2017年01月の記事一覧
- 2017/01/30 【目指せRGテイスト!】ガンダムMk-II VS ガルバルディベータを作ります! 第十三回
- 2017/01/28 【大阪城!!】これに決めます!
- 2017/01/26 【おすねこ!】タミヤの最新キットF-14Aトムキャットをつくるよ!その6
- 2017/01/24 【じーぷ!】軍用ハーレーとジープをつくるよの巻 ⑥
- 2017/01/22 【目指せRGテイスト!】ガンダムMk-II VS ガルバルディベータを作ります! 第十ニ回
- 2017/01/20 木製クラフト【帆船】を作ってみましょう!!
- 2017/01/18 【おすねこ!】タミヤの最新キットF-14Aトムキャットをつくるよ!その5
- 2017/01/16 【はーれー!】軍用ハーレーとジープをつくるよの巻 ⑤
- 2017/01/14 【目指せRGテイスト!】ガンダムMk-II VS ガルバルディベータを作ります! 第十一回
- 2017/01/12 これぞ!弊社のお仕事!!
Posted on 21:07:30 «edit»
乗秀です。
全身の改造に目処がついたガルバルディですが、武器は全くの手つかずでした。ここをちょろっと手を加えてあげれば、いよいよ塗装の段階が見えてくる!・・・と思いきや?
早速行ってみましょう!

まずは改造前の段階です。二つ合わせても片手で数えられる程のパーツ点数です(盾はワンパーツ!)。
現状のガルバルディに持たせて違和感無い様にしたい所です。

まずはビームライフルからです。設定的にはゲルググの物を改造したとの事で、ちょっとレトロチックなデザインが魅力ですね。

どのキットでも共通してやりたいのは、銃口の開口です。この処理は旧キットでは必須項目で、割と最近のキットでも低価格のグレードですと銃口が塞がっている物が今でもありますので、必ずチェックしましょう。

まずはピンバイスをあてる前に、ケガキ針で中心点を決めます。これで開口の際にズレる心配が無くなります。

いよいよ開口ですが、この銃口はかなり角度が付いているので、こういう時はまず断面に対して垂直にちょっとだけ穴を開けましょう。2〜3回転くらいで十分です。

穴が出来たら角度を空けたい方に戻して、ゆっくり回していきます。
いきなり空けたい径のピンバイスをあてるのでなく、まずは細い径から何段階かに分けて穴を広げていくと破損やズレのリスクを避けられます。

開口できたら横のスリットをカッターでカットします。開口してあるので簡単に切り広げられます!
これで銃口が出来上がりました。どのキットでも選ばないテクニックですので、是非おさえましょう。

次はライフルスコープの接続部に注目しました。こうしたパイプのような蛇腹表現は処理をするのが大変ですしキットのままではちょっとぬるい雰囲気が否めません。ここは思い切ってスプリングに置き換えちゃいます。

まずはスコープの接続とスプリングの骨組みを兼ねる部分を真鍮線で作ります。1mmのものを基の部品と同じ様なUの字に曲げます。曲げる際に径がピッタリの鉛筆等にあてて曲げると綺麗に形が出来ます。

スコープを先に接着して、スプリングを通します。スプリングの密度が高いので、スカスカな印象にならず骨組みに追従してくれます。

本体に固定すれば完成!根元だけ位置決めをしてから接着剤を流し込めばしっかり固定出来ますが、スプリングの蛇腹に接着剤が浸透していきますので接着の際は指で持たない様気をつけましょう。

あとは今まで通りにプラ板を貼り込んだり、スジを増やしたりしていきます。
ちょっとしたリベット表現をしたいときに専用パーツを使うのももちろん良いですが、丸リベットの場合は硬めに溶いた瞬間接着パテをちょんと付けると同じ様な表現が出来ます。状況に応じて使い分けましょう!

これでビームライフルが出来ました。
製作中に「トリガーがデカイから指2本で引くのかな」と思って調べた所、ガルバルディは人差し指1本でトリガーを引くのが主流みたいです(キットでもそのような形状になっています)。ゲルググは指2本でトリガーを引いている時がありましたね。

さて盾ですが、もう写真でやっている通りに2分割にします。というのも、Zガンダムの頃の機体は盾に何らかしらのギミックが盛り込まれている事が多く、ガルバルディは伸縮する様になっています。
装甲連動ギミックとかコクピット再現とかやって来たからには、ここも避けるわけにはいかない! と思いピンを活かしたかったので盾に対して平行にカットしましたが、継ぎ目付近のモールドに傷が入る恐れがありますしカットするまでかなりの時間を要したのであまりおススメ出来ません・・・。ピンを一度切ってから垂直にカットして、ピンを任意の位置に付け直す方が楽だと思います。

スライドギミックともう一つ、あまりにもスカスカな盾裏面をなんとかしたい所。模型誌では「ジャンクパーツでディティールアップ!」とよく記されるポイントですね。こちらも同じ様に対応しますが、あっちこっちと色んなキットの部品に手を付けたく無かったので、ザクの部品だけでやりくりしてみます。

形状がフィットしそうなパーツをピックアップして、片っ端から取り付け! この頃の盾には武器や弾薬がセット出来る事が多いので、そう言った事も出来そうな雰囲気を匂わせる感じで部品を足していきます。
ここは決まった形が無いので、作り手の感性に任せて遊んじゃいましょう!

スライドギミックも平行して考えなければなりません。色々な可動部位を追加するとか、差し替え式にするとか、磁石式にするとか、あれこれ考えましたが・・・ザクの部品を使用した上で比較的に簡単に出来る方法でやってみようと思います。
まずはザクの盾裏パーツを写真の位置でカットします。

真ん中のスリットを少しヤスリで広げます。ここに、盾のピンが入る様にする為です。

盾の上の方のパーツの裏に、ザクのパーツに付いているピンがはまる様な穴を2カ所あけたプラ角棒を接着して固定治具とします。

空けた穴に合わせて盾の下の方のパーツとザクのパーツを挟み込むと、裏側のディティールを兼ねたスライドレールが出来上がりました! スムーズに動く様に双方に追加したジャンクパーツの位置を調整してあります。

基の形状に合わせて最適な位置で止まる様になっています。ワンパーツ構成ですからプラ材で新規に作り起こすよりも強度が保てるのが強みですね。


表から見るとそんな事をした事がほとんど分かりませんね。縮まった形態はアニメだと上側しか見えないくらいで書かれている場面がありましたが、キットの形状に合わせると写真の位置が最大限と言うことが分かりました。過去に発売された完成品も本作と概ね同様です。

遂に武装出来ました! これでガンダムと戦えるぞ・・・!
長丁場となりましたが、これで一通りの加工工作が終わりました!
(もしかするとちょっと残ってるかもしれませんが、そこは裏で進めます・・・。)
ここからは下地処理→塗装と工程を踏んでいきますので、いよいよ先が見えてきますね。
次回もよろしくお願い致します!
筆者:乗秀

NAGAEアートプロダクションはこちらから
全身の改造に目処がついたガルバルディですが、武器は全くの手つかずでした。ここをちょろっと手を加えてあげれば、いよいよ塗装の段階が見えてくる!・・・と思いきや?
早速行ってみましょう!

まずは改造前の段階です。二つ合わせても片手で数えられる程のパーツ点数です(盾はワンパーツ!)。
現状のガルバルディに持たせて違和感無い様にしたい所です。

まずはビームライフルからです。設定的にはゲルググの物を改造したとの事で、ちょっとレトロチックなデザインが魅力ですね。

どのキットでも共通してやりたいのは、銃口の開口です。この処理は旧キットでは必須項目で、割と最近のキットでも低価格のグレードですと銃口が塞がっている物が今でもありますので、必ずチェックしましょう。

まずはピンバイスをあてる前に、ケガキ針で中心点を決めます。これで開口の際にズレる心配が無くなります。

いよいよ開口ですが、この銃口はかなり角度が付いているので、こういう時はまず断面に対して垂直にちょっとだけ穴を開けましょう。2〜3回転くらいで十分です。

穴が出来たら角度を空けたい方に戻して、ゆっくり回していきます。
いきなり空けたい径のピンバイスをあてるのでなく、まずは細い径から何段階かに分けて穴を広げていくと破損やズレのリスクを避けられます。

開口できたら横のスリットをカッターでカットします。開口してあるので簡単に切り広げられます!
これで銃口が出来上がりました。どのキットでも選ばないテクニックですので、是非おさえましょう。

次はライフルスコープの接続部に注目しました。こうしたパイプのような蛇腹表現は処理をするのが大変ですしキットのままではちょっとぬるい雰囲気が否めません。ここは思い切ってスプリングに置き換えちゃいます。

まずはスコープの接続とスプリングの骨組みを兼ねる部分を真鍮線で作ります。1mmのものを基の部品と同じ様なUの字に曲げます。曲げる際に径がピッタリの鉛筆等にあてて曲げると綺麗に形が出来ます。

スコープを先に接着して、スプリングを通します。スプリングの密度が高いので、スカスカな印象にならず骨組みに追従してくれます。

本体に固定すれば完成!根元だけ位置決めをしてから接着剤を流し込めばしっかり固定出来ますが、スプリングの蛇腹に接着剤が浸透していきますので接着の際は指で持たない様気をつけましょう。

あとは今まで通りにプラ板を貼り込んだり、スジを増やしたりしていきます。
ちょっとしたリベット表現をしたいときに専用パーツを使うのももちろん良いですが、丸リベットの場合は硬めに溶いた瞬間接着パテをちょんと付けると同じ様な表現が出来ます。状況に応じて使い分けましょう!

これでビームライフルが出来ました。
製作中に「トリガーがデカイから指2本で引くのかな」と思って調べた所、ガルバルディは人差し指1本でトリガーを引くのが主流みたいです(キットでもそのような形状になっています)。ゲルググは指2本でトリガーを引いている時がありましたね。

さて盾ですが、もう写真でやっている通りに2分割にします。というのも、Zガンダムの頃の機体は盾に何らかしらのギミックが盛り込まれている事が多く、ガルバルディは伸縮する様になっています。
装甲連動ギミックとかコクピット再現とかやって来たからには、ここも避けるわけにはいかない! と思いピンを活かしたかったので盾に対して平行にカットしましたが、継ぎ目付近のモールドに傷が入る恐れがありますしカットするまでかなりの時間を要したのであまりおススメ出来ません・・・。ピンを一度切ってから垂直にカットして、ピンを任意の位置に付け直す方が楽だと思います。

スライドギミックともう一つ、あまりにもスカスカな盾裏面をなんとかしたい所。模型誌では「ジャンクパーツでディティールアップ!」とよく記されるポイントですね。こちらも同じ様に対応しますが、あっちこっちと色んなキットの部品に手を付けたく無かったので、ザクの部品だけでやりくりしてみます。

形状がフィットしそうなパーツをピックアップして、片っ端から取り付け! この頃の盾には武器や弾薬がセット出来る事が多いので、そう言った事も出来そうな雰囲気を匂わせる感じで部品を足していきます。
ここは決まった形が無いので、作り手の感性に任せて遊んじゃいましょう!

スライドギミックも平行して考えなければなりません。色々な可動部位を追加するとか、差し替え式にするとか、磁石式にするとか、あれこれ考えましたが・・・ザクの部品を使用した上で比較的に簡単に出来る方法でやってみようと思います。
まずはザクの盾裏パーツを写真の位置でカットします。

真ん中のスリットを少しヤスリで広げます。ここに、盾のピンが入る様にする為です。

盾の上の方のパーツの裏に、ザクのパーツに付いているピンがはまる様な穴を2カ所あけたプラ角棒を接着して固定治具とします。

空けた穴に合わせて盾の下の方のパーツとザクのパーツを挟み込むと、裏側のディティールを兼ねたスライドレールが出来上がりました! スムーズに動く様に双方に追加したジャンクパーツの位置を調整してあります。

基の形状に合わせて最適な位置で止まる様になっています。ワンパーツ構成ですからプラ材で新規に作り起こすよりも強度が保てるのが強みですね。


表から見るとそんな事をした事がほとんど分かりませんね。縮まった形態はアニメだと上側しか見えないくらいで書かれている場面がありましたが、キットの形状に合わせると写真の位置が最大限と言うことが分かりました。過去に発売された完成品も本作と概ね同様です。

遂に武装出来ました! これでガンダムと戦えるぞ・・・!
長丁場となりましたが、これで一通りの加工工作が終わりました!
(もしかするとちょっと残ってるかもしれませんが、そこは裏で進めます・・・。)
ここからは下地処理→塗装と工程を踏んでいきますので、いよいよ先が見えてきますね。
次回もよろしくお願い致します!
筆者:乗秀

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Posted on 18:16:53 «edit»
こんばんは〜
寒さで思ったよりお鼻がぐずぐずしているよこぽんです!
じつは、木製帆船模型の製作が途中なのですが、寸法が足りないパーツや形状の調整等、まだまだ凄い量の加工や調整が必要であり、その調整のみを掲載しても面白くも無く、勉強にもならないと思いますのである程度進んだ段階にて、また再開させて頂こうと考えております。
暫くお付き合い下さい。お願い致します。
ですので、今回は童友社様の大阪城の製作を進めたいと思います。
まずは、パッケージイラストです。

早速中を開いて、製作に入ります。
説明書通りに進めて行けば問題なくサクサク進めます。

仮組みも含めて、どんどん進めて行きましょう!

実は、組立てると隙間が結構空いてしまいますのでここでポリパテで調整しておきます。


ポリパテが乾燥、硬化したら600番のペーパーで磨いて、800〜1000番で仕上げましょう!

一通りパーツ全てを組立てて、ポリパテを盛った状態です。

パーツが少ないので思ったよりここまではすぐに進めると思います。
やはり、このキットもリアルに仕上げたいと考えておりますので楽しみにしていて下さいね。
それでは、また次回お会いしましょう!!
筆者:横山

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寒さで思ったよりお鼻がぐずぐずしているよこぽんです!
じつは、木製帆船模型の製作が途中なのですが、寸法が足りないパーツや形状の調整等、まだまだ凄い量の加工や調整が必要であり、その調整のみを掲載しても面白くも無く、勉強にもならないと思いますのである程度進んだ段階にて、また再開させて頂こうと考えております。
暫くお付き合い下さい。お願い致します。
ですので、今回は童友社様の大阪城の製作を進めたいと思います。
まずは、パッケージイラストです。

早速中を開いて、製作に入ります。
説明書通りに進めて行けば問題なくサクサク進めます。

仮組みも含めて、どんどん進めて行きましょう!

実は、組立てると隙間が結構空いてしまいますのでここでポリパテで調整しておきます。


ポリパテが乾燥、硬化したら600番のペーパーで磨いて、800〜1000番で仕上げましょう!

一通りパーツ全てを組立てて、ポリパテを盛った状態です。

パーツが少ないので思ったよりここまではすぐに進めると思います。
やはり、このキットもリアルに仕上げたいと考えておりますので楽しみにしていて下さいね。
それでは、また次回お会いしましょう!!
筆者:横山

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Posted on 22:43:29 «edit»
どうも杉山です。
いやぁ、5年ぶりくらいに風邪で倒れておりました。
丈夫なつもりだったんですけどね。
寒い日が続きますが皆さんも風邪には気をつけて下さいね。
さて、今回もトムキャットを進めましょう。
まず前回滑り止めの部分から。
ラッカーパテが固まったのを確認したら、マスキングはそのままに濃いめのグレーを塗装します。

少しムラっぽいほうがそれらしく見えます。マスキングを剥がせば完了です。
ざらついていい感じですね。
次は主翼付け根の可変した際の擦れを塗装で表現します。
まずはマスキングから。主翼を閉じた状態でマスキングテープに印を入れてカットします。この辺の作業は主翼が取れるので非常に楽です。


マスキングができたら塗装です。塗装にはエナメルのブラックとブラウンを混ぜた物を使用しました。
エナメル塗料は基本筆塗りと時に使いますが、今回はエアブラシで使用します。

ラッカー塗料に比べてシンナーに溶け難く濃度調整も難しいですが塗料皿の中でしっかりシンナーに溶きます。エアブラシで吹いた感触はふわっとラッカー塗料より柔らかい感じです。

塗料をエアブラシに取ったら擦れた跡に見える様に同心円状に細吹きしていきます。

こんな感じです。ある程度乾燥したらエナメル溶剤をつけた綿棒で「擦れた跡」に見える様に拭き取っていきます。エナメル溶剤では下のラッカーで塗装した部分を侵さないので上手くいくまで何度でも調整出来ます。


決まれば最後に、コートがてらにラッカーのクリヤーブラックにクリヤーブラウンを少し混ぜた物をかけてやれば完了です。

さて次はエンジンノズル部の塗装です。
実機をよく見ながら焼け色を塗装で表現します。

根元から大まかにはガンメタ、銅っぽい赤めの色、黄みがかったシルバー、シルバーの順でマスキングしながら塗装しました。先端のシルバー部分は煤が一番付きやすいので黒のエナメル塗料でドライブラシを施してあります。

本体に付けると一層リアルっぽく見えますね。
次回はデカール貼りと汚し塗装に進んで参ります。お楽しみに。
筆者:杉山

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いやぁ、5年ぶりくらいに風邪で倒れておりました。
丈夫なつもりだったんですけどね。
寒い日が続きますが皆さんも風邪には気をつけて下さいね。
さて、今回もトムキャットを進めましょう。
まず前回滑り止めの部分から。
ラッカーパテが固まったのを確認したら、マスキングはそのままに濃いめのグレーを塗装します。

少しムラっぽいほうがそれらしく見えます。マスキングを剥がせば完了です。
ざらついていい感じですね。
次は主翼付け根の可変した際の擦れを塗装で表現します。
まずはマスキングから。主翼を閉じた状態でマスキングテープに印を入れてカットします。この辺の作業は主翼が取れるので非常に楽です。


マスキングができたら塗装です。塗装にはエナメルのブラックとブラウンを混ぜた物を使用しました。
エナメル塗料は基本筆塗りと時に使いますが、今回はエアブラシで使用します。

ラッカー塗料に比べてシンナーに溶け難く濃度調整も難しいですが塗料皿の中でしっかりシンナーに溶きます。エアブラシで吹いた感触はふわっとラッカー塗料より柔らかい感じです。

塗料をエアブラシに取ったら擦れた跡に見える様に同心円状に細吹きしていきます。

こんな感じです。ある程度乾燥したらエナメル溶剤をつけた綿棒で「擦れた跡」に見える様に拭き取っていきます。エナメル溶剤では下のラッカーで塗装した部分を侵さないので上手くいくまで何度でも調整出来ます。


決まれば最後に、コートがてらにラッカーのクリヤーブラックにクリヤーブラウンを少し混ぜた物をかけてやれば完了です。

さて次はエンジンノズル部の塗装です。
実機をよく見ながら焼け色を塗装で表現します。

根元から大まかにはガンメタ、銅っぽい赤めの色、黄みがかったシルバー、シルバーの順でマスキングしながら塗装しました。先端のシルバー部分は煤が一番付きやすいので黒のエナメル塗料でドライブラシを施してあります。

本体に付けると一層リアルっぽく見えますね。
次回はデカール貼りと汚し塗装に進んで参ります。お楽しみに。
筆者:杉山

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Posted on 21:19:10 «edit»
まいどっ!!
最近寒くなりましたね。
温もりを求めた我が家の猫が私の布団の中に入ってくるのは微笑ましいのですが
段々と態度がでかくなって来ており、足で私を蹴張って自分の寝床を確保し出しました。
先日はムニャムニャと寝言を言っていたかと思うと突然爪で私の腕をバリバリと…
夢でも見てたんでしょうかね…
前回までのジープはこちら
本体の処理を終えて、先にベースを製作したところまででした。
今回はジープの塗装を進めて行きたいと思います。

プラの成型色の状態とパっと見で変わりませんが、明るめのオリーブドラブを調色して塗装しました。
細部は後から塗装するので、先に一番面積の広い色を一気に塗装してあります。

シャーシ裏側 マフラーをシルバーで塗装しました。

マスキングをしてセミグロスブラックで塗装しました。
ヘッドライトの内部はシルバーで塗装したあとレンズのパーツを取付けてあります。

消火器です。
実車の写真を見るとグリーンだったりブルーグレーだったり真鍮のような色だったりと
様々あるようです。
今回は好みで真鍮っぽい色味にしてみました。

ホイールです。
サークルカッターで半径6mmのマスキングテープを切り出しマスキングしました。
形状的にキチンとマスキング出来なかったので、後にタッチアップすればいいかなと
思いましたが、意外と塗料の漏れは少なくささっと修正してホイールの塗装は終わりです。

座席のパーツです。
先に布地のカーキっぽい色を塗装してフレーム部はオリーブドラブを筆塗りしました。

スコップと斧です。
車体と同じ色味だったり柄だけ木の地の色だったり金属部だけそのままの色だったりと
バリエーションがあるようですが、ここも好みで柄だけ塗装してみました。

エンジンのパーツです。
実車の写真を参考に塗りわけてみました
が、完成後には見えなくなります。(笑


パネルのメーター類を塗装しました。
ステアリングやシフトノブが邪魔で塗装し難かったです。
ここは塗装後に組立てでもよかったかな…

ボンネットを接着する前にエンジン部の最後の姿を…
バッテリーの上部の赤を塗装し忘れていましたので、この段階で塗装しました。

デカールを貼り付けました。
段々と完成に近づいて来てテンションが上がります。
消火器の金色がチラッと見えてアクセントになった気がします。

忘れてはいけない。
ミラーに2.5mmのポンチで切り抜いたミラーフィニッシュを貼りました。
メッキ部の表現やカーモデル等のミラーの表現に持ってこいな材料です。
持っているといざと言う時に役立ちますよ!


そんな感じでジープ本体が完成しました。
前回作ったベースに置いてみました。
どうでしょうか。
段々と完成に近づいてきた気がしますよね。
次回はハーレーの塗装です。
前回の記事を見直してブレーキレバーを作り忘れていることに気づきましたので
ブレーキレバーを製作してから塗装に入りたいと思います。
次回でハーレーの塗装が終われば完成の予定ですので
もう少しだけお付き合い下さいますようお願い致します。
筆者:神宮司

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最近寒くなりましたね。
温もりを求めた我が家の猫が私の布団の中に入ってくるのは微笑ましいのですが
段々と態度がでかくなって来ており、足で私を蹴張って自分の寝床を確保し出しました。
先日はムニャムニャと寝言を言っていたかと思うと突然爪で私の腕をバリバリと…
夢でも見てたんでしょうかね…
前回までのジープはこちら
本体の処理を終えて、先にベースを製作したところまででした。
今回はジープの塗装を進めて行きたいと思います。

プラの成型色の状態とパっと見で変わりませんが、明るめのオリーブドラブを調色して塗装しました。
細部は後から塗装するので、先に一番面積の広い色を一気に塗装してあります。

シャーシ裏側 マフラーをシルバーで塗装しました。

マスキングをしてセミグロスブラックで塗装しました。
ヘッドライトの内部はシルバーで塗装したあとレンズのパーツを取付けてあります。

消火器です。
実車の写真を見るとグリーンだったりブルーグレーだったり真鍮のような色だったりと
様々あるようです。
今回は好みで真鍮っぽい色味にしてみました。

ホイールです。
サークルカッターで半径6mmのマスキングテープを切り出しマスキングしました。
形状的にキチンとマスキング出来なかったので、後にタッチアップすればいいかなと
思いましたが、意外と塗料の漏れは少なくささっと修正してホイールの塗装は終わりです。

座席のパーツです。
先に布地のカーキっぽい色を塗装してフレーム部はオリーブドラブを筆塗りしました。

スコップと斧です。
車体と同じ色味だったり柄だけ木の地の色だったり金属部だけそのままの色だったりと
バリエーションがあるようですが、ここも好みで柄だけ塗装してみました。

エンジンのパーツです。
実車の写真を参考に塗りわけてみました
が、完成後には見えなくなります。(笑


パネルのメーター類を塗装しました。
ステアリングやシフトノブが邪魔で塗装し難かったです。
ここは塗装後に組立てでもよかったかな…

ボンネットを接着する前にエンジン部の最後の姿を…
バッテリーの上部の赤を塗装し忘れていましたので、この段階で塗装しました。

デカールを貼り付けました。
段々と完成に近づいて来てテンションが上がります。
消火器の金色がチラッと見えてアクセントになった気がします。

忘れてはいけない。
ミラーに2.5mmのポンチで切り抜いたミラーフィニッシュを貼りました。
メッキ部の表現やカーモデル等のミラーの表現に持ってこいな材料です。
持っているといざと言う時に役立ちますよ!


そんな感じでジープ本体が完成しました。
前回作ったベースに置いてみました。
どうでしょうか。
段々と完成に近づいてきた気がしますよね。
次回はハーレーの塗装です。
前回の記事を見直してブレーキレバーを作り忘れていることに気づきましたので
ブレーキレバーを製作してから塗装に入りたいと思います。
次回でハーレーの塗装が終われば完成の予定ですので
もう少しだけお付き合い下さいますようお願い致します。
筆者:神宮司

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Posted on 18:45:51 «edit»
乗秀です。
引き続きガルバルディの下半身加工に入ります! 今回の加工はスジボリやプラ板でのディティール調整等が中心になり、前回と内容が重複する加工が多々ありました。重複する内容は割愛させて頂きます。

爪先に追加した可動関節の影響で、現状では曲げ伸ばしをした際に大きく隙間が開きます。多少は足首側に沈み込む様に調整出来ましたが、いずれにしても隙間の問題はなんとかしたい所です。

可動箇所の妨げにならないよう注意を払いながら、爪先の形状を延長する事で解決を図ります。可動で見えて欲しくない範囲をプラ板で延長して塞ぎます。
爪先の角度に合わせてそのまま延長したくなる所ですが、そうすると奥が引っかかってしまいますので、プラ板で接ぐ部分ですこし角度を下げて形状を出しています。

曲げても延長した部分が露出して不自然な隙間が無くなりました。踵の方は沈み込む形で調整を取っています。

形状の調整が取れたパーツから、順次継ぎ目消しや傷埋めの下地処理に入ります! この段階で下地処理にめどを付けておかないと、スジボリが入れ難い上にその後の処理がもっと大変になってしまいます。
処理を終えた部品から順にスジボリを追加して行きますが、曲面で構成されたボディ相手ですと今まで使用していたガイドテープではフォローしきれない部分が出てきます。ガイドテープは硬いので縁が歪む事無く貼れる反面、一切曲げ伸ばしが利きません。
そんな時は、こちらを使用します!

タミヤ製の曲面追従マスキングテープです! こちらは本来は複雑な曲面を塗り分ける為に用意されたマスキングテープで、柔らかなビニールで出来ている事が特徴です。少し力を入れるだけで簡単に曲げ伸ばしが出来るので、この追従性をスジボリにも活かしちゃおうと言う魂胆です。

緩やかなカーブを描く箇所が多いガルバルディには最適なテープです! ただ曲げ伸ばしが容易に出来ると言う事は、それだけ素材が柔らかいと言う事でもありますので、これまで使用していたガイドテープ相手と同じ力加減でケガキをいれようとすると、テープの縁を簡単に傷めてしまいます。なるべく力を入れず、何度もなぞって彫り込みましょう!
各ラインを計りながらスイスイ〜とスジボリを進めていると、おかしな点が出てきました。

線ごとに長さを計りながら彫っているのに、明らかに幅がおかしくなりました。
原因は裾の広がり部分のラインなのは明確ですが、ここはキット元来のラインをなぞっただけなので、こんなにズレる筈がない・・・?
待てよ・・・(ごそごそ)

キットのモールドがズレてるー!?
予備で用意していた手つかずのキットを見たら、一目瞭然でした。2mmくらいズレています!
実はこうした事は旧キットでは数多く発生しており、ひどい物ですと左右で面の角度が異なっていたり、貼り合わせる部品が1mm近くズレることがあります。
ガルバルディは初めの頃ご紹介したとおり、この時期の中では一つ頭抜けて完成度が高いキットです。完成度が高いからこそ全体を過信してしまい、こうしたズレを見落としてしまいました・・・これは反省です。
そんなわけで片足のモールドを丸々修正し、どうにか並べられる様に調整する羽目になってしまいました。プラ板とか足す前で良かった・・・。
そんなイレギュラーが発生し、画像に残していない範囲でややこしい調整を繰り返していましたが、どうにかカタチになりました。

下半身の加工が一通り終わりました! 上半身のときもそうでしたが、この段階で撮影をするとスジボリが飛んでしまうのが少々残念です。



全身を繋いで、再度バランスを確認します。パネルごとに色を変える塗装で更に情報量が増える見込みですので、この段階で過剰にディティールを増やさない様に気をつけてきましたが、もうちょっとアクセントを付けても良さそうですね。

Mk-IIとにらみ合い! 近づきつつある直接対決、勝つのはどちらか・・・!? Mk-IIに蹴らせる為にガルバルディを作っているんですけどね!

本体にかまけて、武器は何もしていませんでした。い、いかん!
次回で改造と下地処理を完了する予定です! ワンフェスまでの完成が見えて来たかな!?
筆者:乗秀

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引き続きガルバルディの下半身加工に入ります! 今回の加工はスジボリやプラ板でのディティール調整等が中心になり、前回と内容が重複する加工が多々ありました。重複する内容は割愛させて頂きます。

爪先に追加した可動関節の影響で、現状では曲げ伸ばしをした際に大きく隙間が開きます。多少は足首側に沈み込む様に調整出来ましたが、いずれにしても隙間の問題はなんとかしたい所です。

可動箇所の妨げにならないよう注意を払いながら、爪先の形状を延長する事で解決を図ります。可動で見えて欲しくない範囲をプラ板で延長して塞ぎます。
爪先の角度に合わせてそのまま延長したくなる所ですが、そうすると奥が引っかかってしまいますので、プラ板で接ぐ部分ですこし角度を下げて形状を出しています。

曲げても延長した部分が露出して不自然な隙間が無くなりました。踵の方は沈み込む形で調整を取っています。

形状の調整が取れたパーツから、順次継ぎ目消しや傷埋めの下地処理に入ります! この段階で下地処理にめどを付けておかないと、スジボリが入れ難い上にその後の処理がもっと大変になってしまいます。
処理を終えた部品から順にスジボリを追加して行きますが、曲面で構成されたボディ相手ですと今まで使用していたガイドテープではフォローしきれない部分が出てきます。ガイドテープは硬いので縁が歪む事無く貼れる反面、一切曲げ伸ばしが利きません。
そんな時は、こちらを使用します!

タミヤ製の曲面追従マスキングテープです! こちらは本来は複雑な曲面を塗り分ける為に用意されたマスキングテープで、柔らかなビニールで出来ている事が特徴です。少し力を入れるだけで簡単に曲げ伸ばしが出来るので、この追従性をスジボリにも活かしちゃおうと言う魂胆です。

緩やかなカーブを描く箇所が多いガルバルディには最適なテープです! ただ曲げ伸ばしが容易に出来ると言う事は、それだけ素材が柔らかいと言う事でもありますので、これまで使用していたガイドテープ相手と同じ力加減でケガキをいれようとすると、テープの縁を簡単に傷めてしまいます。なるべく力を入れず、何度もなぞって彫り込みましょう!
各ラインを計りながらスイスイ〜とスジボリを進めていると、おかしな点が出てきました。

線ごとに長さを計りながら彫っているのに、明らかに幅がおかしくなりました。
原因は裾の広がり部分のラインなのは明確ですが、ここはキット元来のラインをなぞっただけなので、こんなにズレる筈がない・・・?
待てよ・・・(ごそごそ)

キットのモールドがズレてるー!?
予備で用意していた手つかずのキットを見たら、一目瞭然でした。2mmくらいズレています!
実はこうした事は旧キットでは数多く発生しており、ひどい物ですと左右で面の角度が異なっていたり、貼り合わせる部品が1mm近くズレることがあります。
ガルバルディは初めの頃ご紹介したとおり、この時期の中では一つ頭抜けて完成度が高いキットです。完成度が高いからこそ全体を過信してしまい、こうしたズレを見落としてしまいました・・・これは反省です。
そんなわけで片足のモールドを丸々修正し、どうにか並べられる様に調整する羽目になってしまいました。プラ板とか足す前で良かった・・・。
そんなイレギュラーが発生し、画像に残していない範囲でややこしい調整を繰り返していましたが、どうにかカタチになりました。

下半身の加工が一通り終わりました! 上半身のときもそうでしたが、この段階で撮影をするとスジボリが飛んでしまうのが少々残念です。



全身を繋いで、再度バランスを確認します。パネルごとに色を変える塗装で更に情報量が増える見込みですので、この段階で過剰にディティールを増やさない様に気をつけてきましたが、もうちょっとアクセントを付けても良さそうですね。

Mk-IIとにらみ合い! 近づきつつある直接対決、勝つのはどちらか・・・!? Mk-IIに蹴らせる為にガルバルディを作っているんですけどね!

本体にかまけて、武器は何もしていませんでした。い、いかん!
次回で改造と下地処理を完了する予定です! ワンフェスまでの完成が見えて来たかな!?
筆者:乗秀

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Posted on 19:05:16 «edit»
こんばんは〜
どうしても80年代洋楽ロックを聴く事が多くなってしまうよこぽんです。
なぜなら、この頃のDead Or Aliveやa-ha等を見た時は鳥肌が立つくらいかっこいい!!と思ったからです。
この話は、また今度でも紹介致しますね〜
さて、今回は木製クラフト【帆船】を製作して行きます。
全く製作が難しく見えない模型ですが、実は凄く綺麗に製作する事が難しいのです。
その部分も踏まえて紹介しながら製作していきます。
まずは、キット表紙と中身です。


まずは、質感を出したいのでオイルステンで着色致します。
キットの状態によって、先に行っても後に行っても問題ありませんよ。


さあ、いよいよ製作です。
まずは、番号同士が組み合うのである程度の繋がりを把握しておきます・・・が、この番号とパーツの配置がめちゃくちゃなので、番号を探すだけでひと苦労! 説明書にしか番号が書いていない為、パーツを切り出してから番号を探そうとすると更に大変です。

次に、パーツを取り外して仮組みして行きます。
窓等の抜けている箇所も綺麗に取り外しておきましょう。
ここで、注意!
綺麗に取り外せない場合は無理に取る事はせず、カッター等で外れない部分をカットしてから取り外しましょう。

実はここが最大の難点ですが板の合わせがあまり良くないのでカッターで組み合う部分を広げたりしながら進めて行く事になります。しかも、ほとんど全てのパーツがこのような調整が必要になるためかなり時間と手間がかかります。
根気よく進めて行きましょう!

ある程度パーツの調整が進んだら、組立てて行きましょう。


バリ等が残っている場合には、プラモデルの製作と同じ様にペーパーで仕上げましょう。
番手は、400〜600くらいがよいでしょう。


だいぶ、雰囲気がでてきましたね〜


まだまだはまらない箇所やバリ等が多すぎるのでひたすら綺麗に仕上げます。


それでは、本日はここまでのご紹介とさせて頂きます。
実は綺麗に仕上げたい場合は、本当にやる事がとても多めのキットですのでまだ数回製作工程を紹介させて頂きますので楽しみにおまちください。
筆者:横山

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どうしても80年代洋楽ロックを聴く事が多くなってしまうよこぽんです。
なぜなら、この頃のDead Or Aliveやa-ha等を見た時は鳥肌が立つくらいかっこいい!!と思ったからです。
この話は、また今度でも紹介致しますね〜
さて、今回は木製クラフト【帆船】を製作して行きます。
全く製作が難しく見えない模型ですが、実は凄く綺麗に製作する事が難しいのです。
その部分も踏まえて紹介しながら製作していきます。
まずは、キット表紙と中身です。


まずは、質感を出したいのでオイルステンで着色致します。
キットの状態によって、先に行っても後に行っても問題ありませんよ。


さあ、いよいよ製作です。
まずは、番号同士が組み合うのである程度の繋がりを把握しておきます・・・が、この番号とパーツの配置がめちゃくちゃなので、番号を探すだけでひと苦労! 説明書にしか番号が書いていない為、パーツを切り出してから番号を探そうとすると更に大変です。

次に、パーツを取り外して仮組みして行きます。
窓等の抜けている箇所も綺麗に取り外しておきましょう。
ここで、注意!
綺麗に取り外せない場合は無理に取る事はせず、カッター等で外れない部分をカットしてから取り外しましょう。

実はここが最大の難点ですが板の合わせがあまり良くないのでカッターで組み合う部分を広げたりしながら進めて行く事になります。しかも、ほとんど全てのパーツがこのような調整が必要になるためかなり時間と手間がかかります。
根気よく進めて行きましょう!

ある程度パーツの調整が進んだら、組立てて行きましょう。


バリ等が残っている場合には、プラモデルの製作と同じ様にペーパーで仕上げましょう。
番手は、400〜600くらいがよいでしょう。


だいぶ、雰囲気がでてきましたね〜


まだまだはまらない箇所やバリ等が多すぎるのでひたすら綺麗に仕上げます。


それでは、本日はここまでのご紹介とさせて頂きます。
実は綺麗に仕上げたい場合は、本当にやる事がとても多めのキットですのでまだ数回製作工程を紹介させて頂きますので楽しみにおまちください。
筆者:横山

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Posted on 23:48:29 «edit»
さあ今回もトムキャット進めて参りますよ。
前回本体の塗装基本塗装が終わったと思いきや改めて見てみると下塗りの黒が残り過ぎていてクドい様に思えたので、もう一度全体的に、裏面白、表面グレーの2色を吹き直しました。


後から汚しを入れる事を考えればこのくらいで十分でしょう。
今のところザックリと上下で塗りわけているだけなので境界がかなりぼんやりしています。(色が近いので尚更です)

実機もくっきりはっきりと境界がある訳ではありませんが、それでもこれではぼかし過ぎです。
境界がしっかり分かりつつ、小範囲のボカシ塗装をやってみます。
今回はグレー部分をマスキングして白を塗装していきます。
まず境界を入れたいラインより少し大きめ(はみ出し気味)にマスキングをします。左右が対象になる様に注意しましょう。
次にマスキングの縁を2mm程度ピンセットを使って浮かせて行きます。この大きさでぼかし具合を調整します。

最後にエアブラシを使って白をラインに沿って吹き付けます。
この時の吹き付ける角度によっては、ほとんどぼやけなかったり、思ったラインで境界を作れなかったりしてしまうので、一度プラ板等で練習すると良いかもしれません。

この方法は迷彩塗装の時にかなり役に立ちます。
さてこれで本体の基本塗装は終わりましたが、他にもパーツは沢山あります。主翼や尾翼、エアインテークにジェットノズル等々。合間に組立てているミサイル類なんてのもあります。なかなかやり甲斐がありますね。
まずは主翼なかなか面倒な塗り分けがあります。まず一枚大きくマスキングテープを貼ったらマスキングラインに沿って爪楊枝でなぞって跡を付けていきます。スジボリは細いもののしっかり入っているのでキッチリ跡を入れることが出来ます。

なぞったラインに沿って慎重にカッターを入れて行きます。かったーの刃は良く切れるものに変えておきましょう。
上手くいかないと言う人は、力が入りすぎているかカッターが立ちすぎているかのどちらかだと思います。
カッターが立ちすぎていると引っかかってスムーズにきることが出来ません。適度に寝させるのが肝心です。

マスキングが終わりましたので白で塗装していきます。
左右並べて見比べたり、本体に付けたりして色が統一しているか頻繁にチェックをします。

マスキングを剥がせば完了です。
次はエアインテーク。
こちらは本来塗装前に接着して、中をガッチリマスキングをして塗装するのがセオリーです。が、以前にも話した通り異常なくらいパーツの合いが良いので、後から接着する事で面倒なマスキングを省こうという算段です。
ただ別々に塗装するとなると少しでも色の違いがあると致命的です。先程の主翼の時以上に神経を使います。

最後に仮止めをして一緒に塗装する事で完全に同じ色に仕上げます。
この調子で、尾翼、垂直尾翼を塗装していきます。
基本色塗装も終わった所で本日最後にちょっとしたディテールアップをしましょう。
インテークの上面の黒い部分。これは滑り止めなんですがキットではデカールを貼る事になっています。
ここをザラッとした表面にしたいと思います。
まずはマスキングです。実機の写真を見ながら幅や長さ、切れている箇所を確認しながらマスキングしていきます。

マスキングが出来ました。
ザラザラの表現をするのはタミヤパテ、通称ラッカーパテです。これを薄め液で適度に溶いた後毛先の短い筆で叩く様に塗布していきます。

以前何かの模型誌でサンドペーパーを貼るなんて方法もありましたね。1/48でやるには少々厚くなりすぎる気がしたので今回はラッカーパテです。(1/32のスケールならサンドペーパーも有りかも)
ラッカーパテは非常に乾燥に時間がかかります。

乾燥待ちの間にミサイルでも進めますか。
では次回をお楽しみに!杉山でした。
筆者:杉山

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前回本体の塗装基本塗装が終わったと思いきや改めて見てみると下塗りの黒が残り過ぎていてクドい様に思えたので、もう一度全体的に、裏面白、表面グレーの2色を吹き直しました。


後から汚しを入れる事を考えればこのくらいで十分でしょう。
今のところザックリと上下で塗りわけているだけなので境界がかなりぼんやりしています。(色が近いので尚更です)

実機もくっきりはっきりと境界がある訳ではありませんが、それでもこれではぼかし過ぎです。
境界がしっかり分かりつつ、小範囲のボカシ塗装をやってみます。
今回はグレー部分をマスキングして白を塗装していきます。
まず境界を入れたいラインより少し大きめ(はみ出し気味)にマスキングをします。左右が対象になる様に注意しましょう。

次にマスキングの縁を2mm程度ピンセットを使って浮かせて行きます。この大きさでぼかし具合を調整します。

最後にエアブラシを使って白をラインに沿って吹き付けます。
この時の吹き付ける角度によっては、ほとんどぼやけなかったり、思ったラインで境界を作れなかったりしてしまうので、一度プラ板等で練習すると良いかもしれません。

この方法は迷彩塗装の時にかなり役に立ちます。
さてこれで本体の基本塗装は終わりましたが、他にもパーツは沢山あります。主翼や尾翼、エアインテークにジェットノズル等々。合間に組立てているミサイル類なんてのもあります。なかなかやり甲斐がありますね。
まずは主翼なかなか面倒な塗り分けがあります。まず一枚大きくマスキングテープを貼ったらマスキングラインに沿って爪楊枝でなぞって跡を付けていきます。スジボリは細いもののしっかり入っているのでキッチリ跡を入れることが出来ます。

なぞったラインに沿って慎重にカッターを入れて行きます。かったーの刃は良く切れるものに変えておきましょう。
上手くいかないと言う人は、力が入りすぎているかカッターが立ちすぎているかのどちらかだと思います。
カッターが立ちすぎていると引っかかってスムーズにきることが出来ません。適度に寝させるのが肝心です。

マスキングが終わりましたので白で塗装していきます。
左右並べて見比べたり、本体に付けたりして色が統一しているか頻繁にチェックをします。

マスキングを剥がせば完了です。
次はエアインテーク。
こちらは本来塗装前に接着して、中をガッチリマスキングをして塗装するのがセオリーです。が、以前にも話した通り異常なくらいパーツの合いが良いので、後から接着する事で面倒なマスキングを省こうという算段です。
ただ別々に塗装するとなると少しでも色の違いがあると致命的です。先程の主翼の時以上に神経を使います。

最後に仮止めをして一緒に塗装する事で完全に同じ色に仕上げます。
この調子で、尾翼、垂直尾翼を塗装していきます。
基本色塗装も終わった所で本日最後にちょっとしたディテールアップをしましょう。
インテークの上面の黒い部分。これは滑り止めなんですがキットではデカールを貼る事になっています。
ここをザラッとした表面にしたいと思います。
まずはマスキングです。実機の写真を見ながら幅や長さ、切れている箇所を確認しながらマスキングしていきます。

マスキングが出来ました。
ザラザラの表現をするのはタミヤパテ、通称ラッカーパテです。これを薄め液で適度に溶いた後毛先の短い筆で叩く様に塗布していきます。

以前何かの模型誌でサンドペーパーを貼るなんて方法もありましたね。1/48でやるには少々厚くなりすぎる気がしたので今回はラッカーパテです。(1/32のスケールならサンドペーパーも有りかも)
ラッカーパテは非常に乾燥に時間がかかります。

乾燥待ちの間にミサイルでも進めますか。
では次回をお楽しみに!杉山でした。
筆者:杉山

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Posted on 20:29:09 «edit»
まいどっ!
はじめちゃんです。
最近のお気に入り曲はこちらの曲です。
Mark Ronson - Uptown Funk ft. Bruno Mars
ホーンセクションのフレーズが妙にかっこいいファンキーなナンバーです。
PVのダンスもなんだかかっこ良く思えて最近のお気に入りアーティストです。
みんなも聴いてみてねっっ!
前回まではこちら
ジープの加工が終わって塗装に移るところでした。
それでは今回も張り切って進めていきましょう!
塗装の為に持ち手を付けて行く段階になって、フロントフェンダー辺りは塗装前に加工しておかないと
駄目だと思い急遽追加加工をして行く事にしました。

まずはこちら。
フロントフェンダー脇に取付けるマシンガンとそのホルダーのパーツです。
パーツにステーのモールドはありますが、とても分厚いです。
革製のホルダーも何だか箱みたいにカクカクしていますので
手を入れて行きたいと思います。

ステーのモールドを削り落として、ホルダーの形状も中にマシンガンが収められているように
削り込んでみました。

そのあとは前回のジープの加工と同様に、真鍮帯板でステーを製作しました。
ホルダーの形状に合わせてグイグイと曲げていくだけです。

次いで気になるのがタイヤです。
タイヤの両サイドにパーツ取付け用のダボがあります。
実際のバイクのタイヤにこんな突起があったら走れませんよね。
今回ステーを作り直すので、このダボも削り取ってしまいます。

さっぱりしました。
余談ですが、私も昨年末に髪の毛をカットしまして
かなりサッパリのイケメンになっております。

マシンガンホルダーをバイク本体にマウントする為のステーを製作しました。
実車の写真を見ながら現物合わせで帯板を曲げて製作しました。

取付けるとこんな感じです。
少々長めに作って、接着後の余分をカットして終わりです。

フェンダー側からもう1本のステーを接着してマシンガンと箱を取付けた様子です。
タイヤのダボに直接くっつけるより見映えが良くなった気がしませんか?

ここでフロントタイヤが嵌められるか確認をしました。
無事取付けられたので、塗装後に嵌められます。

フロントタイヤ脇のパーツも省略されていましたので
こちらも帯板を曲げてそれっぽく作ってみました。
ここで更に大事な事に気づきます。
ミラーがない…
てなわけでミラーも製作します。

0.5mm厚のプラ板を皮ポンチを使用して打ち抜いてあります。
使用したのは3mmと2,5mmの皮ポンチです。
皮ポンチはマスキングテープを丸く打ち抜いたり
今回のようにプラ板を打ち抜いたりと持っていると役に立つアイテムです。
コンマ5刻みで揃えてあります。

打ち抜いた2枚のプラ板を重ねて接着してミラー部をつくり
足は0.5mmの真鍮線を曲げて作りました。

作ったミラーを取付けてみました。
これで本当に塗装前の加工は終わりです。
本体の塗装前に完成した2台を飾るベースを作って行きたいと思います。

なんだこれ!?と思う一枚ですよね。
ベースはアスファルトっぽい地面にしようとコルクシートを買ってきたのですが
必要なサイズをサークルカッターで切り出そうとした時に問題が発生しました。
手持ちのサークルカッターでは半径7.5mmまでの円しか切り出せず
今回必要なのは半径9mm…
困った困ったという訳で、なければ自分で作ればいい!と
手元にあった割り箸、ピン、デザインナイフの刃で半径9mm限定のカッターを製作しました。

実際に使用して切り抜いていきます。

切り抜けました。
この丸いコルクシートにサーフェイサーを吹いてアスファルトの塗装をして行きます。

手元にあったニュートラルグレーや暗いグレー等をムラになるように吹き付けて塗装しました。

幅50mmのマスキングテープを重ねて大判のシートにして
サークルカッターで切り抜きました。

これを先程のコルクシートに貼り付けて白を吹き付けて塗装します。

白を塗装した写真です。
コルクのデコボコがアスファルトっぽく見えませんか?
キッチリとマスキングテープが貼付かず、若干浮いていた箇所が
実際の地面っぽい雰囲気を醸し出しているような気がします。

塗装の終わったコルクシートを弊社で用意しているレジン製のサービスベースに貼り付けてみました。
塗装前の2台を乗せて完成のイメージを確認します。
いい感じのベースが出来たのではないでしょうか。
本体の塗装と完成が非常に楽しみになってきました。
今回はここまでです。
次回は本体の塗装に移ります。
乞うご期待!!
筆者:神宮司

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はじめちゃんです。
最近のお気に入り曲はこちらの曲です。
Mark Ronson - Uptown Funk ft. Bruno Mars
ホーンセクションのフレーズが妙にかっこいいファンキーなナンバーです。
PVのダンスもなんだかかっこ良く思えて最近のお気に入りアーティストです。
みんなも聴いてみてねっっ!
前回まではこちら
ジープの加工が終わって塗装に移るところでした。
それでは今回も張り切って進めていきましょう!
塗装の為に持ち手を付けて行く段階になって、フロントフェンダー辺りは塗装前に加工しておかないと
駄目だと思い急遽追加加工をして行く事にしました。

まずはこちら。
フロントフェンダー脇に取付けるマシンガンとそのホルダーのパーツです。
パーツにステーのモールドはありますが、とても分厚いです。
革製のホルダーも何だか箱みたいにカクカクしていますので
手を入れて行きたいと思います。

ステーのモールドを削り落として、ホルダーの形状も中にマシンガンが収められているように
削り込んでみました。

そのあとは前回のジープの加工と同様に、真鍮帯板でステーを製作しました。
ホルダーの形状に合わせてグイグイと曲げていくだけです。

次いで気になるのがタイヤです。
タイヤの両サイドにパーツ取付け用のダボがあります。
実際のバイクのタイヤにこんな突起があったら走れませんよね。
今回ステーを作り直すので、このダボも削り取ってしまいます。

さっぱりしました。
余談ですが、私も昨年末に髪の毛をカットしまして
かなりサッパリのイケメンになっております。

マシンガンホルダーをバイク本体にマウントする為のステーを製作しました。
実車の写真を見ながら現物合わせで帯板を曲げて製作しました。

取付けるとこんな感じです。
少々長めに作って、接着後の余分をカットして終わりです。

フェンダー側からもう1本のステーを接着してマシンガンと箱を取付けた様子です。
タイヤのダボに直接くっつけるより見映えが良くなった気がしませんか?

ここでフロントタイヤが嵌められるか確認をしました。
無事取付けられたので、塗装後に嵌められます。

フロントタイヤ脇のパーツも省略されていましたので
こちらも帯板を曲げてそれっぽく作ってみました。
ここで更に大事な事に気づきます。
ミラーがない…
てなわけでミラーも製作します。

0.5mm厚のプラ板を皮ポンチを使用して打ち抜いてあります。
使用したのは3mmと2,5mmの皮ポンチです。
皮ポンチはマスキングテープを丸く打ち抜いたり
今回のようにプラ板を打ち抜いたりと持っていると役に立つアイテムです。
コンマ5刻みで揃えてあります。

打ち抜いた2枚のプラ板を重ねて接着してミラー部をつくり
足は0.5mmの真鍮線を曲げて作りました。

作ったミラーを取付けてみました。
これで本当に塗装前の加工は終わりです。
本体の塗装前に完成した2台を飾るベースを作って行きたいと思います。

なんだこれ!?と思う一枚ですよね。
ベースはアスファルトっぽい地面にしようとコルクシートを買ってきたのですが
必要なサイズをサークルカッターで切り出そうとした時に問題が発生しました。
手持ちのサークルカッターでは半径7.5mmまでの円しか切り出せず
今回必要なのは半径9mm…
困った困ったという訳で、なければ自分で作ればいい!と
手元にあった割り箸、ピン、デザインナイフの刃で半径9mm限定のカッターを製作しました。

実際に使用して切り抜いていきます。

切り抜けました。
この丸いコルクシートにサーフェイサーを吹いてアスファルトの塗装をして行きます。

手元にあったニュートラルグレーや暗いグレー等をムラになるように吹き付けて塗装しました。

幅50mmのマスキングテープを重ねて大判のシートにして
サークルカッターで切り抜きました。

これを先程のコルクシートに貼り付けて白を吹き付けて塗装します。

白を塗装した写真です。
コルクのデコボコがアスファルトっぽく見えませんか?
キッチリとマスキングテープが貼付かず、若干浮いていた箇所が
実際の地面っぽい雰囲気を醸し出しているような気がします。

塗装の終わったコルクシートを弊社で用意しているレジン製のサービスベースに貼り付けてみました。
塗装前の2台を乗せて完成のイメージを確認します。
いい感じのベースが出来たのではないでしょうか。
本体の塗装と完成が非常に楽しみになってきました。
今回はここまでです。
次回は本体の塗装に移ります。
乞うご期待!!
筆者:神宮司

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Posted on 18:02:55 «edit»
乗秀です。
年をまたいでしまいましたが、今年も引き続きガルバルディベータの改造を行って行きます!
前回で上半身が一通り終わり、今回からはいよいよ下半身に入って行きます。
スジボリやディティールアップを施すのはもちろん、RGといえばこれ!と言えるあのギミックを盛り込もうと思います。

スライド可動! RGと言えばやはりこれですね!
関節に合わせて装甲が連動するギミックで、記憶が確かならばMGのガンダムMk-II ver2.0から導入されたギミックだったと思います。このギミックによりガンプラが可動範囲を売りにするだけでなく、実際に動くように考えられたデザインだと説得力が付加されました。
製作当初はやろうか迷っていましたが、やはりこれが無いとRG風にならないと思い、改造をする事に決めました!

まず現在素体にしているザクのフレームがどう動くのか、ザクの装甲をはめて確認します。形状の都合からか、ガンダムと比べてかなりダイナミックに動きますね・・・上手く加工出来るかしら。

ザクの装甲と同じように動かしたいので、腿装甲部分に同じ様なアタリ線を引きます。可動する部分の改造なので、左右でなるべくズレないように計りながらアタリを入れました。

カッターで何度も刃を入れてカットします。その際定規を当ててもいいのですが、スジボリでも使用したスジボリガイドテープをあてる事で簡単且つ形状に追従するガイドを設ける事が出来ます。使えるものはガンガン駆使しましょう!

それぞれ分割出来ました。分割が正面から側面に変わったので、ここで合わせ目処理をしたいところですが、スムーズに可動するよう調整するまでは仮止めのままで進めます。

次にザクの装甲裏からフレームにはめるピン部分のみを摘出します。RGのフレームはそれぞれ専用のピンがはまるように設計されており、自作するのが少々大変なので新規に作るよりも移植してしまった方が手早く改造出来ます。

フレームとの位置決めをした上で、装甲側に切り取ったピンを貼ります。
穴が開いているのは、位置決めの段階でピンをはめ込んだら抜けなくなってしまい、無理に外そうとしたら折れてしまった為です・・・。フレームにはめ込む部品はタイトなので、はめる前にピンを削って抜き差ししやすくする事をおススメします。

ちょっとアクシデントがありましたが、何とか腿装甲の改造が完了しました。

曲げて見ると、この通り! 手を入れた甲斐がありました。
隙間の調整は一通り加工が済んでから行います。

腿が可動するように出来たら、次は膝装甲も可動させたい所です。
しかしちょっと悩みどころがありまして・・・。

図のように、固定出来る位置と可動する位置が噛み合ず、そのまま取付けることが出来ない事が判明しました。
接続方法を変えて固定出来るように改造します。

フレーム膝部分のピンが出ている箇所をカットします。

次に2mmのプラ角棒をL字に繋げたものを用意します。2mmですと膝関節のモールドの幅と奥行にピッタリ合います!

L字の治具をスライドする方の部品に固定します。(切り飛ばしたピン部分の真上)
接着剤で貼るだけでは強度に不安が残るので、金属線を通して補強します。

膝装甲にはピンをはめ込める受けが設けられています。ここに2mmのプラ棒を詰め込みます。

詰め込んだ部分の中心にピンバイスで穴を開けます。ここも金属線を通して接続します。

治具にも穴を開けて、差し込んで固定! これで最適な位置でスライド出来るように固定出来ました。

外装をはめて、動かしてみます。ちゃんと動くかな・・・。

無事に連動しました! 治具の部分がちょっと貧相なので、ここは可動に支障が出ない範囲でディティールアップしたいですね。膝装甲の裏がスカスカなのも、後々埋めて行く予定です。

関節改造が一段落した所で、ちょっと気になった箇所を調整します。
脹脛辺りにインテークのような造形がありますが、腕パーツで構成されておりイマイチシャープさに欠けています。直線ならば薄いプラ板に置き換えるのが最適ですが、曲面で構成されているので加工が大変です。
ここを削り込んでシャープに見えるように手を入れます。モールドの奥まった所にカッターの刃をあてて、何度もなぞって行きます。

外側はカンナ掛けをして、エッジのぬるい部分を削ぎ落として行きます。ここでのポイントは力を入れ過ぎないよう、均一に刃を滑らせる事です。力をかけすぎるとズレたり引っかかったりしてしまい、均一に表面を削れなくなってしまいます。

加工前と比べてみると、一目瞭然! エッジのぬるさが無くなりシャープな印象に変わりました。

どのくらい削り込んだのか写真では分かり辛いのですが、カッターの刃先が1mm程度入るくらいまで削り込んでいます。これで塗装後に別パーツに見えるようになったと思います。
今回はここまで! 次回で改造作業に決着を付けたい所ですね!
筆者:乗秀

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年をまたいでしまいましたが、今年も引き続きガルバルディベータの改造を行って行きます!
前回で上半身が一通り終わり、今回からはいよいよ下半身に入って行きます。
スジボリやディティールアップを施すのはもちろん、RGといえばこれ!と言えるあのギミックを盛り込もうと思います。

スライド可動! RGと言えばやはりこれですね!
関節に合わせて装甲が連動するギミックで、記憶が確かならばMGのガンダムMk-II ver2.0から導入されたギミックだったと思います。このギミックによりガンプラが可動範囲を売りにするだけでなく、実際に動くように考えられたデザインだと説得力が付加されました。
製作当初はやろうか迷っていましたが、やはりこれが無いとRG風にならないと思い、改造をする事に決めました!

まず現在素体にしているザクのフレームがどう動くのか、ザクの装甲をはめて確認します。形状の都合からか、ガンダムと比べてかなりダイナミックに動きますね・・・上手く加工出来るかしら。

ザクの装甲と同じように動かしたいので、腿装甲部分に同じ様なアタリ線を引きます。可動する部分の改造なので、左右でなるべくズレないように計りながらアタリを入れました。

カッターで何度も刃を入れてカットします。その際定規を当ててもいいのですが、スジボリでも使用したスジボリガイドテープをあてる事で簡単且つ形状に追従するガイドを設ける事が出来ます。使えるものはガンガン駆使しましょう!

それぞれ分割出来ました。分割が正面から側面に変わったので、ここで合わせ目処理をしたいところですが、スムーズに可動するよう調整するまでは仮止めのままで進めます。

次にザクの装甲裏からフレームにはめるピン部分のみを摘出します。RGのフレームはそれぞれ専用のピンがはまるように設計されており、自作するのが少々大変なので新規に作るよりも移植してしまった方が手早く改造出来ます。

フレームとの位置決めをした上で、装甲側に切り取ったピンを貼ります。
穴が開いているのは、位置決めの段階でピンをはめ込んだら抜けなくなってしまい、無理に外そうとしたら折れてしまった為です・・・。フレームにはめ込む部品はタイトなので、はめる前にピンを削って抜き差ししやすくする事をおススメします。

ちょっとアクシデントがありましたが、何とか腿装甲の改造が完了しました。

曲げて見ると、この通り! 手を入れた甲斐がありました。
隙間の調整は一通り加工が済んでから行います。

腿が可動するように出来たら、次は膝装甲も可動させたい所です。
しかしちょっと悩みどころがありまして・・・。

図のように、固定出来る位置と可動する位置が噛み合ず、そのまま取付けることが出来ない事が判明しました。
接続方法を変えて固定出来るように改造します。

フレーム膝部分のピンが出ている箇所をカットします。

次に2mmのプラ角棒をL字に繋げたものを用意します。2mmですと膝関節のモールドの幅と奥行にピッタリ合います!

L字の治具をスライドする方の部品に固定します。(切り飛ばしたピン部分の真上)
接着剤で貼るだけでは強度に不安が残るので、金属線を通して補強します。

膝装甲にはピンをはめ込める受けが設けられています。ここに2mmのプラ棒を詰め込みます。

詰め込んだ部分の中心にピンバイスで穴を開けます。ここも金属線を通して接続します。

治具にも穴を開けて、差し込んで固定! これで最適な位置でスライド出来るように固定出来ました。

外装をはめて、動かしてみます。ちゃんと動くかな・・・。

無事に連動しました! 治具の部分がちょっと貧相なので、ここは可動に支障が出ない範囲でディティールアップしたいですね。膝装甲の裏がスカスカなのも、後々埋めて行く予定です。

関節改造が一段落した所で、ちょっと気になった箇所を調整します。
脹脛辺りにインテークのような造形がありますが、腕パーツで構成されておりイマイチシャープさに欠けています。直線ならば薄いプラ板に置き換えるのが最適ですが、曲面で構成されているので加工が大変です。
ここを削り込んでシャープに見えるように手を入れます。モールドの奥まった所にカッターの刃をあてて、何度もなぞって行きます。

外側はカンナ掛けをして、エッジのぬるい部分を削ぎ落として行きます。ここでのポイントは力を入れ過ぎないよう、均一に刃を滑らせる事です。力をかけすぎるとズレたり引っかかったりしてしまい、均一に表面を削れなくなってしまいます。

加工前と比べてみると、一目瞭然! エッジのぬるさが無くなりシャープな印象に変わりました。

どのくらい削り込んだのか写真では分かり辛いのですが、カッターの刃先が1mm程度入るくらいまで削り込んでいます。これで塗装後に別パーツに見えるようになったと思います。
今回はここまで! 次回で改造作業に決着を付けたい所ですね!
筆者:乗秀

NAGAEアートプロダクションはこちらから
Posted on 22:43:49 «edit»
こんばんは〜
やはり、新年食べ過ぎ飲み過ぎでだいぶ太ってしまったよこぽんです。
ちょっとこれは、ダイエットしなくては・・・。
さて、本題に入ります。
実は弊社がどのような事をやっている会社なのか、良く分からないとお話されたお客様が以前おりましたので、本日は弊社業務についてのお話を幾つかさせて頂きたいと思います。
また、ブログを通じて弊社に興味を持って頂いた方にも、どのような企業かご理解頂ければと思います。
個人様向けにプラモデルやガレージキットと呼ばれる未組立未塗装のキットをお客様の代わりに作る「製作代行」を行っている他(製作代行に関する説明はこちらの記事でフォローしております→製作代行って何?とのご質問から… )、企業様向けに模型全般の原型製作や、複製・彩色や生産も行っております。

こちらはパートナー産業株式会社様の商品「城郭再現模型 城ラマ」の原型及び彩色です。製作に際して現地へ赴き、実際の地形の起伏や山肌の色味等を取材した上で製作しております。
(取材時の様子及び製作の途中経過についてはこちらから→「【ちけい!】高天神城跡へ現地調査へいってきました 」「【しろらま!】高天神城跡の彩色サンプルです! 」)

フィギュアやミニチュア等の複製・彩色も多数やらせて頂いております。こちらはCCP様から同社のソフビフィギュアシリーズの彩色サンプルです。
ご紹介したように、個人様と法人様向けのお仕事は内容が異なるため完全に別としているようによく思われますが、実はどちらのお客様にも対応している業務があるのです。


それが、模型総合病院と呼ばれる、模型を修理する部門なのです。
当ブログ内でも過去に幾つかご紹介させて頂きました。守秘義務等の都合上、掲載しているものは個人のお客様のご依頼品のみですが、実際は法人様からも沢山の修理依頼を請けております。
ブログ内で掲載している修理実績を御覧頂くとお分かりになる事と思いますが、破損状況や素材等一切問わずに承っております!
以下に実績を掲載した記事のURLを記載致しますので、参考までに御覧頂ければと思います。
【模型総合病院】ジャイアントブースカを治しました!
【模型総合病院】インプレッサをカラーチェンジ!
【模型総合病院】アリエルちゃんを治しました。
【模型総合病院】マセラティを改造!
【模型総合病院】粉々フィギュアを完全再生!
【模型総合病院】色が欠けた鉄道模型が復活!
【模型総合病院】忍者を修理でござるの巻
【模型総合病院】SLにこびりついたスポンジを完全除去!
【模型総合病院】バラバラフィギュアを復活!
模型に関してはほとんどのことが出来るのが弊社の強みですので、何でもお気軽にお問い合せ下さいね!
筆者:横山

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やはり、新年食べ過ぎ飲み過ぎでだいぶ太ってしまったよこぽんです。
ちょっとこれは、ダイエットしなくては・・・。
さて、本題に入ります。
実は弊社がどのような事をやっている会社なのか、良く分からないとお話されたお客様が以前おりましたので、本日は弊社業務についてのお話を幾つかさせて頂きたいと思います。
また、ブログを通じて弊社に興味を持って頂いた方にも、どのような企業かご理解頂ければと思います。
個人様向けにプラモデルやガレージキットと呼ばれる未組立未塗装のキットをお客様の代わりに作る「製作代行」を行っている他(製作代行に関する説明はこちらの記事でフォローしております→製作代行って何?とのご質問から… )、企業様向けに模型全般の原型製作や、複製・彩色や生産も行っております。

こちらはパートナー産業株式会社様の商品「城郭再現模型 城ラマ」の原型及び彩色です。製作に際して現地へ赴き、実際の地形の起伏や山肌の色味等を取材した上で製作しております。
(取材時の様子及び製作の途中経過についてはこちらから→「【ちけい!】高天神城跡へ現地調査へいってきました 」「【しろらま!】高天神城跡の彩色サンプルです! 」)

フィギュアやミニチュア等の複製・彩色も多数やらせて頂いております。こちらはCCP様から同社のソフビフィギュアシリーズの彩色サンプルです。
ご紹介したように、個人様と法人様向けのお仕事は内容が異なるため完全に別としているようによく思われますが、実はどちらのお客様にも対応している業務があるのです。


それが、模型総合病院と呼ばれる、模型を修理する部門なのです。
当ブログ内でも過去に幾つかご紹介させて頂きました。守秘義務等の都合上、掲載しているものは個人のお客様のご依頼品のみですが、実際は法人様からも沢山の修理依頼を請けております。
ブログ内で掲載している修理実績を御覧頂くとお分かりになる事と思いますが、破損状況や素材等一切問わずに承っております!
以下に実績を掲載した記事のURLを記載致しますので、参考までに御覧頂ければと思います。
【模型総合病院】ジャイアントブースカを治しました!
【模型総合病院】インプレッサをカラーチェンジ!
【模型総合病院】アリエルちゃんを治しました。
【模型総合病院】マセラティを改造!
【模型総合病院】粉々フィギュアを完全再生!
【模型総合病院】色が欠けた鉄道模型が復活!
【模型総合病院】忍者を修理でござるの巻
【模型総合病院】SLにこびりついたスポンジを完全除去!
【模型総合病院】バラバラフィギュアを復活!
模型に関してはほとんどのことが出来るのが弊社の強みですので、何でもお気軽にお問い合せ下さいね!
筆者:横山

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