Posted on 17:25:24 «edit»
乗秀です。お祭りシーズンですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
どうもお祭りというと、やたらシビアな型抜きに一喜一憂したり、くじ引きで怪しげな景品を当てた記憶ばかりがよみがえってきます。後者は以前記事にしたことが御座いましたので、よろしければ併せて御覧下さい。(【ぱちもの!】縁日とかでたまに見かけるあいつやこいつです! )
夏の終わりを感じた所で、今回も飯田線作っていきます。

四輛目はこちら、クハユニ56004です。様々な旧型国電が流れてきた飯田線において、トップクラスに異質な車輌のひとつで、郵便輸送車でありながら一般乗客も乗せられるという何とも欲張りな車輌です(郵便車にすら貨客能力を持たせなければならない台所事情があったそうです・・・)。更にキテレツなクモハユニという車輌もあり、こちらは雑誌や書籍で珍車特集が組まれると必ずと言っていい程出てくるので、結構有名かもしれません。
ちなみにこの車輌もKATOで製品化されました。後述の改装前後で仕様が異なるので、製品化されてない車輌を作りたい場合はその部分を意識しましょう。

前回は前面Hゴム化の加工が大変だったので、今回もそんな加工が無いか事前に確認・・・あったー!
実はKATOで製品化されているのは、このHゴム化がされたタイプ。飯田線に編入されたころのサッシ窓タイプはKATOではまだ出ておらず、このキットですと標準ではサッシタイプになりますので、KATO製と差を付けたい方はここの加工はせずそのまま組立てることをお勧めします。
・・・今回は箱に記載されていた時代の編成を再現しますので、またHゴム改造をしなければなりません。

今回の編成再現に当たって、使用しない前面パーツがいくつもあり、その中の一つにHゴム窓がモールドされていますのでそこからパーツを抜き出します。前回同様、慎重に切り出します・・・。

移植した状態がこちら。運転席側はワイパーが上から垂れ下がる形でつきますので、上側のスペースが広く取られているのが特徴です。Hゴム窓を下に寄せて取付けると雰囲気が出ます。

顔面の加工が終われば、後は今迄踏んだ行程をそのままなぞっていきます。
ボディの箱組みも、4輛目となると組む前から引っかかりそうな所が察知出来る様になりますので、スムーズに進みます。

手すりは前面のみに集中しています。屋根へ昇るためのステップが入りますので、狭い間隔で小さな手すりを取付ける必要があります。穴あけがずれて手すりが曲がったり等しない様気をつけましょう


側面表示灯は大きめです。以前取付けた物よりも気持ち穴を大きめに開けて、伸ばしランナーで作ったレンズパーツを組み込みます。

ライトや渡り板を取付けて、これで外観は完成! 珍しい車輌なので側面からの姿が非常に特徴的ですが、このキットにおいてはパーツ構成が他の客車と変わらない為、思いのほか簡単に進みました。この前に三輛分の経験を積んでいるからかもしれませんが、サクサク作れると嬉しくなってきますね。

しかしこのキットはもう一つ注意点があります。説明書にもしっかり明記されていますが、屋上機器の取付け位置がキットのガイドと全く異なります。早まって裏からガイドに合わせてばしばし穴を開けてしまうと、修正が厄介なことになりますので必ず説明書の指示に従いましょう。

ベンチレータ用の穴は2mmで指定されていますが、いきなり2mmで開けようとするのではなく0.5、1、1.5・・・と言った風に段々穴を広げていくことで、ずれの心配も無くなりますしプラを破壊する危険性も下がります。プラ製品に1mm以上の穴を開ける際はこの点を良く心がけましょう。

そんな訳で完成しました!(一番右)
4輛も揃うとこの状態で中々の迫力になりますね・・・しかし見事に全員顔が違っていて面白いです。
次回はついに最後の1輛を製作! お付き合いの程お願い致します。
筆者:乗秀

NAGAEアートプロダクションはこちらから
どうもお祭りというと、やたらシビアな型抜きに一喜一憂したり、くじ引きで怪しげな景品を当てた記憶ばかりがよみがえってきます。後者は以前記事にしたことが御座いましたので、よろしければ併せて御覧下さい。(【ぱちもの!】縁日とかでたまに見かけるあいつやこいつです! )
夏の終わりを感じた所で、今回も飯田線作っていきます。

四輛目はこちら、クハユニ56004です。様々な旧型国電が流れてきた飯田線において、トップクラスに異質な車輌のひとつで、郵便輸送車でありながら一般乗客も乗せられるという何とも欲張りな車輌です(郵便車にすら貨客能力を持たせなければならない台所事情があったそうです・・・)。更にキテレツなクモハユニという車輌もあり、こちらは雑誌や書籍で珍車特集が組まれると必ずと言っていい程出てくるので、結構有名かもしれません。
ちなみにこの車輌もKATOで製品化されました。後述の改装前後で仕様が異なるので、製品化されてない車輌を作りたい場合はその部分を意識しましょう。

前回は前面Hゴム化の加工が大変だったので、今回もそんな加工が無いか事前に確認・・・あったー!
実はKATOで製品化されているのは、このHゴム化がされたタイプ。飯田線に編入されたころのサッシ窓タイプはKATOではまだ出ておらず、このキットですと標準ではサッシタイプになりますので、KATO製と差を付けたい方はここの加工はせずそのまま組立てることをお勧めします。
・・・今回は箱に記載されていた時代の編成を再現しますので、またHゴム改造をしなければなりません。

今回の編成再現に当たって、使用しない前面パーツがいくつもあり、その中の一つにHゴム窓がモールドされていますのでそこからパーツを抜き出します。前回同様、慎重に切り出します・・・。

移植した状態がこちら。運転席側はワイパーが上から垂れ下がる形でつきますので、上側のスペースが広く取られているのが特徴です。Hゴム窓を下に寄せて取付けると雰囲気が出ます。

顔面の加工が終われば、後は今迄踏んだ行程をそのままなぞっていきます。
ボディの箱組みも、4輛目となると組む前から引っかかりそうな所が察知出来る様になりますので、スムーズに進みます。

手すりは前面のみに集中しています。屋根へ昇るためのステップが入りますので、狭い間隔で小さな手すりを取付ける必要があります。穴あけがずれて手すりが曲がったり等しない様気をつけましょう


側面表示灯は大きめです。以前取付けた物よりも気持ち穴を大きめに開けて、伸ばしランナーで作ったレンズパーツを組み込みます。

ライトや渡り板を取付けて、これで外観は完成! 珍しい車輌なので側面からの姿が非常に特徴的ですが、このキットにおいてはパーツ構成が他の客車と変わらない為、思いのほか簡単に進みました。この前に三輛分の経験を積んでいるからかもしれませんが、サクサク作れると嬉しくなってきますね。

しかしこのキットはもう一つ注意点があります。説明書にもしっかり明記されていますが、屋上機器の取付け位置がキットのガイドと全く異なります。早まって裏からガイドに合わせてばしばし穴を開けてしまうと、修正が厄介なことになりますので必ず説明書の指示に従いましょう。

ベンチレータ用の穴は2mmで指定されていますが、いきなり2mmで開けようとするのではなく0.5、1、1.5・・・と言った風に段々穴を広げていくことで、ずれの心配も無くなりますしプラを破壊する危険性も下がります。プラ製品に1mm以上の穴を開ける際はこの点を良く心がけましょう。

そんな訳で完成しました!(一番右)
4輛も揃うとこの状態で中々の迫力になりますね・・・しかし見事に全員顔が違っていて面白いです。
次回はついに最後の1輛を製作! お付き合いの程お願い致します。
筆者:乗秀

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