Posted on 23:48:29 «edit»
さあ今回もトムキャット進めて参りますよ。
前回本体の塗装基本塗装が終わったと思いきや改めて見てみると下塗りの黒が残り過ぎていてクドい様に思えたので、もう一度全体的に、裏面白、表面グレーの2色を吹き直しました。


後から汚しを入れる事を考えればこのくらいで十分でしょう。
今のところザックリと上下で塗りわけているだけなので境界がかなりぼんやりしています。(色が近いので尚更です)

実機もくっきりはっきりと境界がある訳ではありませんが、それでもこれではぼかし過ぎです。
境界がしっかり分かりつつ、小範囲のボカシ塗装をやってみます。
今回はグレー部分をマスキングして白を塗装していきます。
まず境界を入れたいラインより少し大きめ(はみ出し気味)にマスキングをします。左右が対象になる様に注意しましょう。
次にマスキングの縁を2mm程度ピンセットを使って浮かせて行きます。この大きさでぼかし具合を調整します。

最後にエアブラシを使って白をラインに沿って吹き付けます。
この時の吹き付ける角度によっては、ほとんどぼやけなかったり、思ったラインで境界を作れなかったりしてしまうので、一度プラ板等で練習すると良いかもしれません。

この方法は迷彩塗装の時にかなり役に立ちます。
さてこれで本体の基本塗装は終わりましたが、他にもパーツは沢山あります。主翼や尾翼、エアインテークにジェットノズル等々。合間に組立てているミサイル類なんてのもあります。なかなかやり甲斐がありますね。
まずは主翼なかなか面倒な塗り分けがあります。まず一枚大きくマスキングテープを貼ったらマスキングラインに沿って爪楊枝でなぞって跡を付けていきます。スジボリは細いもののしっかり入っているのでキッチリ跡を入れることが出来ます。

なぞったラインに沿って慎重にカッターを入れて行きます。かったーの刃は良く切れるものに変えておきましょう。
上手くいかないと言う人は、力が入りすぎているかカッターが立ちすぎているかのどちらかだと思います。
カッターが立ちすぎていると引っかかってスムーズにきることが出来ません。適度に寝させるのが肝心です。

マスキングが終わりましたので白で塗装していきます。
左右並べて見比べたり、本体に付けたりして色が統一しているか頻繁にチェックをします。

マスキングを剥がせば完了です。
次はエアインテーク。
こちらは本来塗装前に接着して、中をガッチリマスキングをして塗装するのがセオリーです。が、以前にも話した通り異常なくらいパーツの合いが良いので、後から接着する事で面倒なマスキングを省こうという算段です。
ただ別々に塗装するとなると少しでも色の違いがあると致命的です。先程の主翼の時以上に神経を使います。

最後に仮止めをして一緒に塗装する事で完全に同じ色に仕上げます。
この調子で、尾翼、垂直尾翼を塗装していきます。
基本色塗装も終わった所で本日最後にちょっとしたディテールアップをしましょう。
インテークの上面の黒い部分。これは滑り止めなんですがキットではデカールを貼る事になっています。
ここをザラッとした表面にしたいと思います。
まずはマスキングです。実機の写真を見ながら幅や長さ、切れている箇所を確認しながらマスキングしていきます。

マスキングが出来ました。
ザラザラの表現をするのはタミヤパテ、通称ラッカーパテです。これを薄め液で適度に溶いた後毛先の短い筆で叩く様に塗布していきます。

以前何かの模型誌でサンドペーパーを貼るなんて方法もありましたね。1/48でやるには少々厚くなりすぎる気がしたので今回はラッカーパテです。(1/32のスケールならサンドペーパーも有りかも)
ラッカーパテは非常に乾燥に時間がかかります。

乾燥待ちの間にミサイルでも進めますか。
では次回をお楽しみに!杉山でした。
筆者:杉山

NAGAEアートプロダクションはこちらから
前回本体の塗装基本塗装が終わったと思いきや改めて見てみると下塗りの黒が残り過ぎていてクドい様に思えたので、もう一度全体的に、裏面白、表面グレーの2色を吹き直しました。


後から汚しを入れる事を考えればこのくらいで十分でしょう。
今のところザックリと上下で塗りわけているだけなので境界がかなりぼんやりしています。(色が近いので尚更です)

実機もくっきりはっきりと境界がある訳ではありませんが、それでもこれではぼかし過ぎです。
境界がしっかり分かりつつ、小範囲のボカシ塗装をやってみます。
今回はグレー部分をマスキングして白を塗装していきます。
まず境界を入れたいラインより少し大きめ(はみ出し気味)にマスキングをします。左右が対象になる様に注意しましょう。

次にマスキングの縁を2mm程度ピンセットを使って浮かせて行きます。この大きさでぼかし具合を調整します。

最後にエアブラシを使って白をラインに沿って吹き付けます。
この時の吹き付ける角度によっては、ほとんどぼやけなかったり、思ったラインで境界を作れなかったりしてしまうので、一度プラ板等で練習すると良いかもしれません。

この方法は迷彩塗装の時にかなり役に立ちます。
さてこれで本体の基本塗装は終わりましたが、他にもパーツは沢山あります。主翼や尾翼、エアインテークにジェットノズル等々。合間に組立てているミサイル類なんてのもあります。なかなかやり甲斐がありますね。
まずは主翼なかなか面倒な塗り分けがあります。まず一枚大きくマスキングテープを貼ったらマスキングラインに沿って爪楊枝でなぞって跡を付けていきます。スジボリは細いもののしっかり入っているのでキッチリ跡を入れることが出来ます。

なぞったラインに沿って慎重にカッターを入れて行きます。かったーの刃は良く切れるものに変えておきましょう。
上手くいかないと言う人は、力が入りすぎているかカッターが立ちすぎているかのどちらかだと思います。
カッターが立ちすぎていると引っかかってスムーズにきることが出来ません。適度に寝させるのが肝心です。

マスキングが終わりましたので白で塗装していきます。
左右並べて見比べたり、本体に付けたりして色が統一しているか頻繁にチェックをします。

マスキングを剥がせば完了です。
次はエアインテーク。
こちらは本来塗装前に接着して、中をガッチリマスキングをして塗装するのがセオリーです。が、以前にも話した通り異常なくらいパーツの合いが良いので、後から接着する事で面倒なマスキングを省こうという算段です。
ただ別々に塗装するとなると少しでも色の違いがあると致命的です。先程の主翼の時以上に神経を使います。

最後に仮止めをして一緒に塗装する事で完全に同じ色に仕上げます。
この調子で、尾翼、垂直尾翼を塗装していきます。
基本色塗装も終わった所で本日最後にちょっとしたディテールアップをしましょう。
インテークの上面の黒い部分。これは滑り止めなんですがキットではデカールを貼る事になっています。
ここをザラッとした表面にしたいと思います。
まずはマスキングです。実機の写真を見ながら幅や長さ、切れている箇所を確認しながらマスキングしていきます。

マスキングが出来ました。
ザラザラの表現をするのはタミヤパテ、通称ラッカーパテです。これを薄め液で適度に溶いた後毛先の短い筆で叩く様に塗布していきます。

以前何かの模型誌でサンドペーパーを貼るなんて方法もありましたね。1/48でやるには少々厚くなりすぎる気がしたので今回はラッカーパテです。(1/32のスケールならサンドペーパーも有りかも)
ラッカーパテは非常に乾燥に時間がかかります。

乾燥待ちの間にミサイルでも進めますか。
では次回をお楽しみに!杉山でした。
筆者:杉山

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