Posted on 22:57:40 «edit»
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
今年も残すところあと355日ですね。早いもので10日も経ってしまいました。
どうも、ようやく正月モードから脱出した杉山です。
今年もあっという間に過ぎて行くのでしょう。
昨年も色々ありましたが今年は更に濃く、色々やって、色々残して、そんな一年にしたいと思います。
さて今年一発目!トムキャット作って行きますよ!
前回で本体の組立てが終わりました。(が、細かい所が色々残っております・・・)
早く塗装に入りたいので、細かい所は本体を塗装しながらコソコソ進めて行きます。
パーツ少なめとは言え1/48の戦闘機ですから、それなりにあるわけで・・・。
さあ塗装に!と言いたいところですがちょっとだけ加工します。
以前製作したエアバスA320の時にもやりましたが、主翼、垂直尾翼の可動部分のスジボリを深く彫り直します。

主翼は彫り直さなくても深めに溝が入っていますが、カッターの先で更に深く彫って行きます。
あまり力は入れず数回に分けてなぞるように彫って行きます。

垂直尾翼も同様です。
縦に入っている部分をまず彫り直します。


上の部分は実機を確認すると隙間が空いています。カッターで切り込みを入れてペーパーヤスリで均します。
ペーパーが一枚入るくらいの隙間が丁度良いと思います。
さて、気を取り直して塗装に入って行きましょう。
まずは塗装の下地作りサーフェイサーを吹きます。戦闘機のモールドはかなり細かいため厚吹き厳禁です。
多少透けるくらいが丁度良いです。
サーフェイサーが乾いたら本体色、ではなくて先にシャドウ吹きを行います。
パネルラインやリベット、ダクト等を際立たせてより立体感や重量感を出す塗装法です。
ブラックとレッドブラウンを混ぜた色を薄めに希釈してモールドに沿って塗って行きます。

0.2mmのエアブラシを使って細吹きします。細吹きは難しいですがこのシャドウ吹きはあくまで下塗りなので慎重になる事はありません。

勢いでどんどん塗って行きましょう。


裏面や羽も同様です。
一通りシャドウが入ったら本体色で塗装します。
今回製作するジョリーロジャースカラーは下面が白、上面が薄いグレーとなっています。
下面の白から塗って行きます。
白は、ガイアカラーのEXホワイトにイエロー、レッドブラウン、黒を極々少量ずつ混ぜて作りました。
では塗って行きます。
まずはシャドウを残すようにシャドウの内側を塗って行きます。
シャドウで囲われた部分の真ん中から広げて行くイメージです。

一通り吹き終わったら、今度はかなり薄く希釈した白で全体に載せるような感じで吹き付けていきます。
最初に塗ったシャドウがほぼ見えなくなれば完了です。
この塗装法は汚しではなく、前述のとおり立体感や重量感を出すためのものなのでシャドウの色を残し過ぎないようにしましょう。

残しすぎると諄くなり反っておもちゃっぽくなりかねません。それに今後入れる汚しの効果も薄れますしね。
下面が終われば次は上面です。
この頃のジョリーロジャース(というかF-14)はかなり色が明るいのが特徴です。本体色のグレーもかなり明るく黄みがかっています。
Mrカラーのガルグレーをメインに白、黒、黄橙色で調整した色を使用します。

塗り方は下面と一緒です。ダクト付近や後部、主翼の付け根はシャドウの色を残し気味にしてみました。

アップだとこんな感じです。
結構リアル感が出ていい感じでは無いでしょうか。
次回もどんどん塗装を進めて行きますよ!お楽しみに。
筆者:杉山

NAGAEアートプロダクションはこちらから
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
今年も残すところあと355日ですね。早いもので10日も経ってしまいました。
どうも、ようやく正月モードから脱出した杉山です。
今年もあっという間に過ぎて行くのでしょう。
昨年も色々ありましたが今年は更に濃く、色々やって、色々残して、そんな一年にしたいと思います。
さて今年一発目!トムキャット作って行きますよ!
前回で本体の組立てが終わりました。(が、細かい所が色々残っております・・・)
早く塗装に入りたいので、細かい所は本体を塗装しながらコソコソ進めて行きます。
パーツ少なめとは言え1/48の戦闘機ですから、それなりにあるわけで・・・。
さあ塗装に!と言いたいところですがちょっとだけ加工します。
以前製作したエアバスA320の時にもやりましたが、主翼、垂直尾翼の可動部分のスジボリを深く彫り直します。

主翼は彫り直さなくても深めに溝が入っていますが、カッターの先で更に深く彫って行きます。
あまり力は入れず数回に分けてなぞるように彫って行きます。

垂直尾翼も同様です。
縦に入っている部分をまず彫り直します。


上の部分は実機を確認すると隙間が空いています。カッターで切り込みを入れてペーパーヤスリで均します。
ペーパーが一枚入るくらいの隙間が丁度良いと思います。
さて、気を取り直して塗装に入って行きましょう。
まずは塗装の下地作りサーフェイサーを吹きます。戦闘機のモールドはかなり細かいため厚吹き厳禁です。
多少透けるくらいが丁度良いです。
サーフェイサーが乾いたら本体色、ではなくて先にシャドウ吹きを行います。
パネルラインやリベット、ダクト等を際立たせてより立体感や重量感を出す塗装法です。
ブラックとレッドブラウンを混ぜた色を薄めに希釈してモールドに沿って塗って行きます。

0.2mmのエアブラシを使って細吹きします。細吹きは難しいですがこのシャドウ吹きはあくまで下塗りなので慎重になる事はありません。

勢いでどんどん塗って行きましょう。


裏面や羽も同様です。
一通りシャドウが入ったら本体色で塗装します。
今回製作するジョリーロジャースカラーは下面が白、上面が薄いグレーとなっています。
下面の白から塗って行きます。
白は、ガイアカラーのEXホワイトにイエロー、レッドブラウン、黒を極々少量ずつ混ぜて作りました。
では塗って行きます。
まずはシャドウを残すようにシャドウの内側を塗って行きます。
シャドウで囲われた部分の真ん中から広げて行くイメージです。

一通り吹き終わったら、今度はかなり薄く希釈した白で全体に載せるような感じで吹き付けていきます。
最初に塗ったシャドウがほぼ見えなくなれば完了です。
この塗装法は汚しではなく、前述のとおり立体感や重量感を出すためのものなのでシャドウの色を残し過ぎないようにしましょう。

残しすぎると諄くなり反っておもちゃっぽくなりかねません。それに今後入れる汚しの効果も薄れますしね。
下面が終われば次は上面です。
この頃のジョリーロジャース(というかF-14)はかなり色が明るいのが特徴です。本体色のグレーもかなり明るく黄みがかっています。
Mrカラーのガルグレーをメインに白、黒、黄橙色で調整した色を使用します。

塗り方は下面と一緒です。ダクト付近や後部、主翼の付け根はシャドウの色を残し気味にしてみました。

アップだとこんな感じです。
結構リアル感が出ていい感じでは無いでしょうか。
次回もどんどん塗装を進めて行きますよ!お楽しみに。
筆者:杉山

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