Posted on 18:46:44 «edit»
まいどっ!
はじめちゃんです。
一時の酷暑もどこ吹く風で過ごしやすい日が続きますね。
風邪などめされておられませんか?
ここ数日パラグアイがカムチャッカで堪りません。
さてさて今回から新たなキットの製作に入ります。
今回製作するのはこちら

MPC 1/8 CB750 デイトナウイナー
ディック・マンが1970年のデイトナ200マイルで優勝した時に乗っていたマシンです。
こいつの製作に今回は取り組んでみやうかと思ひます。

パーツはこちらサイズがでかいだけで基本的な構成は1/12のキットとほぼ同じです。
ただ…詳しい製造年代は不明ですが、バリやらなんやらで嫌な雲行きが…
ま、まぁ早速取り掛かりましょう!!


パッと見で形状が実車と違います。
他のパーツも見れば見る程違いが見えてきます。
や、やっぱり一筋縄では行かぬか!!



メッキ処理のされたパーツです。
キットの箱絵ではこれでも!ってくらいにメッキしておるパーツですが
これはイラストであって実車の写真じゃないんですよね。
キットの内容をイラスト化したらこの箱絵なんでしょうが
実物では殆どメッキの箇所は見受けられません。
市販車のCBのキットにただカウルを追加するとこんな内容になるんでしょうが
今回製作するのは記念すべき優勝車です。
細部に渡って出来る限り手を入れて製作していきたいと思います。
で、金属部の質感を詳しく見て行ったら
ホイール以外のメッキは落とす必要がありそうです。
メッキって…
それと、形状が違うパーツは実車に合わせて作り変えたり
またキットに無いパーツは自作しないといけなさそうです。
オラ、ワクワクすっぞ

では早速!
エアクリーナーの形状やフレームへの取り付け方が違うので、そこから手を入れていきます。
よくわからないモールドを切り離します。
真横から鋸を入れてスパッと切り取る算段です。
が、一向に切り離せない。
仕方ないから逆方向からも鋸を入れましたが、なかなか。
そう!国産メーカーのパーツならモールドの裏側は中空なんですが
そこは海外のキット!中身がギッチリ詰まっております。

なんとか切り離せました。
ハナから時間かかっております。

逆から鋸を入れたせいで変に切れ込みが入ってしまいましたので
パテで埋めて均しておきます。

実車の写真を参考にパテで造形します。
硬化後に取り外して整形しやすい様に、接地面にはメンタムを塗ってあります。

ここで横道
パテで造形する際、足りないと嫌なので少々多めに用意します。すると必ず余ります。
余ったパテをそのまま捨てるのは忍びないので、普段やっているのですが
余ったパテを適当な厚さに伸ばして小さく切れ目を入れて硬化させています。
大きな穴を埋める時に使ったり、パーツの隙間埋めに使ったり
色々と再利用できるので捨てずに取っておくと、イザという時に役に立ったり立たなかったりしますよ。


パテを盛って硬化する時間がかかるので、他の箇所に手を入れていきます。
半分作業をして写真を撮り忘れていることに気づいたので変な写真ですが、お許しください。
実車はフロントフォークを覆うようにぐるっとカウルが周っていませんので、不必要な箇所を切り取ります。
リューターで粗く削り取って其の後に綺麗に仕上げていきます。

メッキを剥がした状態のパーツです。
細々したパーツ含め結構なボリュームで、メッキ剥がしも大変でした。
通常、メッキを剥がす場合はキッチンブリーチに漬けるのですが
流石は海外キット!メッキ剥がしも一筋縄ではいきません。
片面だけ剥がれたり斑点になったりと一つとしてまともに綺麗になってくれませんでした。
程度、ブリーチで剥がして残りはハセガワのメッキ剥がしを使用しました。
ハセガワのメッキ剥がしは下地のプライマーから浮かせて剥がす優れものなのですが
そんな優秀なハセガワのメッキ剥がしをしても時間がかかり、結局一晩漬け置いてやっと綺麗になりました。

続いてエンジンに取り付けるカウルのステーです。
少しだけ処理をしたのですが、パーティングラインの前後で形がズレております。
全く見えなくなるパーツなら手を抜きますが、微妙に見えるパーツなので
綺麗にする為に一部作り変えます。

思いきって切り離しました。
切り取る前に、元のキットのパーツが何ミリの位置にあったのかメモ忘れない様に!!

試しに一つ作業してみました。
切り取ったパーツを成形して、ズレを修正し
本来金属の棒が通る位置に穴を開けます。
切り取ったお陰で処理が凄く楽でした。おまけに綺麗に仕上がるってのであれば
やらない手はありませんね!!

残り3つも同様に処理しておきました。

その処理の終わったパーツをプラ棒に通して接着すれば
作り変えは完了です。

合わせ目でモールドが合わないってのは想定の範疇です。
貼り合わせた後にタガネでズレを修正します。
すいません>< 作業前の写真を忘れておりました。
合わせ目の左右でモールドがガタガタ、太さもバラバラだったのを掘り直して綺麗に整形しました。

先程のステーを接着しました。
シャキッとした気がします。

クランクケースとスプロケットのカバーです。
分かりやすい様にマジックで線を描きましたが、実車のスプロケットは剥き出しです。
クランクケースはカバーがついてますが形が違いますので手を入れないといけません。
ここは次の機会にでも


フレームに手を入れていきます。
不必要なステーがありますので、削り取っていきます。
市販車と取り付け方が違う箇所や、サイド・センタースタンドもありませんのでそのステーも切り取ります。

不必要な箇所を切り取って、左右で接着できました。
ステップやエアクリーナーのステーは後々製作して取り付けねばなりません。

塗装後の組立を考えて、エンジンを載せてみました。
フレームを全て接着するとエンジンが入らなくなるのでシートやタンクの下は接着せずにそのままにしてあります。

フロントホイールです。
市販車はブレーキディスクが1個ですが、レーサーは左右の2個です。

幸いな事にもう一つブレーキディスクが入っていましたので、それを使います。
使えればね!!!!
写真を見てもらうとお判りでしょうが、ディスクの中央にホイールの受けがありませんので
このままでは取り付けられません。
説明書ではこの辺が有耶無耶になっていて one each side と書いてあるだけ。
その後の組立のイラストでも右側のディスクは見えない様に書いてあります。
ずっちぃなぁ~
ま、どうせ組み立て時には接着するんで、ハマる様に2mmくらいの深さで7.5mmの大きさまで削ればいいんですよ…

仮組状態ですが、形が見えてきました。

カウルを乗せてみて修正箇所を見ていきます。
マジックで線を描いた箇所は切り取って小さくします。
実車は横から結構エンジン廻りが見える位のカウルです。
前面は下方向にボリュームが足りないので足す感じです。
シートの後ろの形状は全く違うので切り取って整形ですね。
タンクも後端が違うので形状変更とフロントフェンダーはもう少し短くする必要があります。
サスペンションはバネが一体になっているのとそもそもの形状が違うので作り直す必要があります。
ざっと見た所でもこんなに違うのですが、それぞれの箇所を細かく見て行ったら更に手を入れる必要はあるかも…
こ、これ、結構時間掛かりそうだな…
見なかった事にしたい><
ではまた次回お逢いしましょう!!
次回もぜぇってぇ見てくれよなっ!!!!!!!11
筆者:神宮司

NAGAEアートプロダクションはこちらから
↓はじめちゃんのやる気スイッチです。
はじめちゃんです。
一時の酷暑もどこ吹く風で過ごしやすい日が続きますね。
風邪などめされておられませんか?
ここ数日パラグアイがカムチャッカで堪りません。
さてさて今回から新たなキットの製作に入ります。
今回製作するのはこちら

MPC 1/8 CB750 デイトナウイナー
ディック・マンが1970年のデイトナ200マイルで優勝した時に乗っていたマシンです。
こいつの製作に今回は取り組んでみやうかと思ひます。

パーツはこちらサイズがでかいだけで基本的な構成は1/12のキットとほぼ同じです。
ただ…詳しい製造年代は不明ですが、バリやらなんやらで嫌な雲行きが…
ま、まぁ早速取り掛かりましょう!!


パッと見で形状が実車と違います。
他のパーツも見れば見る程違いが見えてきます。
や、やっぱり一筋縄では行かぬか!!



メッキ処理のされたパーツです。
キットの箱絵ではこれでも!ってくらいにメッキしておるパーツですが
これはイラストであって実車の写真じゃないんですよね。
キットの内容をイラスト化したらこの箱絵なんでしょうが
実物では殆どメッキの箇所は見受けられません。
市販車のCBのキットにただカウルを追加するとこんな内容になるんでしょうが
今回製作するのは記念すべき優勝車です。
細部に渡って出来る限り手を入れて製作していきたいと思います。
で、金属部の質感を詳しく見て行ったら
ホイール以外のメッキは落とす必要がありそうです。
メッキって…
それと、形状が違うパーツは実車に合わせて作り変えたり
またキットに無いパーツは自作しないといけなさそうです。
オラ、ワクワクすっぞ

では早速!
エアクリーナーの形状やフレームへの取り付け方が違うので、そこから手を入れていきます。
よくわからないモールドを切り離します。
真横から鋸を入れてスパッと切り取る算段です。
が、一向に切り離せない。
仕方ないから逆方向からも鋸を入れましたが、なかなか。
そう!国産メーカーのパーツならモールドの裏側は中空なんですが
そこは海外のキット!中身がギッチリ詰まっております。

なんとか切り離せました。
ハナから時間かかっております。

逆から鋸を入れたせいで変に切れ込みが入ってしまいましたので
パテで埋めて均しておきます。

実車の写真を参考にパテで造形します。
硬化後に取り外して整形しやすい様に、接地面にはメンタムを塗ってあります。

ここで横道
パテで造形する際、足りないと嫌なので少々多めに用意します。すると必ず余ります。
余ったパテをそのまま捨てるのは忍びないので、普段やっているのですが
余ったパテを適当な厚さに伸ばして小さく切れ目を入れて硬化させています。
大きな穴を埋める時に使ったり、パーツの隙間埋めに使ったり
色々と再利用できるので捨てずに取っておくと、イザという時に役に立ったり立たなかったりしますよ。


パテを盛って硬化する時間がかかるので、他の箇所に手を入れていきます。
半分作業をして写真を撮り忘れていることに気づいたので変な写真ですが、お許しください。
実車はフロントフォークを覆うようにぐるっとカウルが周っていませんので、不必要な箇所を切り取ります。
リューターで粗く削り取って其の後に綺麗に仕上げていきます。

メッキを剥がした状態のパーツです。
細々したパーツ含め結構なボリュームで、メッキ剥がしも大変でした。
通常、メッキを剥がす場合はキッチンブリーチに漬けるのですが
流石は海外キット!メッキ剥がしも一筋縄ではいきません。
片面だけ剥がれたり斑点になったりと一つとしてまともに綺麗になってくれませんでした。
程度、ブリーチで剥がして残りはハセガワのメッキ剥がしを使用しました。
ハセガワのメッキ剥がしは下地のプライマーから浮かせて剥がす優れものなのですが
そんな優秀なハセガワのメッキ剥がしをしても時間がかかり、結局一晩漬け置いてやっと綺麗になりました。

続いてエンジンに取り付けるカウルのステーです。
少しだけ処理をしたのですが、パーティングラインの前後で形がズレております。
全く見えなくなるパーツなら手を抜きますが、微妙に見えるパーツなので
綺麗にする為に一部作り変えます。

思いきって切り離しました。
切り取る前に、元のキットのパーツが何ミリの位置にあったのかメモ忘れない様に!!

試しに一つ作業してみました。
切り取ったパーツを成形して、ズレを修正し
本来金属の棒が通る位置に穴を開けます。
切り取ったお陰で処理が凄く楽でした。おまけに綺麗に仕上がるってのであれば
やらない手はありませんね!!

残り3つも同様に処理しておきました。

その処理の終わったパーツをプラ棒に通して接着すれば
作り変えは完了です。

合わせ目でモールドが合わないってのは想定の範疇です。
貼り合わせた後にタガネでズレを修正します。
すいません>< 作業前の写真を忘れておりました。
合わせ目の左右でモールドがガタガタ、太さもバラバラだったのを掘り直して綺麗に整形しました。

先程のステーを接着しました。
シャキッとした気がします。

クランクケースとスプロケットのカバーです。
分かりやすい様にマジックで線を描きましたが、実車のスプロケットは剥き出しです。
クランクケースはカバーがついてますが形が違いますので手を入れないといけません。
ここは次の機会にでも


フレームに手を入れていきます。
不必要なステーがありますので、削り取っていきます。
市販車と取り付け方が違う箇所や、サイド・センタースタンドもありませんのでそのステーも切り取ります。

不必要な箇所を切り取って、左右で接着できました。
ステップやエアクリーナーのステーは後々製作して取り付けねばなりません。

塗装後の組立を考えて、エンジンを載せてみました。
フレームを全て接着するとエンジンが入らなくなるのでシートやタンクの下は接着せずにそのままにしてあります。

フロントホイールです。
市販車はブレーキディスクが1個ですが、レーサーは左右の2個です。

幸いな事にもう一つブレーキディスクが入っていましたので、それを使います。
使えればね!!!!
写真を見てもらうとお判りでしょうが、ディスクの中央にホイールの受けがありませんので
このままでは取り付けられません。
説明書ではこの辺が有耶無耶になっていて one each side と書いてあるだけ。
その後の組立のイラストでも右側のディスクは見えない様に書いてあります。
ずっちぃなぁ~
ま、どうせ組み立て時には接着するんで、ハマる様に2mmくらいの深さで7.5mmの大きさまで削ればいいんですよ…

仮組状態ですが、形が見えてきました。

カウルを乗せてみて修正箇所を見ていきます。
マジックで線を描いた箇所は切り取って小さくします。
実車は横から結構エンジン廻りが見える位のカウルです。
前面は下方向にボリュームが足りないので足す感じです。
シートの後ろの形状は全く違うので切り取って整形ですね。
タンクも後端が違うので形状変更とフロントフェンダーはもう少し短くする必要があります。
サスペンションはバネが一体になっているのとそもそもの形状が違うので作り直す必要があります。
ざっと見た所でもこんなに違うのですが、それぞれの箇所を細かく見て行ったら更に手を入れる必要はあるかも…
こ、これ、結構時間掛かりそうだな…
見なかった事にしたい><
ではまた次回お逢いしましょう!!
次回もぜぇってぇ見てくれよなっ!!!!!!!11
筆者:神宮司

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