Posted on 19:05:36 «edit»
どうも杉山です。
8月になりましてものすごく暑い日が続いておりますが、皆さま如何お過ごしでしょうか。
さて今回もお客様のキット製作を紹介致します。
どのように製作するのか見てみたいというご要望を頂きまして、こちらのブログでご紹介させて頂く事になりました。
そのキットがこちら

かなり古いレジン製のキットで、ファイブスター物語より「マンティコア」です。メーカーは海洋堂となっております。
ファイブスター物語のキットは数多く製作してきましたが、このマンティコアという機体は初めてですね。
キットも海洋堂とボークスしか発売していないというかなりレアな機体のキットです。
内容はこのようになっております。
完成体はかなり大きくなるキットですが、パーツ単体がそれぞれ大きくパーツ数はそれほど多くありません。

早速製作していきましょう。
レジンの製作はプラモデルの様にいきなり表面処理!とはいきません。
まずは洗浄からです。
レジンはキット量産する際にシリコン型を使います。その時に表面に離型剤という油分がキット表面に付いてしまいます。
この油分があると塗料をはじいて塗ることが出来ません。
まず洗浄液に漬けこみます。
今回はかなり大量に使いますのでマジックリンを使用しています。
もちろん模型メーカーさんから発売されている専用の洗浄液を使用しても大丈夫です。

2時間くらい漬け込みました。
古いキットだと離型剤が取れにくくなっています。
念入りに洗浄する為に洗浄液から取り出したパーツをひとつひとつブラシで洗います。
洗う際は台所用洗剤とクレンザーを混ぜた物を使用しています。

磨き終わったら綺麗に水で洗い流します。
乾燥させたらようやく表面処理に入っていきます。
まずはこういう分かりやすい不要な、湯口やバリを取っていきます。

もちろんレジンキットにもパーティングラインはあります。
削るだけで処理できるものもあれば、段差が出来てしまっている場合もあります。

段差がある場合はパテ埋めしてから処理します。

最近のキットであれば綺麗に成型されたキットが多いですが、古いキットですとメーカー品であっても気泡や成形不良が起きている場合が多いです。

そでぞれモールドに合わせてパテ埋め、成型をしていきます。


頭部(毛のモールド)は特にひどいです。

毛の流れに沿ってそれぞれ処理していきます。

背びれのパーツはモールドの所が薄くなって穴が開いてしまっています。
向こう側が透けて見えますね。

この部分もパテ埋めしていきます。
埋めきってしまうとモールドが無くなってしまうの埋めきらない程度に薄めのパテで行います。

こんな感じで全体的に処理を進めて行きます。
かなり処理する部分が多いので時間がかかりそうですが頑張ります。
次回もお楽しみに!

NAGAEアートプロダクションはこちらから
8月になりましてものすごく暑い日が続いておりますが、皆さま如何お過ごしでしょうか。
さて今回もお客様のキット製作を紹介致します。
どのように製作するのか見てみたいというご要望を頂きまして、こちらのブログでご紹介させて頂く事になりました。
そのキットがこちら

かなり古いレジン製のキットで、ファイブスター物語より「マンティコア」です。メーカーは海洋堂となっております。
ファイブスター物語のキットは数多く製作してきましたが、このマンティコアという機体は初めてですね。
キットも海洋堂とボークスしか発売していないというかなりレアな機体のキットです。
内容はこのようになっております。
完成体はかなり大きくなるキットですが、パーツ単体がそれぞれ大きくパーツ数はそれほど多くありません。

早速製作していきましょう。
レジンの製作はプラモデルの様にいきなり表面処理!とはいきません。
まずは洗浄からです。
レジンはキット量産する際にシリコン型を使います。その時に表面に離型剤という油分がキット表面に付いてしまいます。
この油分があると塗料をはじいて塗ることが出来ません。
まず洗浄液に漬けこみます。
今回はかなり大量に使いますのでマジックリンを使用しています。
もちろん模型メーカーさんから発売されている専用の洗浄液を使用しても大丈夫です。

2時間くらい漬け込みました。
古いキットだと離型剤が取れにくくなっています。
念入りに洗浄する為に洗浄液から取り出したパーツをひとつひとつブラシで洗います。
洗う際は台所用洗剤とクレンザーを混ぜた物を使用しています。

磨き終わったら綺麗に水で洗い流します。
乾燥させたらようやく表面処理に入っていきます。
まずはこういう分かりやすい不要な、湯口やバリを取っていきます。

もちろんレジンキットにもパーティングラインはあります。
削るだけで処理できるものもあれば、段差が出来てしまっている場合もあります。

段差がある場合はパテ埋めしてから処理します。

最近のキットであれば綺麗に成型されたキットが多いですが、古いキットですとメーカー品であっても気泡や成形不良が起きている場合が多いです。

そでぞれモールドに合わせてパテ埋め、成型をしていきます。


頭部(毛のモールド)は特にひどいです。

毛の流れに沿ってそれぞれ処理していきます。

背びれのパーツはモールドの所が薄くなって穴が開いてしまっています。
向こう側が透けて見えますね。

この部分もパテ埋めしていきます。
埋めきってしまうとモールドが無くなってしまうの埋めきらない程度に薄めのパテで行います。

こんな感じで全体的に処理を進めて行きます。
かなり処理する部分が多いので時間がかかりそうですが頑張ります。
次回もお楽しみに!

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