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NAGAEアートプロダクション公式ブログ

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Posted on 22:45:12 «edit»

Category:製作ハウツー 三菱ランサーエボリューションⅥWRCドライバーズチャンピオン製作

【ぐらはむっ】三菱ランエヴォⅥ 1999WRCドライバーズチャンピオンを作る③ 

まいどっ!!

はじめちゃんです。
先週はワンダーフェスティバルがありましたね。
数ある製作代行業者の中からわざわざ弊社ブースに足を運んで頂いた皆様は誠に有り難うございます。
お問い合わせや質問等で色々お話をさせて頂きましたがもっともっとお話したかったのが正直な気持ちです。
また次回のワンフェスでお話出来る事を楽しみにしております。

さて前回は脇道に逸れてしまいましたので、今回はランエボ製作に戻ります。
前回まではこちら
ボデーのディテールアップをした所まででした。

早速続けて行きたいと思います。

DSCN0067_2019021622004584c.jpg

元の色と大差なく見えますが一度軽くサフを吹いてあります。

DSCN0068_2019021622004644e.jpg
DSCN0070_20190216220047458.jpg

傷やパーティングラインの消し忘れが分かりますね。
塗装に移る前にこういった部分を手直ししておきます。
面倒な作業ではありますがこの一手間が完成度を左右するとも言える大事な工程ですので
泣き言を言わずに処理して行きます。

DSCN0071_2019021622004902e.jpg

続いてリアウイングです。
ブレーキランプがモールドされております。
説明書でもこの部分をクリアーレッドで塗装するように指示がありますが
クリアーパーツでもないのでクリアーレッドで塗装する意味が良く分かりません。
折角なのでクリアーパーツ化したいと思います。

DSCN0072_201902162200505d4.jpg

まずはモールドを切り取ります。
周囲にカッターで切り込みを入れて削っては切り込み削っては切り込みで地道に削り取ります。
腕に覚えのある方はリューターで削ってもいいぞ!
但し失敗したら自己責任だがな!!
横着者のはじめちゃんは失敗覚悟でリューターを使用しました。

DSCN0073_201902162200521f2.jpg

粗方削れたらペーパーで整えて完了です。
割と綺麗に削れたのではないでしょうか?
時には自画自賛も大事だと勝手に思っています。

DSCN0074_201902162200541f8.jpg

削った窪みより大きめの透明プラ板を貼ります。
手持ちで適当な厚みのものが無かったので1,7mmのプラ板を貼っております。
1mm位の厚みのプラ板をお持ちでしたらそちらを使う事をおすすめします。

DSCN0075.jpg

あとはウイング裏側に合わせて余分を削っていけば完成です。
これまた横着者はリューターで荒削りしました。
時短にはなりますが失敗したら取り返しがつかなくなりますので
真似しちゃ駄目だぞっ♪
目の細かいペーパーで透明度をあげて完成です。
このあとクリアーレッドで塗装するのでそこまで透明度に拘らなくても
塗料で傷はある程度消えます。

DSCN0076_20190216220057444.jpg

上段と接着してウイングは完成です。

今思うと接着しない方がよかったなと思います…
下の段の塗装がし難い…

DSCN0077.jpg

前回いじった部分ですが、色々資料を見ているとこの部分はメッシュのようなので開口します。
やりかたは前回を参照のこと。

DSCN0078_20190216220100377.jpg

怪我も無く無事開口できました。

DSCN0079.jpg

フォルゴレ製作の時にも紹介したエッチングのメッシュです。
スタジオ27さんの製品を使用しております。

DSCN0080.jpg

形に合わせて切り出して現物合わせで微調整していきます。
これが結構面倒臭い…
いやいやいやいや手間を惜しむなよ!俺!

DSCN0081.jpg

微調整して開口部にハメてみました。
なんか良さげではないでしょうか?

塗装後に接着するので失くさないように管理しておきます。
だったら後で作ればいいじゃんか!
先に作りたかったンです…
演出ってやつですよね。

DSCN0082.jpg

サフを吹く準備をします。
持ち手が付け難いパーツなのでどうしようかと思いましたが
接着面に0.5mmの穴を開けて塗装治具を刺して対応です。
いらないランナーを接着面に点付けして持ち手にするのもありですが
手元にゴミランナーがなかったもので…

DSCN0083.jpg

ガイアノーツさんのピンクサフです。

赤で塗装する際の発色を助けるお役立ちアイテムです。
グレーのサフから赤を塗装すると楠んで汚い赤になってしまうので
白を塗装してから赤を塗装しますが、ピンクだと白より早く赤くなります。
シャー専用を塗装する時にも役立ちますよ!

DSCN0084.jpg

ピンクサフを吹いた状態です。
この時点で薄い所が無い様に注意して吹きますが、吹き過ぎて垂れてしまわない様にもの注意です。
少しづつ様子を見ながら吹くと失敗は少ないです。
垂れ…入社当時を思い出しますね。
なんど失敗して垂れたことか…
レジンキットなら溶剤で落とせますがプラは溶剤に付けれないので泣きながら
紙ヤスリで垂れの修正をしたっけなぁ…
涙は出てませんでしたけどね。

DSCN0085.jpg

はい!
赤を塗装した状態です。
見る見る内に赤くなっていくので塗装していて楽しい瞬間です。
この後はデカールを貼るので、表面を出来るだけ滑らかになる様に
最後に希釈度をかなり上げた赤を吹き付けて表面を溶かして滑らかにしてあります。

と、今回はここまでです。
次回は前半の山場デカール貼りです。
ラリーカーは全体に渡ってデカールが貼られます。
1枚貼るごとに完成に近づく楽しい工程である反面
失敗するとメーカーさんに電話しないといけなくなりますので
慎重に進めていきます。
デカールを貼ったらウレタンで封印して中身の製作です。

また次回お楽しみにっ!!!!!!1

筆者:神宮司
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