Posted on 20:10:33 «edit»

デヴィエース Non Scale
「艦隊これくしょん」 大鳳
↑アニメ最終回にも登場した、フミカネ氏デザインの人気空母です!↑
杉花粉が落ち着きを見せる一方で、季節の変わり目特有の不安定な気候に振り回されっぱなしです!
いきなり雨が降ってきたり先日は雪が降ったりなんかして・・・ちょっとでも雲行きが怪しいときは傘を離さないようにしないと、いつ当たるか分かりませんね。
さて今回は前回から期間が空いてしまいましたが、弊社サービスベースのメイキングをご紹介します!
今回は主にメカ系で使う宇宙ベースを作っていきます!

参考画像はこちら。漆黒をバックに、きらびやかな星が輝くベースです。
一見難しそうに見えますが、実は簡単に表現できちゃう方法があります。
では解説に入ります!

まずはベース全体を黒で塗装します。ただの黒ではなく、青と紫が入った気持ち紺色寄りの深い色がベストです。

全体を塗りきった状態です。映り込みで、青紫がかった雰囲気が伝わるでしょうか。
ここからが本番です!

エアブラシのキャップを外し、ニードルを露出させます。ニードルは大変繊細かつ鋭利ですので、破損したり刺さったりしないように要注意!
この状態で白の塗料を希釈無しで入れて、エアの圧を塗料が出るギリギリまで下げます。この状態でトリガーを引いて、「ぶちぶち」という音とともに塊になった白が飛び散るようになったら準備は万端です。

白をベースに向けて、散らすイメージで吹いて乗せていきます。
濃ければ濃い程粒は大きくなりますが、濃すぎると詰まって何も出てこなくなるのでちょうどいい濃さを研究するといいですね。(新品のラッカー塗料原液の濃さがちょうど良いです。)

あんまり大きな星粒はブラシだけでは表現が困難なので、筆や爪楊枝の先端に白を含ませて、ちょんちょん乗せていってアクセントを付けていきます。
ここで白だけでなく、赤青黄の星も少し混ぜると、よりきらびやかになります!

星を散らした上からクリア塗料を薄吹きすると、より深い表現が出来ます!

この星の表現はついついやりすぎてしまうことがありますので、全体のバランスに気をつけながら星を散らしていきます。
ちょっと星が多かったり細かすぎたりしてしまったときは、上から黒を吹いて潰す事が出来ますのでご安心下さい。

完成したベースはこちら! 宇宙空間のイメージが伝わる仕上がりになりました。
グラデーション表現のような繊細な調節が無いので、難しいように見えてとても簡単な表現方法です。是非トライして下さい。ただし、作業後は必ずブラシをよく洗って下さい・・・濃い白が奥に詰まったまま固まると、厄介な事になりますので。
次回も面白い表現をご紹介する予定ですので、お楽しみに!
筆者:乗秀
撮影協力:杉山

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