Posted on 22:24:09 «edit»
どうも杉山です。
梅雨明けか!と思うくらいの暑さです。暑すぎる・・・つらい。
でもまだ6月なんですよね。夏はこれからです。
さて、これまでカーモデルやトラック、飛行機とスケールものを多くやって参りましたが今回は趣向を変えてフィギュアの改造挑戦しようと思います。
そこで今回製作するのはこちら
「ねんどろいど」です。
グッドスマイルカンパニーさんから発売されております「ねんどろいど」ですが、言わずと知れたディフォルメフィギュアで、記事を書いている時点でシリーズ数900を超える大人気シリーズです。

(何故か自分の中でねんどろいどといえば「ミクさん」のイメージがあるので、とりあえず手持ちのセーラー服Ver)
アニメや映画のキャラクターを2.5等身にかわいくディフォルメされており集めて飾るだけでなく、可動関節によるポージングの変更であったり、表情パーツを変更出来たり、作品に合わせた小物パーツやエフェクトなど楽しみ方の幅が非常に広いのが魅了的ですね。

また、表情パーツや小物等には互換性があり別のキャラクターと交換して楽しむこともできます。
最近ではねんどろいどフェイスメーカーなる自分でカスタマイズした表情パーツを購入できるサービスも展開されています。
さてさてそんな訳でねんどろいどを簡単に説明してきた訳ですが、
「自分の好きなキャラのねんどろいどがリリースされない(涙」
「パーツの差し替えだけでは満足できない」
こんなことを思った事、ないですか?
私はあります!大いにあります!
無いものは作ってしまえ!ということで既存のねんどろいどを使って新しいねんんどろいどを作ってみましょう。
まず製作の前に何をする必要があるのかと言いますと、材料となるねんどろいどを用意しないといけません。
材料を選ぶ時に気をつけたい事を構造の説明と共に紹介していきます。
●機構について
まずは機構ですが900も続くシリーズですと途中で構造が変更されている部分があります。
細かい所はおいといて、大きく変更されているのが首のジョイントでしょう。


2つ並んでいるフェイスパーツのうち、左側がNo299以前のもの、右側がNo300以降のものとなっております。
No300以降はフェイスパーツの付け替えの際にボディや後頭部パーツを外す事無くフェイスパーツの取り替えが可能となっております。


ジョイントの形式が違うだけで基本的にフェイスと髪の形状の互換性はあります(中には違うものもあります)ので選びたいものが299番以前のものでも大丈夫です。ただ極初期の頃のものだとそもそもの大きさや形状が違うので注意が必要です。
●顔について
先に話した通りフェイスの付け替えが楽しみの一つであるので、特殊なキャラは除き形状は統一されております。

なので造形の変更はせずとも目をリペイントすることで別キャラにする事が出来るので、どの顔を選んでも良さそうなものなのですが・・・

口の部分は造形されているので、口の形状で選ぶのが良いと思います。
また見落としがちなのが、肌色の整形色です。
後で説明するジョイント、ボディと連動する所ですが、肌色といってもオレンジっぽい肌色やピンクっぽい肌色、色白な肌色、褐色の肌色と様々です。肌色の成型色も選ぶ重要なポイントとなります。
●ジョイントについて
顔の成型色の時に触れましたのでここで説明します。
ジョイントパーツは主に首と股関節に使われています。

肌色のジョイントも手持ちの分だけでもこんなにあります。

他にも色んな色のジョイントが

実はこんなジョイントですが非常に重要なパーツになっております。
何故かというと材質の性質上塗装する事が出来ません。場所によっては関節だけ色が変わってしまうという場合も出てきます。以前改造した時もジョイントパーツだけはどうする事も出来ず、一個のジョイントを入手する為にその色が含まれる新しいねんどろいどを購入した経験もあります。
●髪について
前髪はAのキャラ、後ろ髪はBのキャラといったパーツ組み替えもできます。
それぞれフェイスとの互換性はありますが前髪、後ろ髪の互換性はダボの部分以外ありません。

こんな感じに隙間が開いてしまったり、フェイスを中に入れた時に、前髪とフェイスの隙間が大きくなり過ぎたりします。なにかしらの形状変更は必要になってきます。
●ボディについて
ボディの構造としては大きく分けて上半身、腕、下半身と分かれています。


この写真のミクさんの場合は上半身と下半身の間にスカートを挟む形になっています。一般的な構造ですね。
中には上半身と下半身が分かれてないものや、分割位置が違うものもあります。
また、下半身ですがパンツスタイルであったり、短パン、スパッツ等関節位置が違う場合もありますので、選ぶ時に注意が必要です。
また、これも顔やジョイントの整形色に通じる話なのですが、ボディの肌色部分も同様です。
顔と手と足の肌色が違うと変ですよね。
塗装も出来ますが、自分が改造する場合は他の部分はともかく、肌色の部分は塗装せずに成型色を活かしたいと考えています。実際の商品がそうなので出来る限りねんどろいどらしさを残したいからです。

例えばこの下半身パーツですが「ブーツでニーソックスの足」を探した時にこれも使えそうですが、右足のフリルがどうしても邪魔になります。削って肌色を塗装という方法もありますが、出来れば他のパーツを探したいところです。
私が注意しているところはざっくりこんな感じです。
実際作り始める前の材料集めは「形状は近いけど成型色が合わない」「○色のジョイントが入手出来ない」「古い商品のためどこにも売ってない」等々、かなり大変な作業になことが多いです。
酷くなるとどの商品を見ても「この足はアレに使えるか」とか「これならポージングが」と材料にしか見えなくなるヤバい精神状態になってきます。ご注意を!
ここまで書いておいて「で、結局何を作るんだよ!」という声が聞こえて来そうですが・・・。
次回から製作していきますのは
アニメも好評のうち最終回を迎え、アプリゲームの配信が待ち望まれる、
実在のの競走馬を擬人化した「ウマ娘 プリティダービー」より、ゴルシことゴールドシップを作ろうと思います!
先日、「ウマ娘ねんどろいど第一弾スペシャルウィーク」の発売が決定しましたね。
サイレンススズカ、トウカイテイオーは確実に商品化されるでしょう。
もっと言うとチームスピカ全員出そうな気もします。ってか出て欲しい!
出ちゃったらその時はその時で。
(ちなみに今まで、出ないなら自分で作るよ!と作った6キャラ中、3キャラは完成後商品化されました。)
どのキャラも魅力的でかなり迷いましたが、ゴールドシップでいきます!
材料はただ今集め中、そろそろさっき言った材料にしか見えない病が発症してきました。
次回から製作していきますのでお楽しみに!うまぴょい!
※今回の製作はあくまで私個人が趣味で作る物になりますので、完成後販売、商品化は行いません。
あくまでもねんどろいどの高度な楽しみ方、作り方の参考と思って頂ければ幸いです。
筆者:杉山

NAGAEアートプロダクションはこちらから
梅雨明けか!と思うくらいの暑さです。暑すぎる・・・つらい。
でもまだ6月なんですよね。夏はこれからです。
さて、これまでカーモデルやトラック、飛行機とスケールものを多くやって参りましたが今回は趣向を変えてフィギュアの改造挑戦しようと思います。
そこで今回製作するのはこちら
「ねんどろいど」です。
グッドスマイルカンパニーさんから発売されております「ねんどろいど」ですが、言わずと知れたディフォルメフィギュアで、記事を書いている時点でシリーズ数900を超える大人気シリーズです。

(何故か自分の中でねんどろいどといえば「ミクさん」のイメージがあるので、とりあえず手持ちのセーラー服Ver)
アニメや映画のキャラクターを2.5等身にかわいくディフォルメされており集めて飾るだけでなく、可動関節によるポージングの変更であったり、表情パーツを変更出来たり、作品に合わせた小物パーツやエフェクトなど楽しみ方の幅が非常に広いのが魅了的ですね。

また、表情パーツや小物等には互換性があり別のキャラクターと交換して楽しむこともできます。
最近ではねんどろいどフェイスメーカーなる自分でカスタマイズした表情パーツを購入できるサービスも展開されています。
さてさてそんな訳でねんどろいどを簡単に説明してきた訳ですが、
「自分の好きなキャラのねんどろいどがリリースされない(涙」
「パーツの差し替えだけでは満足できない」
こんなことを思った事、ないですか?
私はあります!大いにあります!
無いものは作ってしまえ!ということで既存のねんどろいどを使って新しいねんんどろいどを作ってみましょう。
まず製作の前に何をする必要があるのかと言いますと、材料となるねんどろいどを用意しないといけません。
材料を選ぶ時に気をつけたい事を構造の説明と共に紹介していきます。
●機構について
まずは機構ですが900も続くシリーズですと途中で構造が変更されている部分があります。
細かい所はおいといて、大きく変更されているのが首のジョイントでしょう。


2つ並んでいるフェイスパーツのうち、左側がNo299以前のもの、右側がNo300以降のものとなっております。
No300以降はフェイスパーツの付け替えの際にボディや後頭部パーツを外す事無くフェイスパーツの取り替えが可能となっております。


ジョイントの形式が違うだけで基本的にフェイスと髪の形状の互換性はあります(中には違うものもあります)ので選びたいものが299番以前のものでも大丈夫です。ただ極初期の頃のものだとそもそもの大きさや形状が違うので注意が必要です。
●顔について
先に話した通りフェイスの付け替えが楽しみの一つであるので、特殊なキャラは除き形状は統一されております。

なので造形の変更はせずとも目をリペイントすることで別キャラにする事が出来るので、どの顔を選んでも良さそうなものなのですが・・・

口の部分は造形されているので、口の形状で選ぶのが良いと思います。
また見落としがちなのが、肌色の整形色です。
後で説明するジョイント、ボディと連動する所ですが、肌色といってもオレンジっぽい肌色やピンクっぽい肌色、色白な肌色、褐色の肌色と様々です。肌色の成型色も選ぶ重要なポイントとなります。
●ジョイントについて
顔の成型色の時に触れましたのでここで説明します。
ジョイントパーツは主に首と股関節に使われています。

肌色のジョイントも手持ちの分だけでもこんなにあります。

他にも色んな色のジョイントが

実はこんなジョイントですが非常に重要なパーツになっております。
何故かというと材質の性質上塗装する事が出来ません。場所によっては関節だけ色が変わってしまうという場合も出てきます。以前改造した時もジョイントパーツだけはどうする事も出来ず、一個のジョイントを入手する為にその色が含まれる新しいねんどろいどを購入した経験もあります。
●髪について
前髪はAのキャラ、後ろ髪はBのキャラといったパーツ組み替えもできます。
それぞれフェイスとの互換性はありますが前髪、後ろ髪の互換性はダボの部分以外ありません。

こんな感じに隙間が開いてしまったり、フェイスを中に入れた時に、前髪とフェイスの隙間が大きくなり過ぎたりします。なにかしらの形状変更は必要になってきます。
●ボディについて
ボディの構造としては大きく分けて上半身、腕、下半身と分かれています。


この写真のミクさんの場合は上半身と下半身の間にスカートを挟む形になっています。一般的な構造ですね。
中には上半身と下半身が分かれてないものや、分割位置が違うものもあります。
また、下半身ですがパンツスタイルであったり、短パン、スパッツ等関節位置が違う場合もありますので、選ぶ時に注意が必要です。
また、これも顔やジョイントの整形色に通じる話なのですが、ボディの肌色部分も同様です。
顔と手と足の肌色が違うと変ですよね。
塗装も出来ますが、自分が改造する場合は他の部分はともかく、肌色の部分は塗装せずに成型色を活かしたいと考えています。実際の商品がそうなので出来る限りねんどろいどらしさを残したいからです。

例えばこの下半身パーツですが「ブーツでニーソックスの足」を探した時にこれも使えそうですが、右足のフリルがどうしても邪魔になります。削って肌色を塗装という方法もありますが、出来れば他のパーツを探したいところです。
私が注意しているところはざっくりこんな感じです。
実際作り始める前の材料集めは「形状は近いけど成型色が合わない」「○色のジョイントが入手出来ない」「古い商品のためどこにも売ってない」等々、かなり大変な作業になことが多いです。
酷くなるとどの商品を見ても「この足はアレに使えるか」とか「これならポージングが」と材料にしか見えなくなるヤバい精神状態になってきます。ご注意を!
ここまで書いておいて「で、結局何を作るんだよ!」という声が聞こえて来そうですが・・・。
次回から製作していきますのは
アニメも好評のうち最終回を迎え、アプリゲームの配信が待ち望まれる、
実在のの競走馬を擬人化した「ウマ娘 プリティダービー」より、ゴルシことゴールドシップを作ろうと思います!
先日、「ウマ娘ねんどろいど第一弾スペシャルウィーク」の発売が決定しましたね。
サイレンススズカ、トウカイテイオーは確実に商品化されるでしょう。
もっと言うとチームスピカ全員出そうな気もします。ってか出て欲しい!
出ちゃったらその時はその時で。
(ちなみに今まで、出ないなら自分で作るよ!と作った6キャラ中、3キャラは完成後商品化されました。)
どのキャラも魅力的でかなり迷いましたが、ゴールドシップでいきます!
材料はただ今集め中、そろそろさっき言った材料にしか見えない病が発症してきました。
次回から製作していきますのでお楽しみに!うまぴょい!
※今回の製作はあくまで私個人が趣味で作る物になりますので、完成後販売、商品化は行いません。
あくまでもねんどろいどの高度な楽しみ方、作り方の参考と思って頂ければ幸いです。
筆者:杉山

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