Posted on 20:32:24 «edit»
どうも杉山です。
先日の台風はすごかったですね。皆様の所は無事だったでしょうか。
台風が過ぎてから今日は随分と涼しくなりました。
この後も不安定な天気が続くみたいですけどすっかり夏も終わったなと感じます。
さて今回もマンティコアを進めて行きます。
前回までで粗方の表面処理が終りましたので一度サーフェイサーを吹いてみます。

最初の洗浄の時にも話しましたがこういう古いキットの場合、パーツ表面に複製時の離型剤(油分)が染みついてどんなに念入りに洗浄しても取れない事があります。
この写真の様にパーツの一部でサーフェイサーを弾いて表面がデコボコになってしまいます。
要はパーツ表面にサーフェイサーが食いついていないということになりますので、このまま作業を進めると塗装後に塗装面が剥がれる恐れがあります。
なのでこの時点でしっかりもう一度ペーパーで表面処理をします。レジン表面を一枚剥くぐらいの気持ちでやります。

それ以外にもサーフェイサーを吹くことで傷やパーティングライン、気泡等、処理が出来ているか確認の作業にもなります。しっかり確認して処理漏れが無いようにします。
確認が出来て全面にサーフェイサーが吹けたらいよいよ塗装です。
まずはベース色となるグリーンを調色して塗装します。
色の見本はお客様からお預かりした資料本の色に合わせて行います。
塗る色によってはサーフェイサーのグレーの上に塗ったのではちゃんと発色しない場合があるので下塗りに白を塗ることがありますが、今回の様な少し沈んだグリーンですとその必要はありません。

こんな感じでグリーンになるパーツ全て塗装します。

これらのパーツには毛の部分や装飾等塗分けが必要です。
その作業は次回行います。
今回はその塗装するパーツの中でも本作の一番の見どころになるであろう背びれを塗装していきます。
背びれパーツは発色がかなり大切な色味になっていますのでまずサフの上から白を塗装して下地にします。

この上にそれぞれの色をグラデーションにしながら塗装していきます。
まずは根元の青から塗装します。

続いて少し白の間隔をあけて黄色

更に先端部分のみに赤を

ぼやけ過ぎない様にまたくっきりしすぎない様に気を付けます。
資料を参考にそれぞれどのぐらいの範囲や割合で塗るのか見比べながら最後に調整を行います。
最悪の場合失敗すると全部最初から塗り直しになるので慎重に行います。
完成後の見栄えに大きくかかわる部分なのでこれで完成イメージが大分見えてきました。
次回は細かい塗分けをしていきます。
お楽しみに!

NAGAEアートプロダクションはこちらから
先日の台風はすごかったですね。皆様の所は無事だったでしょうか。
台風が過ぎてから今日は随分と涼しくなりました。
この後も不安定な天気が続くみたいですけどすっかり夏も終わったなと感じます。
さて今回もマンティコアを進めて行きます。
前回までで粗方の表面処理が終りましたので一度サーフェイサーを吹いてみます。

最初の洗浄の時にも話しましたがこういう古いキットの場合、パーツ表面に複製時の離型剤(油分)が染みついてどんなに念入りに洗浄しても取れない事があります。
この写真の様にパーツの一部でサーフェイサーを弾いて表面がデコボコになってしまいます。
要はパーツ表面にサーフェイサーが食いついていないということになりますので、このまま作業を進めると塗装後に塗装面が剥がれる恐れがあります。
なのでこの時点でしっかりもう一度ペーパーで表面処理をします。レジン表面を一枚剥くぐらいの気持ちでやります。

それ以外にもサーフェイサーを吹くことで傷やパーティングライン、気泡等、処理が出来ているか確認の作業にもなります。しっかり確認して処理漏れが無いようにします。
確認が出来て全面にサーフェイサーが吹けたらいよいよ塗装です。
まずはベース色となるグリーンを調色して塗装します。
色の見本はお客様からお預かりした資料本の色に合わせて行います。
塗る色によってはサーフェイサーのグレーの上に塗ったのではちゃんと発色しない場合があるので下塗りに白を塗ることがありますが、今回の様な少し沈んだグリーンですとその必要はありません。

こんな感じでグリーンになるパーツ全て塗装します。

これらのパーツには毛の部分や装飾等塗分けが必要です。
その作業は次回行います。
今回はその塗装するパーツの中でも本作の一番の見どころになるであろう背びれを塗装していきます。
背びれパーツは発色がかなり大切な色味になっていますのでまずサフの上から白を塗装して下地にします。

この上にそれぞれの色をグラデーションにしながら塗装していきます。
まずは根元の青から塗装します。

続いて少し白の間隔をあけて黄色

更に先端部分のみに赤を

ぼやけ過ぎない様にまたくっきりしすぎない様に気を付けます。
資料を参考にそれぞれどのぐらいの範囲や割合で塗るのか見比べながら最後に調整を行います。
最悪の場合失敗すると全部最初から塗り直しになるので慎重に行います。
完成後の見栄えに大きくかかわる部分なのでこれで完成イメージが大分見えてきました。
次回は細かい塗分けをしていきます。
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