Posted on 23:41:24 «edit»

フジミ 1/24 Scale
DINO 246GT
↑カーモデル専門誌モデルカーズ掲載作例です!↑
ベースとは完成品を固定するにとどまらず、完成品の雰囲気を演出する役割も担っております。
これまでベースメイキングでは、地形や空気感の表現を取り上げてきましたが、今回はもっと具体的かつカッチリした柄を表現します。
今回の題材は、甲板!

今回はいきなり完成図を載せちゃいます。
最近は艦船(の女の子)や艦載機のブームが再来しているとの事で、こうした表現も需要が増すのでは! と思い、挑戦しました。
でも正確な間隔でラインを引くのが難しい・・・そこで、今回はお手軽に出来る方法でやってみました。

マスキングテープでガイドして、極細マスキングテープを貼る! これだけで採寸無しでラインを引けるようになります。
タミヤ製のマスキングテープは、主に6mm、10mm、18mmの三種類がございますので、この数字の組み合わせで、色々な幅を簡単に測れます。もちろん他の太さのマスキングテープでもOK!

アイズプロジェクト製の極細マスキングテープ(今回は0.7mm)で、ずれないようにキチッと貼っていきます。

サクッと横の列が終わりました。
ガイドがある分、迷わず貼れるので、さくっと出来ます。

次は縦の列です。横の幅よりも少し長め(今回は11mm)に切った極細マスキングを、バランスを考えながら貼り込みます。


いよいよ塗装です。
甲板イメージですので、タンを吹き付けます。

継ぎ目に当たる部分に、クリアブラウンでシャドウを入れていきます。

グラデーション表現まで終えた状態です。
既になんだかそれっぽい! 後少しです。

塗膜を傷つけない様、そっとマスキングを剥がしていきます。
だんだんと下に塗った濃い色が出てきて、わくわくしてきます!

全て剥がしきった状態がこちら! イメージ通りに綺麗に塗り分けが出来ました。
後は縁をマスキングして、グレーを一周回せば、記事冒頭の完成形に仕上がります!
今回の手法で行けば、甲板だけでなく、廊下やレンガの表現にも使えます。
応用すると、こんなのやこんなのも描けるようになりますよ!
今回のメイキングは、採寸するのが面倒だったものぐさな精神から生まれた手法です。色々試してみて下さいね。
筆者:乗秀

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