Posted on 20:00:14 «edit»
どうも杉山です。
皆様ゴールデンウィークは如何でしたか?
なかなか天気が安定しませんが大分過ごしやすくなりましたね。
さて、しんかいのボルトが取り寄せ中で揃わなかったので、今回は別の物をやっていきます。
それがこちら

以前知人から頂いたビリケン商会のキンゴジです。
随分古い物で自分で完成させて飾っていたそうです。
「好きにしていい」とバラバラの状態で頂きました。
なので今回はこのキンゴジをフルリペイントしていきます。
まずは状態を見てみましょう。
長年飾っていたということでホコリや油等の汚れがかなり目立ちます。
また表面が、塗料の経年劣化なのか汚れによるものなのが少々べたつきます。
古いソフビ製の完成品でありがちな状態です。


過去にも同様に表面がべたべたするソフビ製品の補修を何度か受けたことがあります。
これも何パターンかありまして先ほど書いたように、空気中の油分による油汚れやヤニ汚れ、塗料や素材の劣化が原因と思われます。
正直後者の塗料や素材の劣化の場合は洗ったり、薬品に漬けたりしても直らないことがほとんどで、上から塗装で覆って直すしかありません。
今回の場合は恐らくヤニ汚れではないでしょうか。
空気中のヤニや油分にホコリが付いて固まってる感じがします。
これならしっかり洗浄することでべたべたを取ることが出来そうです。
まずはキッチン用中性洗剤を混ぜた水に3,4時間付けておきます。

汚れのこびり付きが酷いので歯ブラシを使って汚れを取ります。
指の間や体の皺は汚れがひどいので入念に行います。

良く洗って、乾かします。

乾いたら組立てます。
頭はまだつけません。あとで説明しますが中にレジンを流し込むためです。

パーツを差し込んだ部分を接着していきます。
接着には流し込み用瞬間接着剤を使います。

隙間をアルテコパテで埋めていきます。
ゴジラの表面の凸凹に馴染ませながら埋める様にします。

パテが固まったら改めてリューターを使って凸凹の再現をして馴染ませます。

隙間が全部埋まったら中にレジンを流します。
これをすることでソフビの変形を防いだり、重量を増す効果があります。
レジン以外なら石膏でも大丈夫です。
この流し込みをするので先ほどやった隙間埋めは入念に行いましょう。
漏れて大変なことになります。
流し込む量は全身回る程は必要ありません。
特にゴジラは重心が低いですし、そのままでも自立する為です。
腰上くらいまで注げばOKです。

次回塗装して完成させますのでお楽しみに。


NAGAEアートプロダクションはこちらから
皆様ゴールデンウィークは如何でしたか?
なかなか天気が安定しませんが大分過ごしやすくなりましたね。
さて、しんかいのボルトが取り寄せ中で揃わなかったので、今回は別の物をやっていきます。
それがこちら

以前知人から頂いたビリケン商会のキンゴジです。
随分古い物で自分で完成させて飾っていたそうです。
「好きにしていい」とバラバラの状態で頂きました。
なので今回はこのキンゴジをフルリペイントしていきます。
まずは状態を見てみましょう。
長年飾っていたということでホコリや油等の汚れがかなり目立ちます。
また表面が、塗料の経年劣化なのか汚れによるものなのが少々べたつきます。
古いソフビ製の完成品でありがちな状態です。


過去にも同様に表面がべたべたするソフビ製品の補修を何度か受けたことがあります。
これも何パターンかありまして先ほど書いたように、空気中の油分による油汚れやヤニ汚れ、塗料や素材の劣化が原因と思われます。
正直後者の塗料や素材の劣化の場合は洗ったり、薬品に漬けたりしても直らないことがほとんどで、上から塗装で覆って直すしかありません。
今回の場合は恐らくヤニ汚れではないでしょうか。
空気中のヤニや油分にホコリが付いて固まってる感じがします。
これならしっかり洗浄することでべたべたを取ることが出来そうです。
まずはキッチン用中性洗剤を混ぜた水に3,4時間付けておきます。

汚れのこびり付きが酷いので歯ブラシを使って汚れを取ります。
指の間や体の皺は汚れがひどいので入念に行います。

良く洗って、乾かします。

乾いたら組立てます。
頭はまだつけません。あとで説明しますが中にレジンを流し込むためです。

パーツを差し込んだ部分を接着していきます。
接着には流し込み用瞬間接着剤を使います。

隙間をアルテコパテで埋めていきます。
ゴジラの表面の凸凹に馴染ませながら埋める様にします。

パテが固まったら改めてリューターを使って凸凹の再現をして馴染ませます。

隙間が全部埋まったら中にレジンを流します。
これをすることでソフビの変形を防いだり、重量を増す効果があります。
レジン以外なら石膏でも大丈夫です。
この流し込みをするので先ほどやった隙間埋めは入念に行いましょう。
漏れて大変なことになります。
流し込む量は全身回る程は必要ありません。
特にゴジラは重心が低いですし、そのままでも自立する為です。
腰上くらいまで注げばOKです。

次回塗装して完成させますのでお楽しみに。


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