Posted on 16:00:31 «edit»
まいどっ!!
はじめちゃんです。
猛暑の後半戦が始まりましたね。
大物の下処理や塗装は工房の外のテラスで行うのですが、
連日の暑さで汗をかいてビショビショの状態で冷房の効いた工房と外を往復しているうちに
軽い風邪引いてしまいました。
今年の夏風邪はバカでも引くようです。
気化熱って恐ろしいですね。
それでは本題に移りたいと思います。
今回もタグボートの続きです。
前回まではこちら
接着した箇所の合わせ目消し・下地処理と手すりのディテールアップまででした。
今回は更にディテールアップをしていきたいと思います。

トップデッキの窓の上に突起がありますよね。
この突起は何なのか現物の写真と見比べた結果
明かり取り(?)の窓のようでしたので、ここも開口し本物っぽくしていきます。

窓のモールドの幅を測ったら1mmでしたので、手持ちの1mmのタガネを使って
開口していきたいとおもいます。
行程としては、削り過ぎの防止の意味合いでモールドの周囲を軽くケガキ針やカッターでなぞります。
当たりが出来たら、タガネで彫り込んで開口していきますが
力を入れすぎてタガネを滑らせて指を怪我しないように注意してくださいね。
本当に注意してくださいね!!
でないと私みたいに人差し指に突き刺さります(笑)

向こう側まで貫通しました。
じっくり気をつけて掘りましたが、それでも開口部の周囲が荒れていますので
後ほどペーパーを当てて綺麗にします。

前面の窓も開口しました。

全てくり抜いてみて窓と窓の間の部分が汚かったので、思い切って全てつなげました。
ここは整形後に枠を再生します。

開口部の整形を済ませましたので、ブラ棒で枠の再生をします。
丁度の長さで切ったつもりでも意外と切れていないことがあるので、
プラ棒を台形にカットし接着剤で断面を溶かして柔らかくしながら
押し込んではめ込みました。
面が揃わず飛び出た箇所は接着剤の乾燥後に均して完了です。
続いてトップデッキ横の梯子がキットでは省略されていましたので
こちらを作成します。
キットの手すりにくっ付いていますので、キットの手すりの径と揃えてつくります。
手すりの径は0.8mmでしたので、0.8mmの真鍮線を使用します。

先ずは、梯子のステップからはじめます。
キットの手すりの省略されている切れ目の間隔と同じ長さに真鍮線を切り出すのですが
複数本同じ長さで切り出すのは相当難しいもので、定規にガイドを取付けて同じ長さで切り出しても
中々上手く同じ長さに揃ってくれませんでした。
何か良い手はないかと試行錯誤して思いついたのが上の写真の方法です。
3.5mmの厚さのプラ板に0.8mmの貫通穴を開けてそこに適度な長さに切り出した
真鍮線を差し込んで、ヤスリで均して仕上げます。


長さがほぼ揃いました。

切り出した真鍮線を梯子の外枠部分に取付けました。

梯子とトップデッキの手すりの間の手すりも取付けてみました。
接続部は接着後にヤスリで均して継ぎ目を消してあります。
デッキのディテールアップは以上です。

最後にもう一カ所ディテールアップします。
船体にタイヤを括り付けるロープ用の穴が開いているのですが
キットではリベット様のモールドしかありませんでしたので
0.5mmの穴を開けてあります。
塗装後にタイヤをただ接着するのではなく、ロープで取付けてある様に
表現するための加工です。
今回の作業はここまでです。
ディテールアップも早々に塗装に移って、完成と行きたかった所ではありますが
気になってしまうと、手を出さずに居られなくなってしまい
途中でやらなければよかったかな(笑)と思いながらも
黙々と作業をしておりました。
次回こそは塗装に移れると思いますので、もう暫くお付き合いの程を何卒宜しくお願い致します。
次回もまた見てくれよなっっっっっ!!!1
筆者:神宮司

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はじめちゃんです。
猛暑の後半戦が始まりましたね。
大物の下処理や塗装は工房の外のテラスで行うのですが、
連日の暑さで汗をかいてビショビショの状態で冷房の効いた工房と外を往復しているうちに
軽い風邪引いてしまいました。
今年の夏風邪はバカでも引くようです。
気化熱って恐ろしいですね。
それでは本題に移りたいと思います。
今回もタグボートの続きです。
前回まではこちら
接着した箇所の合わせ目消し・下地処理と手すりのディテールアップまででした。
今回は更にディテールアップをしていきたいと思います。

トップデッキの窓の上に突起がありますよね。
この突起は何なのか現物の写真と見比べた結果
明かり取り(?)の窓のようでしたので、ここも開口し本物っぽくしていきます。

窓のモールドの幅を測ったら1mmでしたので、手持ちの1mmのタガネを使って
開口していきたいとおもいます。
行程としては、削り過ぎの防止の意味合いでモールドの周囲を軽くケガキ針やカッターでなぞります。
当たりが出来たら、タガネで彫り込んで開口していきますが
力を入れすぎてタガネを滑らせて指を怪我しないように注意してくださいね。
本当に注意してくださいね!!
でないと私みたいに人差し指に突き刺さります(笑)

向こう側まで貫通しました。
じっくり気をつけて掘りましたが、それでも開口部の周囲が荒れていますので
後ほどペーパーを当てて綺麗にします。

前面の窓も開口しました。

全てくり抜いてみて窓と窓の間の部分が汚かったので、思い切って全てつなげました。
ここは整形後に枠を再生します。

開口部の整形を済ませましたので、ブラ棒で枠の再生をします。
丁度の長さで切ったつもりでも意外と切れていないことがあるので、
プラ棒を台形にカットし接着剤で断面を溶かして柔らかくしながら
押し込んではめ込みました。
面が揃わず飛び出た箇所は接着剤の乾燥後に均して完了です。
続いてトップデッキ横の梯子がキットでは省略されていましたので
こちらを作成します。
キットの手すりにくっ付いていますので、キットの手すりの径と揃えてつくります。
手すりの径は0.8mmでしたので、0.8mmの真鍮線を使用します。

先ずは、梯子のステップからはじめます。
キットの手すりの省略されている切れ目の間隔と同じ長さに真鍮線を切り出すのですが
複数本同じ長さで切り出すのは相当難しいもので、定規にガイドを取付けて同じ長さで切り出しても
中々上手く同じ長さに揃ってくれませんでした。
何か良い手はないかと試行錯誤して思いついたのが上の写真の方法です。
3.5mmの厚さのプラ板に0.8mmの貫通穴を開けてそこに適度な長さに切り出した
真鍮線を差し込んで、ヤスリで均して仕上げます。


長さがほぼ揃いました。

切り出した真鍮線を梯子の外枠部分に取付けました。

梯子とトップデッキの手すりの間の手すりも取付けてみました。
接続部は接着後にヤスリで均して継ぎ目を消してあります。
デッキのディテールアップは以上です。

最後にもう一カ所ディテールアップします。
船体にタイヤを括り付けるロープ用の穴が開いているのですが
キットではリベット様のモールドしかありませんでしたので
0.5mmの穴を開けてあります。
塗装後にタイヤをただ接着するのではなく、ロープで取付けてある様に
表現するための加工です。
今回の作業はここまでです。
ディテールアップも早々に塗装に移って、完成と行きたかった所ではありますが
気になってしまうと、手を出さずに居られなくなってしまい
途中でやらなければよかったかな(笑)と思いながらも
黙々と作業をしておりました。
次回こそは塗装に移れると思いますので、もう暫くお付き合いの程を何卒宜しくお願い致します。
次回もまた見てくれよなっっっっっ!!!1
筆者:神宮司

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