2022年09月の記事一覧
- 2022/09/28 マジンガーZを改造するの巻
- 2022/09/21 【ガレキ】海洋堂の「マンティコア」をつくるよ その3
- 2022/09/07 EF58を修理する
Posted on 19:08:24 «edit»
まいどっ!
はじめちゃんです。
こんなん見つけました。
昭和を知る者よ来たれっ!
昭和風の映像を作っている方の動画なのですが、昔ってこんなCMあったよなぁって新作なのに懐かしく思います。
当時の放送をVHSテープで録画してた人がアップロードした動画ってこんな感じですよね。
他にも架空の関西ローカル番組の動画も作っているようなので気になったらチェケラ!
よくもまぁここまで作り込めるなって関心しています。
さて今回はタイトルにもあるようにマジンガーZです。
改造していきます。
といっても見た目を大きく変える改造では無くて、アニメ作中の雰囲気にします。

どんっ!
見た目からじゃ分からないでしょうが、要所要所で金属で作られておりまして
結構重いです。
細部を見て行きましょう。



製品の構成上どうしようもないのですが、全身に合わせ目やネジ隠しのカバーが見えます。
ここらを埋めて綺麗にしてアニメ作中に登場したマジンガーにします。
金属の合わせ目消し…これは難儀しそうやな…

先ずは、ばらせるところをバラシていきます。
写真のこの辺りの部品はかなりイージーな類のバラシです。

背中
お腹パーツが胸の黒パーツの中に入り込んでいます
塗装はまぁマスキングで対応できますが、合わせ目消しやら何やらで手間かかりそうなので
先にお腹を仕上げてから、胸パーツで挟み込んで胸を仕上げる手順で行きます。
昔のガンプラとかいじってて良かったなと思えるのは、この辺の作業の効率を上げる方法が勉強できた点です。
順番にやる方がいいのか、後ハメ加工した方がいいのか等ね。
写真ではもう加工しちゃったんですが、ネジ隠しカバーはそのままじゃウントモスントモ言いません。
仕方ないので後で穴埋め覚悟でカバーに穴を開けてこじって外しました。
そりゃ貴方外れない訳ですよ!
カバーは基本的に外す必要ないので接着してありましたよ!

カバーを外したその奥にあったものとは一体!!!!!
はい
ネジがありましたよ。
ネジを回したら胸パーツが外れました。

次は首パーツです。
これも塗装や下地処理がやりにくいなぁ
後ハメ加工できないかなぁ

胸パーツを外した状態で色々検証します。
首の隙間も十分あるし後ハメ行けそうです。

てな訳で首の内部フレームとの接続箇所で干渉する箇所を若干削りました。
これで胸パーツを嵌めた状態でとりつけるわけです。

お腹パーツも下から後ハメできないか検証しましたがこれは色々干渉するので断念しました。
この状態で合わせ目を消して塗装していきます。

太腿も背中と同じようにネジカバーを外して中の構造を確認です。
一体のままだと膝関節の処理や塗装がやりにくいのと
マスキングしても仕上がりが綺麗にいきそうにないので
ここも後ハメ加工します。

ネジ穴の下部に四角いモールドが見えますが
ここで膝関節の後ろ側をホールドしていますので
四角の下側を削れば後ハメ出来るようになります。
これも昔のプラモの知恵ですね。
関節の上部にも返しがあるのでこれも削ります。

削り作業は諸事情によりオミットします。
写真は加工後にハマるかの検証の写真です。
問題無く嵌りましたね。

では合わせ目の処理をしていきます。
先ずはカバーの周囲や合わせ目にパテを擦り込みます。
カバーを外す為に開けた穴には同じ穴径のプラ棒で塞いでいます。

一通りの磨きが完了しました。
プラモデルならこれでほぼ合わせ目は消えてくれるんですが
これは金属…そう簡単には事は進まないでしょうね。

先ずは金属用の下地材を塗装しました。
鉄道模型等の金属キットの組み立ての際はこの後はすぐに本塗装なのですが
合わせ目を消す作業を完了させねばなりませんので

グレーのサーフェイサーを吹きました。
これで表面のキズや合わせ目の消え具合が確認出来るようになります。

パテが削れ過ぎて欠けている箇所もサフを吹くとよく分かりますので
先ずはパテが欠けている箇所に再度パテを擦り込みます。
この処理で金属下地材が剥げる箇所もありますので
再度金属下地材を吹いてからサフを吹いて確認しながら何度も繰り返します。
プライマー→サフ→プライマーと数回繰り返して合わせ目が消えるまで作業しました。


最後のサフが乾燥に時間がかかるのでその間に別の作業を進めておきます。
肩のパーツと胸の放熱板です。
肩は真ん中にパーティングラインがありましたので磨いて綺麗に消しておきました。
放熱板はエッジに塗装の溜まりがあったのとホコリを噛み込んでいたので
エッジを立てるついでに全面処理しました。

さて先程のサフが乾燥したので薄緑のパーツの塗装に進みます。
コレを仕上げないと胸の合わせ目消しに進めませんからねっ!

お腹パーツの塗装の乾燥を待って次はいよいよ胸パーツへの挟み込みです。
お腹パーツのツヤ調整まで済ませたら全体にマスキングテープを貼って胸に組み込みます。
このときのマスキングは最後に剥がすときに剥がしやすいように考えて貼りました。

胸の□や腕のフレームは塗装しませんので
塗料がかからないようにマスキングします。

盛りつけたパテの硬化待ちの間に紺色のパーツの塗装に進みます。
ここも同じ様に接続軸等塗料が掛かってほしくない箇所はマスキングしてあります。

紺色パーツの乾燥待ちの間に黒パーツを進めます。
写真はパテの削りを終えてプライマー→サフと吹いた状態です。
ここでもやはり完全に合わせ目が消えておりませんので
プライマー→サフ→磨き→プライマー→サフと消えるまで何度も繰り返します。

先程紺色を塗装した腕パーツです。
パネルも合わせ目も綺麗に消えております。

脛パーツです。
軽く磨いた後の写真ですが
合わせ目のラインがそのまま浮いております。
このように金属+パテとかPVC+パテの様に
素材とパテの硬度に差がある場合は中々思うように綺麗になってくれません。
このままパテ→削り→サフとやっても全然綺麗にいかないので腕の見せ所です。
このあとの処理は諸事情によりオミットしますがやり方を変える必要があります。

拳パーツです。
これはPVCかな、柔らかい素材でできております。
合わせ目消しは必要ありませんでしたが、パーティングラインは出てましたので
磨いて消してあります。
PVCはねんどろいどやフィギュアで多く使われている素材ですが
ビニールの一種なので非常に磨き難いです。
若干パーティングラインを消しきれてない箇所がありましたので再度磨いて再塗装です。

再処理したパーツを紺色で再塗装しました。
これで全て綺麗になりました。

パイルダーです。
デザイン上省略されているモールドなどがありましたので追加してあります。
ジェットの噴射口などの開口が主な作業です。
基本色の赤を吹いてあります。

キャノピーは外れましたので別で薄い水色で塗装しておきました。

さて処理をして再塗装したパーツが全て揃いました。
ここからツヤの調整をします。

全体がテカテカだったマジンガーでしたが、しっとりと落ち着いたツヤになりました。
半光沢程度のツヤ感です。半光沢クリアーを使わずにパーツの色毎にツヤを変えてみました。
黒が一番つやがあります。
これで本体は完成


最後はパイルダーです。
先程の赤一色から細部の塗装を進めて完成です。
かなり小さいのでライン以外は筆での塗装です。
さて、これにてマジンガーZの改修は完了です。
完成品のオモチャは最近ではかなり精密にしあげられており完成度の高い商品もありますが
そこはどうしてもマスプロダクトですから、工場のラインの都合など様々な大人の事情が
見え隠れしております。
そのままでも十分に高い完成度ですが、それでも細部の差異が気になってしまうってことがありますよね。
で、一度気になってしまうとそれはもう呪いのようにずっと頭にこびり付きます。
人によっては寝ても覚めてもそのことしか考えられなくなったり…
ご自分で改修したり出来る人なら何ら問題はないのでしょうが
出来ない方には弊社がいます。
呪いに掛かってしまった方は是非弊社にご連絡を!
呪いを解くお手伝いが出来るかもしれませんよ?
筆者:神宮司

NAGAEアートプロダクションはこちらから
↓はじめちゃんのやる気スイッチです。宜しければ拍手をば…
はじめちゃんです。
こんなん見つけました。
昭和を知る者よ来たれっ!
昭和風の映像を作っている方の動画なのですが、昔ってこんなCMあったよなぁって新作なのに懐かしく思います。
当時の放送をVHSテープで録画してた人がアップロードした動画ってこんな感じですよね。
他にも架空の関西ローカル番組の動画も作っているようなので気になったらチェケラ!
よくもまぁここまで作り込めるなって関心しています。
さて今回はタイトルにもあるようにマジンガーZです。
改造していきます。
といっても見た目を大きく変える改造では無くて、アニメ作中の雰囲気にします。

どんっ!
見た目からじゃ分からないでしょうが、要所要所で金属で作られておりまして
結構重いです。
細部を見て行きましょう。



製品の構成上どうしようもないのですが、全身に合わせ目やネジ隠しのカバーが見えます。
ここらを埋めて綺麗にしてアニメ作中に登場したマジンガーにします。
金属の合わせ目消し…これは難儀しそうやな…

先ずは、ばらせるところをバラシていきます。
写真のこの辺りの部品はかなりイージーな類のバラシです。

背中
お腹パーツが胸の黒パーツの中に入り込んでいます
塗装はまぁマスキングで対応できますが、合わせ目消しやら何やらで手間かかりそうなので
先にお腹を仕上げてから、胸パーツで挟み込んで胸を仕上げる手順で行きます。
昔のガンプラとかいじってて良かったなと思えるのは、この辺の作業の効率を上げる方法が勉強できた点です。
順番にやる方がいいのか、後ハメ加工した方がいいのか等ね。
写真ではもう加工しちゃったんですが、ネジ隠しカバーはそのままじゃウントモスントモ言いません。
仕方ないので後で穴埋め覚悟でカバーに穴を開けてこじって外しました。
そりゃ貴方外れない訳ですよ!
カバーは基本的に外す必要ないので接着してありましたよ!

カバーを外したその奥にあったものとは一体!!!!!
はい
ネジがありましたよ。
ネジを回したら胸パーツが外れました。

次は首パーツです。
これも塗装や下地処理がやりにくいなぁ
後ハメ加工できないかなぁ

胸パーツを外した状態で色々検証します。
首の隙間も十分あるし後ハメ行けそうです。

てな訳で首の内部フレームとの接続箇所で干渉する箇所を若干削りました。
これで胸パーツを嵌めた状態でとりつけるわけです。

お腹パーツも下から後ハメできないか検証しましたがこれは色々干渉するので断念しました。
この状態で合わせ目を消して塗装していきます。

太腿も背中と同じようにネジカバーを外して中の構造を確認です。
一体のままだと膝関節の処理や塗装がやりにくいのと
マスキングしても仕上がりが綺麗にいきそうにないので
ここも後ハメ加工します。

ネジ穴の下部に四角いモールドが見えますが
ここで膝関節の後ろ側をホールドしていますので
四角の下側を削れば後ハメ出来るようになります。
これも昔のプラモの知恵ですね。
関節の上部にも返しがあるのでこれも削ります。

削り作業は諸事情によりオミットします。
写真は加工後にハマるかの検証の写真です。
問題無く嵌りましたね。

では合わせ目の処理をしていきます。
先ずはカバーの周囲や合わせ目にパテを擦り込みます。
カバーを外す為に開けた穴には同じ穴径のプラ棒で塞いでいます。

一通りの磨きが完了しました。
プラモデルならこれでほぼ合わせ目は消えてくれるんですが
これは金属…そう簡単には事は進まないでしょうね。

先ずは金属用の下地材を塗装しました。
鉄道模型等の金属キットの組み立ての際はこの後はすぐに本塗装なのですが
合わせ目を消す作業を完了させねばなりませんので

グレーのサーフェイサーを吹きました。
これで表面のキズや合わせ目の消え具合が確認出来るようになります。

パテが削れ過ぎて欠けている箇所もサフを吹くとよく分かりますので
先ずはパテが欠けている箇所に再度パテを擦り込みます。
この処理で金属下地材が剥げる箇所もありますので
再度金属下地材を吹いてからサフを吹いて確認しながら何度も繰り返します。
プライマー→サフ→プライマーと数回繰り返して合わせ目が消えるまで作業しました。


最後のサフが乾燥に時間がかかるのでその間に別の作業を進めておきます。
肩のパーツと胸の放熱板です。
肩は真ん中にパーティングラインがありましたので磨いて綺麗に消しておきました。
放熱板はエッジに塗装の溜まりがあったのとホコリを噛み込んでいたので
エッジを立てるついでに全面処理しました。

さて先程のサフが乾燥したので薄緑のパーツの塗装に進みます。
コレを仕上げないと胸の合わせ目消しに進めませんからねっ!

お腹パーツの塗装の乾燥を待って次はいよいよ胸パーツへの挟み込みです。
お腹パーツのツヤ調整まで済ませたら全体にマスキングテープを貼って胸に組み込みます。
このときのマスキングは最後に剥がすときに剥がしやすいように考えて貼りました。

胸の□や腕のフレームは塗装しませんので
塗料がかからないようにマスキングします。

盛りつけたパテの硬化待ちの間に紺色のパーツの塗装に進みます。
ここも同じ様に接続軸等塗料が掛かってほしくない箇所はマスキングしてあります。

紺色パーツの乾燥待ちの間に黒パーツを進めます。
写真はパテの削りを終えてプライマー→サフと吹いた状態です。
ここでもやはり完全に合わせ目が消えておりませんので
プライマー→サフ→磨き→プライマー→サフと消えるまで何度も繰り返します。

先程紺色を塗装した腕パーツです。
パネルも合わせ目も綺麗に消えております。

脛パーツです。
軽く磨いた後の写真ですが
合わせ目のラインがそのまま浮いております。
このように金属+パテとかPVC+パテの様に
素材とパテの硬度に差がある場合は中々思うように綺麗になってくれません。
このままパテ→削り→サフとやっても全然綺麗にいかないので腕の見せ所です。
このあとの処理は諸事情によりオミットしますがやり方を変える必要があります。

拳パーツです。
これはPVCかな、柔らかい素材でできております。
合わせ目消しは必要ありませんでしたが、パーティングラインは出てましたので
磨いて消してあります。
PVCはねんどろいどやフィギュアで多く使われている素材ですが
ビニールの一種なので非常に磨き難いです。
若干パーティングラインを消しきれてない箇所がありましたので再度磨いて再塗装です。

再処理したパーツを紺色で再塗装しました。
これで全て綺麗になりました。

パイルダーです。
デザイン上省略されているモールドなどがありましたので追加してあります。
ジェットの噴射口などの開口が主な作業です。
基本色の赤を吹いてあります。

キャノピーは外れましたので別で薄い水色で塗装しておきました。

さて処理をして再塗装したパーツが全て揃いました。
ここからツヤの調整をします。

全体がテカテカだったマジンガーでしたが、しっとりと落ち着いたツヤになりました。
半光沢程度のツヤ感です。半光沢クリアーを使わずにパーツの色毎にツヤを変えてみました。
黒が一番つやがあります。
これで本体は完成


最後はパイルダーです。
先程の赤一色から細部の塗装を進めて完成です。
かなり小さいのでライン以外は筆での塗装です。
さて、これにてマジンガーZの改修は完了です。
完成品のオモチャは最近ではかなり精密にしあげられており完成度の高い商品もありますが
そこはどうしてもマスプロダクトですから、工場のラインの都合など様々な大人の事情が
見え隠れしております。
そのままでも十分に高い完成度ですが、それでも細部の差異が気になってしまうってことがありますよね。
で、一度気になってしまうとそれはもう呪いのようにずっと頭にこびり付きます。
人によっては寝ても覚めてもそのことしか考えられなくなったり…
ご自分で改修したり出来る人なら何ら問題はないのでしょうが
出来ない方には弊社がいます。
呪いに掛かってしまった方は是非弊社にご連絡を!
呪いを解くお手伝いが出来るかもしれませんよ?
筆者:神宮司

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Posted on 20:32:24 «edit»
どうも杉山です。
先日の台風はすごかったですね。皆様の所は無事だったでしょうか。
台風が過ぎてから今日は随分と涼しくなりました。
この後も不安定な天気が続くみたいですけどすっかり夏も終わったなと感じます。
さて今回もマンティコアを進めて行きます。
前回までで粗方の表面処理が終りましたので一度サーフェイサーを吹いてみます。

最初の洗浄の時にも話しましたがこういう古いキットの場合、パーツ表面に複製時の離型剤(油分)が染みついてどんなに念入りに洗浄しても取れない事があります。
この写真の様にパーツの一部でサーフェイサーを弾いて表面がデコボコになってしまいます。
要はパーツ表面にサーフェイサーが食いついていないということになりますので、このまま作業を進めると塗装後に塗装面が剥がれる恐れがあります。
なのでこの時点でしっかりもう一度ペーパーで表面処理をします。レジン表面を一枚剥くぐらいの気持ちでやります。

それ以外にもサーフェイサーを吹くことで傷やパーティングライン、気泡等、処理が出来ているか確認の作業にもなります。しっかり確認して処理漏れが無いようにします。
確認が出来て全面にサーフェイサーが吹けたらいよいよ塗装です。
まずはベース色となるグリーンを調色して塗装します。
色の見本はお客様からお預かりした資料本の色に合わせて行います。
塗る色によってはサーフェイサーのグレーの上に塗ったのではちゃんと発色しない場合があるので下塗りに白を塗ることがありますが、今回の様な少し沈んだグリーンですとその必要はありません。

こんな感じでグリーンになるパーツ全て塗装します。

これらのパーツには毛の部分や装飾等塗分けが必要です。
その作業は次回行います。
今回はその塗装するパーツの中でも本作の一番の見どころになるであろう背びれを塗装していきます。
背びれパーツは発色がかなり大切な色味になっていますのでまずサフの上から白を塗装して下地にします。

この上にそれぞれの色をグラデーションにしながら塗装していきます。
まずは根元の青から塗装します。

続いて少し白の間隔をあけて黄色

更に先端部分のみに赤を

ぼやけ過ぎない様にまたくっきりしすぎない様に気を付けます。
資料を参考にそれぞれどのぐらいの範囲や割合で塗るのか見比べながら最後に調整を行います。
最悪の場合失敗すると全部最初から塗り直しになるので慎重に行います。
完成後の見栄えに大きくかかわる部分なのでこれで完成イメージが大分見えてきました。
次回は細かい塗分けをしていきます。
お楽しみに!

NAGAEアートプロダクションはこちらから
先日の台風はすごかったですね。皆様の所は無事だったでしょうか。
台風が過ぎてから今日は随分と涼しくなりました。
この後も不安定な天気が続くみたいですけどすっかり夏も終わったなと感じます。
さて今回もマンティコアを進めて行きます。
前回までで粗方の表面処理が終りましたので一度サーフェイサーを吹いてみます。

最初の洗浄の時にも話しましたがこういう古いキットの場合、パーツ表面に複製時の離型剤(油分)が染みついてどんなに念入りに洗浄しても取れない事があります。
この写真の様にパーツの一部でサーフェイサーを弾いて表面がデコボコになってしまいます。
要はパーツ表面にサーフェイサーが食いついていないということになりますので、このまま作業を進めると塗装後に塗装面が剥がれる恐れがあります。
なのでこの時点でしっかりもう一度ペーパーで表面処理をします。レジン表面を一枚剥くぐらいの気持ちでやります。

それ以外にもサーフェイサーを吹くことで傷やパーティングライン、気泡等、処理が出来ているか確認の作業にもなります。しっかり確認して処理漏れが無いようにします。
確認が出来て全面にサーフェイサーが吹けたらいよいよ塗装です。
まずはベース色となるグリーンを調色して塗装します。
色の見本はお客様からお預かりした資料本の色に合わせて行います。
塗る色によってはサーフェイサーのグレーの上に塗ったのではちゃんと発色しない場合があるので下塗りに白を塗ることがありますが、今回の様な少し沈んだグリーンですとその必要はありません。

こんな感じでグリーンになるパーツ全て塗装します。

これらのパーツには毛の部分や装飾等塗分けが必要です。
その作業は次回行います。
今回はその塗装するパーツの中でも本作の一番の見どころになるであろう背びれを塗装していきます。
背びれパーツは発色がかなり大切な色味になっていますのでまずサフの上から白を塗装して下地にします。

この上にそれぞれの色をグラデーションにしながら塗装していきます。
まずは根元の青から塗装します。

続いて少し白の間隔をあけて黄色

更に先端部分のみに赤を

ぼやけ過ぎない様にまたくっきりしすぎない様に気を付けます。
資料を参考にそれぞれどのぐらいの範囲や割合で塗るのか見比べながら最後に調整を行います。
最悪の場合失敗すると全部最初から塗り直しになるので慎重に行います。
完成後の見栄えに大きくかかわる部分なのでこれで完成イメージが大分見えてきました。
次回は細かい塗分けをしていきます。
お楽しみに!

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Posted on 20:41:46 «edit»
まいどっ!
はじめちゃんです。
9月だというのに残暑が厳しいざんしょ。
…
今週のおすすめ動画コーナーです。
まずはこちら
この動画ではソロですが
kinz&k-ingという名前でチャゲアスのコピーバンドをやられてるそうです。
初め聞いた時は鳥肌出ました。
目を瞑って聞いたらアスカの声にそっくりなんだもん!
探すとライブの映像も出てきますので、そっちも聞いてみてくだしあ。
それともういっちょ
今度は海外から
marc martel さんの動画
フレディ・マーキュリーの歌マネの方です。
この方も目を瞑って云々…
TV番組でブライアンメイとも共演されてます。
世の中凄い人が一杯いるんだなぁぁぁ
さて今回はEF58の組み立てをば…
実は今回ちょいとトラブルがありまして、組み立てをさくっと終わらせて次のに着手をと考えていたのですが…

バラシの逆順で組んで行きます。
先ずは運転席横の窓から
開閉出来る様な構造なので
バラスのも組み立てるのも難儀します。
写真を見てみるとなんかぼやけてますよね。
そう!
今回起こったトラブルはブログ撮影で使用しているデジカメが壊れました。
で、代替えで自分のスマホのカメラでの撮影なのですが
レンズが壊れててピントが合わんのです!
昨今オートバイ乗りはスマホをナビ代わりにする事が多いのですが
スマホのカメラのレンズはエンジンの振動に弱いようで
壊れることもしばしばらしいです。
僕のもカメラを起動すると画像がプルプル震えます。
アル中じゃないんだからねっ!
たまーにピントが合う瞬間があったりなかったり…
まともに撮れません><

フロントのガラスを貼って、室内照明を固定して運転台を取り付けました。
あとは蓋をして終わりです。

ディスプレイ台にビス固定したらヘッドライトのレンズとワイパーを取り付けます。

組み立て終わりました。
車体の映り込みが確認出来るかとおもいます。
作業前は半艶くらいのツヤ感だった車体がウレタンでテッカテカです。
鉄道模型の完成品って艶を落とした仕上げのものが多いですが
全検直後のような輝きのある車両もまたいい物です。
今回の車両はOJなのでより迫力があるように見えます。
電気機関車や両運の車両などは1両で飾っても絵になるので
ディスプレイに持ってこいですよね。

最初に直した色剥げ箇所です。
確かルーバーの脇あたりだったかと思いますが
バッチリ色合わせした上にウレタンコートしてあるのでどこを修正したか分かりませんね。

最後に前面の写真です。
うーん
何とも言えない質感です。
大きいスケールだとウレタンも映えますね。
筆者:神宮司

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はじめちゃんです。
9月だというのに残暑が厳しいざんしょ。
…
今週のおすすめ動画コーナーです。
まずはこちら
この動画ではソロですが
kinz&k-ingという名前でチャゲアスのコピーバンドをやられてるそうです。
初め聞いた時は鳥肌出ました。
目を瞑って聞いたらアスカの声にそっくりなんだもん!
探すとライブの映像も出てきますので、そっちも聞いてみてくだしあ。
それともういっちょ
今度は海外から
marc martel さんの動画
フレディ・マーキュリーの歌マネの方です。
この方も目を瞑って云々…
TV番組でブライアンメイとも共演されてます。
世の中凄い人が一杯いるんだなぁぁぁ
さて今回はEF58の組み立てをば…
実は今回ちょいとトラブルがありまして、組み立てをさくっと終わらせて次のに着手をと考えていたのですが…

バラシの逆順で組んで行きます。
先ずは運転席横の窓から
開閉出来る様な構造なので
バラスのも組み立てるのも難儀します。
写真を見てみるとなんかぼやけてますよね。
そう!
今回起こったトラブルはブログ撮影で使用しているデジカメが壊れました。
で、代替えで自分のスマホのカメラでの撮影なのですが
レンズが壊れててピントが合わんのです!
昨今オートバイ乗りはスマホをナビ代わりにする事が多いのですが
スマホのカメラのレンズはエンジンの振動に弱いようで
壊れることもしばしばらしいです。
僕のもカメラを起動すると画像がプルプル震えます。
アル中じゃないんだからねっ!
たまーにピントが合う瞬間があったりなかったり…
まともに撮れません><

フロントのガラスを貼って、室内照明を固定して運転台を取り付けました。
あとは蓋をして終わりです。

ディスプレイ台にビス固定したらヘッドライトのレンズとワイパーを取り付けます。

組み立て終わりました。
車体の映り込みが確認出来るかとおもいます。
作業前は半艶くらいのツヤ感だった車体がウレタンでテッカテカです。
鉄道模型の完成品って艶を落とした仕上げのものが多いですが
全検直後のような輝きのある車両もまたいい物です。
今回の車両はOJなのでより迫力があるように見えます。
電気機関車や両運の車両などは1両で飾っても絵になるので
ディスプレイに持ってこいですよね。

最初に直した色剥げ箇所です。
確かルーバーの脇あたりだったかと思いますが
バッチリ色合わせした上にウレタンコートしてあるのでどこを修正したか分かりませんね。

最後に前面の写真です。
うーん
何とも言えない質感です。
大きいスケールだとウレタンも映えますね。
筆者:神宮司

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