Posted on 19:03:50 «edit»
乗秀です。
飯田線、いよいよクライマックスです! 最後の仕上げに入ります。

全ての塗装工程を終えたボディは、表面の保護を兼ねてより質感をリアルにする為のクリアコートを施します。今回はボディ側面を半光沢に、屋根及び床下をツヤ消しで仕上げます。
今回は部品の合いの都合上屋根を接着している為、全体を半光沢でコートした後に側面をマスキングし、ツヤ消しで屋根を仕上げます。

最後の組立です。ガラスはキットに付属している物を使用します。接着剤は樹脂系であれば何でも良いと思いますが、コニシ製のGボンドクリアーですと接着した際にはみ出してもその部分だけ簡単に剥がす事が出来ますので、ガラスの様な極力綺麗に仕上げたい物を相手にする際はおすすめです。

クハユニおよびクモニは保護柵が印刷されたガラスを使用しますが、クハユニは扉のみに保護柵がついているので、間違わない様に気をつけましょう。

ガラスを貼り終えたら、後はライトレンズです。テールライト及び側面表示灯は初期に製作した部品を取付けるだけですが、ヘッドライト再現でちょっと面白いアイテムを使用します。
ガイアノーツから発売中の、UVクリアジェルというアイテムがこういう時に役立ちます。こちらの商品の正体は光硬化式のクリアレジンでして、付属のペンライトをあてることですぐに固める事が出来ます。

この商品が優れている所は、先に固めたレジンの上から更に乗せても透明感が損なわない所です。今回はレンズらしい盛り上がった雰囲気を出す為、2〜3回に分けて盛りつけて再現しています。
今回は直接付けて固めていますが、例えばクラフトテープにちょんちょんとたらして固めると、サイズ自由のレンズパーツとして使用出来ますので、非常に使い勝手が良い商品です。不透明のグレータイプも商品化されていますので、是非活用しましょう!

そんなこんなで…とうとう完成!! いやー、長かったですね!
Nゲージはとてもコンパクトなアイテムですが、5輛も並ぶとボリュームがあり壮観です。

クモニ83101。

クモハ51069。

クモハ53000。

クハユニ56004。

クハ68038。

雰囲気が出ている画像を数点!



そんなこんなで、これにて飯田線シリーズは終了となります。
かなりの長期連載となりましたが、最後までお付き合い下さいまして本当に有り難う御座いました! 完成画像はまだまだ御座いますので、後日弊社ギャラリーにてご紹介致します。
これまでご依頼で様々な材質の模型に触れてきましたが、実はグリーンマックス製のエコノミーキットは製作した経験が無く、あちこちで手を焼きながらもとても新鮮で最後まで楽しく製作出来ました。途中の記事でも言及しましたが、今回製作したセットは作られた時期が微妙に異なるキットを集めた物なので、同社の造形技術の進歩が垣間見える点でも優れたキットだと思います。
現在では入手が難しくなってしまいましたが、もし店頭で見かける機会が御座いましたら是非一度手に取って頂ければと思います。また、今回製作にあたり使用したテクやマテリアルは他の車輌でも使える物ばかりですので、改造をする際に参考にして頂ければ幸いです。
それでは、次回は別のキットでお会いしましょう!
筆者:乗秀

NAGAEアートプロダクションはこちらから
飯田線、いよいよクライマックスです! 最後の仕上げに入ります。

全ての塗装工程を終えたボディは、表面の保護を兼ねてより質感をリアルにする為のクリアコートを施します。今回はボディ側面を半光沢に、屋根及び床下をツヤ消しで仕上げます。
今回は部品の合いの都合上屋根を接着している為、全体を半光沢でコートした後に側面をマスキングし、ツヤ消しで屋根を仕上げます。

最後の組立です。ガラスはキットに付属している物を使用します。接着剤は樹脂系であれば何でも良いと思いますが、コニシ製のGボンドクリアーですと接着した際にはみ出してもその部分だけ簡単に剥がす事が出来ますので、ガラスの様な極力綺麗に仕上げたい物を相手にする際はおすすめです。

クハユニおよびクモニは保護柵が印刷されたガラスを使用しますが、クハユニは扉のみに保護柵がついているので、間違わない様に気をつけましょう。

ガラスを貼り終えたら、後はライトレンズです。テールライト及び側面表示灯は初期に製作した部品を取付けるだけですが、ヘッドライト再現でちょっと面白いアイテムを使用します。
ガイアノーツから発売中の、UVクリアジェルというアイテムがこういう時に役立ちます。こちらの商品の正体は光硬化式のクリアレジンでして、付属のペンライトをあてることですぐに固める事が出来ます。

この商品が優れている所は、先に固めたレジンの上から更に乗せても透明感が損なわない所です。今回はレンズらしい盛り上がった雰囲気を出す為、2〜3回に分けて盛りつけて再現しています。
今回は直接付けて固めていますが、例えばクラフトテープにちょんちょんとたらして固めると、サイズ自由のレンズパーツとして使用出来ますので、非常に使い勝手が良い商品です。不透明のグレータイプも商品化されていますので、是非活用しましょう!

そんなこんなで…とうとう完成!! いやー、長かったですね!
Nゲージはとてもコンパクトなアイテムですが、5輛も並ぶとボリュームがあり壮観です。

クモニ83101。

クモハ51069。

クモハ53000。

クハユニ56004。

クハ68038。

雰囲気が出ている画像を数点!



そんなこんなで、これにて飯田線シリーズは終了となります。
かなりの長期連載となりましたが、最後までお付き合い下さいまして本当に有り難う御座いました! 完成画像はまだまだ御座いますので、後日弊社ギャラリーにてご紹介致します。
これまでご依頼で様々な材質の模型に触れてきましたが、実はグリーンマックス製のエコノミーキットは製作した経験が無く、あちこちで手を焼きながらもとても新鮮で最後まで楽しく製作出来ました。途中の記事でも言及しましたが、今回製作したセットは作られた時期が微妙に異なるキットを集めた物なので、同社の造形技術の進歩が垣間見える点でも優れたキットだと思います。
現在では入手が難しくなってしまいましたが、もし店頭で見かける機会が御座いましたら是非一度手に取って頂ければと思います。また、今回製作にあたり使用したテクやマテリアルは他の車輌でも使える物ばかりですので、改造をする際に参考にして頂ければ幸いです。
それでは、次回は別のキットでお会いしましょう!
筆者:乗秀

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