Posted on 20:52:16 «edit»
どうも杉山です。
相変わらず慌ただしい日々を送っております。
・・・F-14作りてぇー!!
ってことで、なんとか合間を見てF-14進めております。(あまり進んでいませんが)
ミサイルのパーツ構造んに感動しつつも、地味な作業であまり盛り上がりません。
やはり本体いじってる時が楽しいものです。
で、本体に戻ります。
機首上部の黒いラインのはデカールが付いておりますが、塗装の方が綺麗に表現出来るので、マスキングして塗装します。
因みに、塗装を前提に一度デカールを貼ってみました。文句無しにぴったりでした。ただどうしても曲面に貼る事になるので軟化剤を利用してシワを伸ばしたりモールドに馴染ませたりと大変そうでしたが、まあこれは好きな方で良いかなと。
では私は塗装で行くとしてまずはマスキングです。細く切ったマスキングテープ(3mmくらい)でラインを作ります。

細すぎるとラインの途中で歪みが出やすいですし、太いと曲面を追いきれず折り目が出たり浮いたりするので、曲面に合わせた適度な太さでラインを作ります。

貼り終わったら、上や横からだけでなく正面からも良く確認しましょう。ズレると少しでもかなり目立ちます。

黒を塗装して完了。
さて塗装も終わりましたので、いよいよ汚し塗装に行きますよ!
今まで結構な数の戦闘機を塗装してきました。汚し塗装も沢山やりました。ブラシを使ったグラデーションやエナメル塗料でのウェザリングやドライブラシ・・・等々。
今回はどう攻めようかと考えておりました。
おお、今回はお客様の作品ではなく自分の作品!なにをやってもOKだし失敗しても怒られない!
ってことで、今までやった事の無い汚し塗装が色々実検できる訳です。
今回汚し方として目指したいのが、戦闘機特有のパネルラインに沿った汚し方です。
航空ショーが好きで何度か行った事がありますが、展示している戦闘機って思った以上に汚れております。
その汚れ方の中でもパネルラインに沿って綺麗で内側が汚れているのをよく見ます。掃除の仕方や再塗装でこの様な汚れ方になる様です。今まで何度かチャレンジしてきましたがなかなか納得したものになりませんでした。
F-14のような海軍機にはこの汚しが大変似合いますのでなんとしても再現したいものです。
以前から試してみたかった汚し塗装で挑戦してみます。
まずは前回主翼可動跡の時に利用したやり方ですが、エナメル塗料をエアブラシで吹いていきます。
全体のパネルラインに沿って塗装していきます。色はブラックとダークグレーを混ぜたものです。
色は濃すぎ無いようにラインも細くなり過ぎない様に少し広めにぼやっと入れる感じで吹いてみます。


んーこんな感じかな。
暫く乾燥させたら先の尖った綿棒で拭き取っていきます。
なかなか上手くいきません。何度か色々な方法で試してみましたがこの方法が一番しっくりきました。
先の尖った綿棒の先にエナメル溶剤を染み込ませるのですが、どうも多すぎると駄目な様で先に少しだけ染み込ませます。

ラインに沿って拭き取りますが、軽く塗装面を拭くだけでも簡単に取れてしまいますので、軽くラインの上を叩く様にして拭き取りました。
エナメル塗料ですので失敗しても何度でもやり直しが利きます。因みに試しも含めて3回くらいやりました。


で、出来たのがこんな感じです。
いい感じじゃないでしょうか!ただめちゃくちゃ時間がかかります。実用は厳しいかな。
ただいい所を挙げるとすると、スミ入れが必要ない事とやり直しが利きやすい事でしょうか。
効果としては、かなり本物の汚れに近く表現できたと思います。
裏面もあるのか・・・頑張ります。
次回もお楽しみに。
筆者:杉山

NAGAEアートプロダクションはこちらから
相変わらず慌ただしい日々を送っております。
・・・F-14作りてぇー!!
ってことで、なんとか合間を見てF-14進めております。(あまり進んでいませんが)
ミサイルのパーツ構造んに感動しつつも、地味な作業であまり盛り上がりません。
やはり本体いじってる時が楽しいものです。
で、本体に戻ります。
機首上部の黒いラインのはデカールが付いておりますが、塗装の方が綺麗に表現出来るので、マスキングして塗装します。
因みに、塗装を前提に一度デカールを貼ってみました。文句無しにぴったりでした。ただどうしても曲面に貼る事になるので軟化剤を利用してシワを伸ばしたりモールドに馴染ませたりと大変そうでしたが、まあこれは好きな方で良いかなと。
では私は塗装で行くとしてまずはマスキングです。細く切ったマスキングテープ(3mmくらい)でラインを作ります。

細すぎるとラインの途中で歪みが出やすいですし、太いと曲面を追いきれず折り目が出たり浮いたりするので、曲面に合わせた適度な太さでラインを作ります。

貼り終わったら、上や横からだけでなく正面からも良く確認しましょう。ズレると少しでもかなり目立ちます。

黒を塗装して完了。
さて塗装も終わりましたので、いよいよ汚し塗装に行きますよ!
今まで結構な数の戦闘機を塗装してきました。汚し塗装も沢山やりました。ブラシを使ったグラデーションやエナメル塗料でのウェザリングやドライブラシ・・・等々。
今回はどう攻めようかと考えておりました。
おお、今回はお客様の作品ではなく自分の作品!なにをやってもOKだし失敗しても怒られない!
ってことで、今までやった事の無い汚し塗装が色々実検できる訳です。
今回汚し方として目指したいのが、戦闘機特有のパネルラインに沿った汚し方です。
航空ショーが好きで何度か行った事がありますが、展示している戦闘機って思った以上に汚れております。
その汚れ方の中でもパネルラインに沿って綺麗で内側が汚れているのをよく見ます。掃除の仕方や再塗装でこの様な汚れ方になる様です。今まで何度かチャレンジしてきましたがなかなか納得したものになりませんでした。
F-14のような海軍機にはこの汚しが大変似合いますのでなんとしても再現したいものです。
以前から試してみたかった汚し塗装で挑戦してみます。
まずは前回主翼可動跡の時に利用したやり方ですが、エナメル塗料をエアブラシで吹いていきます。
全体のパネルラインに沿って塗装していきます。色はブラックとダークグレーを混ぜたものです。
色は濃すぎ無いようにラインも細くなり過ぎない様に少し広めにぼやっと入れる感じで吹いてみます。


んーこんな感じかな。
暫く乾燥させたら先の尖った綿棒で拭き取っていきます。
なかなか上手くいきません。何度か色々な方法で試してみましたがこの方法が一番しっくりきました。
先の尖った綿棒の先にエナメル溶剤を染み込ませるのですが、どうも多すぎると駄目な様で先に少しだけ染み込ませます。

ラインに沿って拭き取りますが、軽く塗装面を拭くだけでも簡単に取れてしまいますので、軽くラインの上を叩く様にして拭き取りました。
エナメル塗料ですので失敗しても何度でもやり直しが利きます。因みに試しも含めて3回くらいやりました。


で、出来たのがこんな感じです。
いい感じじゃないでしょうか!ただめちゃくちゃ時間がかかります。実用は厳しいかな。
ただいい所を挙げるとすると、スミ入れが必要ない事とやり直しが利きやすい事でしょうか。
効果としては、かなり本物の汚れに近く表現できたと思います。
裏面もあるのか・・・頑張ります。
次回もお楽しみに。
筆者:杉山

NAGAEアートプロダクションはこちらから
スポンサーサイト
« 【表現力!】を育てるのです!! | 【せいちーず!】ピンナップガールズを作るよ① »
トラックバック
| h o m e |