2016年12月の記事一覧
- 2016/12/30 今年最後のイベント【コミックマーケット91】に行ってきました!!
- 2016/12/30 【おすねこ!】タミヤの最新キットF-14Aトムキャットをつくるよ!その3
- 2016/12/30 絵描いたりガンプラ作ったり・・・ブログでの一年間を振り返ります!
- 2016/12/27 【はーれー!】軍用ハーレーとジープをつくるよの巻 ③
- 2016/12/25 【目指せRGテイスト!】ガンダムMk-II VS ガルバルディベータを作ります! 第十回
- 2016/12/23 ドイツの対空戦車【ゲパルト!!】を製作しちゃうぞ〜 第四回
- 2016/12/21 【おすねこ!】タミヤの最新キットF-14Aトムキャットをつくるよ!その2
- 2016/12/19 【はーれー!】軍用ハーレーとジープをつくるよの巻 ②
- 2016/12/17 【目指せRGテイスト!】ガンダムMk-II VS ガルバルディベータを作ります! 第九回
- 2016/12/15 ドイツの対空戦車【ゲパルト!!】を製作しちゃうぞ〜 第三回
Posted on 20:21:22 «edit»
こんばんは〜
冬は苦手でも冬の食べ物は大好きなよこぽんです。
本日は、弊社がお世話になっております企業様も出展することもあり
コミケに行って参りました。
(今後の新作等いろいろな情報がとても必要な為なのです!)
やはり最大級のイベントとの事もあって沢山の人で溢れかえっておりました。
まずは、正面からの画像です。

こちらが入口前の屋外のコスプレ撮影場です〜

ここからは、一気に進みますね。



初めて見る企業様もいくつかありましたね〜



うんうん、どれも話題がつきないタイトルばかりですね!!




それでは、イベントのことはここまでにさせて頂いてぜひ皆様に聞いて頂きたい事がございますのでこの場を借りて報告させて頂きます。
本年も皆様のご声援ご支援に支えられてなんとか無事に年を越す事ができました。
誠に感謝しております。ありがとうございました。
まだまだ未熟な部分も多いスタッフですが、来年もぜひご贔屓に末永いおつきあいの程をよろしくお願い致します。
それでは、皆様の来年のより一層のご活躍を願っております。
今年も、最高の1年をありがとうございました!
筆者:横山

NAGAEアートプロダクションはこちらから
冬は苦手でも冬の食べ物は大好きなよこぽんです。
本日は、弊社がお世話になっております企業様も出展することもあり
コミケに行って参りました。
(今後の新作等いろいろな情報がとても必要な為なのです!)
やはり最大級のイベントとの事もあって沢山の人で溢れかえっておりました。
まずは、正面からの画像です。

こちらが入口前の屋外のコスプレ撮影場です〜

ここからは、一気に進みますね。



初めて見る企業様もいくつかありましたね〜



うんうん、どれも話題がつきないタイトルばかりですね!!




それでは、イベントのことはここまでにさせて頂いてぜひ皆様に聞いて頂きたい事がございますのでこの場を借りて報告させて頂きます。
本年も皆様のご声援ご支援に支えられてなんとか無事に年を越す事ができました。
誠に感謝しております。ありがとうございました。
まだまだ未熟な部分も多いスタッフですが、来年もぜひご贔屓に末永いおつきあいの程をよろしくお願い致します。
それでは、皆様の来年のより一層のご活躍を願っております。
今年も、最高の1年をありがとうございました!
筆者:横山

NAGAEアートプロダクションはこちらから
スポンサーサイト
Posted on 15:06:28 «edit»
あっという間に30日。今年も残すところ36時間を切りました。
皆さん如何お過ごしでしょうか。
連日の忘年会やらなんやらで飲み過ぎ気味です。あれよこれよと理由を付けては飲む。毎年のことですが・・・。
それでもあまり年末という実感のない杉山です。
さあ今回もトムキャットを進めて参ります!
前回ノーズ部分と可変機構を製作しましたが、いよいよ本体の組立てです。
めちゃくちゃテンションが上がります!
どんどん組立てていきます。

おお、さすがタミヤさんサクサク組めますね。


・・・どんどん、サクサク・・・



・・・・・・・どんどん・・・サクサク・・・



・・・はい
あー!サクサク行き過ぎて何も言う事がありません!
予想外の展開です・・・。
入社したばかりの頃、練習用にプラモデルを組んでいる時に代表に言われた事をふと思い出しました。
「タミヤのキットばかり作っても、技術はつかんぞ。」
仰る通りだと思いました。
説明書を超が付く程に丁寧で、パーツの精度は高く組立てた時の隙間も空きませし、押しピン跡はもちろんですがパーティングラインやゲート跡が表面に出ない様な構造になっています。
これじゃあ技術は付きませんよね。
少々過保護すぎるキットにも思えて来ましたが、ここまで出来るプラモデルメーカーは世界中でもタミヤさんくらいのものでしょう。
なので今回のトムキャットは塗装で勝負したいと思います。
さて何も無い訳にもいきませんので何点か気になった箇所をご紹介しますしょう。
まずこちら。エアインテークです。中にインテークダクトを仕込んで本体裏面にとりつける大変シンプルな構造です。
気になったのは構造ではなく、ここの精度です。

様々なメーカーの戦闘機を作ってきましたが、だいたいエアインテークと本体の接合部が合わず隙間が出来る場合がほとんどでした。出来れば別に塗装をして後から接着したいところですがどうしても隙間をパテ埋めする都合上、先に接着する他ありませんでした。

本作では仮に填めてみた所、全く隙間が出来ませんでしたので塗装後に接着する事にします。写真でもどこが接合面か分からないですよね。もちろん接着してないですよ、パチンと填めただけです。
こちらは主翼可動時のエアバックとシーリングパネルの差し替え機構です。

主翼前進状態のときと後退状態のときでそれぞれパーツを差し替える事で再現可能になっています。


エアバックは一般的で他のキットでもよく見かけますが、シーリングパネルの差し替えは大変珍しいです。
可変時の再現に並々ならぬ拘りを感じました。
他にも機首と本体の接合など填め合いが完璧ですのである程度バラした状態で塗装が出来ます。

形も見えた所で次回からは塗装に入っていきます。お楽しみに!
さてさて杉山の今年最後のブログになりました。
そう言えばこうやってブログで製作を紹介するのも今年からでしたね。
写真や文で説明する事の難しに悪戦苦闘する毎週でした。まだまだ精進が必要ですね。
来年はより一層皆さんに模型の楽しさをお伝え出来ればと思います。
今年一年間お世話になりました。
来年が皆様にとって良い年でありますように心より願っております。
有り難うございました。
筆者:杉山

NAGAEアートプロダクションはこちらから
皆さん如何お過ごしでしょうか。
連日の忘年会やらなんやらで飲み過ぎ気味です。あれよこれよと理由を付けては飲む。毎年のことですが・・・。
それでもあまり年末という実感のない杉山です。
さあ今回もトムキャットを進めて参ります!
前回ノーズ部分と可変機構を製作しましたが、いよいよ本体の組立てです。
めちゃくちゃテンションが上がります!
どんどん組立てていきます。

おお、さすがタミヤさんサクサク組めますね。


・・・どんどん、サクサク・・・



・・・・・・・どんどん・・・サクサク・・・



・・・はい
あー!サクサク行き過ぎて何も言う事がありません!
予想外の展開です・・・。
入社したばかりの頃、練習用にプラモデルを組んでいる時に代表に言われた事をふと思い出しました。
「タミヤのキットばかり作っても、技術はつかんぞ。」
仰る通りだと思いました。
説明書を超が付く程に丁寧で、パーツの精度は高く組立てた時の隙間も空きませし、押しピン跡はもちろんですがパーティングラインやゲート跡が表面に出ない様な構造になっています。
これじゃあ技術は付きませんよね。
少々過保護すぎるキットにも思えて来ましたが、ここまで出来るプラモデルメーカーは世界中でもタミヤさんくらいのものでしょう。
なので今回のトムキャットは塗装で勝負したいと思います。
さて何も無い訳にもいきませんので何点か気になった箇所をご紹介しますしょう。
まずこちら。エアインテークです。中にインテークダクトを仕込んで本体裏面にとりつける大変シンプルな構造です。
気になったのは構造ではなく、ここの精度です。

様々なメーカーの戦闘機を作ってきましたが、だいたいエアインテークと本体の接合部が合わず隙間が出来る場合がほとんどでした。出来れば別に塗装をして後から接着したいところですがどうしても隙間をパテ埋めする都合上、先に接着する他ありませんでした。

本作では仮に填めてみた所、全く隙間が出来ませんでしたので塗装後に接着する事にします。写真でもどこが接合面か分からないですよね。もちろん接着してないですよ、パチンと填めただけです。
こちらは主翼可動時のエアバックとシーリングパネルの差し替え機構です。

主翼前進状態のときと後退状態のときでそれぞれパーツを差し替える事で再現可能になっています。


エアバックは一般的で他のキットでもよく見かけますが、シーリングパネルの差し替えは大変珍しいです。
可変時の再現に並々ならぬ拘りを感じました。
他にも機首と本体の接合など填め合いが完璧ですのである程度バラした状態で塗装が出来ます。

形も見えた所で次回からは塗装に入っていきます。お楽しみに!
さてさて杉山の今年最後のブログになりました。
そう言えばこうやってブログで製作を紹介するのも今年からでしたね。
写真や文で説明する事の難しに悪戦苦闘する毎週でした。まだまだ精進が必要ですね。
来年はより一層皆さんに模型の楽しさをお伝え出来ればと思います。
今年一年間お世話になりました。
来年が皆様にとって良い年でありますように心より願っております。
有り難うございました。
筆者:杉山

NAGAEアートプロダクションはこちらから
Posted on 11:01:51 «edit»

乗秀です。前回の更新時は丁度クリスマスでしたが、クリスマスが終わると一気に年末ムードが加速していきますね。うかうかしているうちにもう30日! 完全に年末です。あとは年を越すだけ! と言いたい所ですが、最後のイベント大掃除が待っております。もちろんNAGAEアートプロダクション内でも大掃除に取りかかっております。
本日が乗秀最後の更新日となりますので、年の瀬のご挨拶を兼ねてブログの一年間を振り返る事にします。
2016年はブログの更新ペースが上がった事から、ブログ内で様々な試みをさせて頂きました。長期連載の製作ハウツー記事やイラストを交えた回顧録など、どうしたら楽しく読んでもらえるかな? と考えながら模索しておりました。映画の感想なんかも実験的に試みましたね。
その中でも特に反響が大きかった記事が、こちらです。
【とうめい!】クリアスプレーのおもひで。

「クリアースプレーって書いてあるんだからプラが透明になるんだろ!」という勘違いのお話でした。スタッフやお客様から「それはねーよwww」とコメントを頂きました。そりゃそうだよなぁ。
この回顧録シリーズ、早々にネタ切れすると思っていましたが、なんやかんやと十回以上続けちゃいました。「どうせ作り話でしょ、さすがに続けてこんなバカやらかさないだろう」とお思いの方もいらっしゃった様ですが、残念な事に実話です。如何におバカか分かりますね!
個人的には2016年一発目の更新だった、模型業界に興味を抱くキッカケとなったこの話がもっとも思い出深いです。
【にこいち!】はじめてコンテストに出した思い出です!

記事の最後に追記として入れてありますが、記事を書き終えてからジャンクパーツ入れをあけた時に、偶然にもそのとき作ったこの部品が出て来た事も忘れられません。劣化もあり大変不細工な代物でしたが、この小さな部品からモデラー道が始まったのだと考えると、色々と感慨深いものがありました。
回顧録を続けてやっていたせいで他のスタッフよりも遅れての始まりとなりましたが、ガンプラの製作ハウツーをスタートさせた事が一番大きかった出来事です。
少年期に読んでいた模型製作記事には個人的に思う所があり、その思いは回顧録でもちょろっと触れました。(【とっくん!】プラモデル上達を目指します! より)

代表のブログでの解説量に多分に感化された事もあって、如何に過程を追いかけやすい形で解説出来るかを第一に考えて今日まで書かせて頂いております。それでもあとで読み返すと「ここもっと途中説明入れるべきだったな〜」なんて所がいくつも出てきます。不慣れな文章や画像で分かり辛く申し訳ありません・・・。良く分からない所がございましたら、お気兼ねなくコメントやメール等でお知らせ下さい!
手が遅いせいで時間がかかってしまい申し訳ありませんが、ワンフェスまでにはケリがつく見通しです。どうか最後までおつきあいの程お願い致します。
この一年間、ブログをご覧頂きまして本当に有り難うございました!
来年も更に読み応えのある記事を目指してお送りさせて頂きますので、どうぞ宜しくお願い致します!
筆者:乗秀

NAGAEアートプロダクションはこちらから
Posted on 20:33:25 «edit»
まいどっ!!
最近燃えているはじめちゃんです。
自分では良く分かりませんが何かに燃えているんです。
まぁいいや…
クリスマスも終わりいよいよ年末の雰囲気ですね。
近所のコンビニでは小包装の単品のおせち料理が売られており
おせち料理を作る家庭が本当に減っているんだなぁと感じる次第です。
コンビニの商品を見ると世相がよく分かりますね。
一番好きなおせち料理は紅白なますです。
前回までのハーレーWLAはこちら
フェンダーの加工をした所まででした。
今回も続けて行きたいと思います。

今回手を入れるパーツはこちら
これ何て名前のパーツなんでしょうかね(笑)
自転車で言うと後ろの荷台?2人乗りで後ろの人が座る部分です。
実はこのパーツ、本物は両サイドに四角く穴が開いているのですが
キットだと空いていないので開口したいと思います。

実物の写真から大体の場所を見て開口するのですが
今回は想定サイズより少し小さめの0,5mmの穴をピンバイスで開けて
その穴をカッターで切って繋いで少しづつ大きくして整形しようと思います。

写真を見て頂くとお分かりなのですが
失敗しました(笑)やる前から薄々感づいてはいましたが
下部分に出っぱりが2カ所あるのですが、これサイドバック取付け様の接着しろなんです。
先にこの部分を切り取ってから開口すればよかったのでしょうが
横着者の私はそのままやってしまった所、開口部の下側が接着しろに連れられて
もげてしまいました…
ですので急遽プランBに変更します。

先に接着しろを切り飛ばしてから、反対側と同様に開口して整形していきます。


両側の開口部の整形が終わったので0,5mm厚のプラ板を接着しました。
これで開口部の下部の蓋が出来ましたので乾燥後に整形していきます。

整形が終わりました。
これで塗装後に穴が開いている様に見えるでしょう。

次いで手を入れるのはこちらのパーツ
下の部分がナンバープレートみたいな形状をしていますが
実際はここも形状が違うので

思い切って下部分を切り飛ばして、プラ板で作り直してみました。
そのままでは味気ないので実車に合わせてディテールアップしてみます。

使用するのはこちら
waveさんのRリベッツ
1mm径から細かいサイズのリベットが用意されていますので
その中から今回は1mmのリベットを使用しました。

取付けた様子です。
若干大きい気もしなくもないですが…
リアはこれで終了です。
続いて用意しましたのがこちら

同じRリベッツのボルトタイプです。
こちらも丸タイプと同様に様々なサイズのボルトが用意されています

実際に取付けたのがこちら
キットのままだと真っ平らで味気なかったので実車にあるようなボルトのディテールを追加してみました。
次はこちらです。

マフラーなのですが、見辛くてすいません。
マフラーも開口されていませんので手を入れてみたいと思います。
使う道具はこちら

スジボリ堂さんのBMCタガネ
メカ物のモールドを彫る時に重宝する道具ですが
今回はこれでマフラーを彫り込んで中が抜けているように見える細工をしました。

加工後の画像がこちらです。
目立たない加工ですが、ドンドコドンドコと排気音が聞こえてきませんか?
きませんよね
ここでほぼ全ての加工が終わりましたので組立てられる部分を組立てておきます。

本当はフロントフェンダーのサイドにライフルのホルダーが取付けられるのですが
塗装の便を考えてまだ取付けておりません。
ホイールの塗装を終えたらホルダーの取り付けベルトを追加しますが
現段階ではまだご紹介できません。
次回はジープの組立てに入りたいと思います。
塗装に入りましたら、ライフルのホルダーのベルト部分の加工もご紹介できると思いますので
もう少々お付き合い下さいます様お願い致します。
追記:2016年も早いものでもうあと数日で終わろうとしております。
今回の私の記事が本年最後の出番ですのでこの場をお借りして
今年1年私の下らないブログにお付き合い頂いた皆様にお礼を申し上げます。
誠に有り難う御座いました。
来年は更に皆様に面白いコンテンツを御届け出来る様に励んで参りますので
またお付き合い頂けることをお待ち申し上げております。
来年も皆様に幸多き一年でありますようにお祈りいたします。
はじめ
筆者:神宮司

NAGAEアートプロダクションはこちらから
最近燃えているはじめちゃんです。
自分では良く分かりませんが何かに燃えているんです。
まぁいいや…
クリスマスも終わりいよいよ年末の雰囲気ですね。
近所のコンビニでは小包装の単品のおせち料理が売られており
おせち料理を作る家庭が本当に減っているんだなぁと感じる次第です。
コンビニの商品を見ると世相がよく分かりますね。
一番好きなおせち料理は紅白なますです。
前回までのハーレーWLAはこちら
フェンダーの加工をした所まででした。
今回も続けて行きたいと思います。

今回手を入れるパーツはこちら
これ何て名前のパーツなんでしょうかね(笑)
自転車で言うと後ろの荷台?2人乗りで後ろの人が座る部分です。
実はこのパーツ、本物は両サイドに四角く穴が開いているのですが
キットだと空いていないので開口したいと思います。

実物の写真から大体の場所を見て開口するのですが
今回は想定サイズより少し小さめの0,5mmの穴をピンバイスで開けて
その穴をカッターで切って繋いで少しづつ大きくして整形しようと思います。

写真を見て頂くとお分かりなのですが
失敗しました(笑)やる前から薄々感づいてはいましたが
下部分に出っぱりが2カ所あるのですが、これサイドバック取付け様の接着しろなんです。
先にこの部分を切り取ってから開口すればよかったのでしょうが
横着者の私はそのままやってしまった所、開口部の下側が接着しろに連れられて
もげてしまいました…
ですので急遽プランBに変更します。

先に接着しろを切り飛ばしてから、反対側と同様に開口して整形していきます。


両側の開口部の整形が終わったので0,5mm厚のプラ板を接着しました。
これで開口部の下部の蓋が出来ましたので乾燥後に整形していきます。

整形が終わりました。
これで塗装後に穴が開いている様に見えるでしょう。

次いで手を入れるのはこちらのパーツ
下の部分がナンバープレートみたいな形状をしていますが
実際はここも形状が違うので

思い切って下部分を切り飛ばして、プラ板で作り直してみました。
そのままでは味気ないので実車に合わせてディテールアップしてみます。

使用するのはこちら
waveさんのRリベッツ
1mm径から細かいサイズのリベットが用意されていますので
その中から今回は1mmのリベットを使用しました。

取付けた様子です。
若干大きい気もしなくもないですが…
リアはこれで終了です。
続いて用意しましたのがこちら

同じRリベッツのボルトタイプです。
こちらも丸タイプと同様に様々なサイズのボルトが用意されています

実際に取付けたのがこちら
キットのままだと真っ平らで味気なかったので実車にあるようなボルトのディテールを追加してみました。
次はこちらです。

マフラーなのですが、見辛くてすいません。
マフラーも開口されていませんので手を入れてみたいと思います。
使う道具はこちら

スジボリ堂さんのBMCタガネ
メカ物のモールドを彫る時に重宝する道具ですが
今回はこれでマフラーを彫り込んで中が抜けているように見える細工をしました。

加工後の画像がこちらです。
目立たない加工ですが、ドンドコドンドコと排気音が聞こえてきませんか?
きませんよね
ここでほぼ全ての加工が終わりましたので組立てられる部分を組立てておきます。

本当はフロントフェンダーのサイドにライフルのホルダーが取付けられるのですが
塗装の便を考えてまだ取付けておりません。
ホイールの塗装を終えたらホルダーの取り付けベルトを追加しますが
現段階ではまだご紹介できません。
次回はジープの組立てに入りたいと思います。
塗装に入りましたら、ライフルのホルダーのベルト部分の加工もご紹介できると思いますので
もう少々お付き合い下さいます様お願い致します。
追記:2016年も早いものでもうあと数日で終わろうとしております。
今回の私の記事が本年最後の出番ですのでこの場をお借りして
今年1年私の下らないブログにお付き合い頂いた皆様にお礼を申し上げます。
誠に有り難う御座いました。
来年は更に皆様に面白いコンテンツを御届け出来る様に励んで参りますので
またお付き合い頂けることをお待ち申し上げております。
来年も皆様に幸多き一年でありますようにお祈りいたします。
はじめ
筆者:神宮司

NAGAEアートプロダクションはこちらから
Posted on 19:16:45 «edit»
メリークリスマス! 乗秀です。皆様にプレゼントらしい物がお出し出来ないのが情けない所ですが、せめてブログで出した情報が皆様の模型ライフの糧になればと思います。
今回で上半身に決着を付けます! それでは行ってみましょう。

胸のスジ彫りや形状の調整に入ります。前回触れたコクピットハッチにあたる左胸パーツは、成型の都合上どうしても本体との一体感に欠ける形状や厚みをしています。特に密着感は出したい所です。

ここは接触面を本体に合わせて削るだけで密着感が大幅に増します! 厚みもサンドペーパーで表面を削り込んで調整すれば、元のとってつけた感が無くなって自然なラインになります。

以前ご紹介した様にモールドを彫りますが、別パーツになっている部分の継ぎ目をさらに彫り込む事で、周囲のモールドと同じ風に馴染ませることが出来ます。

ちょこちょこっとプラ板でデコレートして、胸部分が一通りカタチになりました。

右胸にも左の様な分割線を設けて、こっち側も別の用途で開閉するだろう雰囲気を持たせました。「ここはこうだろう」と推測しながらディティールを足していく作業はガンプラならではの楽しみですね。

さて、サッパリ触っていなかったバックパックです。これと言って特に不満点がある訳でなかったので、ずっと保留していたのですが・・・

まだまだ出てくる奥まった継ぎ目! この処理は避けて通れません。

この箇所はそれなりに深い為、この手の継ぎ目処理では最もポピュラーなプラ板貼りで対処します。やり方は簡単、スリットに合わせたプラ板を貼るだけ!

もうひとつ、このバーニアノズルだけはちょっと手を加えたい所。合わせ目は先程と同じプラ板貼りをやっても良いのですが、形状もいまいち良くないのでここは思い切って別のパーツに置き換えます。

ここでウェーブ製Uバーニアフラットを活用! サイズや形状に種類があり、様々な状況で使用できるパーツです。

しかし、使用部位によってぴったり合わない場合もあります。合う部品を探すのが最善ですが、微妙に大きくて合わない場合は、多少加工しなければなりません。

その際、内部のスリットに合わせて刃を入れて分割して、端をカットして切り繋ぐ事で自然に長さを調整することが出来ます。ただフチはどうしても継ぎ目が出てしまうので、必ず処理をしましょう。

ここもちょこっとプラ板を足して、ディティールアップ。全体が組み上がってからバランス調整の為に再度ディティールを追加するかもしれません。

さぁ、モノアイのMSならばやはりモノアイのクリアーパーツ化・可動化はやりたい所! 今回はRGザクの部品を移植して再現する事にしました。

まずはモノアイレールのパーツのうち、モノアイの固定ピンがある内側のみをカットして取り出します。

カットしたパーツを逆さまにして頭部の仕切部分に貼り付けるのですが、そのまま貼り付けると目が少し下向きについてしまいます。そこで仕切を半分にカットして、取付け位置を調整しましょう。

もう一つ今のうちにやっておきたいのが、動力パイプの別パーツ化。ここは細いスプリングパーツに置き換えるだけでぐっと印象が良くなります。
元々ある彫刻をカットして、段差が残らない様処理をします。

通すスプリングの口径に合わせてピンバイスで穴あけ。この部分は1mmで合わせました。

こんな時に便利なのが、コトブキヤスプリングユニット! 0.5mm刻みでサイズが揃っている為、様々な用途で使えます。今回の様なパイプ再現だけでなく可動パーツの補助にも使えますので、数を揃えておくといつか必ず役に立ってくれます。

それぞれの加工が完了した頭部がこちら! この加工があるかないかで、精密感が全く変わると言っていい程効果的な作業です。なるべくおさえていきたい所ですね。


腕を外したままの撮影ですが、ここまでで上半身のディティール追加が完了しました! 写真で見ると彫ったスジが飛んでしまいやすく、ちょっと目立たないのが残念ですが(早くサフをかけたい!)はじめに比べるとだいぶ情報量が増えてきました。
本体加工もいよいよ折り返し! 次回からいよいよ下半身に入ります!
筆者:乗秀

NAGAEアートプロダクションはこちらから
今回で上半身に決着を付けます! それでは行ってみましょう。

胸のスジ彫りや形状の調整に入ります。前回触れたコクピットハッチにあたる左胸パーツは、成型の都合上どうしても本体との一体感に欠ける形状や厚みをしています。特に密着感は出したい所です。

ここは接触面を本体に合わせて削るだけで密着感が大幅に増します! 厚みもサンドペーパーで表面を削り込んで調整すれば、元のとってつけた感が無くなって自然なラインになります。

以前ご紹介した様にモールドを彫りますが、別パーツになっている部分の継ぎ目をさらに彫り込む事で、周囲のモールドと同じ風に馴染ませることが出来ます。

ちょこちょこっとプラ板でデコレートして、胸部分が一通りカタチになりました。

右胸にも左の様な分割線を設けて、こっち側も別の用途で開閉するだろう雰囲気を持たせました。「ここはこうだろう」と推測しながらディティールを足していく作業はガンプラならではの楽しみですね。

さて、サッパリ触っていなかったバックパックです。これと言って特に不満点がある訳でなかったので、ずっと保留していたのですが・・・

まだまだ出てくる奥まった継ぎ目! この処理は避けて通れません。

この箇所はそれなりに深い為、この手の継ぎ目処理では最もポピュラーなプラ板貼りで対処します。やり方は簡単、スリットに合わせたプラ板を貼るだけ!

もうひとつ、このバーニアノズルだけはちょっと手を加えたい所。合わせ目は先程と同じプラ板貼りをやっても良いのですが、形状もいまいち良くないのでここは思い切って別のパーツに置き換えます。

ここでウェーブ製Uバーニアフラットを活用! サイズや形状に種類があり、様々な状況で使用できるパーツです。

しかし、使用部位によってぴったり合わない場合もあります。合う部品を探すのが最善ですが、微妙に大きくて合わない場合は、多少加工しなければなりません。

その際、内部のスリットに合わせて刃を入れて分割して、端をカットして切り繋ぐ事で自然に長さを調整することが出来ます。ただフチはどうしても継ぎ目が出てしまうので、必ず処理をしましょう。

ここもちょこっとプラ板を足して、ディティールアップ。全体が組み上がってからバランス調整の為に再度ディティールを追加するかもしれません。

さぁ、モノアイのMSならばやはりモノアイのクリアーパーツ化・可動化はやりたい所! 今回はRGザクの部品を移植して再現する事にしました。

まずはモノアイレールのパーツのうち、モノアイの固定ピンがある内側のみをカットして取り出します。

カットしたパーツを逆さまにして頭部の仕切部分に貼り付けるのですが、そのまま貼り付けると目が少し下向きについてしまいます。そこで仕切を半分にカットして、取付け位置を調整しましょう。

もう一つ今のうちにやっておきたいのが、動力パイプの別パーツ化。ここは細いスプリングパーツに置き換えるだけでぐっと印象が良くなります。
元々ある彫刻をカットして、段差が残らない様処理をします。

通すスプリングの口径に合わせてピンバイスで穴あけ。この部分は1mmで合わせました。

こんな時に便利なのが、コトブキヤスプリングユニット! 0.5mm刻みでサイズが揃っている為、様々な用途で使えます。今回の様なパイプ再現だけでなく可動パーツの補助にも使えますので、数を揃えておくといつか必ず役に立ってくれます。

それぞれの加工が完了した頭部がこちら! この加工があるかないかで、精密感が全く変わると言っていい程効果的な作業です。なるべくおさえていきたい所ですね。


腕を外したままの撮影ですが、ここまでで上半身のディティール追加が完了しました! 写真で見ると彫ったスジが飛んでしまいやすく、ちょっと目立たないのが残念ですが(早くサフをかけたい!)はじめに比べるとだいぶ情報量が増えてきました。
本体加工もいよいよ折り返し! 次回からいよいよ下半身に入ります!
筆者:乗秀

NAGAEアートプロダクションはこちらから
Posted on 23:04:54 «edit»
こんばんは〜!
ナガエアートプロダクションに入社してから一度も健康診断でAよりおちたことのないよこぽんです。
かといって、一切身体に良くないものを断っているわけではないのですが…
もともと、強めなのでしょうね。
でも、気を緩めない様にしないと思う今日このごろです。
では早速「ゲパルト!!」の続きに参りましょう!
先ずはデカール貼りです。
クリア塗装で平面を作ってあげてそこに付属のデカールを貼り込みます。


次にウォッシングです。
雨等で汚れた車体を再現するのです。
まずは、エナメル塗料でウォッシングする色を作ります。
私の場合は、箱絵やインターネット等で調べて下図にある色4種を混ぜて作ってみました。

上記で作った色にエナメル溶剤を加えて5倍くらいに薄めます。
そして、まずは筆で汚したい部分を着色します。

次にその塗料が乾く前に塗りすぎた塗料を丸めたティッシュや綿棒等で拭き取ります。
この時に実車の汚れ方を良く見て重力に従って流れを作ってあげるとより本物っぽく仕上がりますよ。

次はドライブラシです。
カサカサに乾燥させた塗料、顔料等をこすりつけて定着させる方法です。
実車の乾いた土等の表現にピッタリ合いますよね!
今回は、顔料を使用して作りました。

そして、ウォッシングと同じ様にこすりつけて着色します。

ここからは、フィギュアの塗装を紹介します!
実際には、デカール貼り前のクリア塗装乾燥待ちやデカール貼り後の乾燥待ち等に部分部分で進めるのですがここでは一気にいきますね。
まずは、基本のオリーブドラブを全体に塗装して乾燥させます。
つぎに、顔、手、帽子、ブーツ以外をマスキングして白、肌色(肌のグラデーションも入れましょう)、黒、シルバーと塗りわけます。


そして、上記本体と同じ様にウォッシング、ドライブラシで完成です。
この作業は、全体の調子を合わせる為にも必要なので必ず行いましょう。

これでやっと完成です!
では、完成後の画像をとくとご覧下さい!!
やっぱりカッコいいなぁ〜と思うのは私だけ…かな?





それでは、今日はここまでです。
次作は何にしようか迷っているよこぽんでした…
筆者:横山

NAGAEアートプロダクションはこちらから
ナガエアートプロダクションに入社してから一度も健康診断でAよりおちたことのないよこぽんです。
かといって、一切身体に良くないものを断っているわけではないのですが…
もともと、強めなのでしょうね。
でも、気を緩めない様にしないと思う今日このごろです。
では早速「ゲパルト!!」の続きに参りましょう!
先ずはデカール貼りです。
クリア塗装で平面を作ってあげてそこに付属のデカールを貼り込みます。


次にウォッシングです。
雨等で汚れた車体を再現するのです。
まずは、エナメル塗料でウォッシングする色を作ります。
私の場合は、箱絵やインターネット等で調べて下図にある色4種を混ぜて作ってみました。

上記で作った色にエナメル溶剤を加えて5倍くらいに薄めます。
そして、まずは筆で汚したい部分を着色します。

次にその塗料が乾く前に塗りすぎた塗料を丸めたティッシュや綿棒等で拭き取ります。
この時に実車の汚れ方を良く見て重力に従って流れを作ってあげるとより本物っぽく仕上がりますよ。

次はドライブラシです。
カサカサに乾燥させた塗料、顔料等をこすりつけて定着させる方法です。
実車の乾いた土等の表現にピッタリ合いますよね!
今回は、顔料を使用して作りました。

そして、ウォッシングと同じ様にこすりつけて着色します。

ここからは、フィギュアの塗装を紹介します!
実際には、デカール貼り前のクリア塗装乾燥待ちやデカール貼り後の乾燥待ち等に部分部分で進めるのですがここでは一気にいきますね。
まずは、基本のオリーブドラブを全体に塗装して乾燥させます。
つぎに、顔、手、帽子、ブーツ以外をマスキングして白、肌色(肌のグラデーションも入れましょう)、黒、シルバーと塗りわけます。


そして、上記本体と同じ様にウォッシング、ドライブラシで完成です。
この作業は、全体の調子を合わせる為にも必要なので必ず行いましょう。

これでやっと完成です!
では、完成後の画像をとくとご覧下さい!!
やっぱりカッコいいなぁ〜と思うのは私だけ…かな?





それでは、今日はここまでです。
次作は何にしようか迷っているよこぽんでした…
筆者:横山

NAGAEアートプロダクションはこちらから
Posted on 23:39:56 «edit»
どうも杉山です。
もうすぐクリスマスですね。

隣の多摩センターのイルミネーションは今年も綺麗です!
さてさて、今週も早速トムキャットを作りながらレビューしていきましょう。
まずはコクピット。
かなり細かくディテールされています。


見えにくいですがメーターの一部がクリアパーツになっており再現度も抜群です。
計器やスイッチは実機の写真を見ながらエナメル塗料で筆塗りしていきます。
このキットは座席やパイロットは本体組立て後に取付けられるようになっています。本体で挟み込んだ後どうしてもコクピット内部は本体塗装のためマスキングしなければなりませんが、座席パーツが組み込まれているとマスキングがしにくくその際に細部のモールドを破損しかねません。(私も昔派手にやらかしたことがあります)この設計は非常に有り難いですね。
こちらはランディングギアの格納部です。
コクピットの下に付き一緒に本体で挟まれるようになっています。

細部を塗りわけました。スミ入れをしたり汚しを入れたりするとよりリアルな仕上がりなります。が、今は行いません。ランディングギア取り付け後に行います。取り付け後だとやりにくさも出ますが、この手の作業は都度やるよりもまとめてやった方が効率的ですし、何より統一感がでます。

このキットはプローブ(空中給油管)の収納、展開を選べるようになっています。ここのパーツを選択する事により展開時が再現出来る訳です。
今回は駐機状態で製作しようと考えておりますので、収納時で作ります。
写真で見えるように裏側から接着する際ののりしろがありますので接着がものすごく楽で納まりもピッタリです。親切設計ですね。


本体の裏を黒で塗装後先程のコクピットと格納庫を挟み込んで接着します。
パーツの合いは申し分ありません。前回作ったピーチがあまりにもアレだったので感動すらしてしまう合いの良さです。
そして、トムキャットといえばこれ、可変翼!
他の戦闘機にはない一番特徴的な部分ではないでしょうか。巡航時、高速飛行時で主翼の角度が変わるもが特徴です。
このキットでは完成後も主翼の角度を変える事が出来ます。


可変翼基部の組立てです。左右の主翼が真ん中のギアで同時に動くようになっています。補強板とビスでかなり頑丈になります。
主翼パーツは後から差し込む様になっています。一体だと挟み込んだ際に塗装がしにくいですからね。

おお、うごくうごく!
さて次回は本格的に飛行機の形になっていく、はず!
お楽しみに!
筆者:杉山

NAGAEアートプロダクションはこちらから
もうすぐクリスマスですね。

隣の多摩センターのイルミネーションは今年も綺麗です!
さてさて、今週も早速トムキャットを作りながらレビューしていきましょう。
まずはコクピット。
かなり細かくディテールされています。


見えにくいですがメーターの一部がクリアパーツになっており再現度も抜群です。
計器やスイッチは実機の写真を見ながらエナメル塗料で筆塗りしていきます。
このキットは座席やパイロットは本体組立て後に取付けられるようになっています。本体で挟み込んだ後どうしてもコクピット内部は本体塗装のためマスキングしなければなりませんが、座席パーツが組み込まれているとマスキングがしにくくその際に細部のモールドを破損しかねません。(私も昔派手にやらかしたことがあります)この設計は非常に有り難いですね。
こちらはランディングギアの格納部です。
コクピットの下に付き一緒に本体で挟まれるようになっています。

細部を塗りわけました。スミ入れをしたり汚しを入れたりするとよりリアルな仕上がりなります。が、今は行いません。ランディングギア取り付け後に行います。取り付け後だとやりにくさも出ますが、この手の作業は都度やるよりもまとめてやった方が効率的ですし、何より統一感がでます。

このキットはプローブ(空中給油管)の収納、展開を選べるようになっています。ここのパーツを選択する事により展開時が再現出来る訳です。
今回は駐機状態で製作しようと考えておりますので、収納時で作ります。
写真で見えるように裏側から接着する際ののりしろがありますので接着がものすごく楽で納まりもピッタリです。親切設計ですね。


本体の裏を黒で塗装後先程のコクピットと格納庫を挟み込んで接着します。
パーツの合いは申し分ありません。前回作ったピーチがあまりにもアレだったので感動すらしてしまう合いの良さです。
そして、トムキャットといえばこれ、可変翼!
他の戦闘機にはない一番特徴的な部分ではないでしょうか。巡航時、高速飛行時で主翼の角度が変わるもが特徴です。
このキットでは完成後も主翼の角度を変える事が出来ます。


可変翼基部の組立てです。左右の主翼が真ん中のギアで同時に動くようになっています。補強板とビスでかなり頑丈になります。
主翼パーツは後から差し込む様になっています。一体だと挟み込んだ際に塗装がしにくいですからね。

おお、うごくうごく!
さて次回は本格的に飛行機の形になっていく、はず!
お楽しみに!
筆者:杉山

NAGAEアートプロダクションはこちらから
Posted on 20:21:45 «edit»
まいどっ!!
最近になってはじめて天下一品のこってりラーメンを食べたはじめちゃんです。
正直な所、こってり系の味付けは苦手でしたが
一度も食べずに苦手苦手って言うのも何だかなぁ〜(阿藤快で再生してください)って事で
物は試しで食べに行ってみた次第です。
全部食べきれるか不安だったので、こってりの並を注文しました。
出されたラーメンは確かに見るからにこってりといった感じでスープもドロドロしています。
恐る恐るスープを口に運んだ瞬間…何かが頭の中で弾けました。ぱーんって(笑)
油のこってりではなくて鶏をよーく煮込んだこってりだったんですね。
想像と違ったこってりでしたので、問題無く完食いたしました。
それ以来、月に一度は足を運ぶ始末です。
えっと前回までの軍用ハーレーはこちら
早速、ハーレーの方から組立てていきたいと思います。
まずはフロントから

フェンダーとフロントタイヤが一体で成型されていて隙間が埋まってしまっています。
これではホイールが動く感じせず、かっこわるいので切り離します。

切り離した状態です。
パーツの切断には色々な方法があります。
プラ用ノコギリで切り離す方法だと余計な箇所まで傷を付けかねません。
今回の場合は面倒ですがカッターの先端でカンナ掛けするようにラインをなぞって
切り離しました。
他にはピンバイスで細かく穴を開けて、その穴を繋ぐように切り込みを入れて切り離す方法もあります。
荒技では傷を付けた箇所に流し込み接着剤を流して柔らかくしながら掘り進めたり
エナメル塗料の溶剤のプラへの浸透圧を利用して割る方法もあるようです。

この段階で切り離した箇所の整形をしました。
タイヤのRを意識してペーパーで整形するのですが、そのままだとタイヤに彫られた
トレッドパターンまで削れてしまいます。
ですが通常の場合、バイクを動かすとタイヤの表面は路面との摩擦で削れていきます。
ですので全てのパターンを消さないように注意しながら整形いたしました。

次に気になったのがフェンダーの厚みです。
表面のRに合わせて内側も窪んでいるはずなのに、キットの場合は分厚い塊のままです。
ここにも少し手を入れていきます。

時間短縮の為にリューターで中央に向かって窪むように削りこんでいきます。
適宜、手を止めて左右が均等に削れているか注意しながら慎重に削りこんでいきました。
このあとはサンドペーパーで均してしあげます。

写真では分かり辛くなってしまいましたが、本物の様に裏側を削り込んでスッキリした形状になっています。

フロントフォークの整形を済ませ、ホイールと組んだ状態です。
タイヤとフェンダーの間に隙間で出来て、本物っぽくなった気がしませんか?
続いてリア周りに移ります。

加工後の写真だけですいません><
こちらもフロントと同じで分厚かったので削り込んであります。
続いて気になった箇所がこちら

タンクのパーツの左側に何やら突起があるのが確認できます。
これが今のバイクとの違う所で、これがギアチェンジ用のレバーなんです。
これもかっこ悪いので、手元にある材料で出来る範囲でかっこ良くしたいと思います。

ハンドシフトのモールドをカッターで削り飛ばして元のパーツにあったシフトノブのステーの箇所に
印を兼ねて0,3mmのピンバイスで穴を開けました。

次いで穴をあけた箇所に0,3mmの真鍮線を曲げて作ったステーを差し込んで接着します。
シフトノブは0,5mmの真鍮線で作りますので、ステーの接着時は間に0,5mmの真鍮線を入れて
高さを稼いだ状態で接着しました。

ステーの間に差し込んだ0,5mm真鍮線をマスキングテープで仮固定した上で
タンクの形状に合わせて曲げていきます。
ここは実車の写真を参考に適当なところで曲げてあります。

先程のシフトノブの真鍮線から更にもう1本の真鍮線を接着しました。
これでシフトレバーの加工は終わりです。
厳密に言うと接続部の形状等は違うのですがここは雰囲気重視で何も無いよりマシといった
程度でサクっと済ませています。

シフトノブの先端には丸い部品がついています。
これを再現するのに手元に1mmくらいの大きさの球体を探しましたが
見つからなかったので、アルテコSSPで作りたいと思います。
少し硬めに練ったSSPを爪楊枝の先ですくい、シフトノブの先端にちょんと置きます。
ちょんと置くと表面張力で勝手に丸くなってくれます。
次に気になったのはタンクの上面両サイドに給油口があるのですが
キットでは再現されていません。
ここも再現していきます。
使用するのはこちら

コトブキヤさんのモデリングサポートグッズから合うサイズの半丸パーツを使用しました。
コトブキヤさんやウェーブさんなど複数のメーカーから痒い所に手が届くパーツが販売されていますので
持っているといざというときに役立ちます。
6角形のボルトやリベットなどはミリタリーモデルのディテールアップに使えますし
レンズ状のクリアーパーツはカーモデルのレンズの表現やメカのセンサー等にと
アイデア次第で使い方は自由自在です。

実際に接着している様子です。
小さいパーツは指で摘めないし、ピンセットで摘むと飛ばしてしまって泣けてきますよね。
小さいパーツはカッターの先端でちょんと刺して、取り回すと失くす事がないので
お勧めです。

左右に給油口を模したパーツが取付けられました。
今回はここまでです。
次回は全体の組み上げと細かいパーツの取り付けを予定しています。
ハーレーの完成までもう少々かかりますが
完成までお付き合い下さいますと幸いです。
筆者:神宮司

NAGAEアートプロダクションはこちらから
最近になってはじめて天下一品のこってりラーメンを食べたはじめちゃんです。
正直な所、こってり系の味付けは苦手でしたが
一度も食べずに苦手苦手って言うのも何だかなぁ〜(阿藤快で再生してください)って事で
物は試しで食べに行ってみた次第です。
全部食べきれるか不安だったので、こってりの並を注文しました。
出されたラーメンは確かに見るからにこってりといった感じでスープもドロドロしています。
恐る恐るスープを口に運んだ瞬間…何かが頭の中で弾けました。ぱーんって(笑)
油のこってりではなくて鶏をよーく煮込んだこってりだったんですね。
想像と違ったこってりでしたので、問題無く完食いたしました。
それ以来、月に一度は足を運ぶ始末です。
えっと前回までの軍用ハーレーはこちら
早速、ハーレーの方から組立てていきたいと思います。
まずはフロントから

フェンダーとフロントタイヤが一体で成型されていて隙間が埋まってしまっています。
これではホイールが動く感じせず、かっこわるいので切り離します。

切り離した状態です。
パーツの切断には色々な方法があります。
プラ用ノコギリで切り離す方法だと余計な箇所まで傷を付けかねません。
今回の場合は面倒ですがカッターの先端でカンナ掛けするようにラインをなぞって
切り離しました。
他にはピンバイスで細かく穴を開けて、その穴を繋ぐように切り込みを入れて切り離す方法もあります。
荒技では傷を付けた箇所に流し込み接着剤を流して柔らかくしながら掘り進めたり
エナメル塗料の溶剤のプラへの浸透圧を利用して割る方法もあるようです。

この段階で切り離した箇所の整形をしました。
タイヤのRを意識してペーパーで整形するのですが、そのままだとタイヤに彫られた
トレッドパターンまで削れてしまいます。
ですが通常の場合、バイクを動かすとタイヤの表面は路面との摩擦で削れていきます。
ですので全てのパターンを消さないように注意しながら整形いたしました。

次に気になったのがフェンダーの厚みです。
表面のRに合わせて内側も窪んでいるはずなのに、キットの場合は分厚い塊のままです。
ここにも少し手を入れていきます。

時間短縮の為にリューターで中央に向かって窪むように削りこんでいきます。
適宜、手を止めて左右が均等に削れているか注意しながら慎重に削りこんでいきました。
このあとはサンドペーパーで均してしあげます。

写真では分かり辛くなってしまいましたが、本物の様に裏側を削り込んでスッキリした形状になっています。

フロントフォークの整形を済ませ、ホイールと組んだ状態です。
タイヤとフェンダーの間に隙間で出来て、本物っぽくなった気がしませんか?
続いてリア周りに移ります。

加工後の写真だけですいません><
こちらもフロントと同じで分厚かったので削り込んであります。
続いて気になった箇所がこちら

タンクのパーツの左側に何やら突起があるのが確認できます。
これが今のバイクとの違う所で、これがギアチェンジ用のレバーなんです。
これもかっこ悪いので、手元にある材料で出来る範囲でかっこ良くしたいと思います。

ハンドシフトのモールドをカッターで削り飛ばして元のパーツにあったシフトノブのステーの箇所に
印を兼ねて0,3mmのピンバイスで穴を開けました。

次いで穴をあけた箇所に0,3mmの真鍮線を曲げて作ったステーを差し込んで接着します。
シフトノブは0,5mmの真鍮線で作りますので、ステーの接着時は間に0,5mmの真鍮線を入れて
高さを稼いだ状態で接着しました。

ステーの間に差し込んだ0,5mm真鍮線をマスキングテープで仮固定した上で
タンクの形状に合わせて曲げていきます。
ここは実車の写真を参考に適当なところで曲げてあります。

先程のシフトノブの真鍮線から更にもう1本の真鍮線を接着しました。
これでシフトレバーの加工は終わりです。
厳密に言うと接続部の形状等は違うのですがここは雰囲気重視で何も無いよりマシといった
程度でサクっと済ませています。

シフトノブの先端には丸い部品がついています。
これを再現するのに手元に1mmくらいの大きさの球体を探しましたが
見つからなかったので、アルテコSSPで作りたいと思います。
少し硬めに練ったSSPを爪楊枝の先ですくい、シフトノブの先端にちょんと置きます。
ちょんと置くと表面張力で勝手に丸くなってくれます。
次に気になったのはタンクの上面両サイドに給油口があるのですが
キットでは再現されていません。
ここも再現していきます。
使用するのはこちら

コトブキヤさんのモデリングサポートグッズから合うサイズの半丸パーツを使用しました。
コトブキヤさんやウェーブさんなど複数のメーカーから痒い所に手が届くパーツが販売されていますので
持っているといざというときに役立ちます。
6角形のボルトやリベットなどはミリタリーモデルのディテールアップに使えますし
レンズ状のクリアーパーツはカーモデルのレンズの表現やメカのセンサー等にと
アイデア次第で使い方は自由自在です。

実際に接着している様子です。
小さいパーツは指で摘めないし、ピンセットで摘むと飛ばしてしまって泣けてきますよね。
小さいパーツはカッターの先端でちょんと刺して、取り回すと失くす事がないので
お勧めです。

左右に給油口を模したパーツが取付けられました。
今回はここまでです。
次回は全体の組み上げと細かいパーツの取り付けを予定しています。
ハーレーの完成までもう少々かかりますが
完成までお付き合い下さいますと幸いです。
筆者:神宮司

NAGAEアートプロダクションはこちらから
Posted on 19:56:06 «edit»
乗秀です。
只今ガルバルディへの愛と忍耐が試されるスジ彫り作業を進めております。その作業だけで記事1回分以上の労力がかかるのですが、ただ彫っている絵を載せ続ける訳にもいきませんので、今回は平行して進めている他の作業工程をご紹介します!
と、作業前にちょっと前置き。
本作例を進める際の個人的なテーマとして、「出元不明なディティールアップパーツや関係ないキットのジャンクパーツを極力使わない」を定めて作業しております。というのも、目に見えない部分はともかくとして外側に出てくる部品はブログをご覧頂いている皆様のご参考にして欲しいので、「ジャンクパーツ」などとひとくくりでまとめてしまうと何を使っているのか伝わらないと考えたからです。(ガンプラ系の作例で「この部分はジャンクパーツを使用」という表現は非常に多いのです。)
なので、今入手出来るディティールアップパーツはもちろん、今回素材として使用したRGザクからはもりもりパーツを使っていこうと思います! なるべく再現出来るように記事作成に努めて参りますので、よろしくお願い致します!
それでは作業に入っていきましょう。

いつかなんとかしないとなぁ、と思いつつもほったらかしていた箇所、首回り。ここはそのまま作ると動力パイプが通るようになっていますが、逆に言うとそれしか無く板1枚だけのごくシンプルな面構成になっています。動力パイプは金属素材を用意する都合上現段階ではまだ取付けないのですが、その前に情報量が増えつつある外装にディティールが負けないようにしなければなりません。それに窪んだ部分は継ぎ目の処理が大変面倒なため、なるべく楽チンな方法をとりたいところです。

先ず手に取ったのは、素材として使用しているRGザク用の首回りパーツ。とても良質な面構成がされているので、これをそのまま使わせてもらいましょう。

ザクのパーツだけでは両脇がスカスカになってしまうので、間に入れる為のパーツはプラ板で新規に作り起こします。
まずは土台となる0.5mmプラ板をサイズに合わせて切り出します。

切り出したプラ板に0.3mm、0.5mmの厚みの異なるプラ板を重ねばりしていきます。この辺りはデザインを考えていなかったので、RGやMGの面構成を参考に、イメージのままに貼り込んでいます。

一通り貼り込んだ状態です。貼ったプラ板ごとに厚みが異なり、凹凸の情報量が増えました。プラ板での面追加工作はスジ彫りよりも失敗しにくいディティールアップですので、効果的に使っていくと良いですね!

ここで更にメリハリを付ける為、コトブキヤ製プラリベットを使用します。

最も小さな1mmのマイナスモールドを、外側の両角に貼り付けます。ここまで小さなパーツの場合、ピンセットでも容易に掴むことが出来ませんので、カッターの刃に部品を軽く刺して扱うととても楽ですし失くす心配が少なくなります。ただ小さな部品は深くさしすぎると切れてしまうので、注意して扱いましょう。

「部品がまわりに売ってない!」「欲しい大きさがない!」という方は、伸ばしランナーから作る事も出来ます。あぶったランナーを好みの太さに調節して、輪切りにカットするだけです。

それぞれを合わせて見ました。うぅ〜ん、いい感じじゃな〜い? 継ぎ目部分が装甲パーツで隠れるので、処理も必要ありません。

首を乗せて、干渉しないか確かめます。問題無く入りましたし、少し首が埋まった事で少しがっしりした雰囲気になりました。
前回のスジ彫りや開口等の方法は、プラを削る切りを駆使する「引き算」のディティールアップですが、今回のプラ板等の追加加工は素材を付加する「足し算」のディティールアップです。無い所から作る分作業量は増えますが、イメージを大きく変えるには大きな効果を発揮します。両者を使い分けて、効果的にディティールアップをしましょう!
さて、ここでやろうか迷っていた加工に入ります。

コクピットの再現です!
キット着手直後にちょろっと触れましたが、このキットは旧キットの段階でコクピットの開閉機構が再現されています。最終着地点である「劇場版Zのワンシーンを再現」には関係ない機構ですが、このまま潰すのは勿体ない! と思い直して、再現に乗り出す事にしました。

まずコクピットにあたる空洞を開口します。そのままカッター等で刃を入れても良いのですが、今回は比較的簡単な方法で進めます。
開口したい面のまわりをピンバイスで等間隔に穴を開けていきます。1mm以上のピンバイスなら何でも良いと思います。

一周穴を開けたら、穴にニッパーの刃を入れて思い切ってカットします。ニッパーが入りにくい所はカッターで押し切りましょう。

カット出来ました。フチのがたつきはヤスリで均して、平滑にしましょう。

さてここで少し悩みどころが出てきました。
旧キットのままならば空洞部分にそのままコクピットブロックを入れてしまえばいいのですが、RGフレームを入れた都合で干渉部位が広がり、確保出来るスペースが手狭になってしまいました。(ちょっと見辛いですが、黒く塗りつぶしている部分が干渉範囲です。)
限られたスペースで、コクピット表現を入れなければなりません。加えてZガンダムの登場MSはMk-IIの時にも触れた球体状のコクピットですので、それっぽさを少しでも出したい所です。

そこで、ザクの胸部装甲パーツを使う事にしました。本来は右胸にあたる部品ですが、これをひっくり返して使用します。

裏返したパーツにシートを接着します。これで背中側が丸みを帯びた壁になり、少しながら球体コクピットの雰囲気が出ました。

コクピットブロック設置にあたり、中が見えてしまう隙間を埋めるためプラ板で壁を作ります。

裏側からコクピットブロックを貼り込み、これで出来上がり! これだけの工作でそれっぽくなりました。

さぁこれで外装をセットして、開閉機構を再現! ・・・ちょっと見辛いですね。設定上こう開く仕組みだそうなので何ともしがたい所ですが、横から覗き込めるので効果はしっかり表れていますよ!
ちなみに弊社作例「RGストライクフリーダムガンダム」でもコクピットの増設加工を施しております。よろしければそちらもご覧下さいませ。(作例記事はこちらから)
今回はここまでとさせて頂きます! 皆様の今後の模型工作のヒントが見つかれば誠に幸いです。
さて、スジ彫りに戻ろう・・・。
筆者:乗秀

NAGAEアートプロダクションはこちらから
只今ガルバルディへの愛と忍耐が試されるスジ彫り作業を進めております。その作業だけで記事1回分以上の労力がかかるのですが、ただ彫っている絵を載せ続ける訳にもいきませんので、今回は平行して進めている他の作業工程をご紹介します!
と、作業前にちょっと前置き。
本作例を進める際の個人的なテーマとして、「出元不明なディティールアップパーツや関係ないキットのジャンクパーツを極力使わない」を定めて作業しております。というのも、目に見えない部分はともかくとして外側に出てくる部品はブログをご覧頂いている皆様のご参考にして欲しいので、「ジャンクパーツ」などとひとくくりでまとめてしまうと何を使っているのか伝わらないと考えたからです。(ガンプラ系の作例で「この部分はジャンクパーツを使用」という表現は非常に多いのです。)
なので、今入手出来るディティールアップパーツはもちろん、今回素材として使用したRGザクからはもりもりパーツを使っていこうと思います! なるべく再現出来るように記事作成に努めて参りますので、よろしくお願い致します!
それでは作業に入っていきましょう。

いつかなんとかしないとなぁ、と思いつつもほったらかしていた箇所、首回り。ここはそのまま作ると動力パイプが通るようになっていますが、逆に言うとそれしか無く板1枚だけのごくシンプルな面構成になっています。動力パイプは金属素材を用意する都合上現段階ではまだ取付けないのですが、その前に情報量が増えつつある外装にディティールが負けないようにしなければなりません。それに窪んだ部分は継ぎ目の処理が大変面倒なため、なるべく楽チンな方法をとりたいところです。

先ず手に取ったのは、素材として使用しているRGザク用の首回りパーツ。とても良質な面構成がされているので、これをそのまま使わせてもらいましょう。

ザクのパーツだけでは両脇がスカスカになってしまうので、間に入れる為のパーツはプラ板で新規に作り起こします。
まずは土台となる0.5mmプラ板をサイズに合わせて切り出します。

切り出したプラ板に0.3mm、0.5mmの厚みの異なるプラ板を重ねばりしていきます。この辺りはデザインを考えていなかったので、RGやMGの面構成を参考に、イメージのままに貼り込んでいます。

一通り貼り込んだ状態です。貼ったプラ板ごとに厚みが異なり、凹凸の情報量が増えました。プラ板での面追加工作はスジ彫りよりも失敗しにくいディティールアップですので、効果的に使っていくと良いですね!

ここで更にメリハリを付ける為、コトブキヤ製プラリベットを使用します。

最も小さな1mmのマイナスモールドを、外側の両角に貼り付けます。ここまで小さなパーツの場合、ピンセットでも容易に掴むことが出来ませんので、カッターの刃に部品を軽く刺して扱うととても楽ですし失くす心配が少なくなります。ただ小さな部品は深くさしすぎると切れてしまうので、注意して扱いましょう。

「部品がまわりに売ってない!」「欲しい大きさがない!」という方は、伸ばしランナーから作る事も出来ます。あぶったランナーを好みの太さに調節して、輪切りにカットするだけです。

それぞれを合わせて見ました。うぅ〜ん、いい感じじゃな〜い? 継ぎ目部分が装甲パーツで隠れるので、処理も必要ありません。

首を乗せて、干渉しないか確かめます。問題無く入りましたし、少し首が埋まった事で少しがっしりした雰囲気になりました。
前回のスジ彫りや開口等の方法は、プラを削る切りを駆使する「引き算」のディティールアップですが、今回のプラ板等の追加加工は素材を付加する「足し算」のディティールアップです。無い所から作る分作業量は増えますが、イメージを大きく変えるには大きな効果を発揮します。両者を使い分けて、効果的にディティールアップをしましょう!
さて、ここでやろうか迷っていた加工に入ります。

コクピットの再現です!
キット着手直後にちょろっと触れましたが、このキットは旧キットの段階でコクピットの開閉機構が再現されています。最終着地点である「劇場版Zのワンシーンを再現」には関係ない機構ですが、このまま潰すのは勿体ない! と思い直して、再現に乗り出す事にしました。

まずコクピットにあたる空洞を開口します。そのままカッター等で刃を入れても良いのですが、今回は比較的簡単な方法で進めます。
開口したい面のまわりをピンバイスで等間隔に穴を開けていきます。1mm以上のピンバイスなら何でも良いと思います。

一周穴を開けたら、穴にニッパーの刃を入れて思い切ってカットします。ニッパーが入りにくい所はカッターで押し切りましょう。

カット出来ました。フチのがたつきはヤスリで均して、平滑にしましょう。

さてここで少し悩みどころが出てきました。
旧キットのままならば空洞部分にそのままコクピットブロックを入れてしまえばいいのですが、RGフレームを入れた都合で干渉部位が広がり、確保出来るスペースが手狭になってしまいました。(ちょっと見辛いですが、黒く塗りつぶしている部分が干渉範囲です。)
限られたスペースで、コクピット表現を入れなければなりません。加えてZガンダムの登場MSはMk-IIの時にも触れた球体状のコクピットですので、それっぽさを少しでも出したい所です。

そこで、ザクの胸部装甲パーツを使う事にしました。本来は右胸にあたる部品ですが、これをひっくり返して使用します。

裏返したパーツにシートを接着します。これで背中側が丸みを帯びた壁になり、少しながら球体コクピットの雰囲気が出ました。

コクピットブロック設置にあたり、中が見えてしまう隙間を埋めるためプラ板で壁を作ります。

裏側からコクピットブロックを貼り込み、これで出来上がり! これだけの工作でそれっぽくなりました。

さぁこれで外装をセットして、開閉機構を再現! ・・・ちょっと見辛いですね。設定上こう開く仕組みだそうなので何ともしがたい所ですが、横から覗き込めるので効果はしっかり表れていますよ!
ちなみに弊社作例「RGストライクフリーダムガンダム」でもコクピットの増設加工を施しております。よろしければそちらもご覧下さいませ。(作例記事はこちらから)
今回はここまでとさせて頂きます! 皆様の今後の模型工作のヒントが見つかれば誠に幸いです。
さて、スジ彫りに戻ろう・・・。
筆者:乗秀

NAGAEアートプロダクションはこちらから
Posted on 19:56:15 «edit»
こんばんは〜冬はスキーと勝手に思っているよこぽんです。
昔はよく滑ったのですが今はぜんぜんなのですべれるか不安です…><
さて、本日はゲパルトの製作の続きになります〜
前回、オリーブドラブを間違えて作った色で塗装してしまいましたので、今回はその修正から始めます。
まずは、前回の色です><

こちらが基本色として塗り直した一式です!
結局色は自分の拘りもありましたので調色しました!
前回のオリーブドラブの色とは全く違いますねww 紛らわしい事をしてしまいましてすいませんでした。


次に、タイヤ、バックミラー等の黒部分の塗装を進めます。
そして白、マスキングして塗装します。



そうして、いよいよグラデーションに入ります。
黒にレッドブラウンとシルバーを少量足して色を作りました。
このグラデの色味に関しましては、皆様それぞれ思うイメージで進めて頂いてもよいでしょうね。



こうして一通りグラデーションをかけ終わりました。
いかがですか、だいぶ見た目も違いますでしょ。

そして、組立てていきます!!


キャタピラもはめて…ここはきつい様でしたら無理にはめるのは避けて下さいね。
優しくのばしてちょっとずつはめてあげれば余裕がありますので問題無く取付けられます。

次に、組立てた際に多少歪みが出た部分もドライヤー等で温めてあげれば反りを調整する事が出来ますよ。

これで、組立ても完了です!


いや〜やっぱりゲパルトってやっぱりかっこいいなぁ〜とつくずく感じながら楽しく製作させて頂きました。
次回は、汚し表現とフィギュアの塗装で完成をお届けしますのでお楽しみに!!
筆者:横山

NAGAEアートプロダクションはこちらから
昔はよく滑ったのですが今はぜんぜんなのですべれるか不安です…><
さて、本日はゲパルトの製作の続きになります〜
前回、オリーブドラブを間違えて作った色で塗装してしまいましたので、今回はその修正から始めます。
まずは、前回の色です><

こちらが基本色として塗り直した一式です!
結局色は自分の拘りもありましたので調色しました!
前回のオリーブドラブの色とは全く違いますねww 紛らわしい事をしてしまいましてすいませんでした。


次に、タイヤ、バックミラー等の黒部分の塗装を進めます。
そして白、マスキングして塗装します。



そうして、いよいよグラデーションに入ります。
黒にレッドブラウンとシルバーを少量足して色を作りました。
このグラデの色味に関しましては、皆様それぞれ思うイメージで進めて頂いてもよいでしょうね。



こうして一通りグラデーションをかけ終わりました。
いかがですか、だいぶ見た目も違いますでしょ。

そして、組立てていきます!!


キャタピラもはめて…ここはきつい様でしたら無理にはめるのは避けて下さいね。
優しくのばしてちょっとずつはめてあげれば余裕がありますので問題無く取付けられます。

次に、組立てた際に多少歪みが出た部分もドライヤー等で温めてあげれば反りを調整する事が出来ますよ。

これで、組立ても完了です!


いや〜やっぱりゲパルトってやっぱりかっこいいなぁ〜とつくずく感じながら楽しく製作させて頂きました。
次回は、汚し表現とフィギュアの塗装で完成をお届けしますのでお楽しみに!!
筆者:横山

NAGAEアートプロダクションはこちらから