。
ここら辺で完成のイメージが涌いてきます。
完成時はキット外にちょっと付け加えるアイデアも涌いてきました。
⑤操縦室の組立て−2

操縦室の周囲に壁が付きました。
ここでも窓にクリアパーツを嵌める指示がありますが
完成までじっと我慢の子です。
⑥コイルの組立て

外装の円盤部分に被せるパーツです。
それにしても…コ・コ・コイル?
説明書に細部の機能等の解説が無いのが残念です。
⑦ボディの組立て

操縦室を組立てたボディ下部パーツに外装を被せます。
段々と形になってきました。
⑧コクピットカバーの組立て

お鍋の蓋みたいな形状のパーツですね。
これで一応の形になりました。
⑨コンデンサーの組立て
この項はデカール貼り指示とクリアパーツの取りつけだけですので
飛ばします。
⑩ベースの組立て

飛行状態でディスプレイする為の専用ベースのようです。
足下にはフライングソーサとモールドされたプレートが付属しており
完成後のディスプレイが非常に楽しみです。
以上で、Wave 1/48空飛ぶ円盤アダムスキータイプの仮組みは終わりです。
次回以降下地処理をして塗装→デカール貼り→組立てと参る予定ですので
乞うご期待!!
筆者:神宮司

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一番好きな季節は秋のはじめちゃんです。
秋は暑くなく寒くなく過ごしやすい季節ですよね。
食べ物の秋最高です!
つい先日、柿と梨を食べて秋だなぁとしみじみと感じております。
今回から模型製作を再開したいと思います。
前回のデッケルFP1の最後に次回は迷彩にするかメタリックにするかと
明言しておりましたが、覚えておられる方は何の事??って感じですよね。
今回製作するのはこちらです。

Wave 1/48 空飛ぶ円盤アダムスキータイプ
アダムスキーとはなんぞや…
ポーランドからアメリカに移住したジョージ・アダムスキーさんが
1946年に望遠鏡で葉巻型飛行物体を目撃し、以降継続的に観測していた中
1952年にモハーベ砂漠付近で母船から飛んで来た偵察型の空飛ぶ円盤に
乗って来た金星人オーソンと直接出会いを果たしたと公言したそうです。
そのアダムスキーさんに因んで名付けられたのが
このアダムスキー型空飛ぶ円盤だそうです。
マシーネンクリーガーで有名な横山宏先生のパッケージアートが目を引きますね。
実は同じ金型で1/72のナチスドイツが開発していたのではないかという
架空の円盤型戦闘機ハウニブというものもwaveさんから発売されておりまして、
迷彩かメタリックか決めかねていたのは、そのどちらを作るかという点だったのでした。
では早速製作していきたいと思います。
①操縦室の組立て

円盤の中央に位置する操縦室の組立てです。
ここは組立てに際し、デカールを貼る指示がありますが
塗装してからデカールを貼りますので現段階では貼っておりません。
同様にクリアーパーツは完成時の組立てまで使用しませんので
パーツの紛失を防ぐ為に切り出してもおりません。
②ポールの組立て

ここでも①と同様にデカールの貼り指示がありますが
塗装完了まで我慢します。
天井部を支える意味合いなのか、ポールを作る項ですが
異星人の乗り物にこんな柱が必要なんですね。
③ボディ下部の組立て

円盤の円盤たるデザインの大事な部分の組立てです。
同じ形状の部品を3枚切り出して組み合わせるだけですね。
ひっくり返して底の部品を取付けます。
④操縦室と本体下板組立て

①②で作った操縦室と円盤下部パーツのドッキングです。
すでにワクワクしてきました。
ここら辺で完成のイメージが涌いてきます。
完成時はキット外にちょっと付け加えるアイデアも涌いてきました。
⑤操縦室の組立て−2

操縦室の周囲に壁が付きました。
ここでも窓にクリアパーツを嵌める指示がありますが
完成までじっと我慢の子です。
⑥コイルの組立て

外装の円盤部分に被せるパーツです。
それにしても…コ・コ・コイル?
説明書に細部の機能等の解説が無いのが残念です。
⑦ボディの組立て

操縦室を組立てたボディ下部パーツに外装を被せます。
段々と形になってきました。
⑧コクピットカバーの組立て

お鍋の蓋みたいな形状のパーツですね。
これで一応の形になりました。
⑨コンデンサーの組立て
この項はデカール貼り指示とクリアパーツの取りつけだけですので
飛ばします。
⑩ベースの組立て

飛行状態でディスプレイする為の専用ベースのようです。
足下にはフライングソーサとモールドされたプレートが付属しており
完成後のディスプレイが非常に楽しみです。
以上で、Wave 1/48空飛ぶ円盤アダムスキータイプの仮組みは終わりです。
次回以降下地処理をして塗装→デカール貼り→組立てと参る予定ですので
乞うご期待!!
筆者:神宮司

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Posted on 18:56:44 «edit»
乗秀です。Mk−II製作はサクサク進めて行きます。
前回でペーパー掛けまで完了しておりますので、早速塗装の準備・・・の前に、RGには無いと思っていたあいつを発見してしまったので、そちらのやり方を先に解説していきます。
ステップ5 合わせ目消し

本体にはどこにも無かった合わせ目が、バックパックにありました。RGやMGは部品同士の合わせ目がパネルラインに合わせて入っていたり、合わせ目が一段落ちていて目立たない様に工夫されています。しかしRGのバックパックは噛み合わせはパネルっぽく複雑な形状になっていますが、合わせ目っぽさはそのままですのでこれは処理したい所です。

接着剤はプラスチック用の接着剤を使用します。
接着剤は2種類ありますが、共通してプラスチックを溶かしてくっつけるようになっています。瞬間接着剤や樹脂接着剤の用に接着剤自身に固まる性質はないため、くっつくまで何かで押さえる必要があります。


まずは白い瓶の方のプラスチック用接着剤です。こちらは接着剤の粘度が高く、部品の断面に塗るタイプです。
こちらは接着剤自身にもノリが入っており、一度に多く塗れるので多少部品の合いが悪いキットでも強力に溶着する事が出来ます。反面硬化速度が遅く最低でも1日以上は置かないと切削出来ず、溶剤の揮発で発生する「ヒケ」を考えると3日は置いておかないと、あとあと消した筈の合わせ目が窪んで浮き上がって来てしまうことがあります。
(キット元来の凹みの他に、プラが含んだシンナーは時間が経つと揮発して外へ逃げてしまうので、その分かさが減ってしまう現象も「ヒケ」と呼びます。)
ノリを含んでいながらも水で溶いていない点を活用して、ペーパークラフトに使用する方もいらっしゃる様です。


コチラは同じプラスチック用接着剤ですが、粘度がほぼ無いさらさらした流し込み式のタイプです。部品を合わせてから合わせ目に沿って接着剤を流し込みます。
コチラの接着剤の利点は、組んでから流せる手軽さと接着剤のはみ出しが少ないので周りのディティールを極力壊さずに接着出来る点です。細かな造形が多いスケールモデルでは特に活躍します。部品同士の擦り合わせをしてからしっかり押さえないと合わせ目がきちんと塞がりきらずに硬化してしまう可能性があり、また接着剤自身にはノリの成分が一切無いのできちんと硬化するまで押さえっぱなしにしないとならないのが欠点です。
以上の性質を良く把握した上で、適材適所で接着剤を選びましょう。
今回は流し込み接着剤を使用しました。

接着剤のはみ出しで合わせ目消しの大部分がカバー出来ますが、完全に消せるとは限りません。むしろ必ずどこかしら残ってしまいます。
その際はパテを使って合わせ目を塞ぎます。パテは様々なものがありますが、画像の瞬間接着パテ「アルテコSSP」が断然お勧めです!

アルテコSSPは硬化液と粉を混ぜ合わせてパテにします。粉が多い程粘度が高いパテになり、ちょっとした造形の付け足しで活躍してくれます。逆に液が多い程粘度が下がり、細かな傷にも万遍無く入り込んでくれる様になります。
特筆すべき点は硬化速度で、ほとんどの場合1分足らずで硬化します。他のパテはどんなに速くても硬化に30分はかかりますから、この時間短縮は非常に大きいです。更に別売のスプレープライマーをかけると5秒程で硬化する為、作業スピードが驚く程向上します。
他と比べて割高な商品に見えますが、値段以上の性能を秘めています!

盛ったパテは盛り上がった部分をある程度カッターで削いでからサンドペーパーで磨きます。プラとパテでは硬度が異なりますので、均一に削れているかどうか逐一確認しながら作業しましょう。

ちなみにこのバックパック、説明書では同梱のメッシュパイプを通してから組立てる様に指示されていますが、今通してしまうと塗装時に邪魔になってしまいますので、メッシュパイプを後から通す様にします。
幸い特別な加工は必要なかったのですが、このメッシュパイプがクセモノで先端がすぐほどけていってしまいます。そのまま押し込もうとしても中々入ってくれません。

ここはメッシュパイプの方に一工夫凝らしてみます。工夫とは言ってもやる事は簡単、先端部に瞬間接着剤を少し染み込ませるだけです。

これで難なく穴に通せる様になりました! メッシュパイプを使用するガンプラは限られていますが、この方法を覚えておけばどのキットが来ても安心ですね。
ステップ6 サーフェイサー

ようやくサーフェイサー(以下サフ)がけです!
ときどき「なぜサフが必要なのか」というお問い合せを頂きます。理由は様々ありますが、簡単にまとめると下記の3つになります。
・表面の細かな傷を埋めて、大きな傷を目立ちやすくする(サフは溶いたパテが入っている為。)
・塗料の喰いつきを良くする
・発色をしやすくする
今回は画像の3種類を使用します。

成型色を生かして作らない限りは、塗装前にサフをかけた方が良いです。
部品から缶までの距離をおおよそ10〜20センチほどおき、画像のように部品の外側から吹き始めて外側で止めることが基本です。
缶のサフを最大まで押し込むとかなりの勢いで吹き出しますが、その勢いのまま部品に当ててしまうと掛かりすぎてモールドが埋ってしまう危険があります。だいたい半分くらいノズルを押し込む感覚で、回数を分けてかけてあげることが大事です。力の調節が難しい場合は、ノズルを外して(引っ張ると簡単に取れます)5円玉を噛ませてはめ込むと、だいたい半分くらいの所で止まる様になります。
次に今回使用したサフ達の、それぞれの性質を説明します。

まずは最もポピュラーなプラスチック用のグレーサフです。プラ製品であれば何にでも使用出来ます。
サフには粒子の細かさがあり、基本的に数字が大きくなる程仕上げ用のサフになります。

次にカラーサフです。こちらはサフに予め色がついており、傷埋め効果を持ちながらもグレーからは発色させにくい黄色や赤色がスムーズに発色出来る様にしてくれます。
メーカーによって多少性質が異なりますが、ガイアノーツ製のサフはレジンにも使用できるとの事で、使いこなすと塗装のスピードが飛躍的に上がるアイテムです。

最後のはサフではなく透明のプライマー(下地剤)なのですが、今回のRGでは重要なアイテムなのでご紹介します。
「染めQミッチャクロン」というこの製品の特徴は、プラでなくポリプロピレン(ポリキャップに使われている素材。以下ポリ)やナイロン素材でも塗料が食い付く様に下地を作ってくれる所にあります。通常のサフではプラにしか食い付かず、ポリや金属に吹いた場合擦っただけで色が剥がれてしまいます。
RGの関節はポリとプラの混成で出来ており、そのままでは塗装が出来ない所をミッチャクロンの補助によりきちんと塗料が食い付く様になります! ただあんまりがしがし動かすとやはり剥げてしまいますので、完成後に動かして楽しみたい方は、思い切って塗装せずに組立てるという選択肢もあります。
(以前製作したストライクフリーダムは成型色活かしで製作しました→こちらから)

今回使用しませんでしたが、白サフことベースホワイトもポピュラーな下地剤です。
瓶タイプも出ていますので、場面を選んで使うと良いですね。
ステップ7 エアブラシ塗装
遂に塗装です! 長かった!
塗装の前にひとつ。これも時々頂くお問い合せに、「塗料の最適な希釈の割合は?」というものがあります。これは私も入社前はずっと悩んでいて、絶対これだという解法を探して塗装の度に毎回希釈の割合を記録していた事もありました。そして入社後に分かった事は、最適な希釈の割合は(状況で大きく変動するので)ない! ということです。な、なんだって〜!?

一例として、ここに2つの白をご用意しました。左はガイアノーツ製EXホワイト、右はクレオスのキャラクターホワイト(普通のホワイトが無かったので代わりに)です。一見同じ白系統の塗料ですが、この2色は発色性や粘度が全く異なり、例えばキャラクターホワイトは発色が比較的弱い白ですがシンナーと1:1程度で割ればエアブラシで十分吹けます。一方でEXホワイトの方は発色が抜群に良い代わりにキャラクターホワイトと同じ感覚で薄めても粘度が高く綺麗に吹けません。
塗料のメーカーや色によって、最適な希釈の割合は大きく異なります。更にここに気温や湿度が絡んでくるので、たとえ同じ色を使用していても季節によってベストな希釈が変わってしまい、やはり明確な数字が定まらないのです。更に更に、ここにモデラーそれぞれの好みの濃さが加わると・・・もうお手上げ!
その時その時で逐一希釈して、最適な濃さで塗装出来る様に調整することが一番です。もちろん沢山使う白や黒の色は自分の好みの濃さで希釈してストックしてありますので、自分ならではの希釈率を見つける事も大切です。

調色は概ねキットの指示カラーに合わせました。ここでまた気をつけたいポイントは、説明書の完成写真と指示されたカラーは必ずしも同じとは限らない点です。指示されたカラーに合わせて調色したら、完成写真と全然違う色が出来てしまった! ということは決して珍しい事ではありません。目指したい色に合わせて、混ぜた色と目指す色を都度比較しながら理想の色を作りましょう。
プラカラーでの混色の性質について細かく書くとそれだけで記事が一回分出来てしまうので、今回は割愛させて頂きます・・・。

やっとブラシ塗装! いやっほー! 最高だぜぇー!!
今回はグラデーション等のテクニックには触れないので、エアブラシの基本的な扱い方について解説していきます。

エアブラシと缶スプレーは原理的には同じで、空気圧で塗料を霧状に飛ばして塗っていきます。
塗料は放射状に広がり、部品と距離が近ければ近い程幅が狭くなり、広い程幅が広がります。遠く離した方が塗装の範囲が広がりますが、その分発色している部分と発色しきらない部分の差も広がってしまいます。
(更に遠い程塗料が部品にあたる前に乾いてしまい、乾いた粒が表面に食い付きザラザラにしてしまう弊害も生まれてしまいます。

面積が広い部品を塗装する際は、上の図の様に発色しきらない範囲に更に塗料を重ねて、全体が均一に発色する様に塗り進めて行きます。よりムラを失くす為に、角度を変えて同じ様に塗る方法も取ります。
これは慣れるまでなかなか手が上手く動きませんが、意識しながら何度も繰り返していくうちに、自然と身に付いていきます。まずは均一に発色出来る事を目指しましょう!

そんなこんなで、ひとまずベタ吹きが終わりました。これからちょっとした塗り分けやスミ入れ、デカール貼りが待っています・・・。
次回でMk-II完成予定です! いよいよガルバルディベータの方も本格的に準備していきますね!
筆者:乗秀

NAGAEアートプロダクションはこちらから
前回でペーパー掛けまで完了しておりますので、早速塗装の準備・・・の前に、RGには無いと思っていたあいつを発見してしまったので、そちらのやり方を先に解説していきます。
ステップ5 合わせ目消し

本体にはどこにも無かった合わせ目が、バックパックにありました。RGやMGは部品同士の合わせ目がパネルラインに合わせて入っていたり、合わせ目が一段落ちていて目立たない様に工夫されています。しかしRGのバックパックは噛み合わせはパネルっぽく複雑な形状になっていますが、合わせ目っぽさはそのままですのでこれは処理したい所です。

接着剤はプラスチック用の接着剤を使用します。
接着剤は2種類ありますが、共通してプラスチックを溶かしてくっつけるようになっています。瞬間接着剤や樹脂接着剤の用に接着剤自身に固まる性質はないため、くっつくまで何かで押さえる必要があります。


まずは白い瓶の方のプラスチック用接着剤です。こちらは接着剤の粘度が高く、部品の断面に塗るタイプです。
こちらは接着剤自身にもノリが入っており、一度に多く塗れるので多少部品の合いが悪いキットでも強力に溶着する事が出来ます。反面硬化速度が遅く最低でも1日以上は置かないと切削出来ず、溶剤の揮発で発生する「ヒケ」を考えると3日は置いておかないと、あとあと消した筈の合わせ目が窪んで浮き上がって来てしまうことがあります。
(キット元来の凹みの他に、プラが含んだシンナーは時間が経つと揮発して外へ逃げてしまうので、その分かさが減ってしまう現象も「ヒケ」と呼びます。)
ノリを含んでいながらも水で溶いていない点を活用して、ペーパークラフトに使用する方もいらっしゃる様です。


コチラは同じプラスチック用接着剤ですが、粘度がほぼ無いさらさらした流し込み式のタイプです。部品を合わせてから合わせ目に沿って接着剤を流し込みます。
コチラの接着剤の利点は、組んでから流せる手軽さと接着剤のはみ出しが少ないので周りのディティールを極力壊さずに接着出来る点です。細かな造形が多いスケールモデルでは特に活躍します。部品同士の擦り合わせをしてからしっかり押さえないと合わせ目がきちんと塞がりきらずに硬化してしまう可能性があり、また接着剤自身にはノリの成分が一切無いのできちんと硬化するまで押さえっぱなしにしないとならないのが欠点です。
以上の性質を良く把握した上で、適材適所で接着剤を選びましょう。
今回は流し込み接着剤を使用しました。

接着剤のはみ出しで合わせ目消しの大部分がカバー出来ますが、完全に消せるとは限りません。むしろ必ずどこかしら残ってしまいます。
その際はパテを使って合わせ目を塞ぎます。パテは様々なものがありますが、画像の瞬間接着パテ「アルテコSSP」が断然お勧めです!

アルテコSSPは硬化液と粉を混ぜ合わせてパテにします。粉が多い程粘度が高いパテになり、ちょっとした造形の付け足しで活躍してくれます。逆に液が多い程粘度が下がり、細かな傷にも万遍無く入り込んでくれる様になります。
特筆すべき点は硬化速度で、ほとんどの場合1分足らずで硬化します。他のパテはどんなに速くても硬化に30分はかかりますから、この時間短縮は非常に大きいです。更に別売のスプレープライマーをかけると5秒程で硬化する為、作業スピードが驚く程向上します。
他と比べて割高な商品に見えますが、値段以上の性能を秘めています!

盛ったパテは盛り上がった部分をある程度カッターで削いでからサンドペーパーで磨きます。プラとパテでは硬度が異なりますので、均一に削れているかどうか逐一確認しながら作業しましょう。

ちなみにこのバックパック、説明書では同梱のメッシュパイプを通してから組立てる様に指示されていますが、今通してしまうと塗装時に邪魔になってしまいますので、メッシュパイプを後から通す様にします。
幸い特別な加工は必要なかったのですが、このメッシュパイプがクセモノで先端がすぐほどけていってしまいます。そのまま押し込もうとしても中々入ってくれません。

ここはメッシュパイプの方に一工夫凝らしてみます。工夫とは言ってもやる事は簡単、先端部に瞬間接着剤を少し染み込ませるだけです。

これで難なく穴に通せる様になりました! メッシュパイプを使用するガンプラは限られていますが、この方法を覚えておけばどのキットが来ても安心ですね。
ステップ6 サーフェイサー

ようやくサーフェイサー(以下サフ)がけです!
ときどき「なぜサフが必要なのか」というお問い合せを頂きます。理由は様々ありますが、簡単にまとめると下記の3つになります。
・表面の細かな傷を埋めて、大きな傷を目立ちやすくする(サフは溶いたパテが入っている為。)
・塗料の喰いつきを良くする
・発色をしやすくする
今回は画像の3種類を使用します。

成型色を生かして作らない限りは、塗装前にサフをかけた方が良いです。
部品から缶までの距離をおおよそ10〜20センチほどおき、画像のように部品の外側から吹き始めて外側で止めることが基本です。
缶のサフを最大まで押し込むとかなりの勢いで吹き出しますが、その勢いのまま部品に当ててしまうと掛かりすぎてモールドが埋ってしまう危険があります。だいたい半分くらいノズルを押し込む感覚で、回数を分けてかけてあげることが大事です。力の調節が難しい場合は、ノズルを外して(引っ張ると簡単に取れます)5円玉を噛ませてはめ込むと、だいたい半分くらいの所で止まる様になります。
次に今回使用したサフ達の、それぞれの性質を説明します。

まずは最もポピュラーなプラスチック用のグレーサフです。プラ製品であれば何にでも使用出来ます。
サフには粒子の細かさがあり、基本的に数字が大きくなる程仕上げ用のサフになります。

次にカラーサフです。こちらはサフに予め色がついており、傷埋め効果を持ちながらもグレーからは発色させにくい黄色や赤色がスムーズに発色出来る様にしてくれます。
メーカーによって多少性質が異なりますが、ガイアノーツ製のサフはレジンにも使用できるとの事で、使いこなすと塗装のスピードが飛躍的に上がるアイテムです。

最後のはサフではなく透明のプライマー(下地剤)なのですが、今回のRGでは重要なアイテムなのでご紹介します。
「染めQミッチャクロン」というこの製品の特徴は、プラでなくポリプロピレン(ポリキャップに使われている素材。以下ポリ)やナイロン素材でも塗料が食い付く様に下地を作ってくれる所にあります。通常のサフではプラにしか食い付かず、ポリや金属に吹いた場合擦っただけで色が剥がれてしまいます。
RGの関節はポリとプラの混成で出来ており、そのままでは塗装が出来ない所をミッチャクロンの補助によりきちんと塗料が食い付く様になります! ただあんまりがしがし動かすとやはり剥げてしまいますので、完成後に動かして楽しみたい方は、思い切って塗装せずに組立てるという選択肢もあります。
(以前製作したストライクフリーダムは成型色活かしで製作しました→こちらから)

今回使用しませんでしたが、白サフことベースホワイトもポピュラーな下地剤です。
瓶タイプも出ていますので、場面を選んで使うと良いですね。
ステップ7 エアブラシ塗装
遂に塗装です! 長かった!
塗装の前にひとつ。これも時々頂くお問い合せに、「塗料の最適な希釈の割合は?」というものがあります。これは私も入社前はずっと悩んでいて、絶対これだという解法を探して塗装の度に毎回希釈の割合を記録していた事もありました。そして入社後に分かった事は、最適な希釈の割合は(状況で大きく変動するので)ない! ということです。な、なんだって〜!?

一例として、ここに2つの白をご用意しました。左はガイアノーツ製EXホワイト、右はクレオスのキャラクターホワイト(普通のホワイトが無かったので代わりに)です。一見同じ白系統の塗料ですが、この2色は発色性や粘度が全く異なり、例えばキャラクターホワイトは発色が比較的弱い白ですがシンナーと1:1程度で割ればエアブラシで十分吹けます。一方でEXホワイトの方は発色が抜群に良い代わりにキャラクターホワイトと同じ感覚で薄めても粘度が高く綺麗に吹けません。
塗料のメーカーや色によって、最適な希釈の割合は大きく異なります。更にここに気温や湿度が絡んでくるので、たとえ同じ色を使用していても季節によってベストな希釈が変わってしまい、やはり明確な数字が定まらないのです。更に更に、ここにモデラーそれぞれの好みの濃さが加わると・・・もうお手上げ!
その時その時で逐一希釈して、最適な濃さで塗装出来る様に調整することが一番です。もちろん沢山使う白や黒の色は自分の好みの濃さで希釈してストックしてありますので、自分ならではの希釈率を見つける事も大切です。

調色は概ねキットの指示カラーに合わせました。ここでまた気をつけたいポイントは、説明書の完成写真と指示されたカラーは必ずしも同じとは限らない点です。指示されたカラーに合わせて調色したら、完成写真と全然違う色が出来てしまった! ということは決して珍しい事ではありません。目指したい色に合わせて、混ぜた色と目指す色を都度比較しながら理想の色を作りましょう。
プラカラーでの混色の性質について細かく書くとそれだけで記事が一回分出来てしまうので、今回は割愛させて頂きます・・・。

やっとブラシ塗装! いやっほー! 最高だぜぇー!!
今回はグラデーション等のテクニックには触れないので、エアブラシの基本的な扱い方について解説していきます。

エアブラシと缶スプレーは原理的には同じで、空気圧で塗料を霧状に飛ばして塗っていきます。
塗料は放射状に広がり、部品と距離が近ければ近い程幅が狭くなり、広い程幅が広がります。遠く離した方が塗装の範囲が広がりますが、その分発色している部分と発色しきらない部分の差も広がってしまいます。
(更に遠い程塗料が部品にあたる前に乾いてしまい、乾いた粒が表面に食い付きザラザラにしてしまう弊害も生まれてしまいます。

面積が広い部品を塗装する際は、上の図の様に発色しきらない範囲に更に塗料を重ねて、全体が均一に発色する様に塗り進めて行きます。よりムラを失くす為に、角度を変えて同じ様に塗る方法も取ります。
これは慣れるまでなかなか手が上手く動きませんが、意識しながら何度も繰り返していくうちに、自然と身に付いていきます。まずは均一に発色出来る事を目指しましょう!

そんなこんなで、ひとまずベタ吹きが終わりました。これからちょっとした塗り分けやスミ入れ、デカール貼りが待っています・・・。
次回でMk-II完成予定です! いよいよガルバルディベータの方も本格的に準備していきますね!
筆者:乗秀

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