Posted on 19:37:58 «edit»
前回に引き続き「蒲田くんフルリペイント計画」でございます。
前回は塗るための下地を作って茶色に塗った所まででしたね。
早速本塗装に進んで参りたいと思います。
先ずは本体全体の色を調色して塗装しました。
ダークイエローをベースに白と濃いめの茶色(レッドブラウン)で調整します。
表面の凹凸の凸の部分を塗っていき、なるべく凹んでいる部分は色がのらない様にします。



写真だと分かり難いですが陰部分がうっすら茶色く残っていればOKです。
後でグラデーションで陰影をつけていきますのであまりはっきり残らなくても大丈夫です。
この色が本体色になる訳ですが、最近の特撮もの怪獣では珍しい色味ですね。
出現が日中と言う事もあり非常に明るめの色です。
次に赤を挿していきます。使用したのはクリアーレッド(ガイアノーツ)にクリアーブラウン(Mrカラー)を少し混ぜたものです。
エラの部分を中心に入れていきます。
映画を見る限り、体表にも模様の様に見えるカットがありました。かといって目立つ程でもなかったので体の凹凸に沿って模様を入れてみました。


次にグラデーションで陰影を付けていきます。
陰影は2段階に分けていれます。
まずクリアーブラウンをメインにしてクリアーブラック(Mrカラー)で少し明るさを落とした色で入れていきます。
全体の色味を整えつつ体のシワ等陰にある部分に入れていきます。
2段目ではクリアーブラックをメインにして脚の付け根や首裏等更に凸凹の深い部分を強調する様に入れていきます。


ガレージキットや何千円もする完成品と違い造形が全体的にぬるっとしているためグラーデーションでの陰影付けはリアルに見せる為には非常に重要です。今回は造形がぬるい分かなり大げさ目にグラデーションを施してみました。
目を塗装します。
生物ですから目の塗装は命です。特に怪獣フィギュアはこの目力が非常に重要です。

エラの部分も最初にグラデーションで赤く塗りましたが、ぼんやりしているので強調の為にエナメル塗料のクリアーレッドではっきりさせてやりました。

全体のツヤを整えて、完成です!




如何でしょうか。
なかなかいいキモかわいさではないでしょうか。
ここまで塗ってしまえば、誰も子供向けのソフビのおもちゃなんて思いませんよね。
久しぶりに怪獣の塗装をやりましたが、なかなか楽しいですね。
この調子で品川くん(第三形態)や鎌倉くん(第四形態)も集めてみようかしら。の杉山でした。
ではまた!
筆者:杉山

NAGAEアートプロダクションはこちらから
前回は塗るための下地を作って茶色に塗った所まででしたね。
早速本塗装に進んで参りたいと思います。
先ずは本体全体の色を調色して塗装しました。
ダークイエローをベースに白と濃いめの茶色(レッドブラウン)で調整します。
表面の凹凸の凸の部分を塗っていき、なるべく凹んでいる部分は色がのらない様にします。



写真だと分かり難いですが陰部分がうっすら茶色く残っていればOKです。
後でグラデーションで陰影をつけていきますのであまりはっきり残らなくても大丈夫です。
この色が本体色になる訳ですが、最近の特撮もの怪獣では珍しい色味ですね。
出現が日中と言う事もあり非常に明るめの色です。
次に赤を挿していきます。使用したのはクリアーレッド(ガイアノーツ)にクリアーブラウン(Mrカラー)を少し混ぜたものです。
エラの部分を中心に入れていきます。
映画を見る限り、体表にも模様の様に見えるカットがありました。かといって目立つ程でもなかったので体の凹凸に沿って模様を入れてみました。


次にグラデーションで陰影を付けていきます。
陰影は2段階に分けていれます。
まずクリアーブラウンをメインにしてクリアーブラック(Mrカラー)で少し明るさを落とした色で入れていきます。
全体の色味を整えつつ体のシワ等陰にある部分に入れていきます。
2段目ではクリアーブラックをメインにして脚の付け根や首裏等更に凸凹の深い部分を強調する様に入れていきます。


ガレージキットや何千円もする完成品と違い造形が全体的にぬるっとしているためグラーデーションでの陰影付けはリアルに見せる為には非常に重要です。今回は造形がぬるい分かなり大げさ目にグラデーションを施してみました。
目を塗装します。
生物ですから目の塗装は命です。特に怪獣フィギュアはこの目力が非常に重要です。

エラの部分も最初にグラデーションで赤く塗りましたが、ぼんやりしているので強調の為にエナメル塗料のクリアーレッドではっきりさせてやりました。

全体のツヤを整えて、完成です!




如何でしょうか。
なかなかいいキモかわいさではないでしょうか。
ここまで塗ってしまえば、誰も子供向けのソフビのおもちゃなんて思いませんよね。
久しぶりに怪獣の塗装をやりましたが、なかなか楽しいですね。
この調子で品川くん(第三形態)や鎌倉くん(第四形態)も集めてみようかしら。の杉山でした。
ではまた!
筆者:杉山

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